<講座紹介>
1970年代初頭から現在まで、まさに日本の音楽シーンにおいて、前衛でいつづけるアーティスト、灰野敬二。ロストアラーフや不失者、さまざまなコラボレート、そしてソロにおいても様々な形態があり、その活動は多岐にわたる。あらゆるジャンルをのみこみ、彼の身体を通して体現される音楽。今夜はそうして表現される轟音から静寂まで、灰野本人自ら解説する音楽サロンを開催する。彼が解き明かす音楽の世界は異世界と繋がる穴なのか、全てを包んでしまう闇なのか自分の目で確かめてほしい。

講師:灰野敬二
ナビゲーター : 松山晋也

<出演者プロフィール>
灰野敬二(音楽家)

1970年代より活動を続け、常に新たなスタイルを探し続け、日本の現代音楽において前衛的傾向を主導してきた野心的な音楽家。1971年に日本初のインプロヴィゼーションバンド「ロストアラーフ」を 結成し、本格的な音楽活動を開始。以降、現在に至るまで、ロックをベースに、ノイズ、サイケデリック、フリー・ジャズ、民族音楽など、ジャンルを自在に横断しながら、アンダー・グラウンド・ミュージック界を牽引。挑戦的で実験的な作品群は、日本のみならず海外での評価も高く、現在もヨーロッパを中心に海外公演を頻繁に行っている。リリースしたレコードは優に100を超え、ソニックユースのサーストン・ムーアをはじめ、彼を信奉するミュージシャンは世界的にも数多い。

official HP
OTOTOY灰野敬二インタヴュー記事はこちら(2013/12/26公開)



松山晋也(音楽評論家)

スタジオボイス編集長を経て97年からフリー。朝日や毎日などの新聞、ミュージック・マガジン他の音楽専門誌で執筆。特にワールド・ミュージックと前衛音楽関係の仕事が多い。灰野敬二とは80年代半ばから公私にわたるつきあいで、ライヴ・ツアーを主催したことも。著書「めかくしプレイ~Blind Jukebox」、監修・共著「プログレのパースペクティヴ」、その他ガイドブック多数。

<日時>
2014年8月25日(月)19:00〜21:00

<受講料>
無料(要予約)

<定員>
50名
※ 定員になり次第受付を終了いたします

<場所>
ミューズ音楽院本館

<協賛>
ミューズ音楽院

<灰野敬二のOTOTOYでの配信作品はこちら>

オトトイの学校×ミューズ音楽院presents 灰野敬二の黒の音楽サロン~轟音から静寂まで~

詳細

講師: 灰野敬二
期間: 2014年8月25日 19時00分〜 (全一回)
受講料: 0円 (税込)
定員: 50人
募集期間: 2014年6月13日 〜 2014年8月25日

開催場所:

ミューズ音楽院本館
東京都渋谷区代々木1-31-2

最寄り駅はJR山手線・総武線もしくは都営地下鉄大江戸線の代々木駅。JR西口から本館まで徒歩1分。
代々木駅西口から駅を背にして正面、交差点にある交番の左にある『富士そば』と『宝くじ』の間の道へ入ります。高架線手前のY字路を右折すると、ピンク色の「テンプスタッフ」のビルが見えます。そのすぐ先が本館です。

スケジュール

  • ・2014.08.25 (月) 19:00〜21:00 (120分)