アイドル・インクルージョン

Discography

アイドル・インクルージョン結成10周年を記念してリリースする新曲「なんでもありさん」は、80歳を目前にした深野せつ子と20代のmmocaによるコラボレートから生まれたオリジナル曲だ。ある日、「こんなのできました」と深野から送られて来たメールには、「なんでもありさん」という詩のようなものが添付されていた。福祉サービス事業所の「サービス管理責任者」というおカタい肩書きの任に就いていた深野が、自身のゆるさを肯定的にとらえているという内容で、数週間後、今度は「支援員」というなんとも黒子的な響きのある任にあるmmocaから、「曲にしてみました」と自身の歌と打ち込みによるデモ音源が届いた。やがてこの一連の動きに着想を得た、「利用者」という聞きなれない人には何を意味しているのかほとんどわからない立場にあるたかピーが脚本を書き、仙台市太白区にある楽楽楽ホールでの公演へとつながっていった。本楽曲はその場にいた人が駆り出されるようにしてマイクの前に立ち、録音されていったアイドル・インクルージョン・バージョンとも言うべきもので、そうしたいまだ生育過程にある「なんでもありさん」の1フェースと言える。

1 track

アイドル・インクルージョン結成10周年を記念してリリースする新曲「なんでもありさん」は、80歳を目前にした深野せつ子と20代のmmocaによるコラボレートから生まれたオリジナル曲だ。ある日、「こんなのできました」と深野から送られて来たメールには、「なんでもありさん」という詩のようなものが添付されていた。福祉サービス事業所の「サービス管理責任者」というおカタい肩書きの任に就いていた深野が、自身のゆるさを肯定的にとらえているという内容で、数週間後、今度は「支援員」というなんとも黒子的な響きのある任にあるmmocaから、「曲にしてみました」と自身の歌と打ち込みによるデモ音源が届いた。やがてこの一連の動きに着想を得た、「利用者」という聞きなれない人には何を意味しているのかほとんどわからない立場にあるたかピーが脚本を書き、仙台市太白区にある楽楽楽ホールでの公演へとつながっていった。本楽曲はその場にいた人が駆り出されるようにしてマイクの前に立ち、録音されていったアイドル・インクルージョン・バージョンとも言うべきもので、そうしたいまだ生育過程にある「なんでもありさん」の1フェースと言える。

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アイドル・インクルージョン結成10周年となる2022年、最初のリリースは、猫語による楽曲という、いまだかつてない取り組みだ。当初はすべて猫語でのレコーディングを予定していたが、人間への合理的配慮から、日本語で、人間にも理解できそうな設定による同時通訳的リリックをメンバー松音くんが即興で演奏。ほかのメンバーみさこ、みちか、Saiko、たかピーは作曲当初の指示通り、全編猫語での歌唱にチャレンジしている。生物多様性やアニマルウェルフェアが叫ばれて久しい中、動物語による楽曲のはじめてのリリースは、遅きに失するというべきだろうか。すべての命が等しく尊ばれる社会を目指して、今日もアイドルたちはたゆまぬ営みをつづけている。

2 tracks

アイドル・インクルージョン結成10周年となる2022年、最初のリリースは、猫語による楽曲という、いまだかつてない取り組みだ。当初はすべて猫語でのレコーディングを予定していたが、人間への合理的配慮から、日本語で、人間にも理解できそうな設定による同時通訳的リリックをメンバー松音くんが即興で演奏。ほかのメンバーみさこ、みちか、Saiko、たかピーは作曲当初の指示通り、全編猫語での歌唱にチャレンジしている。生物多様性やアニマルウェルフェアが叫ばれて久しい中、動物語による楽曲のはじめてのリリースは、遅きに失するというべきだろうか。すべての命が等しく尊ばれる社会を目指して、今日もアイドルたちはたゆまぬ営みをつづけている。

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アイドル・インクルージョンの記念碑的楽曲「カレシがほしい」のリリースから4年。やっぱりカレシがまだできないアイドルたちによるあふれるピュアな気持ちが新たな創作物へと昇華しました。歌詞には地元仙台の風景や行事がちりばめられ、手をつなぐこともドキドキなのに、名前を呼んでキスしちゃうなど、まばゆいばかりの感情のカオスが、明るいのにうれいを含んだメロディーに乗せて描かれていきます。音程があっているとか、リズムがどうとかいうレベルを軽く飛び越えてしまう圧倒的なパフォーマンスはもちろん健在。アイドル・インクルージョンの新たな金字塔となる一曲です。

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アイドル・インクルージョンの記念碑的楽曲「カレシがほしい」のリリースから4年。やっぱりカレシがまだできないアイドルたちによるあふれるピュアな気持ちが新たな創作物へと昇華しました。歌詞には地元仙台の風景や行事がちりばめられ、手をつなぐこともドキドキなのに、名前を呼んでキスしちゃうなど、まばゆいばかりの感情のカオスが、明るいのにうれいを含んだメロディーに乗せて描かれていきます。音程があっているとか、リズムがどうとかいうレベルを軽く飛び越えてしまう圧倒的なパフォーマンスはもちろん健在。アイドル・インクルージョンの新たな金字塔となる一曲です。

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アイドル・インクルージョンの記念碑的楽曲「カレシがほしい」のリリースから4年。やっぱりカレシがまだできないアイドルたちによるあふれるピュアな気持ちが新たな創作物へと昇華しました。歌詞には地元仙台の風景や行事がちりばめられ、手をつなぐこともドキドキなのに、名前を呼んでキスしちゃうなど、まばゆいばかりの感情のカオスが、明るいのにうれいを含んだメロディーに乗せて描かれていきます。音程があっているとか、リズムがどうとかいうレベルを軽く飛び越えてしまう圧倒的なパフォーマンスはもちろん健在。アイドル・インクルージョンの新たな金字塔となる一曲です。

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2016年12月26日、スマトラ沖地震12周年記念式典を前に完成した「ありがとさはば」は、スマトラ沖地震の最大の被災地であるインドネシア・アチェの若者たちと現代アーティスト門脇篤による震災をテーマにしたオリジナル曲。アチェ語と日本語で書かれ、その後もたびたび東日本大震災の被災地・東北とのアートによる交流で取り上げられてきたが、今回はスマトラ沖地震16周年を前に、仙台で活動するアイドル・インクルージョンがオリジナルトラックに歌を重ねるかたちでカバー。4年の年月を経て、アチェと東北による震災を伝える曲が完成をみた瞬間である。

1 track

2016年12月26日、スマトラ沖地震12周年記念式典を前に完成した「ありがとさはば」は、スマトラ沖地震の最大の被災地であるインドネシア・アチェの若者たちと現代アーティスト門脇篤による震災をテーマにしたオリジナル曲。アチェ語と日本語で書かれ、その後もたびたび東日本大震災の被災地・東北とのアートによる交流で取り上げられてきたが、今回はスマトラ沖地震16周年を前に、仙台で活動するアイドル・インクルージョンがオリジナルトラックに歌を重ねるかたちでカバー。4年の年月を経て、アチェと東北による震災を伝える曲が完成をみた瞬間である。

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