"三味線の音色と島唄の歌声に、日本人としての魂を揺さぶられる。日本人のアイデンティティをJAZZというフォーマットを使い、見事に昇華している。5人がそれぞれの個性を見事に発揮し、自由に発想を飛躍させ音を創造する。観るものに瞬きが一切許されない驚異の演奏が満載だ。聴いていて全く飽きがこず、誰もが楽しめる爽快感溢れる音楽ながら、最も前衛的なJAZZを展開している。日本の伝統音楽とは…JAZZとはなんてどうでもいい理性や知識で考えるのではなく、感性や気分で感じることが、この音楽を有効にする唯一の手段のように思える。時として理屈は無意味だ。ただひたすら聴き入るのみ。"