味可待望の2nd mini album。自身がピアノボーカルを務めた金仙花無期限活動休止後、初めての作品。再スタートをコンセプトに、歌に重きを起き作り上げた一枚。金仙花含め、セルフプロデュースを行ってきた味可だが、今回は長年親交のある西田知己氏をプロデューサーに迎え、今までにない味可の一面が見える作品となっている。今回のリードトラック「悲しみの向こう側」は正統派バラード。人生で何度も訪れる"別れ"というものをキャッチーかつ切ないメロディに乗せ、歌いあげている。「おいてけぼり」では、パワフルな歌声に定評のある味可が、初めてウィスパーで一曲歌いあげている。レコーディングメンバーは、バイオリンに元ピストルバルブのジェニ氏を迎えるなど、豪華メンバー。また、シンガーソングライターのTAMON氏の楽曲をカバーし、初めて自分以外のミュージシャンが作った曲を歌っている。楽曲は正統派バラードから、歌謡曲、サザンロックまでバラエティに富んでいて、飽きない一枚に仕上がっている。