Sakuのソロプロジェクト「Somewhere」が初のフルアルバム"Somewhere In A Dream"をリリース。
本作はSakuが記憶の森の中を彷徨い、自身の過去を反芻しながら歩いている様子が想起される、ストーリー性の高いコンセプチュアルな構成となっており、海外のオルタナティヴ・インディーシーンと共鳴するような音楽性が密度高くつまったアルバムに仕上がっている。
透き通った朝の森の情景が浮かぶ『Sunrise』や、過去に囚われず前に突き進んでいく強い意志を感じさせる『Find A Place』など、既にシングルカットされた作品に加え、一つの物語を読むように曲調が展開していく『Somewhere In A Dream』や、語られることのなかった密やかな想いを誰かに告げるような『Alone』など、Somewhereの芯に迫る、全10曲を収録。
総合プロデューサーは、フリッパーズ・ギターやコーネリアス・羊文学などを手がけてきた吉田仁が務めており、楽曲は全てSakuが作曲・編曲を担当。作詞はロンドン出身のシンガーソングライターであるRobert Taira WilsonとSakuが共同制作した。ギターアレンジにはSISTERJETのWATARU.Sも加わっている。
アートワークのクリエイティブは、GIRLS FIGHT CLUB主宰のMICOを迎え、フォトグラファーにマスダレンゾ、アートディレクション・デザインに沖山哲弥、ヘアメイクに新井裕梨、スタイリストにhaoというチームで制作されており、自身の記憶の森と対峙し、そこに足を踏み入れていく姿が描かれている。