artist image

Merzbow

Dance/Electronica

秋田昌美によるヴィーガン・ノイズ・プロジェクト。80年代初頭のノイズ・インダストリアル・シーンに参加し海外のレーベルを中心にリリースを始める。90年代にはグラインドコアの影響を受けデスメタルのレーベルRelapseからアルバムをリリース。2000年代にはmegoの「punkなcomputer music」に共鳴、ラップトップによるライブ手法を採用した。2003年頃から「動物の権利」(アニマルライツ)の観点からヴィーガン(完全菜食主義)を実践している。「捕鯨反対」「イルカ漁反対」「毛皮反対」等をテーマに作品を制作している。 近年はアナログ機材を主体にした音作りを行っている。

Official site: http://merzbow.net/

Discography

Dance/Electronica

この作品はDubの影響で制作した禁欲的ミニマル・ディーブ・ビート作品。最近邦訳もでたP・ヘガティ『ノイズ/ミュージック』(みすず書房)ではリッチー・ホゥティンの名をあげてこのアルバムについて解説しインダストリアル・アンビエント・テクノとしている。Merzbowの中では異色作。(米 Important Records 2005)

3 tracks
Dance/Electronica

Dharmaは米のバンド、アイシスのアーロン・ターナーのレーベルからのリリース。ラップトップ・コンピュータだけを用いた作品で、ピアノやギターのサンプリング・ループを使用している。アナログ時代の作風をいかにデジタルで再現するかが当時の課題であった。(米 Double H Noise Industries 2001)

4 tracks
Dance/Electronica

MerzbeatはImportant Recordsからの要望でビートのある作風に挑戦したもの。ハード・ロックをサンプルして作ったブレーク・ビーツにやや控えめなノイズを上乗せした軽妙(?)な作品。遊びで作ったが評判が良かったので続く数作はビート路線となった。ジャケは当時江ノ島水族館にいたミナミゾウアザラシの故ミナゾウをあしらったもの。(米 Important Records 2002)

5 tracks
Dance/Electronica

MerzbirdもImportant Recordsのピート路線の一枚。ただし心情としては当時はブラック・メタルにシンパシーをいだいていた。また、2003年頃からAnimal Rights/Veganの活動を始めた影響で動物をテーマにした作品が多くなる。このアルバムは鳥に捧げられている。(米 Important Records 2004)

6 tracks
Dance/Electronica

Pulse DemonはReleaseからの2作目にあたる。(ただし、他のレーベルにこの間10作以上のリリースがある。)この時期MerzbowはEMSシンセサイザーを導入し、テクノへシフトした音作りを行っていた。Merzbowの中で最も知名度の高い作品。初回プレスでは特殊加工された銀ジャケが使用された。(米 Release Entertainment ‎1996)

8 tracks
Dance/Electronica

2000年ぐらいからコンピュータだけで制作してきたが、この頃、自家製楽器やファズ、ディストーションなどのアナログ機材を再び導入するようになった。Turmericはそうした転機となった作品である。Turmeric (ウコン)とは当時飼っていた黒ウコッケイの名前にちなむ。"Deaf Composition”はリアクターのパッチをモニターせずにランダム操作したチャンス・オペレーションの作品。(米 Blossoming Noise 2006)

15 tracks
Dance/Electronica

米デスメタルのレーベルRelapse傘下のRelease Entertainmentからの1作目。当時、デスメタルやグラインドコアに接近した音作りを行いつつあった為、同レーベルからのリリースのオファーはメタル・シーンにMerzbowの音楽を紹介する絶好の機会となった。同レーベルからは3作のリリースがある。(米 Release Entertainment 1994)

4 tracks
Dance/Electronica

日本が世界に誇るノイズの帝王、Merzbowのライヴ音源をDSDで録音し、OTOTOY限定配信が決定!! ループするフレーズの中に、ランダムにうねる轟音。まるで人間の叫び声のような、轟音を突き抜けるファズ。ベース・アンプを使った重低音は、聴く者の身体の芯まで響き、狂気のように思える高音は、脳に新たな価値観を吹き込むような、圧倒的な音楽体験。肌で感じる極上のノイズを、DSDならではの音質でご堪能下さい。

1 track
Dance/Electronica

日本が世界に誇るノイズの帝王、Merzbowのライヴ音源をDSDで録音し、OTOTOY限定配信が決定!! ループするフレーズの中に、ランダムにうねる轟音。まるで人間の叫び声のような、轟音を突き抜けるファズ。ベース・アンプを使った重低音は、聴く者の身体の芯まで響き、狂気のように思える高音は、脳に新たな価値観を吹き込むような、圧倒的な音楽体験。肌で感じる極上のノイズを、DSDならではの音質でご堪能下さい。

1 track

News

ライヴハウス・新大久保EARTHDOMを支援するコンピレーション・プロジェクトが開始、豪華100組以上が参加決定

ライヴハウス・新大久保EARTHDOMを支援するコンピレーション・プロジェクトが開始、豪華100組以上が参加決定

新型コロナウイルス感染拡大の防止策として3月より営業自粛を続けているライヴハウス・新大久保EARTHDOM。 この度、同ライヴハウスを支援するコンピレーション・プロジェクト“2020, the Battle Continues”の開始が決定。 2006年

大野松雄と3RENSAによる公開ライヴ・レコーディング作品が4月29日に発売

大野松雄と3RENSAによる公開ライヴ・レコーディング作品が4月29日に発売

テレビ・アニメ『鉄腕アトム』の音楽の生みの親として知られる伝説的な音響デザイナー、大野松雄とエクスペリメンタル・ユニット、3RENSA(Merzbow、duenn、Nyantora)の公開ライヴ・レコーディング作品が4月29日(水)に発売されることが決定

Boris with Merzbow、最新コラボレーション・ライヴが代官山UNITにて開催決定!

Boris with Merzbow、最新コラボレーション・ライヴが代官山UNITにて開催決定!

2017年夏に最新作『DEAR』を発表後、結成25周年記念のワールド・ツアーを続行中のBoris。 この度、6月29日(金)に代官山UNITにて、約2年半振りとなるMerzbowとのコラボレーション・ライヴが決定。 その翌週にはBoris with Me

灰野敬二、メルツバウ、DJ NOBU、KILLER-BONGらが出演、BLACK TERROR開催

灰野敬二、メルツバウ、DJ NOBU、KILLER-BONGらが出演、BLACK TERROR開催

いまやヨーロッパのテクノ・シーンで活発な活動を見せるDJ NOBU率いるパーティ〈FUTURE TERROR〉と、ヒップホップにとらわれないカッティング・エッジな音楽をリリースし続ける〈BLACK SMOKER〉。その主宰イベントたる〈EL NINO〉。

【今週末開催】電子音楽最前衛フェスが3日間に渡って東京に来襲——New Assembly Tokyo

【今週末開催】電子音楽最前衛フェスが3日間に渡って東京に来襲——New Assembly Tokyo

ベルリンで毎年開催され、そのカッティング・エッジな内容で高い評価を受けるフェスティバル〈Berlin Atonal〉。今週末3日間に渡って、東京にて初のサテライト・イベント〈New Assembly Tokyo〉がこのたび開催される。 国内外のテクノ~ベ

いま1番面白い? ハバナイ×おやホロのリリパには絶対行ったほうがいい!!

いま1番面白い? ハバナイ×おやホロのリリパには絶対行ったほうがいい!!

スプリットEP『エメラルド』をリリースしたHave a Nice Day!とおやすみホログラム。その発売を記念したイベントが6月3日(水)、渋谷WWWにて開催される。このたび、その来場者特典などの詳細が発表された。 上記の2組の出演はもちろん、ゲストにM

View More News Collapse
アイドルとスカムが融合!! “NDG×せのしすたぁ”がコラボ楽曲公開

アイドルとスカムが融合!! “NDG×せのしすたぁ”がコラボ楽曲公開

NATURE DANGER GANGとせのしすたぁのコラボ楽曲「"ATOMIC・デンジャー・しすたぁ”(仮)」が本日、5月1日(金)にSoundCloud上にて公開された。 現在、東京のアンダーグランド・シーンで大きな注目を集めるHave a NiceD

真夏にディープな祭典 〈灰野敬二×MERZBOW×勅使川原三郎〉 開催

真夏にディープな祭典 〈灰野敬二×MERZBOW×勅使川原三郎〉 開催

2015年8月21日(金)に代官山のライヴハウス「晴れたら空に豆まいて」にて、ライヴ・イベント〈特別企画- 勅使川原三郎×灰野敬二×MERZBOW〉が開催される。 今回のイベントには日本のみならず世界で活躍する3組が出演。日本の現代音楽において前衛的な活

オンライン・アンダーグラウンド電子音響筆頭、D/P/Iが来日ツアー!

オンライン・アンダーグラウンド電子音響筆頭、D/P/Iが来日ツアー!

現在のレフトフィールド電子音響の騎手、D/P/I名義などで活動するアレックス・グレイが、このたび2月初頭に来日ツアーを行う。 彼はさまざまな名義を使い分け、昨年、D/P/I名義でリリースしたアルバム『MN.ROY / RICO』が、さまざまなメディア、媒

海外有名ストリーミング・サイト日本上陸&配信! BORIS with MERZBOWのライヴなど

海外有名ストリーミング・サイト日本上陸&配信! BORIS with MERZBOWのライヴなど

クラブ系のリスナーには、もはやおなじみのライヴ・ストリーミング・メディア〈BOILER ROOM〉。ついに日本に上陸し、3つの企画を配信することが決定した。配信元は〈BOILER ROOM〉に先駆けて、ライヴ・ストリーミングを行っていた、我らがdomm

〈METEO NIGHT 2014 FINAL〉出演者50組一挙発表

〈METEO NIGHT 2014 FINAL〉出演者50組一挙発表

Less Than TVが主催する〈METEO NIGHT 2014 FINAL〉の出演者50組が発表された。 8月2日(土)3日(日)の2日間に亘り開催され、ついに最終回を迎える〈METEO NIGHT〉。今年新メンバーとしてベースにレスザンTVの谷

日曜のお茶の間にBiS階段も降臨か… 地上波で大友良英がノイズを語る

日曜のお茶の間にBiS階段も降臨か… 地上波で大友良英がノイズを語る

大友良英が、4月13日の朝9時からテレビ朝日などで放送される「題名のない音楽」に登場。「ノイズが音楽を豊かにする~大友良英を作った3曲」と題し、ノイズ・ミュージックの魅力を紹介する。 日曜日のお茶の間にノイズが響く。大友良英が「題名のない音楽」にて、影

〈みんなの戦艦〉に向井秀徳、うみのて、SEBASTIAN X、Merzbowら追加

〈みんなの戦艦〉に向井秀徳、うみのて、SEBASTIAN X、Merzbowら追加

3月21日〜23日に東京・六本木Super Deluxeで開催される〈みんなの戦艦2014〉の第三弾発表で、向井秀徳アコースティック&エレクトリック、うみのて、SEBASTIAN X、Merzbow、H Mountains、Convex Level、ス

インダス/ノイズ・ミュージック・オンリーのディスク・ガイド本登場

インダス/ノイズ・ミュージック・オンリーのディスク・ガイド本登場

『INDUSTRIAL MUSIC FOR INDUSTRIAL PEOPLE!!! 雑音だらけのディスクガイド511選』 持田保:著/DU BOOKS:刊 個人レベルのZINEなどを除けば、商業出版ベースではおそらく世界初となるインダストリアル/ノ

Aureole、メルツバウ、石橋英子らによる荘厳な雰囲気のフェス開催

Aureole、メルツバウ、石橋英子らによる荘厳な雰囲気のフェス開催

3月17日(日)の横浜都市創造センター(YCC)で、異色の音楽フェス〈ヒソミネの祭典〉が開催される。 このイベントに出演するのは、Aureole、石橋英子、Merzbow、Magdala、Anoice、といったアーティストたち。夏に行われるロック・フェス

メルツバウさん、お誕生日おめでとう!――バースデイ速報

メルツバウさん、お誕生日おめでとう!――バースデイ速報

今日、12月19日は、Merzbow(メルツバウ)こと秋田昌美さんの誕生日です。56歳、おめでとうございます! 日本のノイズ・ミュージック・シーンを代表する存在として、「ノイズの帝王」の異名を取る秋田昌美さん。その無機的かつ体温を一切感じさせない作品群

ノイズの帝王・Merzbow、初のDSDライヴ音源をOTOTOYにて限定配信!

ノイズの帝王・Merzbow、初のDSDライヴ音源をOTOTOYにて限定配信!

日本のノイズ・ミュージックの第一人者として知られるMerzbow。そんな彼のライヴ音源が、明日11月2日(金)よりOTOTOY限定でDSD配信される。 9月4日(火)に渋谷WWWで行われたライヴを収録した今回のDSD音源。Merzbowの出す音の隅々ま

Collapse

Articles

Merzbow、過去作7タイトル一挙配信スタート!! 秋田昌美へのロング・インタビューを掲載

インタヴュー

Merzbow、過去作7タイトル一挙配信スタート!! 秋田昌美へのロング・インタビューを掲載

20世紀初頭の実験音楽から先端的エレクトロニカまで、音楽におけるノイズという現象を考察したポール・へガティ著『ノイズ / ミュージック』において、「テクノロジー」「プログレッシブ」という章立てとともに「メルツバウ」という項目がさかれるほどのノイズの象徴、M…

ノイズの帝王 Merzbow、初のDSDライヴ音源を配信!

レヴュー

ノイズの帝王 Merzbow、初のDSDライヴ音源を配信!

日本が世界に誇るノイズの帝王、Merzbowのライヴ音源をDSDで録音し、OTOTOY限定配信が決定!! ループするフレーズの中に、ランダムにうねる轟音。まるで人間の叫び声のような、轟音を突き抜けるファズ。ベース・アンプを使った重低音は、聴く者の身体の芯ま…