平野公崇

Discography

サックスを片手に、クラシック、ジャズ、コンテンポラリー、即興演奏と縦横無尽に活躍を続ける平野公崇。久々となるクラシック・アルバムは「第2のバッハ」=カール・フィリップ・エマニュエル・バッハです。古楽界では大変人気のあり、近年再評価をされている作曲家ではありますが、なかなかその音楽が一般に知られていないというのが現状です。バッハのような構成力のあるバロック様式とE.バッハの弟のクリスチャン以降の古典様式の狭間に位置する中間の時代。エマニュエルは当時パリ等で流行っていた様式美を取り入れ独自の音楽世界を築き上げています。「多感様式」とも呼ばれる彼の時代の音楽は、両時代にはないロマンティシズムに溢れながらもバロックの華やかさと美しさも引き継いでいます。このアルバムでは、近代フランスが生んだ楽器=サックスによって、パリへ憧れをもっていた、エマニュエルの音楽を美しく再現させています。平野の超越したテクニックをもって、このロマンティシズムと如何に対峙するか非常に聴きものです。今回すべてソプラノ・サックスで演奏されています。ソプラノならではの美しく繊細な音色は、エマニュエルの世界に通じ、当時彼が表現したかったであろう叙情感が表現されています。稀代の名手、平野公崇が新たなる時代へと回帰させる渾身のアルバムの登場です。

22 tracks
V.A.

16 tracks
V.A.

11 tracks