<講座紹介>
佐藤大・クワクボリョウタ・マスヤマコムが、音楽と映像表現について語る2時間。

普段は講義やワークショップで熱い活動がなされているオトトイの教室ですが、今回はちょっと気軽に立ち寄ってもらえるよう無料のトークイベントを開催します。mishmash*Julie Wataiの第二弾音源配信にあわせて、音楽と映像表現について、佐藤大・クワクボリョウタ・マスヤマコムが語り合います。

佐藤大は、攻殻機動隊やエウレカセブン等の絶大な人気を誇るアニメの脚本を手がけてきた企画者、脚本家で、音楽と映像表現については一家言ある専門家。今この瞬間に生まれている様々な音楽ビデオについて実例を見ながらざっくばらんに語っていきます。
特に今回の目玉は、mishmash*Julie Watai第二弾配信曲「リバーブの奥に」(6月13日配信開始予定)のMV。
この映像は、アルスエレクトロニカ等、世界で活躍するメディアアーティスト、クワクボリョウタが初めて手がけたMV監督作品で、このトークサロンではフルバージョンを特別披露いたします(ショートバージョンは、5月30日にYoutubeで公開予定)。デバイスアーティストから活動の幅を広げてきたクワクボリョウタにとっての映像表現とは何か、プロデューサーの桝山寛がサロンの道案内を行いつつ、当たり前すぎて意外と普段話すことのない音楽と映像表現について、じっくりと語りあいます。

<開催日時>
2012年6月12日(火)19:30−21:30
(開場19:00)

佐藤 大(さとう だい):
1969年生まれ。19歳の頃、主に放送構成・作詞の分野でキャリアをスタートさせる。
その後、ゲーム業界、音楽業界での活動を経て、現在はアニメーションの脚本執筆を中心に、さまざまなメディアでの企画、脚本などを手がけている。
2007年「ストーリーライダーズ株式会社」を代表取締役として設立。

脚本代表作:TVアニメ『永久家族』、『カウボーイビバップ』、『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』、『ウルフズレイン』、『絢爛舞踏祭』、『サムライチャンプルー』、『交響詩篇エウレカセブン』、『エルゴプラクシー』、『FREEDOM』、『地球へ...』、『バトルスピリッツ 少年突破バシン』、『東のエデン』。Playstation 用ゲーム『エースコンバット3 エレクトロスフィア』などがある。

クワクボリョウタ:
1971年生まれ。1998年から主にエレクトロニクスを用いたデバイス作品の制作を開始する。ガジェットの体裁をとって遊べる作品を心がけつつ、デジタルとアナログ、人間と機械、情報の送り手と受け手など、さまざまな境界線上で生じる現象をクローズアップする。作品と人の関係性を模索しながら、ユーモアで温もりのある表現で鑑賞者の距離を身近に感じさせる装置(作品)を発表している。作品制作の他、メーカーとの共同開発なども手がける。1996年、筑波大学大学院修士課程デザイン研究科総合造形修了。2001年、国際情報科学アカデミー (IAMAS)アート&ラボ科卒業。近年では、即物的な表現ではなく作品との間隔を置く事で、より包み込まれるプランを実現し、国内外で高い評価を得ている。

主な受賞歴:
2002 アルス・エレクトロニカ インタラクティブ部門 入選
2003 第7回メディア芸術祭 アート部門 大賞
2011 第61回文部科学大臣新人賞
主な展覧会歴:
2001 "信用ゲーム" NTTインターコミュニケーション・センター [ICC](東京)
2004 "六本木クロッシング" 森美術館(東京)
2011 "What Machines Dream Of" アルス・エレクトロニカ・センター(リンツ)

マスヤマコム:
1958年東京生まれ。コンテンツ・プロデューサー、大学講師、教育系NPO代表等。コーネリアスのサウンドプログラマ美島豊明との音楽ユニット、mishmash*Julie Wataiでプロデュース、作詞を手がける。2012年6月からは、NYでブロードウェイ・ミュージカルのアソシエイト・プロデューサーも務めることになり、東京とNYを往復する生活だとか。

オトトイの学校サロン〜今語るべき音楽と映像表現〜佐藤大・クワクボリョウタ・マスヤマコム

詳細

講師: 美島豊明
期間: 2012年6月12日 19時30分〜 (全一回)
受講料: 0円 (税込)
定員: 30人
募集期間: 2012年5月28日 〜 2012年6月12日

開催場所:

オトトイの学校
東京都渋谷区松濤2-11-11
松涛伊藤ビル2F

京王井の頭線神泉駅 徒歩5分
渋谷駅 徒歩15分

スケジュール

  • ・2012.06.12 (火) 19:30〜21:30 (120分)