作曲当時と同じ小編成ならではのアンサンブルでベートーヴェンの交響曲を次々リリースしてきた沼尻&T-M-P。ベートーヴェンの交響曲の中でもその完成度、規模で群をぬく最高傑作である「第9」がこの名コンビの演奏でついに登場しました。大編成オーケストラでは聴くことのできない細部まで神経の行き届いた演奏は、「第9」とは思えない繊細さと、小編成オーケストラとは思えないほどのダイナミックなスケールを兼ね備えた演奏となりました。沼尻一流の深い読譜により引き出された想いが、既存の「第9」のイメージを刷新する演奏を誕生させました。