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2013/12/04 00:58

 

湯川潮音、歴史あるホール「大倉山記念館」でDSDレコーディング!!――OTOTOY最速レポ

 

いよいよ本日、12月4日(水)からスタートする〈OTOTOY DSD SHOP 2013〉。最新のDSD対応機器に実際に触れながら、その豊かな音質を確かめることができる絶好のチャンスとなっている。

〈DSD SHOP〉の会期中には様々なイヴェントが用意されているが、その中でも目玉のひとつと言えるのが、12月8日(日)に行われる「湯川潮音@大倉山記念館 公開試聴会!」だろう。このイヴェントは、湯川潮音のDSD音源を、湯川本人やエンジニアの高橋健太郎とともに世界初公開するというもの。そんな同イヴェントのためのDSDレコーディングが、昨日12月3日(火)、横浜の高台にある大倉山記念館のホールで行われた。その様子を最速レポでお送りする。

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12月3日(火)、シンガー・ソングライター湯川潮音によるDSDレコーディングが行われた。場所は、神奈川県大倉山にある大倉山記念館。昭和7年に築かれた歴史ある建築物であり、変色した石畳からもそれが感じられる。

その大倉山記念館のホールで行われた今回の録音では、湯川潮音(vo, gt)、藤原マヒト(pf)、徳澤青弦(cello)によるトリオ演奏を、KORG「MR-2000S」を5台同期させてレコーディングするという手法が採用された。

西日が落ちかけた16時頃、録音環境とアーティストのセッティングが終わり、軽い音出しが始まる。天井が高く、木の光沢とその構造が美しいホールに、演奏者3人は馴染んでいた。この時点で3人の放つ音、特に湯川潮音の声がまとっているオーラを感じずにはいられず、建築物の雰囲気も相まって背筋がピンッとした。そして録音が17時頃から始まり、多い曲でテイク4まで演奏、最終的に様々な表情を持つ計3曲をレコーディングした。

音のスペースが多く揺らぎが素晴らしい曲「にじみ」では、演奏者の緊張感と、空間を伸びやかに舞うような湯川潮音の声に、会場に居合わせた全ての人間が大きな充足感を静かに感じていたはずだ。

ぜひ今回のレコーディングの“空気”をDSD音源で体感してほしい。(浜公氣)

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■〈DSD SHOP 2013〉 詳細ページ
http://ototoy.jp/feature/2013103001

■関連イヴェント一覧
12月4日(水) OTOTOY DSD SHOP 2013とは?(オープニング・セレモニー/トーク・イヴェント)
12月4日(水) e-onkyo music presents RYU MIHO DSD公開録音
12月5日(木) PIONEER presents 『平賀さち枝と天命反転住宅』公開試聴会!
12月6日(金) 和田博巳 presents DSDの快楽
12月7日(土) 初めてのDSDネットワークオーディオ
12月7日(土) TASCAM DA-3000 PCM/DSD録音比較試聴会
12月8日(日) 『湯川潮音@大倉山記念館』公開試聴会!
12月8日(日) 伊藤ゴローの3rdアルバム『POSTLUDIUM』を最高音質で聴いてみよう!
12月9日(月) サウンド&レコーディング ・マガジン presents TICA高音質試聴会&DSD討論会
12月10日(火) クロージング・セレモニー

[ニュース] 湯川潮音

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