Late Cambrian

Discography

2012年彼らのことを知るニューヨーク市民がどれほどいただろう。インターネットでの熱心なコミュニケーションを笑われもしたという。Weezerから多大な影響を受けた音をパクリと門前払いされたことも。一番先に火が点いたのは日本だった。広大なネットストアの片隅で輝いていた1stが日本人の琴線に触れた。自信を得て野心を乗せた2nd『Peach』が発売されると、ブルックリン・ローカル・シーンの写し鏡と呼ばれるデリ・マガジンでベストバンドに選出。加速的にファンベースを固めた彼らはクラウンドファンディングで最新作『Golden Time』の制作費用を全額捻出してしまう。とどまることを知らない彼らを、One DirectionやWeezerがカバーしたことで再評価の波が広がるWheatusが全英ツアーのオープニングに抜擢。誰も知らなかった彼らのTwitterやFacebookは今やファンとの写真で埋め尽くされている。揶揄した連中は今やStrokesのJulianやPhoenixのThomasと比較して褒めそやす。彼らのゴールデンタイムはまだまだ始まったばかり。2015年Late Cambrianを、そしてこの『Golden Time』を知る人がどれほど増えているか、楽しみで仕方がない!
Weezerのリヴァース・クオモにクリソツな声と音!分厚いギターと大合唱必至の泣きメロ!全Weezerファンには否定不可能のどんぴしゃ盤!Weezerのパンチ力に加え、フックやメロディーにはNada Surfのような奥ゆかしさをも感じさせる彼ら、これはアウトプットがWeezerのような音だったというだけで相当な偏差値ですよ。
「weezerよりもweezerだ!」と、そのリヴァースそっくりの声で、泣きメロで、全米どころか世界中のパワーポップファンを号泣させた衝撃の1stアルバムから約1年。イモくさかった4人の若者は、グラサンとタイトなTシャツに身を包み、インディ・ロックの聖地ブルックリンの最先端に躍り出た。ラウドなギターと抜群にキャッチーな歌メロはそのままに、あか抜けたブルックリン流ビートを効かせまくりで踊らせまくり。そして声はやっぱりリヴァース・クオモ!そう、これはもうまさに新境地「踊るパワーポップ」なのです! WheatusのBrendan Brownをゲスト・ヴォーカルに迎え、先行試聴でも話題を集めた最新トラック「The Luddite」も当然収録。The StrokesとPhoenixの新譜にヤられたアナタ!Late Cambrian待望の2ndアルバムは絶対に聴き逃せませんよ