マンチュリア サマン

金大偉が描く満洲族の民族歌や神歌を現代風に融合された最新音楽スタイル世界初完成！ 映画『ロスト マンチュリア サマン』のテーマ曲など収録。

自然との共鳴感覚や精神の調和を重視しつつ、先端テクノロジーを駆使した音楽、映像、美術などの世界を表現している金大偉のTOMPAシリーズ第2弾アルバム。前作「東巴 TOMPA」に続く中国ナシ族の古典民歌と現代音楽の出会いを融合させ、独自の世界を表現した作品。'07年にリリース、同時に第3弾「東巴 TOMPA Ⅲ」も発表した。

地球上の民族の生活空間の原風景、中国納西（ナシ）族の古典民歌を現代的手法で表現するサウンドコラージュ。TOMPAシリーズ第三弾。'07年に第二弾と同時発売された作品。（以下本人のライナーノーツより）「私自身は中国東北の満州民族と日本民族の間の生まれであり、南のナシ族とは全く異なる文化を持つ。私は（自分の音楽を通じ）異民族との融合、あるいは異文化を認識し受け止めることが果たしてできるのか、自分の生の体験として挑戦してみたいと思った。」

中国・雲南省北部の少数民族、納西（ナシ）族の伝統歌を自ら訪ねレコーディングし、コラージュした「TOMPA」シリーズ第一弾。シルクロードの通り道であり東西文化融合の地で受け継がれている多元的な音楽が金の手によってリクリエイトされ、リスナーは未知の新空間へと誘われる一枚。'03年発表の作品。同シリーズは全3作品に及ぶ。