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2017/02/16 17:30

 

絶対にアイドル界の1番になってやるからな!!ーーGANG PARADE、4日間連続ワンマンで魂の叫び

 

GANG PARADEが、2月12日(日)から15日(水)にかけて4日間連続ワンマン・ライヴ〈GANG PARADE 4days!!〉を中野heavysick ZEROにて開催した。

同イベントは7人体制で2回目となるワンマン・ライヴ。チケット発売とともに即完売となっていた。4日間とも会場いっぱいの遊び人(※GANG PARADEファンの呼称)が会場につめかけ、新衣装を身に包んだ7人は熱気あふれるステージを行なった。

■メンバーの個性が発揮された4日間

中野heavysick ZEROは、GANG PARADEが所属する事務所WACKがプロデュースするBiSやBiSHが初めてのワンマンを行なってきた場所。また、ココ・パーティン・ココ、ユイ・ガ・ドクソン、テラシマユウカが所属していたSiSの初ライヴにして最後のライヴとなった因縁の場所でもある。GANG PARADEは昨年7人体制で初のワンマンライヴを新宿BLAZEで行なったが、グループにとって新たなスタートを切るためのワンマンという意味合いの強いライヴとなった。

そんなワンマンの初日と2日目は冒頭から「Plastic 2 mercy」を3連発で披露。1曲ごとに遊び人たちのテンションもあがっていき、肩を組合いながらジャンプをし一気に会場は熱を帯びた。その後は新旧織り交ぜた楽曲を披露、グループの歴史を感じることのセットリストが繰り広げられた。

ユイ・ガ・ドクソンが昨年末のインストアで行なった除夜の鐘の人力サンプリングを「sugar」の曲間中行なったり、ココ・パーティン・ココ、テラシマユウカとの喧嘩をはじめ、それをキャン・マイカが可愛いからという理由でぶったぎり突然曲に突入するショートコントを行うなど、新メンバーたちのキャラクターが前に出た4日間となった。4日目のMCではメンバー全員が好きな男性のタイプを語るなど、これまで以上にパーソナルな部分も垣間見える場面もあった。

また、4日間ともアンコール前のMCをユメノユアが担当。毎回気持ちを込めたコメントを残した。なかでも最終日となる4日目はボロボロこぼれる涙とともに溢れる想いが語られる夜となった。

「今日はヘビーシック4daysの最終日です。この4日間、アンコールのMCを全部で4回やらせてもらっていて、今日この公演をはじめて見る方もいると思うんですけど、4回とも伝えたいことは、ここにいるみなさんがとってもとってもGANG PARADEにとって大事だってことで、今日も少し私の気持ちを話したいと思うので聞いてください。

生きているときにうまくいかないことだったり悔しいことがみんなにもあると思うんです。でも、私はそれを自分の中でうまく処理することができなくて、どうしてもマイナスなことを言ってしまったり… みんなに心配をかけてしまうことがたくさんあります。それぐらい私は弱い人間です。ユアがいるからギャンパレのライヴに行きたくないっていう知らない人の書き込みだったり、ユアがいるからGANG PARADEは売れないみたいなこともあって。私が発した言葉がGANG PARADEの足を引っ張っている、そんな気がしてしまって、なんで自分はいるんだろう、なんで生きているんだろうって思ってしまうことがあります。

でも悔しいこととかうまくいかないことのほうが人生は多いんだなって私は気づいています。そんな楽しいことばっかだったら、そんなロボットのような人生だったら、私は嫌です。自分の心が整理できなくなって、追いつかなくって苦しいときは、いつも私は音楽に助けられてきました。私はアイドルだったりバンドがすごくすごく大好きで、彼女たちや彼らに支えられて、ここまで生きてくることができました。ライヴハウスは私に楽しい時間をくれました。いまここでGANG PARADEとして歌って踊っていることも、みなさんと過ごす時間も、私に幸せを与えてくれています。そんなライヴハウスで学んだことがあります。

叶う夢も叶わない夢もあるけれど、思い続けたやつしか夢は叶えることができません。そして口に出さなければ、やりたいことだったり夢は叶わないって、私は大好きな音楽を奏でている人たち、演じている人たちから学びました。だから、私はいまここで夢を言います。

〈GANG PARADE、ぜったいにアイドル界の1番になってやるからなー!!!!!!〉

いままで悔しい思いもいっぱいしてきたし辛いことのほうが多かった。何度も何度も逃げたくなりました。だけど絶対に1番になってやりたいって、アイドル界の1番になりたいって、あなたたちの1番になりたいってそう思います。私が音楽に支えられてきて、このライヴハウスで感じてきたもの、そして音楽に支えられてきたということを、今度は私がここにいる全員の支えになりたい。まだまだ弱っちいかもしれないけど、あなたたちの支えになりたいです。そしてここにいるあなたたち全員が私たち7人の支えです。

これからもきっとみなさんにとっても辛いことだったり、苦しいこと、仕事がうまくいかなかったり、この先の進路だったり、なにか目指しているものに手が届かなかったり、いろんなことがあると思います。たぶん私たちもこの先も何回もくじけそうになると思うし、うまくいかないことのほうがきっと多いです。だけど、みんなでこれからもその辛さを一緒に感じて、味わって、飲み込んで、共に時間を過ごして、一緒に乗り越えていけたら私は幸せです。これからも一緒に歩んでいきましょう」

途中マイクを通さず気持ちを叫んだMCをし、アンコールでは「Plastic 2 mercy」が2連発で披露されたが、まだ足りないとばかりにユメノユアが煽り、4日間を締めるこの日3回目、トータルで11回目の「Plastic 2 mercy」で本イベントは幕を閉じた。

GANG PARADEは4月に東名阪ワンマンツアー、そして4月25日にはシングル『BODY&7SOUL(仮)』を発売する。7人体制での本当の一歩目を踏み出したギャンパレの2017年。彼女たちのグループにかける想いがどこまで大きな現象になっていくのか要注目だ。(西澤裕郎)

■TOUR公演詳細
〈GANG PARADE BODY&7SOUL Tour〉

2017年4月9日(日)[大阪]LIVE SQUARE 2nd LINE
時間 : Open 17:00 / Start 18:00

2017年4月22日(土)[名古屋]daytrive
時間 :
①Open 13:30 / Start 14:00
②Open 18:30 / Start 19:00
※1日2回公演

2017年4月30日(日)[東京]下北沢SHELTER
時間 : Open 11:00 / Start 11:30

料金 : スタンディング 前売 3,000円(税込) 入場時にドリンク代別途必要
受付URL : イープラス http://eplus.jp/gp/(PC&携帯)

【シングル情報】
GANG PARADE [BODY&7SOUL(仮)]
発売日:2017年4月25日(火)
レーベル:T-Palette Records
品番:TPRC-0174
価格:1000円(税抜価格)+税
収録内容:
M1 BODY&7SOUL(仮)
M2 タイトル未定
M3 BODY&7SOUL(仮)(inst)
M4 タイトル未定(inst)


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