Peter Fuglsang Quartet

Discography

V.A.

【選曲者コメント】選曲意図として今回は読書のためのジャズという事なので、リラックスして聴けるようテンポが緩い曲を中心に全体が1つのストーリーのように緩やかに繋がる事を意識して選曲しました。1曲目は最初という事もありオープニングらしくビックバンドで、2曲目は僕の最も好きな曲で、メロディアスかつコードもお洒落でよりリラックスした雰囲気を出せるdolphin danceにしました。3曲目以降はbossaやeven調の曲を続けて、更に緩やかなリラックスタイムになります。7曲目辺りからテンポはゆっくり目ですが、ジャズらしい明るい雰囲気に戻って行くためにswing調の曲が入ってきます。ここまででスローなリラックスが続いたので、11曲目辺りからリラックスな雰囲気は壊さずテンポのある曲を揃えてみました。17曲目辺りまでジャズのブルージーな雰囲気や明るい感じを壊さずいろんなテンポの曲を揃えました。18~21は落ち着いた雰囲気を大切にしてます。ポイントとして19がバラード、20のイントロがルバートの後にテンポのあるswing調になる曲で繋ぎがなだらかになっています。22~25はまた明るい雰囲気に戻すためswingとbossaを混ぜて軽快な感じを作りました。28ではテンポ感は似ていますが、ドラムのリズムに変化をつけた曲なのでリラックスかつ今までとは違った雰囲気を味わえます。29は1曲目と似た雰囲気のエンディングらしい曲、最後の30では落ち着いて読書を終えるためのバラードにしました。【選曲者プロフィール】Shogo Hamada (濱田 省吾) 1993年山口県生まれ。2012年に国立音楽大学ジャズ専修へ入学、ドラムを高橋徹、神保彰、アンサンブルを小曽根真に師事。2014年夏に井上陽介のセッションへ参加したことからプロとしての活動を始める。第33回浅草ジャズコンテストにてグランプリを受賞。2015年ドラマーUlysses Owens Jrにレッスンを受け、大きな影響を受ける。2016年春に国立音楽大学を卒業。2017年ミスタードーナツのCM「夏のミスドは、大雪だ」、JR東海道・山陽新幹線のCM「スマートEX」の音楽に参加。2018年Seiko Summer Jazz Campに参加し、Quincy Davisに師事。2019年井上陽介9枚目となるニューアルバム「NEW STORIES」にも参加。現在は池田篤(as)、井上陽介(b)、植松孝夫(ts)、椎名豊(p)、中島朱葉(as)の各グループへレギュラーメンバーとして参加。その他にもこれまでに伊藤君子(vo)、大口純一郎(p)、大西順子(p)、岡崎好郎(tp)、片倉真由子(p)、辛島文雄(p)、小濱安浩(ts)、澤田一範(as)、鈴木央紹(ts)、山下洋輔(p)など数多くのセッションやライブに参加し精力的に活動している。また明海大学ジャズ部の講師として教育にも力を入れている。関東地方を中心にジャズドラマーとして活動を広げている。

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