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2017年03月20日01時06分

 

BiSH ZEPP TOKYO即日レポート!「幕張メッセを最高の一日にすることをプロミスします」

 

BiSHが、2017年1月8日のZEPP NAGOYA公演を皮切りにスタートした全国ツアー「BiSH NEVERMiND TOUR」のファイナル公演をZEPP TOKYOで行った。チケットはソールドアウト。会場では開演前から2700人の清掃員(ファンの名称)の手拍子が止まず、期待と熱気が充満していた。

本ツアーの見所はなんと言ってもバンドを従えて演奏することだ。”鬼バンド”とともに、メジャー・ファースト・アルバム収録の「Am I FRENZY??」から「DEADMAN」「OTNK」とヘビーなサウンドを聴かせる。ツアー前半よりバンドとメンバーの絡みは格段に良くなっており、特にメンバーの動きはヘビーなバンド・サウンドに全く負けていなかった。

メンバー紹介のMCを挟み、「ウォント」「本当本気」「Hey gate」「ファーストキッチンライフ」「デパーチャーズ」「DA DANCE!!」「Primitive」「My distinction」「サラバかな」と一気に9曲を駆け抜ける。「本当本気」で鬼バンドの鬼のダウンピッキングに合わせてアイナ・ジ・エンドが自由に踊る姿、「ファーストキッチンライフ」でセントチヒロ・チッチが煽る姿、「サラバかな」のモモコグミカンパニーのダンスがとても印象的だった。「デパーチャーズ」では''運命なんて変えていける気がするんだ''と歌い、「Primitive」ではBiSの「primal.」にリスペクトを込めたという全員が後ろを向いて手を挙げるダンスを披露する。メンバー全員の堂々としたその姿は、彼女たちが確実に運命を変えていることを物語っていた。とりわけ昨夏に加入したアユニ・Dの立ち姿は圧巻だった。

MCでは、このツアーで何度繰り返しただろうハシヤスメ・アツコがアユニをいじりたおす寸劇で会場を沸かし、そのままの流れで代表曲でありミドルテンポの「スパーク」に入るのだから、なかなか思いきったことをする。そしてアコギから始まる「Stairway to me」。後半はメンバーが袖にはけ、Led Zeppelin炸裂の鬼バンドのソロタイムへ。ちなみに鬼バンドとは、BiSHのサウンドプロデューサーである松隈ケンタ(g)、清春や藍井エイルのバンド・メンバーとしてもお馴染みの楠瀬タクヤ(dr)、LUI FRONTiC 赤羽JAPANの小原just begun(b)。それぞれ実力は申し分ないだけに、清掃員もバンドメンバーもとにかく盛り上がる。もはや会場は大人のロックンロール・ショウと化した。このツアーの中でも特に長かった大人のロックンロール・ショウの後に、衣装替えを行ったメンバーが再登場し「ヒーローワナビー」を繰り広げた。

鬼バンドを紹介後、「MONSTERS」から一気にラスト・スパートをかける。''どんな とげとげの道も僕らは乗り越えていくんだし''と歌う「beautiful さ」では会場全員でとげとげダンスを、「ぴらぴろ」ではぴらぴろダンスを踊り、リンリンの絶叫とともに会場は最高潮の盛り上がりをみせた。本編ラストは「オーケストラ」。この1曲が今のBiSHの勢いを作ったと言っても過言ではなく、今まで演奏されたどの曲とも似て否なる名曲であることは、清掃員の大合唱が証明していた。

アンコールでは、メンバーと共にマネージャーの渡辺淳之介が登場し、「皆さんに大切なお知らせがあります...... 幕張メッセイベントホールでのワンマン公演を7月22日に開催します」と発表すると会場は大歓声、間髪入れずにチッチが「幕張メッセを最高の一日にすることをプロミスします」と言い、3月22日発売のニューシングル「プロミスザスター」を初披露した。本楽曲も「オーケストラ」に続く超名曲。特にサビのアイナからチッチへのボーカル・チェンジには鳥肌が止まらなかった。そして「ALL YOU NEED IS LOVE」では会場の全員が肩を組んで合唱し、最後は「BiSH-星が瞬く夜に-」を2回連続で披露。演奏中にモモコが楽しそうに言った「おまえらもっとかかってこいやー」、ハシヤスメの「私たちはBiSHです。BiSH最高」、アイナの「幕張メッセで絶対会おうな」、そしてリンリンの奇声までもが感動を誘った、素晴らしい、そして彼女たちの成長を見事に証明したワンマンライヴだった。

本公演は、10月に行われた日比谷野外音楽堂でのライブと比べるとダイブもないし、極端な煽りも少なかった。それでも感動の量は格段に増えた。なぜBiSHはこうも人を感動させるのだろうか? アイナのもの凄く特徴のある歌声は、チッチの歌声と繋がることで、重なることで、その良さが倍増する。リンリンやモモコ、アユニ、ハシヤスメもとにかく個性的だが、その個性を打ち消し合うことはなく、BiSHというグループの中で素晴らしく輝く。そんな化学反応が起こっている。またBiSHのメンバーは存在がとても身近だ。別にMCが上手いわけでもないし、御礼も「ありがとう」ばかりで気の利いたことも言えないし、協調性があるようにも見えないし、もちろん歌や踊りが強烈に上手いわけでもない。けれど彼女たちからは、ただただひたむきに前を信じて、努力している姿が見えてくる。そんな彼女たちが''運命なんて変えていける気がするんだ''、''どんな とげとげの道も僕らは乗り越えていく''、''みんなが僕を馬鹿にする、なめんな''などと歌えば、自分たちだって乗り越えられる気がするし、明日も頑張ろうと思える。そして彼女たちが大きなステージに立てば立つ程、その説得力は増し続けるのだ。

彼女たちはまた全国を一生懸命回る。そして7月22日に幕張メッセイベントホールのステージにたつ。彼女たちに感動のパワーを、明日を生きるパワーをもらいにいってみてはいかがだろうか。(飯田仁一郎)

〈BiSH NEVERMiND TOUR RELOADED THE FiNAL “REVOLUTiONS〉
2017年7月22日(土) 幕張メッセ 幕張イベントホール
時間 : 開場 17:00 開演 18:00

BiSH NEVERMiND TOUR FiNAL セットリスト
1. Am I FRENZY??
2. DEADMAN
3. OTNK
4. ウォント
5. 本当本気
6. Hey gate
7. ファーストキッチンライフ
8. デパーチャーズ
9. DA DANCE!!
10. Primitive
11. My distinction
12. サラバかな
13. スパーク
14. Stairway to me
15. ヒーローワナビー
16. MONSTERS
17. beautiful さ
18. ぴらぴろ
19. オーケストラ

ENCORE
1. プロミスザスター
2. ALL YOU NEED IS LOVE
3. BiSH- 星が瞬く夜に-
4. BiSH- 星が瞬く夜に-


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