<講座紹介>
「歌詞対訳講座」と聞くと、なにか堅苦しいものを想像されるかもしれません。そして、講師であるぼく自身も「歌詞がなにより重要」などとはまったく思っていません。「歌詞も重要だけど、それはメロディーやサウンドと同じくらい重要」ってことにすぎないわけで…。ただ、誰かがなにかをしゃっべっていれば…いや歌っていれば、彼女や彼がなにを伝えようとしているのか…ってことは当然気になります。だけど母国語じゃないと、それもいまいち伝わりづらい。知りたい…。そんなふうに感じていて、とりあげるアーティストに少しでも興味があるかたは、是非これを受講されることをおすすめします。
ちなみに、この6月にイーストプレスから発行された『ザ・ストーン・ローゼズ:ロックを変えた1枚のアルバム』という本(久保憲司さんと伊藤の共著)の、ぼくが書いた部分に関しては「この講座でしゃべっていること」に近い部分も少なくないです。つまり「ぼくはこの講座でしゃべるようなのりで(あれを)書いた」というか、この講座では「ああいうことを(みんなで)研究している」というか…。
講座の進め方は、こんな感じになります。
毎回、次回講座のテーマとなるアーティストの英詞と、それに対応する1時間以上の音源が入ったCDRをお渡しする。次回講座の1週間前までに「予習」をかねてどれか1曲を試しに訳していただき、メールで送っていただく。それを添削したものと講師が訳した数曲をもとに講座を進める。
課題(「試しに訳していただいく」という部分)は、ご無理であればご提出いただかなくとも結構ですが、やっていただいたほうが楽しいと思います(こういったシステムなので、各期の「前半」初回のみ、この課題はなしとなります。もちろん「復習」のためにCDRはお渡しします)。
というわけで、この講座もいよいよ第4期。オフ会的な飲み会(もしくはカラオケ会)もやっているので(笑)気の合う音楽友だちが見つかるかも? 第4期から開講が土曜となり、ますます敷居が低くなった(?)この講座、みなさまのご参加をお待ちしております!
(by 伊藤英嗣)
<カリキュラム>
- 前半 -
第1回 : 10月20日(土) Life On Mars?:DAVID BOWIE
変化しつづけることによってその存在感を増し、現代のロックに大きな影響を与えたデヴィッド・ボウイ。くめどもつきぬ多彩な彼の歌詞の世界から、ここでは「宇宙」をテーマにした1969年~1980年の曲の数々をとりあげ、その流れを追う。
第2回 : 11月17日(土) Punk~1st Impact:Anarchy In The UK:THE DAMNED and SEX PISTOLS
60年代にはマイナーな存在であったガレージ・パンクは、どのようにしてメインストリームをも席巻する巨大な動きになっていったのか? ザ・ダムド、そしてセックス・ピストルズをとおして、その「最初のインパクト」に迫る。
第3回 : 12月15日(土) In Between Days:THE CURE
USインディー全般から日本のヴィジュアル系まで、今や絶大な影響力をほこるベテラン・バンドでありながら、熱心なファン以外には今ひとつとらえどころのない存在と思われるザ・キュアー。その本質を、あらゆる角度から探る。
- 後半 -
第4回 : 1月19日(土) Confusion Is Next:SONIC YOUTH
80年代から90年代にかけて、「オルタナティヴ」という言葉をポップ・ミュージックの世界に定着させたバンドといえば、ソニック・ユース。語られることが比較的少ない彼らの「言葉」の魅力をクローズ・アップする。
第5回 : 2月16日(土) Don't Look Back Into The Sun:THE LIBERTINES
00年代を代表する存在のひとつであったザ・リバティーンズ。「文学」とロックンロールのミッシング・リンクを埋めるバンドと言われてきた。そのふたつは水と油ではなかったのか? …といったことも含み、考察していく。
第6回 : 3月16日(土) Yesterday, Never:CLAP YOUR HANDS SAY YEAH
音楽業界の構造変化を先駆けて体現したデビュー作のみをとおして語られがちなクラップ・ユア・ハンズ・セイ・ヤーだが、10年代に出たサードに至るまで、その作品自体すべて素晴らしい。キャッチーかつ多面的な魅力に深く迫る。
<講師>
伊藤英嗣(クッキーシーン編集長、音楽評論家、翻訳家)
<開催日時>
第1回 : 2012年10月20日(土) 15:00-17:00 Life On Mars?:DAVID BOWIE
第2回 : 2012年11月17日(土) 15:00-17:00 Punk:1st Season:Anarchy In The UK:THE DAMNED and SEX PISTOLS
第3回 : 2012年12月15日(土) 15:00-17:00 In Between Days:THE CURE
第4回 : 2013年1月19日(土) 15:00-17:00 Confusion Is Next:SONIC YOUTH
第5回 : 2013年2月16日(土) 15:00-17:00 Don't Look Back Into The Sun:THE LIBERTINES
第6回 : 2013年3月16日(土) 15:00-17:00 Yesterday, Never:CLAP YOUR HANDS SAY YEAH
<受講料>
19,800円(税込・全6回分)
10,800円(税込・前半/後半 各3回分)
<定員>
25名
「歌詞対訳講座」と聞くと、なにか堅苦しいものを想像されるかもしれません。そして、講師であるぼく自身も「歌詞がなにより重要」などとはまったく思っていません。「歌詞も重要だけど、それはメロディーやサウンドと同じくらい重要」ってことにすぎないわけで…。ただ、誰かがなにかをしゃっべっていれば…いや歌っていれば、彼女や彼がなにを伝えようとしているのか…ってことは当然気になります。だけど母国語じゃないと、それもいまいち伝わりづらい。知りたい…。そんなふうに感じていて、とりあげるアーティストに少しでも興味があるかたは、是非これを受講されることをおすすめします。
ちなみに、この6月にイーストプレスから発行された『ザ・ストーン・ローゼズ:ロックを変えた1枚のアルバム』という本(久保憲司さんと伊藤の共著)の、ぼくが書いた部分に関しては「この講座でしゃべっていること」に近い部分も少なくないです。つまり「ぼくはこの講座でしゃべるようなのりで(あれを)書いた」というか、この講座では「ああいうことを(みんなで)研究している」というか…。
講座の進め方は、こんな感じになります。
毎回、次回講座のテーマとなるアーティストの英詞と、それに対応する1時間以上の音源が入ったCDRをお渡しする。次回講座の1週間前までに「予習」をかねてどれか1曲を試しに訳していただき、メールで送っていただく。それを添削したものと講師が訳した数曲をもとに講座を進める。
課題(「試しに訳していただいく」という部分)は、ご無理であればご提出いただかなくとも結構ですが、やっていただいたほうが楽しいと思います(こういったシステムなので、各期の「前半」初回のみ、この課題はなしとなります。もちろん「復習」のためにCDRはお渡しします)。
というわけで、この講座もいよいよ第4期。オフ会的な飲み会(もしくはカラオケ会)もやっているので(笑)気の合う音楽友だちが見つかるかも? 第4期から開講が土曜となり、ますます敷居が低くなった(?)この講座、みなさまのご参加をお待ちしております!
(by 伊藤英嗣)
<カリキュラム>
- 前半 -
第1回 : 10月20日(土) Life On Mars?:DAVID BOWIE
変化しつづけることによってその存在感を増し、現代のロックに大きな影響を与えたデヴィッド・ボウイ。くめどもつきぬ多彩な彼の歌詞の世界から、ここでは「宇宙」をテーマにした1969年~1980年の曲の数々をとりあげ、その流れを追う。
第2回 : 11月17日(土) Punk~1st Impact:Anarchy In The UK:THE DAMNED and SEX PISTOLS
60年代にはマイナーな存在であったガレージ・パンクは、どのようにしてメインストリームをも席巻する巨大な動きになっていったのか? ザ・ダムド、そしてセックス・ピストルズをとおして、その「最初のインパクト」に迫る。
第3回 : 12月15日(土) In Between Days:THE CURE
USインディー全般から日本のヴィジュアル系まで、今や絶大な影響力をほこるベテラン・バンドでありながら、熱心なファン以外には今ひとつとらえどころのない存在と思われるザ・キュアー。その本質を、あらゆる角度から探る。
- 後半 -
第4回 : 1月19日(土) Confusion Is Next:SONIC YOUTH
80年代から90年代にかけて、「オルタナティヴ」という言葉をポップ・ミュージックの世界に定着させたバンドといえば、ソニック・ユース。語られることが比較的少ない彼らの「言葉」の魅力をクローズ・アップする。
第5回 : 2月16日(土) Don't Look Back Into The Sun:THE LIBERTINES
00年代を代表する存在のひとつであったザ・リバティーンズ。「文学」とロックンロールのミッシング・リンクを埋めるバンドと言われてきた。そのふたつは水と油ではなかったのか? …といったことも含み、考察していく。
第6回 : 3月16日(土) Yesterday, Never:CLAP YOUR HANDS SAY YEAH
音楽業界の構造変化を先駆けて体現したデビュー作のみをとおして語られがちなクラップ・ユア・ハンズ・セイ・ヤーだが、10年代に出たサードに至るまで、その作品自体すべて素晴らしい。キャッチーかつ多面的な魅力に深く迫る。
<講師>
伊藤英嗣(クッキーシーン編集長、音楽評論家、翻訳家)
<開催日時>
第1回 : 2012年10月20日(土) 15:00-17:00 Life On Mars?:DAVID BOWIE
第2回 : 2012年11月17日(土) 15:00-17:00 Punk:1st Season:Anarchy In The UK:THE DAMNED and SEX PISTOLS
第3回 : 2012年12月15日(土) 15:00-17:00 In Between Days:THE CURE
第4回 : 2013年1月19日(土) 15:00-17:00 Confusion Is Next:SONIC YOUTH
第5回 : 2013年2月16日(土) 15:00-17:00 Don't Look Back Into The Sun:THE LIBERTINES
第6回 : 2013年3月16日(土) 15:00-17:00 Yesterday, Never:CLAP YOUR HANDS SAY YEAH
<受講料>
19,800円(税込・全6回分)
10,800円(税込・前半/後半 各3回分)
<定員>
25名
伊藤英嗣 歌詞対訳講座~ポップミュージックが歌ってきたもの第4期~
詳細
講師: | 伊藤英嗣 |
---|---|
期間: | 2012年10月〜2013年3月 (1クール全6回) |
受講料: | 19,800円 (税込) |
定員: | 25人 |
募集期間: | 2012年8月28日 〜 2013年3月16日 |
開催場所:
オトトイの学校
東京都渋谷区松濤2-11-11松涛伊藤ビル2F
京王井の頭線神泉駅 徒歩5分
渋谷駅 徒歩15分
スケジュール
-
・2012.10.20 (土) 15:00〜17:00 (120分)
-
・2012.11.17 (土) 15:00〜17:00 (120分)
-
・2012.12.15 (土) 15:00〜17:00 (120分)
-
・2013.01.19 (土) 15:00〜17:00 (120分)
-
・2013.02.16 (土) 15:00〜17:00 (120分)
-
・2013.03.16 (土) 15:00〜17:00 (120分)