『光と影を感じさせる静謐なアンビエントの世界』
音楽家でアレイムビラ奏者の北航平と、同じく音楽家でピアニストの平井真美子による、光と影を感じさせる静謐で幻想的なアンビエントの世界を描いたコラボレーション作品。
本作は、2023年9月、京都のギャラリー ONE AND ONLYにて開催された、ガラス作家オカベマキコの展覧会「ひかりを奏でる - okabe makiko special exhibition -」の為に書き下ろされた会場音楽を、一枚のアルバムにまとめている。
北航平のトレードマークとなっている水のような音色を奏でるアレイムビラや不規則なカリンバ、空間を描く数々の打楽器、曇った質感を纏うアナログシンセ、古いテープノイズやグリッチ音。
平井真美子の自由で美しくかつ大胆な即興演奏によるピアノサウンド、生命の息遣いを感じるようなハーモニカ。
また、本展覧会のガラス作品を擦り合わせる音色を収録したフィールドレコーディングなどが心地良く重なり、光と影を感じさせる唯一無二の音風景を構築している。
そして、フォークシンガーの森山直太朗がスペシャルゲストとしてM9「安住の闇」に参加。個性的かつ圧倒的な表現力により本作品に更なる深みを与えている。