シンガーソングライターであると同時に、寺の住職という異色の経歴を持つ、やなせ なな。デビューから12年。美しいメロディ、包容力のある歌声、いのちの尊さを訴える唯一無二の世界観が、年代・性別を超えた幅広い層から支持を得る。3年ぶり5枚目となる今アルバムは、やなせの地元関西を中心に活躍するトップクラスのミュージシャン24名を集結させて臨んだ意欲作。やわらかくもクリアなサウンドで、日々の暮らしの輝きを鮮やかに描き出す名作11篇は、僧侶シンガーとして広く知られるやなせ ななが、その表現力に磨きをかけ、更なる可能性を求めて作り上げた、心あたたまる感涙必至の1枚。