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2013/09/20 12:00

 

μ-Ziq、ヤン富田、砂原良徳の参加が決定した、電子音楽の祭典、EMAF TOKYO 2013

 

以前もここで報じた、11月の3日(日)、4日(祝・月)に恵比寿リキッドルームで開催される国内外のカッティング・エッジなエレクトロニック・ミュージック系のアーティストを集めたフェス、Electronic Music of Art Festival Tokyo(EMAF TOKYO)。ここに、UKからμ-Ziq、そして国内アーティストとして、ヤン富田、砂原良徳の出演が決定。

EMAF TOKYO 2013は、まさに国内外のテクノ〜エレクトロニカ〜アヴァン・アートと電子音楽のさまざまな領域の重要アーティストが集結することになるといっても過言ではないだろう。今回追加されたのは前述のようにUKからμ-Ziq、そして国内アーティストとして、ヤン富田、砂原良徳の3組。μ-Ziqは、彼自身、1990年代初頭のインテリジェンス・テクノの波にのり、エイフェックス・ツインに見出され、彼のレーベル、Rephlexからデビュー、その後は自身のレーベル、Planet-μを設立し、ここ数年では、ダブステップをUKのストリートから見出し、世界中のエレクトロニック・ミュージック・ファンの目に触れさせ、さらにはポスト・ダブステップの道筋をひとつつけたレーベルでもある。同じことはジューク/フットワークといった音楽ジャンルにもいえる。そしてそれ以外にもレーベルの真骨頂とも言える実験的なテクノ/エレクトロニカ的な感性を持った作品をリリースし続ける。まさにUKのエレクトロニック・ミュージックの重要人物。そしてヤン富田は、先日のリキッドルームでのコンサートの記憶も新しいが、1980年代よりヒップホップやダブ、ライヴ・エレクトロニクスや現代音楽をポップと結びつけたこの国のシーンが誇るパイオニア。砂原良徳は、言わずもがな電気グルーヴのメンバーとして、テクノを日本のポップ・カルチャーに根付かせ、ソロでは『Lovebeat』以降、そのディープなエレクトロニクス路線を進化させている。この3アーティストの参加は、EMAF TOKYO 2013をさらにディープにパーフェクトに補完をするものだ。
またこのイベントは、Red Bull Music Academy主催の都市型フェスティヴァルRed Bull Music Academy Weekenderの一貫であることも発表さればかりだ。
その他の出演陣や出演日程などの詳細は下記のリキッドルーム・ホームページから。(河村祐介)

左から、今回参加が決まったμ-ZIQ、ヤン富田、砂原良徳

Red Bull Music Academy Weekender EMAF TOKYO 2013
-Electronic Music of Art Festival Tokyo-
11月3日(土)開催
http://www.liquidroom.net/schedule/20131103/ 15699/
11月4日(祝・月)開催
http://www.liquidroom.net/schedule/20131104/ 15702/

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