U-Man Trio

Discography

ルイジ・ピグナティエーロの作品で知られる女性ピアニスト、ガイア・ポッセンティを中心とするピアノ・トリオのアルバム。この作品がユニットとして初めての作品となる。他のメンバーは、ベースに08年にフランスのCristal Recordsよりリーダー作を発表しているファブリジオ・チェッカ、ドラムにピエールルイージ・バルドゥッチの作品で知られるマッシモ・カラーノ。女性らしい柔らかなタッチを中心にメロディアスなフレーズが全編に流れており、淡々としたリズムの中にパッションとセンチメンタルをパッケージングし構築された音世界は唯一無比であり非常に秀逸なもの。メンバー3人それぞれが作曲した、歌心溢れるオリジナル曲でアルバムはほぼ構成されているが、2曲あるカヴァー曲(デューク・エリントンのナンバーとスタンダード・ナンバー)のオリジナルな解釈も聴き所である。女性ピアニストらしい、神秘的でありながら安らぎを与えてくれるサウンドは必聴!

10 tracks

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