収録されたアレンジ物は、 すべて管弦楽曲がオリジナル。 編曲者を含め、全員がオーケ ストラで活躍しているフルー ティストによって、それが吹か れるということの意味は(当事 者が感じる以上に?)大きい。 彼らが日常接している響きの 世界を、つまり原曲ではどの 楽器がどのパッセージを受け 持っていたかを意識下で踏ま えていればこそ、ただ楽譜を フルートでなぞっただけの演 奏に陥らず、作品の本質的な 魅力があやまたず再現されて いくのだ。(木幡 一誠)(オリジナルスペック:44.1kHz/16bit)