Stefania Tallini Quintet

Discography

V.A.

メロウで深みあるピアノ・サウンドが堪能できるアダルトな香りのピアノ・ジャズ集 独創的かつ高音質な作品作りで知られ、欧州ジャズ・ファンの間でも一目置かれる存在であるイタリアを代表するジャズ・レーベル「ALFA MUSIC」の数多くの作品の中から、優しくしっとりと奏でるピアノの音色が光る楽曲ばかり集めたコンピレーションが登場! 正統派から個性派まで並んだALFA MUSICのアーティストであるが、根底に流れる音楽への愛情と、ジャズへのリスペクトを感じる深い音色がどのアーティストにも感じる共通項。その中でも気持ちよくしっとりと流れるピアノの音色が印象的な曲を中心にピックアップしたアルバム。 収録されたミュージシャンは、大ヒット作「TRINACRIA」でおなじみ、寡作ながらいつも期待を裏切らないメロディアスなプレイを聴かせてくれるアンドレア・ベネヴェンターノ(M-2、5、6、12)、耽美なサウンドと叙情的メロディーが光る新進気鋭のピアノ・トリオのラファエル・ジェノベーゼ・トリオ(M-3、23)、クレズマー・バンド出身のサキソニストであり哀愁深いサウンドが魅力のガブリエル・コーエン(M-4)、スピリチュアルな匂いも感じるクールな鍵盤を聴かせるフランシスコ・ネグロ(M-7、24)、ドリーミーなメロディーと女性らしい柔らかで透明感溢れるピアノ・サウンドが秀逸なステファニア・タリーニ(M-8、10、16、21)、ピアノのみならずフルート、ギター、ピアノを操る才人で80年代のチェット・ベイカーを支えたニコラ・スティロ(M-11、13)、70年代後半より活躍し、ヨーロッパっぽいひんやりとした空気感のピアノとトリオ・サウンドを奏でてくれるアンドレア・ルブラニ・トリオ(M-14、18)、甘美なメロディーとブラジル音楽もミックスさせたジャズ・サウンドが魅力のナワール(M-17、20)、甘いトーンと疾走感溢れるフレージングを併せ持ったサキソニストのファブリツィオ・ダリセラ(M-22)。どのアーティストも独自のテイストで鳴らされる美しいピアノ・サウンドを中心に、気持ち安らぐビューティフル・ジャジー・ワールドを聴かせてくれる(M-1、25は「ゆったり癒しの夜ジャズピアノ~隠れ家バーで流れる心落ち着くBGM~」のアウトテイクより、M-9&15は「ゆったり聴きたいカフェBGMプレミアムジャズベスト」より、M-19は「Late Night Moods Piano Ballads ~Sweet'n Slow Jazz Collection~」よりピックアップ)。 ALFA MUSICが誇る素晴らしいミュージシャンの演奏を中心とした、歌心溢れるメロウでしっとりとしたピアノ・サウンドが詰まったこのコンピレーション、しっとりと穏やかな気分になりたい時のお供にぜひ聴いていただきたい1枚である。

25 tracks

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