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Ja Mezz

Discography

予想外のコラボが実現 – Ja Mezz & SALU『Pink is the New Black』 日本と韓国の人気ラッパーたちのコラボ! Pink is the New Black ‐ ピンクというキーワードでひとつになったJa Mezz & SALU 作品ごとのコンセプトを重視し、トレンドから一線を画すスタイルで知られる韓国のラッパーJa Mezzは、自身の考えをリリックに書き下ろし、様々な問題に一石を投じることで常に新たな議論を投げかけてきた。そのアティチュードはJay Park、DEAN、Dok2、ソン・ミノなども参加した彼の1stアルバム『GOØDevil』にもよく表れている。そのため、優れた作品性にも関わらずこのアルバムの評価は賛否両論に分かれた。しかしどんな評価を受けようとも、彼はアーティストの中のアーティストだ。伝えたいことを積極的に表現し、ほかにはない独自の世界観を構築することに成功したからこそ、多くの人々から支持されているのである。  SALUは今、日本で最も旬なラッパーのひとりだ。最近大手レーベルのLDHに移籍したことが話題になったばかりのSALUは、JP The Wavyをはじめ様々な新人ラッパーを発掘し、日本のヒップホップシーンでトレンドの最先端を行く洗練されたスタイルを見せてきている。日本語ラップの中で他の追随を許さない独特なフロウが高く評価されているだけでなく、時に社会的なテーマにも言及する実直なリリックでも注目を集めている。  このようにそれぞれの国で実績を積んできたJa MezzとSALUは、お互いへの関心とリスペクトをもとに今回のコラボレーションを実現させた。そんな今回のコラボ曲『Pink is the New Black』のコンセプトは、Ja Mezzが日頃から強い興味を持ち、これまでも数々の楽曲で表現してきた「ピンク」だ。中でもJa Mezzがこよなく愛する『ピンク・パンサー』をメインテーマに掲げている。Ja Mezzは日頃から「Pink is the New Black」をモットーにし、アートワークや映像などを通してピンク・パンサーのキャラクターを度々使用してきている。今回の楽曲では『ピンク・パンサーのテーマ』をサンプリングし、August Frogsが監督を務めたミュージックビデオもまた、全体をピンクで統一した映像で曲のコンセプトをしっかりと伝えている。  この曲を通して彼らは特有のウィットに富んだリリックとフロウを示しただけでなく、お互いへの友情も見せており、2人の共通する感性からは新たなケミストリーを発見することができる。『Pink is the New Black』のトラックメイキングは新人プロデューサーのnoisemasterminsuが手掛け、最近アルバム『OFF Room』が高評価を得ているプロデューサーのDakshoodが編曲と追加プロダクションで参加した。ミキシングはBoost Knobのパク・キョンソンが、マスタリングは最近Damian MarleyやCamila Cabelloなどのマスタリングを手掛けたDave Kutchが行った。

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