Pot-pourri

Rock

Discography

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自らをアブストラクト・ポストパンクと評し、普通のロック・バンドの編成とは異なるアンサンブルで、メロディアスながらもカッティング・エッジなオリジナル・サウンドを追求してきたPot-pourri(ポプリ)が、2019年の1stフル・アルバム『Classic』(クラシック)以来となる、 2ndアルバム『Diary』(ダイアリー)をリリース。 6曲入りながら、フル・アルバムのヴォリュームで届ける新作『Diary』は、全楽曲の作詞・作曲を手掛けるフロントマンのSawawoが「記録する」「録音する」ということへ拘り、あえて宅録やフィールドレコーディングなどを多用している。 前作『Classic』と比べると、『Diary』は歌詞もサウンドもかなり拡がりのあるものになり、より多くの人に届きうる作品となった。 録音環境は多岐に渡るが、むしろソングライティングの個性がより際立ち、前作以上にアルバムとして統一感のある作品となっている。 サウンドメイキングにおいては、Sawawoの音楽嗜好の核になるものを掘り下げるように、黎明期のイギリスのポスト・ロック周辺(Talk Talkの『Sprit of Eden』期、A.R. Kaneの『Sixty Nine』やBark Psychosis等)や、前作以上にプログレッシヴ・ロック(特に『Islands』期のKing Crimson)的なものが意識的・無意識的に反映されているようなところから始まり、完成が近づくに連れて、Radioheadの『Amnesiac』や『A Moon Shaped Pool』、スウェーデンのミュージシャンStina Nordenstamの『Dynamite』や『People Are Strange』(cover album)との類似性を感じさせるようになった。 音の質感はTirzahおよびMicachu(Mica Levi)の参照に始まり、Slauson Malone、Wool and the Pants等、ジャンルを超えた現代のローファイ感を自分達なりの解釈で導入している。 メンバーとしてプログラミングで参加するRYO NAGAI a.k.a.液晶が全曲のミキシングを手掛け、彼がリスペクトするNine Inch Nails、The NotwistやRadianのようなポストパンク、ダブ、エレクトロニカ/IDMの流れを汲んだ、轟音と静寂が同居するサウンドを作り上げた。 できあがった作品はレーベルであるHEADZの繋がりもあるdetune.や、君島大空の作品に通底する変則的な構成やファンタジックな世界観も見せている。メンバーも影響を公言するPeople In The Boxが日本のオルタナ・バンドとしてのスタンスを崩さず確立した、モダンでもある独自のポップ・スタイルに近い空気感を持った、前作以上に唯一無二な音楽性に到達した素晴らしいアルバムとなった。

6 tracks
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2014年の毛玉(けだま)以来、HEADZが久々に送り出す新人バンド、Pot-pourri(ポプリ)の初のフル・アルバム『Classic』! 2014年の毛玉(けだま)以来、HEADZが久々に送り出す新人バンド、Pot-pourri(ポプリ)が2曲の先行配信シングルに続き、10月25日(金)に初のフル・アルバム『Classic』をリリースします。 Pot-pourriは、フロントマン、Sawawoを中心に、自らをアブストラクト・ポストパンクと評し、普通のロック・バンドの編成とは異なるアンサンブルにて、メロディアスながらもカッティング・エッジなオリジナル・サウンドを追求している若手バンドです。 まだ20代半ばながらリーダーのSawawoは、バンド名をそのアルバム・タイトルから取ったP-MODEL、割礼、たま、THE CURE、The Durutti Columnといった80年代のニューウェイヴ、ポストパンク・バンドや、スピッツ、LUNA SEA、THE NOVEMBERS、空間現代等の日本のバンドに影響を受けていますが、分かり易くアウトプットするのではなく、咀嚼し、高次元にミックスした己の音楽として昇華しています。 『Classic』は落合soupで録音され、ミックス、マスタリングも含めエンジニアリングは、空間現代、にせんねんもんだい、ZVIZMO他を手掛けるsoupのnoguchi taoruが担当し、こだわりにこだわり抜いたクリアでエッジーなサウンドに仕上がっております。 Nicolas Jaar、Grouper、Portishead、Elliott Smith、Robert Wyattといったジャンルも年代もバラバラな海外アーティストの影響も受けており、楽曲ごとに様々な音楽要素が詰め込まれていますが、不思議と統一感のある、初作にして強烈な個性を発揮した素晴らしいアルバムとなっています。

8 tracks
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2014年の毛玉(けだま)以来、HEADZが久々に送り出す新人バンド、Pot-pourri(ポプリ)の初のフル・アルバム『Classic』! 2014年の毛玉(けだま)以来、HEADZが久々に送り出す新人バンド、Pot-pourri(ポプリ)が2曲の先行配信シングルに続き、10月25日(金)に初のフル・アルバム『Classic』をリリースします。 Pot-pourriは、フロントマン、Sawawoを中心に、自らをアブストラクト・ポストパンクと評し、普通のロック・バンドの編成とは異なるアンサンブルにて、メロディアスながらもカッティング・エッジなオリジナル・サウンドを追求している若手バンドです。 まだ20代半ばながらリーダーのSawawoは、バンド名をそのアルバム・タイトルから取ったP-MODEL、割礼、たま、THE CURE、The Durutti Columnといった80年代のニューウェイヴ、ポストパンク・バンドや、スピッツ、LUNA SEA、THE NOVEMBERS、空間現代等の日本のバンドに影響を受けていますが、分かり易くアウトプットするのではなく、咀嚼し、高次元にミックスした己の音楽として昇華しています。 『Classic』は落合soupで録音され、ミックス、マスタリングも含めエンジニアリングは、空間現代、にせんねんもんだい、ZVIZMO他を手掛けるsoupのnoguchi taoruが担当し、こだわりにこだわり抜いたクリアでエッジーなサウンドに仕上がっております。 Nicolas Jaar、Grouper、Portishead、Elliott Smith、Robert Wyattといったジャンルも年代もバラバラな海外アーティストの影響も受けており、楽曲ごとに様々な音楽要素が詰め込まれていますが、不思議と統一感のある、初作にして強烈な個性を発揮した素晴らしいアルバムとなっています。

8 tracks

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