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2019/05/20 17:25

 

エヴリシング・バット・ザ・ガールのトレイシー・ソーンの自伝 日本語版5月31日に発売

 

エヴリシング・バット・ザ・ガール(Everything But the Girl)での活躍でも知られるトレイシー・ソーン(Tracey Thorn)の自伝『安アパートのディスコクイーン──トレイシー・ソーン自伝(原題:Bedsit Disco Queen: How I grew up and tried to be a pop star)』。日本語版が5月31日に発売されることが決まった。

トレイシー・ソーン自らの半生とパンク~ポストパンク~アシッド・ハウス~トリップホップについて、ザ・クラッシュ、ポール・ウェラー、ザ・スミスについて、ラフ・トレードやポストカードやチェリー・レッドについて、そして政治とフェミニズムについてウィットに富んだ文章で綴る名著がいよいよ翻訳刊行。

本国イギリスでは大きな反響を呼んで、今年はその続編が刊行された名著としても名高い。地方で生まれたひとりの少女が13歳でパンクに夢中になり、パティ・スミスやスージー・スーに憧れてバンドを組み、そして時代を共有するさまざまなアーティストとの交流や体験を描いた本。エヴリシング・バット・ザ・ガールをやりながらもザ・スミスに夢中になり、あるいはプライマル・スクリームやマッシヴ・アタックに興奮していくさまは、ひとりのニューウェイヴ少女の物語としても読み応え充分。

ネオアコのファンのみならず、パンク~ニューウェイヴの音楽に思い入れのある方には必読の内容となっている。訳者は、小説家の浅倉卓弥。Corneliusこと小山田圭吾も今回の刊行に当たって「パンク以降の英国音楽に興味のある方、全員必読 ! !」とコメントを寄せている。(三)

▼安アパートのディスコクイーン──トレイシー・ソーン自伝 (ele-king books)
https://www.amazon.co.jp/dp/4909483284/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_f1m4CbXMPYZ5M

[ニュース] Cornelius, Everything But The Girl, エブリシング・バット・ザ・ガール

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