2014/03/06 11:20
先日、新宿LOFTで自主企画イベント〈オトトイの地下室〉を成功させたばかりの水曜日のカンパネラが、3rdミニ・アルバム『シネマジャック』の1曲目に収録されている楽曲「ミツコ」のMVを公開した。
MVの監督は、新進気鋭の若手カメラマン雨宮透貴。雨宮氏は、OTOTOYで連載されている「水曜日のシネマ淫談」でもエロスにまつわる写真を撮っており、ヴォーカル・コムアイとの相性は抜群。今回の映像は、コマ撮りで撮影した写真で9割が構成されており、吉祥寺の街並や代々木公園を舞台にした異色の作風となっている。また、サウンド・プロデューサー、ケンモチヒデフミのトラックと絶妙なマッチングをみせており、絶妙な怪しさと色気を醸し出している。
なお、同曲は先行して販売されていたタワーレコード限定100円CDでも話題になった曲で、園子温監督の『恋の罪』がモチーフになっており、すでにライヴでも定番曲として歌われている楽曲。テックハウス調のトラックに、コムアイの語りともシャウトとも言えない独特な歌声がのる、水曜日のカンパネラの代表曲といっていい作品となっている。
今回の楽曲とMVについて、コムアイから以下のコメントが寄せられている。
「実写の映画を題材に借りて生まれた曲から、三分間の映像をつくるのは、面白い手順だと思います。歌自体、映画をそのまま変換した訳じゃないから、元に戻るはずはないんだよね〜。エキサイト翻訳を逆翻訳して、意味わかんない言葉が出てきた時の感じ。でも、撮ってもらっている間は映画に直接沿ってしまわないか不安でした。出来上がってみると、私の物語ではなかった。駅のホームであなたの前に立っている人は、もう人生で5回目のすれ違いかもしれない。何回すれ違ったかを視覚化できたら面白いのにって思ったことないですか。都会って、こんなに近くで誰かが見てる。あなたが生きてる限りは誰かが見てる。妄想の種にしてる。それでもさみしいけどね。みんな頑張ってね。救いがないのも誠実さだと思いながら歌ってます」
3月19日には『シネマジャック』の発売と、そのレコ発イベント〈水曜日の視聴覚室〉が、オオルタイチとVJを迎え渋谷WWWで行なわれる。これまでに、長時間のライヴはほぼ未経験のコムアイがどのようなライヴを見せるのか。入場料1000円というお手頃価格なので、気になっている人は足を運んでみてはいかがだろう。(ねるねるね〜るね西澤)
〈水曜日の視聴覚室〉
2014年3月19日(水)渋谷WWW
時間 : OPEN 19:00 / START 19:30
料金 : 前売¥1,000- / 当日¥1,500- ドリンク代別途
出演 : オオルタイチ×VJスフィンクス、水曜日のカンパネラ×VJ中山晃子
■チケットに関して
・手売先行 → 水曜日のカンパネラのライブ会場にて1月29日より販売
・一般発売 → 2月12日より下記にて販売
・チケットぴあ Pコード : 223-481
電話予約 : 0570-02-9999
・ローソンチケット Lコード : 70045 ※電話予約なし
・e+ http://eplus.jp/
〈水曜日のカンパネラpresents「オトトイの地下室」後夜祭!〉
2014年3月28日(金)阿佐ヶ谷ロフトA
・http://www.loft-prj.co.jp/schedule/lofta/ 22160
水曜日のカンパネラ / シネマジャック
発売日 : 2014年3月19日(水)
※OTOTOYでは2月26日より先行配信
http://ototoy.jp/feature/2014022605
価 格 : ¥1,389- +(税)
品 番 : TRNW-0050
取扱い : タワーレコード店舗 & ヴィレッジヴァンガード店
収録曲 :
1. ミツコ
2. 二階堂マリ
3. 義経
4. モスラ
5. ラオウ
6. ダ・ヴィンチ
7. ニキータ
8. ランボー
・水曜日のカンパネラ HP : http://www.wed-camp.com/
・水曜日のカンパネラ Twitter : http://twitter.com/wed_camp
・OTOTOY 特集ページ : http://ototoy.jp/feature/2014022605