<講座紹介>
今年1月から始まった超体感型の人気講座がロングラン開講決定!発声に関する様々な基礎知識を持ち、世界的にも類を見ない特殊発声のスペシャリスト・徳久ウィリアムが、発声に関するワークを担当。そしてダブル講師として医療と心理に通じるたむらひろしが、課題解決のためのアドバイス役を担当します。皆さんは自分の「声」について考えたことがありますか? 声にコンプレックスがある人、あなたの声の資質から声の才能、力である声力(こえりょく)を向上させてみませんか? 呼吸や発声の基礎的なワークはもちろんのこと、呼吸・声と心との関連を意識するワーク、全身で行っている呼吸や発声を意識し、その働きが十分に活かされるワークを行います。この講座を通してココロと体を変えませんか?この二人の発声手法を同時に学べるのはオトトイだけ!

<講座解説>
声と心は密接な関係である事は、あらゆる学術的な観点で証明されています。
従って、声に興味のある人は、心を把握しないとその力を十分に発揮できません。
「快楽ボイス」では簡易的でありますが、信頼できる心理(性格分析)テストと呼吸力・発声力を測定を行い、自分がどんな状態かを把握した上で、呼吸と声のトレーニングを行います。

また、心理学的に気質は変えられないが、行動や癖は環境によって変わり、それによって性格は改善できると言われています。
逆に同じ行動を繰り返していれば環境は変えられず、従って行動や癖は変わらなくなります。
環境は呼吸と声のトレーニングを学ぶ事と自主トレーニングを持続する事で変わる可能性があります。

声を学ぼうとする人の殆どが、明確な目標を持っていません。
しかし、現在の自分の声に満足していなく、変える事ができるならば
変えたいという願望を持っています。私の講座ではいささか乱暴ですが
声=性格(習慣的性格)と定義して改善方法を心理学として一緒に学んでいきます。(たむらひろし)

自分の声=性格(習慣的性格)を変えるためのプロセス
①自分の声=性格(気質・狭義の人格・習慣的性格)を知る事
②なりたい自分の声=性格(習慣的性格)を見つける事(明確化)
③具体的に行動を起こしていく事


<講師>
徳久ウィリアム(ボイスパフォーマー)
たむらひろし(健康管理士・株式会社BF.REC代表取締役・平衡機能検査技術・心理相談員)

<カリキュラム>
第1回 : 『呼吸1』

挨拶や、連続講義の初回として伝えておくべき事を説明した後は、まず現時点での受講者の呼吸力・発声力を測定し、数値化。また、心が及ぼす呼吸・発声への影響を見るために、性格分析テスト(東大式エゴグラム)を行います。その後、具体的なワークに入ります。ワークの間に、本講座の受講がより効果的になるよう、個別カウンセリングを行い、参加者が持つ呼吸・発声に関する課題を明確にしていきます(勿論、課題の設定は必須ではありません。何となく面白そうだから参加した、でも全く問題ありません)

[担当:徳久]

・ワーク1 : ヒトの身体が自然に持つ、本来のハタラキが発揮し易い身体の状態にする。身体の構造が持つ二つの側面、安定(重さ)と動きやすさ(軽さ)を同時に意識し、全身に滞りの無い状態を感じます

・ワーク2 : 呼吸のメカニズムを理解/体感する~呼吸筋を体感する(呼吸筋ストレッチ)~
発声は息の流れが無いと声になりません。そのため、まずは呼吸を意識する事が大事です。
そして肺自身には自律的に動く筋肉がありません。肺を動かしている「呼吸筋群」をストレッチする事で呼吸機能を上げ、より呼吸のハタラキを意識しやすくします

[担当:たむら]
『エゴグラム1』+エゴグラムのテスト呼吸力・発声力を測定

自分の声=性格(気質・狭義の人格・習慣的性格)を知る為にエゴグラムを実施して頂き、「エゴグラムの結果をどう生かすか」を解説します。

第2回 : 『呼吸2』

呼吸筋群の二つの機能、瞬発力(早筋)、持久力(遅筋)のそれぞれを意識するワークを行います。ワレワレが無意識的に呼吸するときは後者を、発声をする時には前者がはたらきます。どちらが大事というワケではなく、両者ともちゃんと機能する事が大事です

[担当:徳久]
・ワーク1 : 呼吸筋を鍛える1~息を長くする=呼吸を深くする(3相運動の呼吸法)〜
・ワーク2 : 呼吸筋を鍛える2~息の瞬発力を強くする(ふいごの呼吸)〜

[担当:たむら]
『エゴグラム2』
エゴグラムの元となる心理学理論の交流分析から自分の声=性格(気質・狭義の人格・習慣的性格)の解説します。

第3回 : 『発声1』

発声は、1.息の流れが声帯で音に変換され、2.共鳴腔が響き、3.口を動かす 事によって初めて「声」となります。それぞれの段階を、軽く滑らかに活き活きと、行うためのワークを行います。「快楽」への第1歩。

[担当:徳久]
・ワーク1 : 発声のメカニズム1~息の上に声を乗せる~
・ワーク2 : 発声のメカニズム2~顎を楽に開ける、動かす~
・ワーク3 : 発声のメカニズム3~身体を響かせる(倍音声明)~

[担当:たむら]
『声と心理学』+呼吸力・発声力を測定
声にとって心理学とは何か、声を創るためには耳を創る事が重要である事の「3つの傾聴」を体験します。


第4回 : 『発声2』

ホモ・サピエンス(ヒト)は、ほ乳類の中でもっとも多様な音を使い分けると言われています。事実、我々は普段の生活の中で、1.音色 2.音の長さ 3.音量 4.音域 といった要素を自由自在にコントロールしています。それらの要素を改めて意識し、自分の「声の範囲」を自覚していきます。範囲が自覚できるようになると、無自覚に範囲を超えて発声器官を痛める事が少なくなります。

[担当:徳久]
・発声のメカニズム4~音色を使い分ける<共鳴腔ワーク>~
・発声力を上げる~声の長さ・音量・音域を広げる~

[担当:たむら]
『メタ認知とは』
メタ認知能力とは、自分をあたかも外から見ているように客観視する能力で声との関係性について学びます。


第5回 : 『多様な声』

最先端のスポーツ医学では、人間の身体は、特定の運きに慣れてるくると、自動操縦を行うようになり、すると、身体は硬くなると言われてます。また逆に、やった事のない動きをする事で、身体の柔軟性は上がるそうです。新たな声にチャンレジする事は、発声器官の柔軟性を上げる事に繋がると言えるでしょう。そして何よりも重要なのは、こういった、「未知の声」にチャレンジするプロセスは、「自分の声の課題」へ向かうプロセスとほぼ同じだという事を自覚出来る事です。「自分の声の課題」は自分のコトゆえ、自分が知っている範囲内のこと、自分が予想出来る事のように思いがちですが、実は自分の知らない感覚、つまり「未知の声」なのです。「未知の声」への挑戦は、遠回りをしているように見えて、実は「自分の課題」を俯瞰してみれる良い機会となります。

[担当:徳久]
・ワーク1 : 「日常の声」を極端化する~音量・音域・長さ~
・ワーク2 : 特殊な発声~民族音楽的アプローチ(モンゴルの笛の音真似唱法など)~

[担当:たむら]
『メタ認知と行動変容』
習慣化された行動パターンを変えることを指す行動変容とメタ認知の関係性について、声を変える為のプロセスとして学びます。


第6回 : 『未知の声』
最終回は、講座第1回目に行った発声力・呼吸力の計測を行い、練習の成果を測定します。その後に、「キングオブ特殊発声」の一つと言える、「ホーミー/ホーメイ」や、現代的な特殊発声である「デス声」などにチャレンジします。前者は、「倍音唱法」とも呼ばれ、これを継続的に練習する事は、音色を聞き分ける耳の強化に繋がります。また、これらの極端に特殊な発声にチャレンジする事は、情動のコントロールにとても役立ちます。最後に、この講座で体感した事を、今後にどう活かすか、という「自分に対するコミットメント」を考える時間を設定します。

[担当:徳久]
・ワーク1 : 特殊な発声~民族音楽的アプローチ(ホーメイ、など)~
・ワーク2 : 特殊な発声2~現代的な声(デス声、など)~

[担当:たむら]
『自律訓練法』+呼吸力・発声力を測定
あらゆる現場で即戦力となる自律訓練法を体験します。


<開催日時>
第1回 : 2012年10月19日(金) 19:00-22:00  
第2回 : 2012年11月16日(金) 19:00-22:00  
第3回 : 2012年12月14日(金) 19:00-22:00  
第4回 : 2013年1月18日(金) 19:00-22:00  
第5回 : 2013年2月15日(金) 19:00-22:00  
第6回 : 2013年3月15日(金) 19:00-22:00   
※第1回目開催前に無料説明会を開催する予定です。

<受講料>
19,800円(税込・全6回分)
3,600円(税込・1回のみの場合)
1,800円(税込み・1回見学の場合)
※前回より継続受講の方は300円割引させていただきます

<定員>
25人

徳久ウィリアム・たむらひろしの‘快楽’ボイストレーニングゼミ

詳細

講師: 徳久ウィリアム/たむらひろし
期間: 2012年10月〜2013年3月 (1クール全6回)
受講料: 19,800円 (税込)
定員: 25人
募集期間: 2012年8月28日 〜 2013年3月15日

開催場所:

オトトイの学校
東京都渋谷区松濤2-11-11
松涛伊藤ビル2F

京王井の頭線神泉駅 徒歩5分
渋谷駅 徒歩15分

スケジュール

  • ・2012.10.19 (金) 19:00〜22:00 (180分)
  • ・2012.11.16 (金) 19:00〜22:00 (180分)
  • ・2012.12.14 (金) 19:00〜22:00 (180分)
  • ・2013.01.18 (金) 19:00〜22:00 (180分)
  • ・2013.02.15 (金) 19:00〜22:00 (180分)
  • ・2013.03.15 (金) 19:00〜22:00 (180分)