音楽マニアと流行に敏感な若者から絶大な支持を得たバンド、cool drive makers。その活動休止から7年。ソングライターかつフロントマンだったネモがようやく覚醒した。ギタリスト兼共同ソングライターのニコラス・ケイ、ハルー・ポッタの力も加わり、一番の得意分野であるブルースを基盤とした黒いグルーヴに焦点を絞り、「オレたちはこれしかできません!」と言わんばかりの開き直り具合は、ロックンロールとは一個人の叫びが世界に伝染していくものだと再認識させる。
今作は、全曲ドラマーとして航(from PE'Z)が参加。よりパワフルに、よりアグレッシブに、よりグル—ヴィーさが増している。生きろ。テキトーに!!繊細に!!八方ふさがりの現代社会に風穴開ける骨太サウンド。
自分らしく生きる大胆と繊細。奴ら、あっさり両立させちまった!