ray.(光) の音楽は、いつもジャンル分けが不可能だ。画一化された現代社会にある人々が他人に貼りがちなラベルの外にある「自由」を常に歌っているという意味で完全な統一性を持っている。それは、ray.(光)にとって音楽というものが、自身がノンバイナリージェンダーであるが故に直視してこなくてはならなかった差別や偏見という現実に対抗しうる武器であると同時に、深いレベルの根源的な感情を解き放ってくれるray.(光) 自身のアイデンティティであるからに他ならない。日本語と英語を駆使し、J-POP でも洋楽でもない新しい感覚の音楽を発信している。