Title | Duration | Price | |
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1
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LIFE ON EARTH (with Preservation Hall Jazz Band) wav,flac,alac,aac: 16bit/44.1kHz | 06:20 | N/A |
Discography
ブロンクス生まれ、ニューオリンズを拠点に活躍する女性シンガー・ソングライター、Hurray For the Riff Raffの、2月にリリースされたノンサッチ移籍第1弾アルバムがデラックス版で配信。
ブロンクス生まれ、ニューオリンズを拠点に活躍する女性シンガー・ソングライター、Hurray For the Riff Raffの、2月にリリースされたノンサッチ移籍第1弾アルバムがデラックス版で配信。
ブロンクスに生まれ、今はニューオリンズを拠点に活躍するシンガー・ソングライター、Hurray For the Riff Raff(本名:Alynda Segarra)。彼女のノンサッチからの第1弾アルバムとなる『LIFE ON EARTH』がリリースとなる。"地球での生活"という意味を持つアルバム・タイトルのテーマは"サバイバル"。ここに収録されている楽曲はいずれも、変化の激しい現代社会のための音楽であり、自然災害や混乱が起きている世界の中で生き延びるだけでなく、繁栄していくことを歌った"ネイチャー・パンク・ソング"なのである。 17歳の時、すべてを捨てブロンクスから逃げ出したAlynda Segarra。彼女はストリート・キッズのグループとともに貨物列車に潜り込んだり、ヒッチハイクをしながら、アメリカを横断していたという。そして2007年にニューオリンズに移り、2つのバンド、Dead Man's Street OrchestraとHurray for the Riff Raffを結成した。2015年、Segarraはナッシュビル、そしてニューヨークに移り、2016年に自身のプエルトリコ人としてのアイデンティティを取り戻すための探求であり、野心的なコンセプト・アルバム『THE NAVIGATOR』をリリースし、高い評価を集めたのだった。 Hurray For The Riff Raffとして通算8作目となるフル・アルバム『LIFE ON EARTH』。本作のインスピレーションとなったのは、The ClashにBeverly Glenn-Copeland、Bad Bunny、そして「Emergent Strategy」の著者であるadrienne maree brownだったそう。パンデミックの最中にレコーディングされたこのアルバムは、Bon IverやWaxahatchee、Kevin Morbyなども手掛けたBrad Cookが担当している。 アルバムからのファースト・シングルとなる「RHODODENDRON」は、Segarra曰く、「植物の声明に反抗心を見出すこと」をテーマにしているという。「自然界から呼ばれ、自分を取り巻く生命を今までにない視点でとらえること。心の広がり、サイケデリックなトリップ。スピリチャルな前進。適応することを学び、自身を取り巻く景色にオープンな気持ちで向き合うこと。そして自分の家の裏庭やコミュニティの問題を解決するように求められること」そう彼女は説明している。またニューオーリンズ在住のアーティストLucia Honeyが手掛けた、シュールな雰囲気漂う、どこか90年代風のミュージック・ビデオも注目だ。Gregg Arakiの「Teenage Apocalypse」3部作へのオマージュだというこのビデオは、セックス、血、パンクロック、キャンプなどのモチーフが散りばめられたインディー・ムーヴィのようでもある。 「このアルバムは、この地球上に住む多くの生命体やエネルギー体とつながりたいという切迫した気持ちから作られたもの。私たちが家と呼んでいるこの刻々と変化し、混沌とした神秘的な地球。私は一日中、泣いたり、詩的なことを言ったりすることもできるけど、そうする代わりに私の作品を楽しんでもらえたらと思ってる」そうコメントするSegarra。Hurray For The Riff Raffの最新アルバム『LIFE ON EARTH』は、今の地球で生きる上で何が本当に必要なのか、そんな問いを聴くものに投げかける作品なのかも知れない。