井筒香奈江

Discography

ソロ制作を続けてきた井筒香奈江が、自身の所属バンド「Laidback」で原点に帰り、進化と深化を極めたアルバム。シンプル&ディープな構成はバンドで生み出すグルーヴと各人の磨き抜かれたソロパートに幾重もの見せ場を置いた、かつてないほど研ぎ澄まされた仕上がり。更に名エンジニア高田英男のサウンド・マジックによって格段に拡がった世界観。禁欲的なまでに音を選び抜く姿勢が一線を越え、広大な空間に解き放たれた伸びやかな音色を奏でている。いつになく情感豊かなニュアンスをクールヴォイスの余韻の中に聴きとる時、新境地に至った新しい井筒の微笑みに出会うだろう。どこまでも深く大地に染みわたり息づく小川のベースと、墨絵のように音を紡いで閃きと色彩を添える藤澤のピアノが、隅々まで音楽を満たしていく絶景に包まれよう。(ディスクユニオンJazzTOKYO 生島氏コメントより抜粋)
「時のまにまに」シリーズに続く井筒のソロアルバム第6弾。「しっかりと大地を踏みしめ、力みが抜けたナチュラルな歌声に思わず刮耳する。谷源昌の屈強なベースに抱かれて薄氷の上を駆け抜けていく。たどり着いた無意識の対岸に、置き忘れた卒業写真。ここまでカット割りなしの見事なロングショットが続き、一気に魅せられる。藤澤由二の磨き抜かれた音選びも神懸ったように冴えわたり、ピアノの一音を合図に三人の音楽家がメルトしていく。音で情景を描き出すサウンド・メイクも尋常ではない求心力を発揮している。これはついにすべてを解き放った井筒香奈江作品の最高傑作。」(ディスクユニオンJazzTOKYO 生島氏コメントより抜粋)
一貫した独自の世界感を築きながらも、アルバム毎に描写やニュアンスが微妙に異なる『時のまにまに』シリーズ第5弾。防音が全く施されていない『寺院』という神秘的かつ開放的なロケーションでの収録作。アカペラに加え、ヴィブラフォンとチェロ、エレキベースと言った異色の編成でも注目を集め話題となる、「闇夜でしか会えないと思っていた謎の歌手は、驚いたことに晴れ渡った空の下に素顔で現れた。これはフィールド・レコーディングである。飾りを捨てて生音で歌い始める。森のゲスト達に守られながら。」(ディスクユニオンJazzTOKYO 生島氏コメントより抜粋)
「時のまにまに」シリーズは、懐かしのJPOPカバーという作品でありながらジャズ専門の当店で何年間も売れ続ける謎のCD。なんだかしらないけど、試聴コーナーに置いたら最後、どんどん売れていく。なによりも、井筒香奈江は謎の歌手だ。まさかの選曲と大胆な解釈。あわや放送事故かと思うほどギリギリまで音数を絞り、ふわふわとどこかへ行ってしまう。聴き手は慌てて追いかけながら、見失うまいと微かな音の瞬きまで耳をこらす。追いかけるほど逃げてしまうのかと思えば、簡単に捕まる。そしてまた、そっと歌い始めるのだ。感度MAXになっているあなたの耳元で。これはやられちゃいますね・・・(笑)、抵抗は無意味です。(ディスクユニオンJazzTOKYO店長 生島氏コメントより抜粋)
ソリッドかつストイックを極めた前作から少しだけ路線が変わり、深く優しく、そして儚く紡ぎだされる唯一無二の音世界。より一層多くの音楽ファンに受け入れられる。インディーズ・アーティストにもかかわらず、ハイレゾ配信サイトe-onkyo musicやディスクユニオンJazzTOKYOの売上ランキングで1位を獲得。ビルボードチャートでは9位にランクイン。「時のまにまに」以降のレコーディングパートナー江森孝之(G)に加え、井筒のライフワーク・バンドLaidbackメンバーである藤澤由二(PF)、小川浩史(B)が録音に参加。
極限まで贅肉を削ぎ落とし、内なる感情をストレートに伝える事への限界にチャレンジした渾身のソロ・セカンドアルバム。ストイックではあるが哀愁の満ち、そして語りかけるような歌声は、聴き手の心に深く染み入る。歌唱だけでなく高音質な収録内容にも注目され、優秀録音盤として受賞多数。サブタイトルにもなった収録曲「春夏秋冬」は、当曲の作者からも高い評価を得た。
昭和の名曲をカバーした、井筒香奈江のファースト・ソロアルバム。独自の世界観と楽曲解釈によって、名曲達がオリジナルとは全く違った輝きを放つ。ヴォーカルとギターだけで奏でられるシンプルかつディープな世界。『言葉に出来ない悲しみ、我慢することしか許されない痛み、伝えたくても伝えられない愛情。そんな深い感情を抱く人のそばに、そっと寄り添うような作品を作りたい』という制作コンセプトは、以降リリースされる全ての作品の根底に流れている。優秀録音盤として受賞多数。音楽・オーディオ各誌にて多数掲載。