LIVE REPORT 2012/3/30 高畠俊太郎
[LIVEREPORT]・2012年04月10日・
3/30@下北沢440「headLine vol.25」「headlineへようこそ~」という主催者、高畠俊太郎のごきげんな挨拶から始まったheadline vol.25。2005年7月から始まり、もうすぐスタートから7年になるのだが、毎回素敵なゲストを迎え、抜群の安定感を誇るイベントになっている。今回の対バンは盟友、近藤智洋率いる、近藤智洋&ザ・バンディッツ・リベレーションだ。高畠&近藤はこれまでに何度も共演したり、一緒に長いツアーを回ったりしている者同士。お互い、仲間であり、尊敬するミュージシャンだと思っていることが会場内にも伝わって来て、ライヴ・スタート前から客席の雰囲気もすこぶる良い。
「雨色のギター」で始まった先攻の近藤智洋&ザ・バンディッツ・リベレーション。近藤がアコギとピアノで紡ぎ出す柔らかいメロディに、高橋浩司(Dr.)、Hisayo(Ba.)、山田貴己(Eg.)それぞれが鳴らす音が溶け合い、そこに佐田智のサックスが色とメリハリをつけていく。このバンドを線で表すとすれば、なめらかな曲線だ。高揚感溢れる曲もぐっと落ち着いた雰囲気もあるけれど、そのつながりはすうっとスムーズに流れていく。メン
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LIVE REPORT 2012/2/23 畠山美由紀
[LIVEREPORT]・2012年03月14日・
2/23@渋谷区文化総合センター大和田 さくらホール2月23日木曜日の夜。平日だというのに渋谷の駅前は相変わらずの人の波だ。雨が降っていたのだろうか、道が濡れている。冬場に似合わぬしっとりとした空気の中5分ほど歩くと、会場である文化総合センター大和田さくらホールに到着。駅前の喧騒を忘れる程の静かで落ち着いた場所だ。この日は、昨年12月にリリースされたアルバム『わが美しき故郷よ』のレコ発ツアーの最終公演。畠山美由紀は、東日本大震災の被災地である宮城県気仙沼市出身のシンガー・ソングライターだ。生きる喜びと悲しみを、表現豊かな声で歌う。ツアー名ともなっている『わが美しき故郷よ』とは震災後「こんな状況だからこそ曲を作ろう」という意志のもと、約9か月の制作期間を経て出来たアルバムだ。
会場内に入ってみると、スーツを着た仕事帰りの人や年配のご夫婦など年齢層は少し高め。しんと静まった会場に思わず気持ちが引き締まり、背筋がぴんと伸びた。中島ノブユキ(Pf)、小池龍平(Gt)や栗原務(Ds)とバンドのメンバーが先にステージに上がり、続いて畠山美由紀がステージに登場する。1、2曲目は「その町の名は」から「風の吹くまま」と、
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LIVE REPORT 2012/1/27 bloodthirsty butchers
[LIVEREPORT]・2012年01月30日・
1/27 【HMV GET BACK SESSION】 bloodthirsty butchers@渋谷WWW
「古くもなく、新しくもなく、未来に捧げているってことだ。… 何言っているんだろうな。」ダブル・アンコールに登場した吉村秀樹(Vocal/Guitar)は、2日間の緊張から解き放たれたかのように『未完成』を選んだ理由をそう語って笑った。
ここ数年、Dinosaur Jr.やPrimal Screamなどの海外アーティストによる再現ライヴがトレンドになっている。アーティスト本人が自身の過去作を収録順どおりに再現する、いわゆる「名盤再現ライヴ」。ここ日本でも、HMVの企画による再現ライヴ・シリーズ『HMV GET BACK SESSION』が始まることとなった。そのこけら落としに選ばれたのが、1987年に結成し、今も最前線を走るbloodthirsty butchers(以下、ブッチャーズ)。再演されるアルバムは、1999年にリリースされた『未完成』だった。 定刻を10分くらい過ぎてから、暗転とともにステージに登場した4人。少し飛び跳ねながら出てきた吉村だったが、どこか緊張しているように見えた。静かに
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LIVE REPORT 2011/12/01 近藤智洋&ザ・バンディッツ・リベレーション
[LIVEREPORT]・2011年12月28日・
2011.12.1 近藤智洋&ザ・バンディッツ・リベレーション@下北沢440
2005年7月にPEALOUTが解散したのち、近藤智洋はすぐにソロ活動をスタートさせた。その後、現在までの数年は弾き語りとバンド・スタイルを並行したライヴまみれの日々に明け暮れ、ソロ以外の別バンドであるGHEEEのライヴも含めれば、年間の公演数は優に100本を超える。そんな彼が約1年半前に結成したのが近藤智洋&ザ・バンディッツ・リベレーションだ。PEALOUT以来の盟友・高橋浩司(ds)をはじめ、Hisayo(b)、佐田智(sax)、山田貴巳(g)からなるこのバンド初のワンマン・ツアー、東京編の模様をレポートする。
オープニングは「バンディッツのテーマ」。近藤の軽快なアコギとヴォーカルにファンキーなバンド・アンサンブルが重なる名刺代わりの1曲で、間奏のメンバー紹介も華麗にキマり、早くもコンディションのよさが窺える。続くミッド・ナンバーの「雨色のギター」「Power of Dreams」では、この編成になってからの持ち味と言える温かみのあるアコースティック・サウンドが印象的に響く。佐田のサックス・ソロが場をグッと盛り上げ、山田の
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LIVE REPORT 2011/11/03 クラムボン
[LIVEREPORT]・2011年11月19日・
11/3 クラムボン @ 両国国技館
満員御礼の国技館で披露された、クラムボンの過去と未来
歴史を感じさせる蕎麦屋の近くに前衛的なデザインの博物館が建ち、遥か遠くには東京スカイツリーを臨む両国。この20世紀の面影と21世紀の風景が共存する不思議な街は、普段は見かけない若者達で溢れかえっていた。昭和の香り漂う両国国技館が、今回のライブの舞台だ。
ステージと客席が見渡せる2階席に座ると、普段は土俵が鎮座している場所に設けられたステージと、それを取り囲む客席が目に入る。メンバー3人が向かい合えるように機材が配置されたステージは、バンドの一体感を重視したマイルス・デイヴィスのステージを髣髴させる構成だ。一方、客席は「白い服を着てくること」という事前のアナウンスに応えた観客で真っ白に染められている。彼らを愛するファンの多さを象徴する光景だ。
この日のステージは、「両国の幽霊」を名乗る噺家、林家彦いちの前振りで幕を開けた。彼は軽妙な冗談で場を和ませ、手拍子で観客を煽りたてる。そうやって会場が暖められたところに、観客の服装と同じ、白い衣装を身に纏った3人が、和服を模した柄のポンチョに包まれて登場した。ネイティブ・ア
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LIVE REPORT 2011/11/03 miaou×NOT SQUARES
[LIVEREPORT]・2011年11月18日・
11/3 miaou×Not Squares JAPAN TOUR @名古屋 K.D Japon
Art Of Fighting、Below The Sea、epic45などなど、これまで各国のバンドとともにスプリット・ツアーを展開してきたmiaou。ニュー・アルバム『The day will come before long』のリリースに伴い、今回敢行されたのは、2006年に共演したTracer AMCのメンバーによる北アイルランドのトリオ、Not Squaresとのツアーだ。11月前半に東名阪を回ったツアーから、初日の名古屋 K.D Japon(以下、ハポン)でのライヴをレポートする。
10月のプラネタリウムでのライヴを経て、今度はハポンでの演奏となるmiaou。その音楽がどのシーンにも入り込めるのと同様に、ハコの形態を苦にしない柔軟な適応力がこの日も活きていた。お客さんとの距離がかなり近く、ステージと客席との境目が存在しないハポン。演奏スペースにはたくさんの楽器が所狭しと並んでいる。そんな中、1曲目の「small dream」から落ち着いたパフォーマンスで見せていく。続く「own your colo
… by 田山 雄士
LIVE REPORT 9/28-29 ソウル・フラワー・みちのく旅団 被災地ライヴ・ツアー
[LIVEREPORT]・2011年11月05日・
9/28-29 ソウル・フラワー・みちのく旅団 被災地ライヴ・ツアー
震災から半年以上が過ぎて、被災地にいない人間は震災のことも意識の中から薄らいでいるかもしれない。また、原発事故から起きた様々な問題により身動きが取れなくなっている人もいるかもしれない。しかし被災地は復興にはまだ遠く、そしてそこで生きている人々がいる。ソウル・フラワー・ユニオンは、そこで生きる人々の現場に行き続ける。何度も現場に行き、現地の人々との繋がりを深くしていく。続けること、繋がっていくこと。それがいかに大切か。ソウル・フラワーの活動から、私はそれを教わり続けている。
5月17日から19日の第1回、6月21日から23日の第2回に続いて、“ソウル・フラワー・みちのく旅団 被災地出前ライヴ・ツアー”の第3回が、9月28日と29日に行われた(他にもリクオとのソウル・フラワー・アコースティック・パルチザンで被災地ライヴを行なっている)。ツアーは宮城県の3ヶ所。前日の27日は仙台のLive House enn2ndで、“ホモサピエンスはつらいよ ツアー・ファイナル”が行われ、そのライヴに行けなかった私は28日の午前に仙台のホテルで合流。前
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LIVE REPORT 2011/08/15 世界同時多発フェスティバルFUKUSHIMA!
[LIVEREPORT]・2011年09月16日・
8.15 世界同時多発フェスティバルFUKUSHIMA! @福島市 四季の里&あづま球場
原発事故という不名誉な形で世界中にその名を知られることになった福島。その「FUKUSHIMA」という名前を再びポジティヴな意味に転化していく最初の一歩として開催されることになったのが、この「世界同時多発フェスティバルFUKUSHIMA!」だ。開催決定からわずか4カ月ほどの短い準備期間を経て、いまいち全貌が見えてこないまま当日を迎えたこのフェスティバルに、県内で生まれ育った筆者は期待感とはまた別のなんとなく落ち着かない気持ちを抱えたまま、二本松市内にある実家から父の運転で向かうことになった。
到着したのはオープンとほぼ同時刻。メイン会場のひとつであるには既にいくつもの出店が並んでいる。会場全体に大風呂敷を敷く準備が始まったことを見届けてから、友人と会場近くのコンビニに寄ると、店内を飛び交うおにやんまに一部が騒然としているところだった。入場料もなければ整理券も配られていないこのフェスティバルは、どの程度の集客が見込めるのかも未知で、とりわけ県外からどれだけの人がやってくるのは気がかりだった。しかし地元の人間からすれば標準
… by 渡辺 裕也
LIVE REPORT 2011/08/01 コンゴトロニクス
[LIVEREPORT]・2011年08月14日・
8/1 コンゴトロニクス(コノノNo.1+カサイ・オールスターズ)with フアナ・モリーナ、スケルトンズ
2000年代に入り、一つの大きな流れが音楽の世界を席巻し始めている。欧米中心だったロック~ダンス・ミュージックのシーンに、中東、アジア、アフリカや南アメリカのサウンドが浸透してきたのだ。今年のFUJIROCK FESTIVALでもそういった地域で活動するアーティストの出演が多かったように、日本にも徐々にその流れがやってきている。その中でも最も代表的なアーティストの一つが、中央アフリカ、コンゴ共和国出身のバンド、コノノNo.1とカサイ・オールスターズだ。アフリカ特有の呪術的で土着的なビートを基本にしながら、ギターやリケンベと呼ばれるコンゴの親指ピアノをアンプにつなげ、エレクトリックで強力なダンス・グルーヴを生みだす。そしてこの夏、この2バンドが合体し、出身地であるコンゴとエレクトロニクスをあわせた造語である「コンゴトロニクス」として来日することになった。
2011年8月1日、渋谷CLUB QUATTOROにて行われたコンゴトロニクスのライヴ。前々日のFUJIROCK FESTIVALでのライヴを2
… by tripxtrip
LIVE REPORT 2011/07/23-34 東京BOREDOM in KYOTO
[LIVEREPORT]・2011年08月10日・
7/23-24 TOKYO BOREDOM in KYOTO@club METRO
2011年7月23日(土)-24日(日)会場 : 京都川端丸太町Club METRO出演 : FLUID / TACOBONDS / BOSSSTON CRUIZING MANIA / Alan Smithee''s MAD Universe / TRIPMEN / SuiseiNoboAz / and Young… / VELOCITYUT / DODDODO / キツネの嫁入り / odd eyes / skillkills / イデストロイド / のうしんとう / ワッツーシゾンビ / bonanzas / UltraFuckers / ドラびでお / JAILBIRD Y/ BIOMAN(from:neco眠る) / 真保☆タイディスコ / KA4U / deejayおしゃれ / 非常階段 / ULTRABIDE / GROUNDCOVER. / Limited Express (has gone?) / worst taste / ふつうのしあわせ / ゆーきゃん / したっぱ親分 / PANICSMILE /
… by bobbiiiiie
LIVE REPORT 2011/07/29-31 FUJIROCK FESTIVAL'11
[LIVEREPORT]・2011年08月07日・
7/29-31 FUJIROCK FESTIVAL'11
帰路に就くと途端にやってきた強烈な眠気と疲労。なんで苗場にいる間はあんなに元気なのか自分でも不思議だが、それにしても3日間よく歩き回った。今年も大雨に見舞われたフジロック。とはいえ、開催期間中に新潟県が記録的豪雨による被害に遭ったことを考えると、3日間ほぼ滞りなくフェスが敢行できたのは奇跡的なことだったようにも思えてくる。開催中は県内であんなに大きな被害が出ているとはまったく気づきもせず、初日こそほぼまる一日降りっ放しだったものの、二日目の夜には満天の星空が広がっていたし、最終日には天候もすっかり落ち着いていた。去年と比べてもそれほどひどかったようには感じなかった。
つまり、言ってしまえばいつものフジロックだったんだけど、だからこそ今年は思うこともたくさんあった。大地震と原発事故による甚大な被害が日本を襲ったこの2011年だからこそ、このフェスティバルが掲げてきたテーマやメッセージ性をよりダイレクトに感じた人は多かったはず。前夜祭の段階で一気にぬかるんだ地面。ほぼ途切れることのないトイレの大行列。このフェスにおいて毎度不便だと指摘されるところは
… by 渡辺 裕也
LIVE REPORT 2011/06/26 Shimokitazawa Indie Fanclub 2011
[LIVEREPORT]・2011年07月17日・
6/26 Shimokitazawa Indie Fanclub 2011
去る2011年6月26日、下北沢は音楽好きの若者であふれ返った。そして男女ともにボーダー・シャツ、眼鏡率が異様に高かった。この日はShimokitazawa Indie Fanclub。総勢100組以上のアーティストが下北沢のライヴ・ハウス、カフェ、レコ―ド屋など15カ所のスペースで演奏した。昨年はあっという間にチケットが売り切れてしまい、涙をのんだ。当日券目当てで下北沢へ行ったものの、もう一度涙をのむはめとなった。楽しそうに回遊するボーダー眼鏡男女を横目に王将を食べて帰った。「下北なんぞ二度と来るか! 」そう誓ったものの、今年も出演者の豪華さに目が眩み、気が付けばShimokitazawa Indie Fanclub 2011のチケットを手に握り、代わりに財布からは4500円が消えていた。100組以上のうち、私が見れたのは10組。個人的な趣味や目線ではございますが、ここに思い出を記させて頂きます。
まずは12時半からCLUB251にてyounGSounds。体力温存のために後ろの方で大人な楽しみ方をしようと思ったものの、不可能。
… by bobbiiiiie
LIVE REPORT 2011/07/01 高田漣 with 中島ノブユキ「Folk Roots / New Routes」@青山・CAY
[LIVEREPORT]・2011年07月08日・
高田漣の初ライヴ音源をHQDで高田漣『Official Bootleg Series ”Folk Roots / New Routes” Vol. 001 with 中島ノブユキ』【販売形式】1) HQD(24bit/48kHz wav) : 1500円(まとめ購入のみ)2) MP3(320kbps) : 1000円(まとめ購入のみ)【Track List】1. Blues Dream / 2. Sheebeg And Sheemore / 3. Sweet Sue / 4. In A Mist / 5. 鮪に鰯 / 6. 鉱夫の祈り / 7. 東京の屋根の下 / 8. シグナルは青に変わり汽車は出て行く / 9. Little Hawaii / 10. It's been a long time / 11. たかをくくろうか / 12. くつが一足あったなら>>>高田漣と中島ノブユキへのインタビューはこちらから
2011/07/01 高田漣 with 中島ノブユキ @青山・CAY
仕事を終え、いそいそと会社を出るももう19時過ぎ。表参道の駅に着く頃にはもう19時50分頃になっていた。青山CAYに続く階段
… by bobbiiiiie
LIVE REPORT 6/1 THE POSIES JAPAN TOUR 2011@shibuya club QUATTRO
[LIVEREPORT]・2011年06月13日・
THE POSIES / Blood / Candy90年代から現在にまで世界中で続くロックン・ロール・ポップスのシーンを創り上げたバンド、「THE POSIES」 最高傑作と噂される最新作がデラックス・ヴァージョンで登場!
6/1 THE POSIES JAPAN TOUR 2011@shibuya club QUATTRO90年代USオルタナ、グランジ勢の中でも、BIG STAR(現在、ジョン・アウアとケン・ストリングフェローが参加している)直系のパワー・ポップと言えるキラメキに満ちたメロディで活躍、2005年に再始動を果たしたTHE POSIES。今年リリースされた最新作『Blood / Candy』を携えての5年ぶりの来日公演の中で、唯一のバンド・セットとなった渋谷クアトロ。OCEANLANEのアコースティック・セットが終わる頃には、フロアは満員に膨れ上がり、メンバーが登場すると会場が沸きあがる。前列に並ぶのはもちろん、スマートなケン・ストリングフェローと、ケヴィン・シールズか、岡村ちゃんかというジョン・アウア。
『Blood / Candy』のオープニング「Plastic Paperba
… by 佐々木 健治
LIVE REPORT Ringo Deathstarr JAPAN TOUR 2011@4/27 新代田FEVER
[LIVEREPORT]・2011年04月30日・
Ringo Deathstarr / Colour Trip21世紀ニューゲイズ界のデススターにしてノイズ・ポップの申し子・Ringo Deathstarrの、待望のデビュー・アルバムが到着! My Bloody Valentine、Jesus And Mary Chainチルドレンと呼び声高い、卓越した方法論によって生まれた圧倒的な音像、そして高揚と甘美が戯れるメロディ。日本盤ボーナス・トラック3曲収録!
4/27 Ringo Deathstarr JAPAN TOUR 2011@新代田FEVER
2月に発売されたファースト・フル・アルバム『Colour Trip』が好調なセールスを記録。屈託のない轟音を鳴らし、シューゲイザー・リバイバル勢では頭一つ抜け出した感のあるRingo Deathstarrが、東日本大震災の影響も何のそのといった気概で来日を果たしてくれた。そして、対バンのcruyff in the bedroomのオープニングでは、Ringo Deathstarrのエリオット・フレーザーをヴォーカルに、当初来日共演が予定されていたThe Primitivesの「Crash」をカヴァー! な
… by 田山 雄士
LIVE REPORT マレウレウ祭り@2011/2/13 アサヒ・アートスクエア
[LIVEREPORT]・2011年02月23日・
マレウレウ祭り~めざせ100万人のウポポ大合唱! vol.2~をDSDで是非!MAREWREW / マレウレウ祭り~めざせ100万人のウポポ大合唱! vol.2~レラレラスイスイ〜ハウサー馬追い歌サランぺヤイカテカラ イレッテソンカイノアリアン~アローロカネレンレンEncore : アヨロ〜サーオイワークショップ : みんなでウポポ配信形態1) DSD+mp32) HQD(24bit / 48khz wav)価格 : 1500円(まとめ購入のみ)特典 : オリジナル・フォト・ブックレット付き配信中マレウレウ初のミニ・アルバムMAREWREW / マレウレウ1. SONKAYNO2. HAWSA3. SA OY4. ARORO5. CIKAP6. ARIANオール・アカペラによる天然トランス輪唱!マレウレウ初のミニアルバム。
2/13 マレウレウ×UA@浅草アサヒ・アートスクエア
言葉が生まれる前の世界では、どんな音楽が鳴り響いていたのか? 歌詞に意味はなかっただろうし、意味よりも口から発せられる響きや、リズム、そしてメロディが、様々な感情や自然の風景を表していたのだろう。想像に過ぎないけれど、音楽の原点が
… by tripxtrip
LIVE REPORT アニマキュレート2@2010/12/30 秋葉原 MOGRA
[LIVEREPORT]・2011年01月09日・
12/30 アニマキュレート2@秋葉原 MOGRA 秋葉原にあるDJバーMOGRA。DJバーと言ってもかかる曲はダンス・ミュージック中心ではなく、アニメ・ソングやゲーム音楽で、昨年一気に知名度をあげたインターネット・レーベルMaltine Recordsのイベントもここで行われ知られるようになってきている。筆者もアニメは好きで見ているものもあり、こういった所に足を運んだことはなかったが、2010年12月30日に行われたアニマキュレート2というイベントが面白くなりそうだということで参加してみた。というのも、DJ陣の中にスチャダラパーのクルーLB Nationの一員でもある脱線3のDJ/MC KING3LDKと、クラムボンのミトとagraphの牛尾憲輔によるアニメ・ソングDJユニット2 ANIMEny DJ'sが入っていて、アニメやゲームの文脈とは異なるミュージシャンが、アニメやゲーム音楽のイベントでどんなことをするのかにも興味が湧いたからだ。イベント自体は16時からだったが諸事情で遅れ、秋葉原駅から5分ほどのところにあるMOGRAに18時少し前に到着。階段を降りて料金を払い、イベント用に配っているサイリュー
… by 滝沢 時朗
LIVE REPORT 青葉市子@青山EATS and MEETS Cay
[LIVEREPORT]・2010年12月12日・
12/7 青葉市子@青山EATS and MEETS Cay
弱冠20歳のシンガー・ソングライター青葉市子のワンマン・ライヴが表参道にあるEast and MEETS Cayで行われた。会場は地下1階にあり、普段はバーとして運営しているところをライヴ会場としても使っている。落ち着いた雰囲気で、観客も食事を楽しみながら開演を待つ。場がまったりしてきたところで、青葉市子の登場。ガット・ギター1本を手に持ち、母からのプレゼントだという人形を譜面台の端にひっかけて、席に着いた。二部構成のライヴの第一部のはじまりだ。最初は今年リリースのファースト・アルバムの1曲目でもある「不和リン」、次にオトトイからの配信シングル「レースのむこう」を続けて演奏する。彼女のライヴを見るのははじめてだったが、儚げだけれども芯があって大貫妙子を思わせる声と、その声がつづる心情の背景をしっかりと描き出すような確かなギター・プレイに、この2曲だけで聞き入ってしまった。そして、一転してMCではニコニコし、手にペットボトルを持って観客に向かって乾杯。力の抜けた話をして場をなごませる。第一部は、このような2〜3曲演奏されユーモラスなMCがはさま
… by 滝沢 時朗
LIVE REPORT チャン・ギハと顔たち@渋谷 WWW
[LIVEREPORT]・2010年11月23日・
11/23 チャン・ギハと顔たち@渋谷 WWW
来日公演が決まってからずっと楽しみにしていたのに、さあこれから観に行くぞーというところで、例の砲撃の報道に目がとまる。まったく。水を差された気分というか、まさかこんな複雑な思いを抱えながら彼らのライヴに向かうことになるとは思わなかった。だって彼らのあまりに鮮烈なデビュー作のタイトルは『何事もなく暮らす』なんだから。
ブラック・ミュージックを下地にしたKポップが日本でも広く伝わる中で、このバンドの登場はかなり唐突な気もした。しかし多分これは突然変異でもなんでもなく、むしろこのバンドは韓国のフォーク・ミュージック史に連なる真の正統派と捉えるべきなのかもしれない。同時にそれが国内インディーでは異例のヒットとなったのはリリックの力によるものだろうとも思う。
しかし、そうした韓国の状況はいったん置いて、単純にこのバンドの出すサウンドと向き合ってみた時、その異様さにすっかり目が離せなくなった。レゲエやパンク、はたまた様式メタル? といった具合に、様々なサウンドが次々と現れてはたち消えていく。ポップスの歴史の中から参照点を見つけていくバンドが韓国のアンダーグラウン
… by 渡辺 裕也
LIVE REPORT OKI DUB AINU BAND@渋谷クラブクアトロ
[LIVEREPORT]・2010年09月13日・
9/3 OKI DUB AINU BAND@渋谷クラブクアトロ
2010年9月3日、残暑が厳しい渋谷にOKI DUB AINU BANDのライブを見るためにやってきた。新作『SAKHALIN ROCK』は、僕の中で2010年のベスト・アルバムの一枚に挙げられるほど、新鮮さと驚きと独創性にあふれた作品だ。彼らにしか鳴らすことのできないその音楽を聴き、この日まで何度も何度もその唯一無二のグルーヴに浸っていた。OKIは今作の制作に入る前に、サハリンへトンコリ(アイヌの伝統民族楽器)の源流を訪ねる旅に出ている。サハリン、日本名「樺太」。そこはかつて3千人ものアイヌ民族が暮らしていた場所。しかし、今では日本とロシアの国境線の取り合いにより、その土地にアイヌはほとんど残されていない。その旅の中で、強烈なビジョンを得たOKIは日本に戻り、『SAKHALIN ROCK』の製作に入る。そして、そのビジョンの全貌が生演奏という形で、猛暑日の渋谷で明らかになろうとしていた。
渋谷クアトロに集まったオーディエンスは、OKI DUB AINU BANDが現れるのを今か今かと待ち続け、すでに静かな熱気に包まれていた。そして、
… by tripxtrip
FUJI ROCK FESTIVAL 2010 渾身のライヴ・レポートをアップしました!
[LIVEREPORT]・2010年08月06日・
大好評だったOTOTOYのFUJI ROCK特集「マニアックに行こうぜ! 」。みなさん参考にして頂けましたでしょうか? 前回の特集で今年のFUJI ROCKマニアック・プランを提案してくれたOTOTOYライター渡辺裕也と滝沢時朗も、3日間FUJI ROCKを満喫してきました。会場に足を運んだ方も、そうでない方も、両者のライヴ・レポートを読んで今年の夏を乗り切ってください!
渡辺裕也が振り返るFUJI ROCK FESTIVAL 2010
開催前にお届けした対談でもお伝えしたように、今年は観たいアクトが目白押しで、なかなか予定通りとはいかなかったものの、とにかく歩き回りました。その一方で大半の人からすれば今回のラインナップは若干地味に映ってるんじゃないかという不安も正直あったんですが、VAMPIRE WEEKENDやMGMT、!!! といった、所謂スタジアム・ロックとは違う、それぞれの毛色を持ったバンドがグリーンやホワイトで大勢を沸かせている様を見ていると、ここ何年かでロックやポップスに対する価値観はずいぶん更新されたんだなとしみじみ感じました。間違いなく3日間で最も多くの人を集めたATOMS FOR P
… by 渡辺 裕也
3drum3piano vol.01@西麻布SUPER DELUXE
[LIVEREPORT]・2010年07月05日・
7/3 3drum3piano vol.01@西麻布SUPER DELUXE
石橋英子、PARAやウリチパン郡で活躍する千住宗臣、NATSUMENの山本達久の3人からなるユニット3drum3pianoのゲストを招いての初ライブが六本木のSuper Deluxeで行われた。この3人のドラマーに加えて、ゲストに先日解散してしまったあふりらんぽのONIとPIKA、そして中原昌也という濃すぎるメンツ。会場にはドラムが3台と、そこから手の届く範囲でキーボードが2台にピアノが1台、ギターが2台にヴォーカル用のマイク2本が立てられていた。見たことのないセッティングに何が起こるんだろうという期待が高まる。
ライブは三部構成で、まず一番手は石橋英子+ONI & PIKA。これが最初から破天荒なステージだった。開演を待っている客の中を突如としてエスニックな衣装のONIとPIKAが乱入し、ONI「私のきゅうり知りませんか〜」PIKA「おばあちゃ〜ん! きゅうりはここよー! 」というアングラ演劇なのかコントなのかよくわからないやり取りを繰り広げる。場内は爆笑と困惑の空間で満ち溢れていていく。もちろん、そんなことはお構いなしに二人
… by 滝沢 時朗
unkie『Plug it!』@渋谷チェルシー・ホテル
[LIVEREPORT]・2010年05月22日・
5/21 unkie『Plug it!』@渋谷チェルシー・ホテル
「But Still Beginning」がリリースされて以来、とにかく次のアクションが待ち遠しかった。以前お届けしたインタビューでも、unkieの3人は「今になってようやくバンドの体制が整った」と話してくれていたが、聴き手である僕個人も、あのシングルによってunkieへの期待感は一気に高まった。というのもこのバンド、各々のプレイヤビリティを考えれば音楽的にはどんな方向にも進めるだけに、「もしかすると落とし所が定まらないまま活動を終えてしまうんじゃないか」という不安が正直あったのだ。しかしそれも今となっては杞憂に過ぎなかったようだ。TOKIE、青木裕、城戸紘志という屈指の演奏家達がこのバンドで目指すものはただひとつ。日本のポップ・シーン全体を視野に入れたインストゥルメンタル・ロックの新たなスタンダードを打ち建てる事だ。ヴォーカルなしのスタイルでマス・アピールを狙う事の難しさはもちろん承知の上で、彼らはそこに挑もうとしている。その最新の経過報告である「But Still Beginning」は、彼らがその糸口を掴みつつある事を証明して見せた、
… by 渡辺 裕也
LIVE REPORT KAIKOO POPWAVE FESTIVAL
[LIVEREPORT]・2010年04月23日・
4/10・11 KAIKOO POPWAVE FESTIVAL’10@東京晴海埠頭客船ターミナル
4月10日・11日と行われた都市型フェス KAIKOO POPWAVE FESTIVAL’10。晴海埠頭で行われたその第一回に行って来た。POPGROUPが主催し、DJ BAKUが呼びかけたというだけあって、色々なジャンルの音楽が集結し、アーティストのラインナップはインディー・ロックとヒップホップが同じぐらいの割合で占めている。サイプレス上野とロベルト吉野などの登場によってヒップホップにより興味を持ったロック・ファン、つまり、筆者のような人間にうってつけのフェスだ。どストライクだ。というわけで、四谷駅からの都バスで晴海埠頭に向かった。
1日目は13時40分からのP.S.Gに合わせて会場に到着。バスを降りるとチケットと入場のためのリストバンドを交換するために列が並んでいて、その横にはDJがプレイするFANTASTIC PLAYGROUNDというDJのテントがあり、DJ YAZIが回している最中だった。並びながら良い感じにテンションが上がって、P.S.Gの出る会場へ。会場は晴海客船ターミナルの1階屋外と3階屋外に
… by 滝沢 時朗
LIVE REPORT SuiseiNoboAz@新代田FEVER
[LIVEREPORT]・2010年04月10日・
4/8 SuiseiNoboAz@新代田FEVER
正直、SuiseiNoboAz(以下、ボアズ)のライヴをしっかり見たのはこの日が初めてだった。音源を聴いた時も良いとは思ったけど、皆が騒ぐほど凄いものとは思えなかった。1月のアルバム・リリースの熱狂にも取り残されて三カ月が経った今、追いかけるタイミングも失っていた。完全にあまのじゃくな心境の中、今日、私の足を新代田FEVERに運んでくれたのはファンジン「STORYWRITER」に掲載されていたボアズについての論評だった。彼らを語る時、特に男性は、一つ昔話を添えて話す。それも決まって思春期の頃に出会った「かっこいいもの」について。ノスタルジーと興奮を伴ったその文章にすっかり高揚させられてしまって、行き場の無いそわそわ感に決着を付けるべく彼らのツアー・ファイナルに向かった。
オープニング・アクトは東京のインディー・バンドとして交流が深いthe mornings。ニュー・ウェーブ? ポスト・ハード・コア? ポップ? 相変わらず彼らの音楽はジャンルでは形容しがたいけれど、曲が進むにつれてthe mornings独特の音が構成されていく感覚は数読パズルを解いてい
… by bobbiiiiie
LIVE REPORTYOLZ IN THE SKY@渋谷O-WEST text by 西澤裕郎
[LIVEREPORT]・2010年03月28日・
3/22 YOLZ IN THE SKY@渋谷O-WEST
text by 西澤裕郎
3連休の最終日というだけあって、各地で数多くのイベントが行われていた春分の日。下北沢THREEでは"eetee"から名前を変えたパーティー"e"が開催されていたり、0-nestではcinema staffのワンマンが行われていたりと、音楽好きにとっては嬉しいけれど残酷な1日。そんな中、O-WESTで行われていた『abura derabu vol.13』に足を運んだ。昨年2ndアルバム『IONIZATION』を発売したYOLZ IN THE SKYを観るためである。
会場に入ると、ほとんど満員状態。DJ BAKU HYBRID DHARMA BANDに続き、2番手で登場したYOLZ IN THE SKYの4人は、楽器を持つと徐に演奏をしはじめた。ミニマムなドラムとベース音、まるでノイズがかった電子音のようなギターは、まさに人力ダンス・ミュージック。リズムにあわせて体を左右に縦に揺らすヴォーカルの萩原孝信は、まるでブルース・リーがカンフーのリズムを刻むようでもある。登場して全然声を発していないにも関わらず貫禄がある。
… by 西澤 裕郎
LIVE REPORT PANIC SMILE@秋葉原GOODMAN text by 小林美香子
[LIVEREPORT]・2010年03月02日・
2/12 PANIC SMILE@秋葉原GOODMAN
text by 小林美香子
現メンバーでのライブが残り2回となってしまったPANIC SMILE。1月の自主企画も大盛況のようでしたが(私は行けませんでした、無念! )、今回もなかなかアツいものをみせてくれました。
開演に間に合うように秋葉原GOODMANへとやって来たら、会場内は人、人、人! トリのPANIC SMILEが始まる直前には、前から後ろまでパンパンに。後方の人たちは見えづらいくらい人がいっぱい。今回の対バンは、突然段ボールの蔦木俊二のソロ五時夫、PANIC SMILEの10周年企画が初ライブだったNATSUMEN。五時夫はカラオケのリズムに合わせて弾き語り、ユニークでゆるい雰囲気が流れていた。NATSUMENは感動させられるステージだった。ライブ終盤にA×S×E氏がフロアにダイブしたことは、今でも鮮明に覚えている。上記2組が終わったところで、会場の温度が徐々に上がり、熱気がある中で私は前方でライブが始まるのを待ち構えていた。メンバーが登場して来たとの同時に、観客の熱い声がもの凄い勢いで飛び交った。
その中で鳴り出したのが、「101 BE
… by 小林 美香子
LIVE REPORT ジョアンナ・ニューサム@代官山UNIT text by 渡辺裕也
[LIVEREPORT]・2010年02月07日・
ジョアンナ・ニューサム@代官山UNIT
text by 渡辺裕也
約3年半ぶりとなる新作のリリースを目前に控えたジョアンナがまさかの来日公演決定! 昨年の公演がキャンセルになってしまった後だっただけに、これは見逃せません!
という事で、行って参りました代官山UNIT。会場はオープニング・アクトのドライ・リヴァー・ストリングが演奏している段階で既に超満員。少しでもジョアンナ様の麗しいお姿を近くで拝見しようという人の群れでごった返してました。ジョアンナの優雅な音楽を堪能するには、正直似つかわしくないシチュエーションでしたが、これも今の彼女に対する注目度が如何に高いかの表れですね。 スタートがけっこう遅れている。早まる気持ちを抑え切れなくなってきた聴衆の前に、いよいよジョアンナがにっこりと笑顔で登場。こりゃ確かにかわいいです。序盤は彼女一人がハープを抱えての演奏。その最初の一声で、彼女が歌い手として格段に成長した事がわかる。かつての小鳥がさえずるような細くて高い歌声は、より澄み渡って、凛とした力強いものになった。
そしてトリオ編成での演奏がスタート。もうここからが壮絶でした。脇を固める二人の楽曲構成能力がとに
… by 渡辺 裕也
LIVE REPORT 「LIVE JUNK NEW YEAR@渋谷LUSH&HOME」 text by 小林美香子
[LIVEREPORT]・2010年02月03日・
LIVE JUNK NEW YEAR@渋谷LUSH&HOME
text by 小林美香子photo by sasaki wataru
ototoyでもお馴染みの、 Limited Express(has gone?)のJJとゆーきゃんがオーナーを務めるレーベルJUNK Lab Recordsが、2010年という新しい年代の一発目に「LIVE JUNK NEW YEAR」を開催した。JUNKと銘打つだけあって、ジャンルを問わず、カッコ良いアーティストが勢揃い。新年会のような今回の宴に、わくわくしながら足を運んだ。
ライヴ・ハウスの扉を開けたら、まずTHE BITEの男らしく熱いロックン・ロール・サウンドが鳴り響いていた。すっかり彼らの熱いサウンドに虜になったところでTHE BITEが終了。もっと聴きたかったなぁなんて思ってたところで、隣のHOMEで2人組ユニット、ニーハオ! がすぐに始まった。そう、このイベントは会場となる渋谷LUSHとHOMEが往来自由となっており、まるでフェスのような形式なので、好きな時間にライブを見たり、休憩が出来るのだ。
LUSHの2番手はあらかじめ決められた恋人たちへ。そろそろライブ
… by 小林 美香子
LIVE REPORT 「割礼@高円寺Mission's」 text by 水嶋美和
[LIVEREPORT]・2010年01月16日・
割礼@高円寺Mission's text by 水嶋美和
1983年から活動を続ける割礼。ジャックスや裸のラリーズ、ゆらゆら帝国などのサイケデリック・ミュージックが好きな人であれば、一度は耳にしたことのある名前だろう。
結成から27年経った2010年1月6日、高円寺Mission'sにて初めて彼らのライブを見た。今年一発目に見るライヴは、初見のバンドのみのイベントになった。どのバンドもアヴァンギャルドでサイケデリック。特に割礼の前に出てきたバンド「鳥を見た」の演奏は、悪夢の様にドロリとしていて(ダウナー系の)麻薬がそのまま音楽になったようだった。他ジャンルとは違って、サイケデリック・ミュージックはメディアに掘り起こされることはあまり無い。自らの手で掘り返さないと新しいものにはなかなか出会えない事を忘れていた。皮膚の下の細胞がうずくように、彼らの多くは音楽シーンの見えない所でうごめき続けている。
割礼はどんな衝撃を与えてくれるのだろう? ひとつのバンドが終わる度に期待が膨らみ続けた。トリを飾る割礼の演奏が始まると、VJがステージに夜の映像を映し出した。すると、不安気にギターを抱え、ゆらりと佇む男のシルエット
… by bobbiiiiie
LIVE REPORT 「神聖かまってちゃん@恵比寿LIQUID ROOM」 text by 西澤裕郎
[LIVEREPORT]・2009年12月19日・
神聖かまってちゃん@恵比寿LIQUID ROOM text by 西澤裕郎
音楽情報を定期的にチェックしている人だったら、神聖かまってちゃんの名前は一度は目にしたことがあるだろう。来年3月10日にはミニ・アルバムのリリースが決定している。雑誌『Quick Japan』のインタビュー取材を「ニコニコ生放送」で生中継したり、京都で行われた音楽フェス「みやこ音楽祭'09」の夜の部に出演したりと、2010年に間違いなく更なる旋風を巻き起こすこと請け合いのバンドである。何か新しいことが始まりそうな予感。そんな思いに駆られ、恵比寿で行われたフリー・イベントに足を運んだ。
初めて見る神聖かまってちゃんのライヴは、とにかく異質で未知の空間だった。の子(Vo & Gt.)がステージに登場したと思ったら、靴を蹴り飛ばして缶ビールを飲み、歩き回りながらマイペースに用意し始める。その姿にリーダーのmono(Key)が突っ込み(というか文句)を入れる。1曲目を終えたら、またそんなやり取りが始まる。そうしたやり取りにドラムのみさこも普通に割り込んできたりで、その光景はWEB上のチャットを連想させた。Twitterのやり取りにも似た一連
… by 西澤 裕郎




























































