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下山静香

Discography

天性のリズム感と多彩な美音を操り、情感あふれる音楽を紡ぎだすピアニスト・下山静香。その個性が存分に発揮されたニュー・アルバム!多彩なレパートリーを誇る下山が今作で選んだのは“ブラジル”。その独特の風土のなかで、ヨーロッパ、アフリカ、インディオの混合によって育まれ、多様な魅力に溢れたその音楽を、その鋭敏な感性で解き明かします。「郷愁、憧れ、憂い、思慕・・・ひと言では表せない複雑なニュアンスをもつ「サウダージ」は、ヨーロッパ系白人、アフリカ系黒人、先住民インディオの混血で成り立ってきたこの国の歴史と文化、そしてそこに生きる人々が育んだ特別な感情です。そのエッセンスをピアノで表現できたらという思いから、今回のアルバム《サウダージ・エン・ピアノ》が生まれました。ジャンルの枠に収まることなく魅惑的な作品を残した、ブラジルを代表する作曲家によるヴァルサ・コレクションで、多彩なラテンアメリカ音楽の一面を味わっていただけましたら幸せです。」(下山静香・ライナーノーツより抜粋)
その独自かつ真摯なアプローチにより、深淵な世界へと歩を進めるピアニスト・下山静香。新作で彼女が顕したのは、20世紀を生きた作曲家たちによる''ピアノの詩人''への手紙です。ショパンというピアノ音楽の世界においてあまりにも巨きな存在に敬意を込め綴られた作品たち、下山は豊かで清冽な感性と確かな表現力をもって、それらに生命を吹き込みます。「ピアノ」について語るとき、ロマン派の時代に生きた音楽家フレデリック・ショパンの名を抜きにすることはできないでしょう。この楽器の魅力を最大限に引き出したショパンは、ピアノ音楽を書く作曲家にとって特別な存在、思い入れの対象となっているように思います。 それゆえでしょうか、「ショパンへのオマージュ」をテーマとしたこのCDには、ピアノのために書いた生涯最後の作品(ヴィラ=ロボス)、ピアノ曲として最後に出版された作品(エスプラ)、数多いピアノ曲の中で最大規模の作品(モンポウ)、という風に、それぞれの作曲人生におけるひとつの区切りであるかのような作品が集まりました。 ここ数年コンスタントに演奏しているラテンアメリカの作曲家から代表格のヴィラ=ロボス、以前から紹介したかった作曲家エスプラ、そして、ピアノ音楽ファンを魅了し続けているセヴラックとモンポウ—彼らが''ピアノの詩人''に捧げた音楽を、奇しくもリサイタルデビュー20周年の節目に皆さまにお届けできることを嬉しく思います。 4人の作曲家の多様なイディオムと、個性あふれる音楽世界をお楽しみいただくとともに、ショパンに対する愛情をご一緒に感じていただけたら幸せです。下山静香(ライナーノーツより)
リサイタルやレコーディングで大活躍の下山静香さんは、常に美しい音色と素晴らしいバランスで、無駄のないフォルムを私たちに提示してくれるのです。一つ一つの音をとても大切に、和声をより深く表現されるのは、下山さんの才能と努力の結晶だと思います。スペイン音楽やフランス音楽だけでなく、バロックから現代まで、下山さんならではの完全なアプローチは極上の宝石の様な音色を生みだし、私たちを魅了し続けるのです。-藤井一興(ピアニスト・作曲家)-

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