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2012年10月13日11時34分

 

アイドルってなんだろね? BiSメンバー内抗争、涙の中、本音で語るもタイムアップ

 

10月12日(金)、2.5Dで、アイドル・グループBiSによるトーク・イベント〈BiSメンバー内抗争「アイドルってなんだろね?」〉が開催された。

プー・ルイ vs テラシマユフという形をとりながら、BiSというアイドルへの見解について、ガチンコでタイマン・バトルをするという本イベントは、イベントという枠組みを越えた、リアルな意見公開の場となった。結果的に、固まりかけていたBiSという結晶を、メンバーが自らの手によってかき混ぜ、ぶっ壊す一夜となった。

まずは、このイベントが開催されるに至った発端から振り返っておこう。

10月24日(水)にリリースされる、BiSのメジャー・ファースト・アルバム『IDOL is DEAD』に収録される「ASH」のPVが10月3日の深夜未明に公開された。そこに映っていたのは、2010年に公開された「My Ixxx」の全裸PVをフラッシュバックさせるような、プー・ルイの一糸まとわぬ映像。そして、オリジナル・メンバーであるプー・ルイ、ヒラノノゾミが「最近のBiSはつまらない」「サークル化してる」と、BiS自身と追加メンバーを痛烈に批判する映像が挿入されたものだった。

同時に「思ってることは言わなきゃ伝わらないし、言ったらもめるかもしれないけど、友達同士の遊びのグループじゃないんだからそれは全然良いことだと思う。 むしろちゃんとぶつかるべきだと思うんだよね」など、現在のBiSについての想いが書かれたプー・ルイのブログがアップされ、そこから「BiS内部抗争」へと発展していった。また、プー・ルイが24時間100kmマラソンをすることを発表した。

それに対して、メンバーのテラシマユフは、10月7日早朝、「BiS内部抗争」に対する自らの考えをブログで公開。約7000字という、アイドルのブログとは思えないくらいの分量で、自分のBiSに対する考え方を表明した。

10月8日(日)9日(月)、予告通り、プー・ルイが24時間100kmマラソンを決行。触発されたワキサカユリカも参加し、2人で富士急ハイランドから新宿までのマラソンに挑戦した。結果的に走りきることは出来なかったものの、大きなインパクトを残し、BiSが筋書きのない路を走ってきたことを再認識させるに至った。

そして、昨晩のトーク・イベント〈BiSメンバー内抗争「アイドルってなんだろね?」〉を迎えた。

プー・ルイとテラシマユフが向かい合う形でステージ前列に座り、ヒラノノゾミ、ワキサカユリカ、ミチバヤシリオは後列に座るという形で、イベントはスタートした。

「もうメンバーにやめてほしくない」「もっと本音で話したい」と話すプー・ルイに対し、「本音とは何なのか」とテラシマユフの考えを述べていく。始めは対決ということを意識する部分もあったのか、どこか表情も内容も堅いように見えた。集まった研究員もいつもとは違い、静かに緊張感を持って様子を見守っていた。

次第に、それぞれが思っていることを独白するような形へ変わっていく。「私たちは、かっこいいだけで売っていけるグループじゃない。だから、売れるためには楽曲を聴いてもらわないといけない」と、プー・ルイは涙を流しながら発言。ソロ時代に発表した曲を聴いてもらえなかった悔しさから、どういう手段でもまずは聴いてもらわないと始まらないという本音を語った。「My Ixxx」で全裸になったことに対し「最初は自信を持てなかった」とも語り、結果的に100万PVという数字をたたき出したことで「間違ってなかった」と思えるようになったことも語った。

テラシマユフは、BiSのオーディションに合格した際、同時に別のアイドル・オーディションの1次審査に通っていたことを告白。初めて臨んだBiSの撮影が、ひょっとこで白塗りをするなど、それまで持っていたアイドル像とは違ったものの、BiSで頑張ろうと決意し、もう一方のオーディションを蹴ってBiSに加入したことを語った。

また、今回の騒動で大きな動揺とショックを受けたことを語り、テラシマユフも涙を流し始める。有名私立大学に通い、優等生担当でもある彼女が、この騒動で気持ちが落ち着かず、学校もさぼってしまったということも判明した。「アイドルの原点であるモーニング娘。への憧れが強すぎて適応できないのかな」「アイドル不向きなのかもしれない…」との発言も漏らした。

「親御さんはどう思っているか?」など、いくつかのお題の元を出していくものの、討論という形にはなかなかならず、彼女たちが本気でBiSについて、アイドルについて考えているが故に、なかなか言葉にまとまらない様子が如実に伝わってきた。

「BiSは解散するって言っているけど、今は楽しいし本当は辞めたくない」とプー・ルイは再び涙を流して、本音を語った。「でも、売れるためには知ってもらわないといけないし、今まで以上のスピード感でやっていかないと飽きられて消えていってしまう」「それ(奇抜なアイデア)に頼らずやっていけるようになりたい」と、現在のBiSを冷静に受け止めながらも、最終的には実力で魅せていけるグループになりたいという決意を語った。そして、「それぞれがどうすればいいのかを考えて、それぞれのBiSを持ってほしい」とプー・ルイは何度も主張した。

最後に、10月21日の赤坂ブリッツ・ワンマンについての意気込みを求められたテラシマユフだが、「いいライヴにしたいけど、それぞれの想いがこれだけ伝わっていないってことが分かって正直混乱しています。私はものごとをポンポン決めて進んでいくというより、自分の中で考えてしっかり結論を出して進んでいくタイプなので、今は混乱しています」と本音で心境を語った。時間切れのため、最後はプー・ルイが、笑って終りにしようとメンバーに促すものの、本気の笑顔など到底できるはずもなく、歯切れの悪いままトーク・ショーは幕を閉じた。

その後、休憩を挟み、「マグノリア」「太陽のじゅもん」のスロー・テンポな2曲を披露して本イベントは終了。会場の雰囲気は、いつもと違い重々しいままだった。

約1週間後の10月21日に赤坂ブリッツでのワンマン・ライヴを、10月24日には現在のメンバーで初となるメジャー・ファースト・アルバム『IDOL is DEAD』のリリースを控えているだけに、この期間でBiSの5人の気持ちが一つにまとまっていくのか、そしてどんなステージを見せてくれるのか、期待と不安が入り交じった状態であることは否めない。

しかし、今回のイベントにおいて、プー・ルイもテラシマユフも思っていることを本音で語っていたことは紛れもない事実。それがBiSというアイドル・グループをより強固なものにしていくための試金石と考えれば、これからBiSが一回りも二回りも大きくなるには必要不可欠なイベントだったのかもしれない。筋道の見えないドラマは、まだまだ続く。それによって、BiSという結晶は、より輝き、より大きなものになっていく。筆者は、そう信じている。(西澤裕郎)

〈IDOL is DEAD Repetition〉
2012年10月21日(日)赤坂BLITZ
チケット料金 男性 3000円/女性 2000円
※女性の方は、当日会場にて1000円キャッシュバック致します。

OPEN / START 16:00 / 17:00
アーティスト BiS
主催 株式会社つばさレコーズ
協力 OTOTOY株式会社 / e+ / エイベックス・エンタテインメント
後援 TBSラジオ
問い合わせ先 「brandnewidolsociety@gmail.com」

・BiSオフィシャルHP
http://www.brandnewidolsociety.org

・OTOTOY BiS Road to 赤坂BLITZ インタビュ—
http://ototoy.jp/feature/index.php/2012082200

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