2010年代最注目のバンド、下山(GEZAN)。2枚目となる新作は、彼らの核心とも言える"LIVE"に焦点を当てたDVD付きの2枚組。OTOTOYでは、大阪在住期の阿鼻叫喚爆音と熱狂のライヴ音源を配信開始するとともに、マヒトゥ・ザ・ピーポーとカルロス・尾崎・サンタナへのインタビューをお届けする。2012年に大阪から東京に突如拠点を移し、都内16ヶ所16日間連続ライヴや16人限定マンツーマン・ライヴなど、常に聴き手の想像を越えてくる下山。そんな彼らの一言一言を聞き漏らすな!!



下山 / LIVE 2012・大阪 / 侵蝕の赤い十六日・東京

【配信価格】
mp3 : 単曲 200円 / アルバム 1,500円

【Track List】
1. 月面の爪 / 2. となりのベジタリアン / 3. 三島と口紅 / 4. 甲虫の和解 / 5. live in Stockholm / 6. 共振 / 7. 大きく勃起した派手な? マークとマー君 / 8. 三島と口べにー / 9. 三島と口紅(Ver.2)

INTERVIEW : マヒトゥ・ザ・ピーポー

2012年、恐るべき好奇心と強靭な肉体をもって、フル・スロットルで駆け抜けたバンドがいる。前回、3月にリリースされたファースト・フル・アルバム『かつて うた といわれたそれ』のインタビューで、関西アンダーグラウンド・シーンの急先鋒と目された下山。が、7月のフジロック・ルーキーアゴーゴー出演を機に、突如東京に拠点を移し、われわれの期待を心地よく裏切ってくれた。8月~9月には都内16ヶ所16日間連続ライヴ「侵蝕の赤い十六日」を敢行、最終日には渋谷WWWでギターウルフとメルツバウと対バンし、エモーショナルな演奏で爆音の限界を見せつけくれた。10月には映画『夜が終わる場所』の公開記念イベントで、映画館でもパフォーマンス。非常階段と遠藤ミチロウ率いるノータリンズとのガチンコ3マン「世代交代2012 臓物の大三角形」も好評で、その名はじわじわと広がっていく。11月には東高円寺UFO CLUBを貸し切り、16人限定マンツーマン・ライヴ「侵蝕の赤い十六人斬り」を行うなど、月単位で怒涛の快進撃は続く。

そんなアグレッシブな流れのなか、2012年の総決算とも言えるドキュメントDVD『侵蝕の赤い十六日・東京』と、ライヴ・アルバム『LIVE 2012・大阪』の2枚組が、この度リリースされる。都内16ヶ所16日間連続ライヴの悲喜こもごもをぎゅうぎゅうにおさめたDVD。大阪時代の音の粒がギラギラにはじけるアルバム。それぞれの「瞬間」がぎっしり詰まった、気合いの入った作品だ。今回OTOTOYでは、前回に引き続きフロント・マンのマヒトゥ・ザ・ピーポー(文句&極紅スタイル)に突撃! 途中、カルロス・尾崎・サンタナ(B’z)が乱入して全裸トークに花を咲かすも、上京後の心境やDVDとアルバムについてもきっちり聞いた。ときに感情的につっぱね、聴き手を試すような高圧的な態度をとる彼らにそれでも魅了されていくのは、その大きな音楽への愛情と強い意志、それゆえ起きる摩擦に共感し、期待せざるをえないからだ。キワモノと思われがちな下山だが、ひとたびライヴを見れば、それは大きな間違いだとわかる。彼らのライヴで、そしてDVDとアルバムで、そのパッションに触れてほしい。

取材・文 : 福アニー
ライヴ写真 : 松本亮太
写真 : カルロス・尾崎・サンタナ

癌のなかに飛び込んで刺し違えなきゃ時間が足りないと思った

——以前サイゾーウーマンで、「東京にはなにもない」という東京出身の雑誌編集者と、「東京は希望」という地方出身の小説家の対談が話題になったんだよ。8月に上京して4ヶ月、いまの心境はどう? 東京にはなにかあると思う?

マヒトゥ・ザ・ピーポー(文句&極紅スタイル、以下マヒト) : 東京タワーがあるよね。赤くそそり立つあれは、盛りのついた犬の勃起だよ。岡本太郎の言う「爆発」前夜とも言える。メンズノンノ的なおしゃれ系東京スカイツリーには出せない匂いがある。なにかをはかるときに、新しさや高さのようなステータスだけではかるのは現代病だよ。対して大阪の通天閣は泣けるよね。うたがある。デザインやフォルムもどんくさいし、めっちゃ低いのに、揺るぎない存在感と自信にあふれてる。その姿の裏側に、大阪の限りない演歌を感じる。それだけで「ニューシネマパラダイス」の13倍のリットル数の涙が出る。塔も音楽も、みんなね、プロフィールを大事にしすぎなの。ことばとか数字とか、ほんとに大切じゃないから。この世から一番消えてなくなればいいものだと思ってるよ。

マヒトゥ・ザ・ピーポー

——東京タワーもそうだけど、下山は赤にこだわってるよね。それはなぜ?

マヒト : ほら、見て見て(ズボンをめくり膝の擦り傷を見せる)。血が流れてるじゃない。東京タワーはいいよね、夜空に向かって季節とともに、毎日欠かさず真っ赤に勃起してる。震災があろうと政権が変わろうと小学生が春を売っていようと。ある意味、東京タワーの存在自体が、中指を立ててるように見える下山の「山」っていう字と共鳴しているな。流行の東京スカイツリーにないがしろにされているかなしみに、自分の臓物がプルプル共振しちゃうんです。その時代との焦燥感にもヒリヒリするし、こっからかまそうよと固く共闘関係を結びたくなる唯一のシンパだね。あ、あと歩行者信号のあの赤いおじさんの絵もそうかもしれないな。僕はあれをRed Fatherと呼んでるんだけど、彼はもう還暦で年金暮らし、本当は若者のようになにかに情熱を燃やしたり、いきり立つという必然はないんだよ。けれど、彼の血液は沸騰していまにも走り出しそうに青になるのを待ってるわけ。青信号は青春の色ね。ああ、泣けるよね。青春を爆発させるんだよ。すべてのあきらめたサラリーマンの手本になるべき人間が、信号機という身近なところにいるのに気づくことなく、ただただ信号待ちに貧乏ゆすりをかます渋谷交差点のネクタイたちの感性をノイズで焼き尽くしたい。下山の音楽は、はなから赤いから、ひとりひとりの血の中に受容体としてすでにあると思うんだよ。ほんとは反応できるし、もっと言えばとっくに細胞は下山を知っているんだよ。

——いま、ローカル・シーンを盛り立てるという地域の固有名を押し出した流れと、インターネット・レーベルが顕著であるように地域など関係ないという流れの二極化が進んでいると思うんだ。そんななかで、そもそもなぜ大阪にケリをつけて、東京に来たの?

マヒト : 嗅覚としか言いようがないけど、癌のなかに飛び込んで刺し違えなきゃ、時間が足りないと思ったんだろうね。僕は、老いや死臭に速度をあおられている。

——昔から東京に対してのコンプレックスと憧れが、ないまぜになってるのかな?

マヒト : 僕はそれこそどこに行っても、場所に対してコンプレックスがあるよ。なぜだか、よそ者だという確信に近い感覚にずっとつきまとわれてるから。引っ越しが多くて土地に定着する癖が根付いていないっていうのはあるのかな。自分のことばや故郷、かえる場所がない。自分の故郷はうたのなかにつくっていくしかない。音楽はその点とても都合がいいよ、場所になっていくからね。僕たちが動いたことで広がる波紋は、たとえ小さくても大事にしたいと思う。

——場所と歴史と固有名という話で言えば、映画『二十四時間の情事』で、「私はヌヴェール、あなたはヒロシマ」というセリフがある。そう誰かに言われる / 自分で言い切れる場所がないってこと?

マヒト : うん。でもどうしても場所っていうのは壊れるから。朝になったら住んでる景色がまったく違ってることはよくあるし、ヒビが入って割れてたり、色がにじんでたりね…… ただはじめから壊れることだけがわかっているから、やっぱりね、壊れてもいいの。音は消えるのと同じ。だからこそ音のうえに生きてるって思うし、そこでだったらちゃんと呼吸ができる。子宮にいたときと同じような感覚で、呼吸を取り戻せる。

——でも東京はかなり呼吸しにくい場所なんじゃないの。

マヒト : ずっと息は止めてるよ。高校生の頃に覚えた光合成で神々しい光から順番に食べていくの。

——ライヴをしていることが、窒息に歯止めをかけているのかもしれないね。そういえば前回のインタビューで、「関西でシンパシーを感じる同世代のバンドはまったくいない」と言ってたけど、東京に来たいま、大阪に思うところはある?

マヒト : 大阪が愛おしくなったね。距離ができたからこそ感じてるのかもしれないし、嫌いな現状はなにも変わってないだろうけど、確かにそこで鳴らしていたんだと、そこが自分にとってのひとつの場所になってたんだなあって。そう実感するまでは、大阪という名前のただのことばでしかなかったから。

いまの自分にとって服を着ることのほうが挑戦で、革命的な行為なんよ

(取材中、いきなりカルロス・尾崎・サンタナ(B’z、以下カルロス)が乱入してくる)

カルロス : 今日、俺の取材って聞いて来たんやけど。なんか質問ある?

写真左、カルロス・尾崎・サンタナ

——ええ! いきなりすぎるでしょ…… 下山のライヴといえば、カルロスくんが全裸で演奏するというのも見ものだと思うんだけど、きっかけはなんだったの?

カルロス : 引田天功のステージをビデオで見てて、踊る引田天功の横で全裸でチョッパー・ベースかましてる年老いた俺が映ったわけよ。アナログ画面にな。予知ビデオやと思ったね。これがすべてや。

——全裸の初お披露目は覚えてる?

マヒト : 尾崎は初スタジオが全裸だったよ。火影(※大阪のライヴ・ハウス)では全員全裸で出たこともある。風が冷たかったな。

——地域によって、はじめた当初といまによって、全裸に対するリアクションの違いはある?

カルロス : やっぱ地域によって多少の差は出てくるな。たとえばタージマハルでライヴしたときなんかは、みんなターバンで自らのサツマイモを巻いてて、それはそれはすさまじい歓喜の渦ができとった。偉いやつから「TEN-NOH!!!! 」という賞賛の声までもらったんやで。

——「俺よりいい一物持ってやがる」とやきもちを焼かれたり、「全裸なんですけど」と通報されたりしかねないリスクもあると思うんだけど、全裸特有の苦悩はある?

カルロス : やっぱ全裸ってシャーマン的なところがあるから、降りてきすぎちゃうんだよね。カルロス・ザ・ジャッカルっていう有名なベネズエラ人の国際テロリストが憑依しすぎて、俺のゴーストを乗っ取られそうになったことは何度もある。でもいままで全裸になることでカルロス・ザ・ジャッカルの勢いを使ってきたけど、最近は俺が大きくなりすぎて、もう必要ないと。つまり俺が強くなりすぎて、カルロス・ザ・ジャッカルを倒してん。

——つまり全裸の必然性もなくなってきたわけだ。どうしてカルロス・ザ・ジャッカルよりカルロスくんが強くなったんだろう?

カルロス : そりゃライヴやろ。下山っていう土壌にもまれて。これからは全裸のネクスト・ステージ、精神的全裸をめざす。それはイーグル計画(※詳細教えてくれず。みんなで育てていってほしいとのこと)とも近いよね。

——とはいえ、全裸でも服を着ているときでも、音の出方に違いはないように思うんだけど…。

カルロス : ほんとに音の出方に違いはないと思っとう? じゃあインタビュアーさん、いまここで服を脱いでみてよ。それでもし声色を変えずに同じようにインタビューができるのであれば、あなたの感性は象の足の裏の皮膚よりも分厚いということになるな。でもここで完全に宣言させてもらうけど、もう今後は脱ぎません!

——ええ!? いきなりなぜ?

カルロス : 逆になぜずっと服を着るのかと思ってたんや。生まれたときやセックスするとき、おそらく死ぬときも、俺にとって大切な節目はいつも全裸やったし、カナブンもピカチュウもETも服を着てないやろ。ただなあ、あまりに慣れてしまってんな。つまりいまの自分にとって服を着ることのほうが挑戦で、革命的な行為なんよ。
マヒト : 確かに、カルロスがはじめて服を着てステージに立つのを見たとき、生まれたての小鹿が足をガクガクさせながら立ち上がるのを見守っているような、神聖な母性のような気持ちが見えたもんな。挑戦は人それぞれだからね。

——とにかくカルロスくんの全裸は、聴き手が下山にかかわる際のひとつのフックになってるよね。

カルロス : フックよりムックになりたい。

——船長よりポンキッキになりたいわけだ…… 前回のインタビューで、マヒトくんが「カルロスが全裸で演奏するとか俺にとっては昨日の天気よりどうでもいいけど、それでフィルターかかっちゃう人もいて、そのワンクッションがあるだけで『こう思ってたけど実際はこうだった』ってドキュメントが生まれえるから、そっちのほうがおもしろい」と言っていたけど、下山はドキュメントという言葉をよく使っているよね。

マヒト : 英語はそれしか使わない約束してるから。

——誰とですか(笑)? たとえば「ドキュメント灰野敬二」とかは、ドキュメンタリー映画ではない感じがするよね。ドキュメンタリーではなくドキュメント。

マヒト : マヒトの「ト」っていうのが一番大きな理由だけどね。「タリー」のほうが、介護というか、寄り添うニュアンスがあるじゃない。ほんまの表現はね、寄りそわすことだと思ってるから。理解ではなく、勝手に赤い異物を解釈してみてよと、常日頃から首のないお地蔵さんにおしっこかけながら拝んで、阿佐ヶ谷を散歩してます。

東京ってそんな生易しいもんじゃないんだよね

——話は戻って。2012年下半期から、フジロック・ルーキー・ア・ゴーゴー出演、東京上陸、都内16ヶ所16日間連続ライヴ、16人限定マンツーマン・ライヴなどなど、どんだけ怒涛の展開なんだと純粋に驚いたんだけど…… ようやく動きはじめた、なにかの予兆をひしひしと感じさせる半年だったんじゃない?

マヒト : 予兆の蝶の鱗粉はいい匂いがするから。甘い香りのほうに誘われてタンポポの綿毛のようにふわふわとね、触ったらただれる毒性の強いタンポン。おはようございます。

——よくわからないなあ(笑)。2009年から活動をはじめて、2012年はどういう立ち位置の年だった?

マヒト : 色んな肌の色の人参がめまぐるしい速度で動いた。快速の東京じゃあどう考えたって遅いわけ。下山は超特急東京だからね。まわりで関われた人たちやその出会うタイミングにも強烈な引力や速度を感じた。自分で流れを追いかけたら間違うから、今後もちゃんとそういう流れのなかに溺れるというか、蝶々の羽音に鼓膜を預けてビルの隙間から彗星まで飛んでいきたいな。

——そんな流れのなかで、ドキュメントDVD『侵蝕の赤い十六日・東京』と、ライヴ・アルバム『LIVE 2012・大阪』の2枚組を発売すると。今回、なぜそのようなかたちになったんだろう? ファースト・フル・アルバム『かつて うた といわれたそれ』と対になっていると考えていいいのかな?

マヒト : 2012年を振り返ったときに、自分たちが大阪から東京に出てきたっていう大きなドキュメントがあって、それをアルバムとDVDでかたちにしておきたかったってことだよね。『東京と大阪 またいだ下山』をね。ひとつのおわりと、それによってはじまったことと。

——まさに2012年の総決算だね。どういう気持ちで、急速な勢いで変化していったこの1年にピリオドを打とうと思ったんだろう?

マヒト : そうね、自分たちがいた季節のようなものを、単純に記録したいと思ったんだよね。DVDで言えば、なにを言ってるとか、なにをしてるとかよりも、もっと風景としておさめたかった。単純に東京の景色のなかに下山がいるってことが、自分にとってドキドキする絵だったし。東京なんかいつまでいるかわかんない、なにもかも全然わかんないんだよ。だから少なくとも2012年、それなりの意志をもって東京に来たことやその景色のなかに確かにいたということを切り取っておきたかった。それは表現に携わる人間の義務感に近い。2012年に下山を見た人っていうのも、俺の目線で言えばやっぱり選ばれた人だと思うし、すごく特別だよ。確実に変化し、失われていくドキュメントを共有できた。

——DVDにしっかりとおさめられている都内16ヶ所16日間連続ライヴの前と後で、風景は変わって見えた?

カルロス : 曇ったまんま。放射能うんぬんの前に、僕にはその人からあふれる紫色の気のほうがアンモニアみたく鼻をつくよ。東京ってそんな生易しいもんじゃないんだよね。16日間思いっきりムスタングを振り抜いたし、全細胞さんたちも一切手を抜いてない。それでもまだまだここから挑戦していくに値するくらい、東京ってのはとことん狂ってるよね。たかだか16日間で変えきれるものではなかったけど、2012年のひとつの挑戦は映ってるし、その季節とともにいたってことが記録されてるのはすごく大切なことで。頭がおかしくなってきたのか、ほんとにいろんなことをすっかり忘れちゃうから、しっかり刻みつけておきたかった。半分は自分のためです。

少なくとも優しいものや綺麗なものは絶対つくらないよ

——アルバムに関してはどう?

マヒト : 最狂PA奥成さんと鳴らした音はやっぱりいかついよ。耳を破る気で音を研いできた大阪のひとつの記録。音から湯気がたつように伝わるヒステリックなブレスは、大阪の摩擦していた自分の姿のまんまだなあ。斬られてる自分も同時に見えてる。

——自分たちと季節の「瞬間」を、ちゃんとかたちにできたと。

マヒト : 表現者なら、状況がよかろうが悪かろうが、ちゃんとかたちにして提示していくってことはやめちゃいけないと思う。そこでやめてもそのままでいられるやつは、表現やめたらいいよ。やめる準備ができてるから立ち止まれるわけで。別に俺は人のこと否定してるわけじゃなくて、自分もそういう存在になれたら全然やめる。ストップできるくらい幸せになれたら、もう下山いらないと思ったら、全然捨てるよ。義務でやってる音楽じゃないから。

——でもかようにフル・スロットルでエクストリームな表現してたんじゃ、相当しんどいんじゃない?

マヒト : ずっとこうだからわからないなあ。よく高速道路の下でロンドンとパリの空にずっと話しかけてるような人、そういう一見狂ってるように扱われてる人は、本当は狂人じゃないんだよ。健康的な反応なの。東京は狂うべき不安要素がものすごくたくさんあるから、それに反応しないで普通を保ててる人のほうがおかしいわけ。それこそ生きてるってことを忘れてる節があると思うし。僕はそっちの方がよっぽど怖いよ。だから怖がったり焦ったりせず、全部、街や時代のせいにしてダメな人間になっちゃえばいいと思うなあ。最底辺のクズになって、やりたいようにやるんだよ。

——ところでファースト・フル・アルバムも今回も、ミックスからアートワーク、映像編集まで、すべて自分たちでやっているよね。ゆくゆくは自主レーベル「十三月の甲虫」の活動を拡張するとか、もくろみがあるから? 今後コラボレーションしてみたいクリエイターはいる?

マヒト : ビョークと中野ブロードウェイを散歩します。アートワークは単純に人に任せられなかっただけだけどね。いろいろ好きな人がいるから、2013年は動きがあると思う。すでに地下で仕掛けはじめています。
カルロス : 俺は天童よしみとデュエットしたい。

——健闘を祈ります。ファースト・フル・アルバムはエディットに凝ったもの、今回はライヴ感あるものになったけど、次作はどんなムードのものになりそう?

マヒト : 言うわけないでしょう。少なくとも優しいものや綺麗なものは絶対つくらないよ。美しい花って毒があるし、海も気を抜くと飲み込まれちゃうし、太陽だってピョンと飛び込んだら燃えちゃうし、美しいものって危ないでしょ? チャートに飾られた綺麗な花には出せない匂いがあるから。

——音以外でたとえるとしたら、下山でどんなニュアンスを出そうと思ってる? あるいは出てる?

マヒト : 血の匂いはするんじゃない。やっぱり刻まれた空気の粒が生きてるよね。酸素も窒素も嬉しいって顔するよね。空気もやっぱり生きてるってこと忘れがちみたい。こんばんは。

——血の匂いか。下山はキワモノでスカムだって勘違いされやすいけど、ライヴを見れば、全然そんなことないよね。エモーショナルで胸に迫ってくるものがあって、アンダーグラウンド志向でも排他的でもないし、もっとポップに全方向に開いていると思う。

マヒト : 人間対人間だもん。エモーショナルにならざるをえないよ。舌や喉自体がすごく感情的な肉だよね。震えるものはみんな悲しいからだもんね。

——ちなみにマヒトくんはへび年なんだって? 年男として、2013年はどう突き抜けていきたい?

マヒト : 蛇の手足がないフォルムにたまらなく魅かれる。歩く瞬間の地面とのモジュレーションにたまらなく焦がれる。美輪明宏は蛇、夜回り先生は豚。ちあきなおみは蛇、トイレの神様は豚。友川かずきは蛇、橋下徹は豚。僕は赤蛇だよ。

——2013年の抱負が聞きたかったんだけど…。とにかく、川を逆流する鮭のように、世の流れにあらがいながら今後もいきそうだね。

マヒト : 自分のうたのなかにもあるんだけど、川を逆流するっていうよりはね、そのヒレではばたいて空をぐんぐん飛んでいきたいよね。太陽を近くで見てみたい。川のなかで右往左往するんじゃなくて、魚だって飛べるんだよって。僕は魔法を信じてるから。

RECOMMEND

下山 / かつて うた といわれたそれ

ファースト・アルバムにして、震災以降の日本に対する想いを月ごとに、レーベル名由来の13月まで、皮肉と嗚咽まじりに詠んだコンセプト・アルバム。 サイケ、ノイズ、ジャンク、ロックなどを一度に飲み込んで、強烈な臭気と圧みで吐き出す中に2012年の“ロック”の歌われ方をリリカルにからめた作品。平成うまれのマヒトゥ・ザ・ピーポーの感性の商品化。かつ、金粉のまぶされた優しいゲロからの丁寧すぎる誤挨拶。

>>>下山の特集はこちら

Merzbow / OAT(DSD+mp3 ver.)

日本が世界に誇るノイズの帝王、Merzbowのライヴ音源をDSDで録音し、OTOTOY限定配信が決定!! ループするフレーズの中に、ランダムにうねる轟音。まるで人間の叫び声のような、轟音を突き抜けるファズ。ベース・アンプを使った重低音は、聴く者の身体の芯まで響き、狂気のように思える高音は、脳に新たな価値観を吹き込むような、圧倒的な音楽体験。肌で感じる極上のノイズを、DSDならではの音質でご堪能下さい。

>>>Merzbowの特集はこちら

CHAOS JOCKEY / 1

複数台のギター&ベース・アンプを操る山本精一の洪水のような催眠ノイズ・ギターと、叩きつけるような茶谷雅之の鋭いビートで、独自の磁場を発生させるライヴ・パフォーマンス。うねり続けるカオティック・ソニック。そしてそこから抜け出せない。結成から10年、そして約1年の制作日数をかけ、遂に1stアルバム『1』をリリース。

LIVE INFORMATION

下山(GEZAN)ライヴ盤&DVDレコ発ツアー

2012年12月21日@和歌山 OLD TIME
2012年12月23日@神戸Mersey Beat
2012年12月24日@タワーレコード梅田NU茶屋町店
2012年12月25日@京都 METRO
2012年12月27日@高知 カオティックノイズ
2012年12月28日@岡山 ペパーランド
2012年12月29日@心斎橋 HOKAGE

2013年1月6日@名古屋 CLUB ROCK'N ROLL
2013年1月11日@渋谷 o-nest
2013年2月3日@十三 Fandango

PROFILE

マヒトゥ・ザ・ピーポー
下山のメダリスト&文句。あの中村せいように「プルトニウムの肝臓を持つ男」と評され、その尿はカスピ海に溶けていく夕焼けより赤いといわれている。 一度壊れると決して再生することのないと言われている肝臓を、逆再生させるコトによって脳内でひきおこされるフィードバックの吃音は 阿部薫のそれを彷彿させ、2000年代の格差社会にメスを入れた功績がえらい人に認められ、2018年には非国民栄誉賞を受賞するはずである。 自らのパートをGt&文句としているが、それはメレディス・モンクのグラスハープに感動したコトが由来であり、性格はやや悪いが、決して根が悪いやつではないはずである。 一時、三島由紀夫の孫であるという噂が紙面を賑わせたが妹に問い合わせたところ、鳩山友紀夫の間違いであるコトが判明し、2~3分ほど驚愕する。

イーグル・タカされ
下山のギタリスト。イーグルが鷹(タカ)ではなく鷲(ワシ)という意味であることにショックを隠せない24才日本男児。 漢とはなにか? 漢として生まれたのはなぜか? この男の丸い背中がすべてを語っている。 その屈強な姿勢から二十歳になるまで靴をはいたコトがなく、そのためゴツゴツと角ばった足を二つもつ。 そのあまりに衝撃的な造形美にヨーロッパの建築マニアの間からカルト的な人気を持つ。 「脳ある鷹は爪を隠す」というが彼はワシとタカのあいの子である。「イーグル・タカは爪を剥がす」 腹部に凶器を持つ男、彼の名前はイーグル・タカ。

シャーク・安江
下山のドラマ。下山のメンバーの中でもっとも小栗旬に似ていると言われている。 鮫の親子によって育てられた彼は、17才で海を捨て、18才の頃には全身整形に成功し人の姿を手に入れる。 しかし、人間社会に順応できるはずもなく、オホーツク海周辺諸島で相当数の犯罪歴があるコトを後の彼の自伝 「お口にチャックぼくシャーク(甲談社)」で告白している。そのため彼はドラマーとしてより、テロリストとして広く認知されている。 筋肉にやや強めの関心を持っており、時たまホームセンターのダンベルを持ち上げたりして満足している。

カルロス・尾崎・サンタナ
下山のB'ZFUNKDELICのべーシストであったブーツィー・コリンズが、NEW WAVEに対抗して、ULTRA WAVEという 精神性を提唱して、早32年。まったく波風が立たず消えたとされていたこのムーブメントは、極東の島国、日本で密かに息吹をあげはじめていた。 ゛カルロス・尾崎・サンタナ゛その男によってである。彼の出す低音が妊婦の赤ちゃんをいい塩梅にHighにするということで、たまごクラブ系列のママさんの間でバッハと人気を二分している。 普段の彼はヌードモデルで生計を立てているのだが、そこに集まるママさんの数の膨大さに業界では、韓流ブームの次はこの男だとされている。 His name is ゛カルロス・尾崎・サンタナ゛。

下山 official HP

o

 
 

インタヴュー

桃井はるこ、「アニカル部!」テーマ楽曲を配信解禁!! ロング・インタヴュー掲載
・2017年07月17日・マリー・アントワネットが2017年に転生したら?ーー桃井はるこ、「アニカル部!」テーマ楽曲を配信解禁!! 声優、作詞・作曲・編曲・歌唱をこなすシンガー・ソングライターであり、秋葉原をはじめとした日本のサブカルチャーにも造形の深い、桃井はるこ。彼女が2017年6月7日にリリースしたシングル『純愛マリオネット』を遂にOTOTOYで配信開始!! tokyo toricoへレーベル移籍し初めて発表した本作の表題曲「純愛マリオネット」は、アニマックスにて放送中の番組「アニカル部!」のオープニング・テーマとなっている。桃井は、アニソン、コスプレ、声優、ダンス、聖地巡礼など​日本が世界に誇るアニメ・カルチャーを毎回ゲストを招いて紹介していく同番組の顧問として出演もしており、まさに大活躍中。OTOTOYでは配信を記念し、桃井はるこへのロング・インタヴューを掲載する。 アニカル部! のオープニング・テーマを配信スタート!!桃井はるこ / 純愛マリオネット'【配信形態】WAV、ALAC、FLAC(16bit/44.1kHz) / AAC【価格】単曲 257円(税込) / まとめ 500円(税込)【収録曲】''1. 純愛マリオ
by 西澤 裕郎
【ハイレゾ独占配信】Borisの音の渦に呑み込まれて乾涸びろ!! これが世界最高峰の”より豊かな音楽”だ!!artist=173725
・2017年07月12日・【ハイレゾ独占配信】Borisの音の渦に呑み込まれて乾涸びろ!! これが世界最高峰の”より豊かな音楽”だ!! 1992年より活動開始。つまり結成25周年! 海外での評価が恐ろしく高く、ドゥームの重鎮サン O)))との共作、ナイン・インチ・ネイルズの全米アリーナツアーをサポート、オール・トゥモローズ・パーティー等の大規模フェスへの出演、幾度となるヘッドライン・ツアー、日本ではメジャー・レコード会社、エイベックスからのリリース経験もあるBoris。ヘヴィーな作品では大文字BORIS、実験的な作品では小文字borisと名義を使い分けていたが、近年ではその双方を盛り込んだ形態としてBoris名義で作品をリリースしている。そして彼らは2017年7月12日に、アルバム『DEAR』をリリース。ぶっちゃけ、じっくり聴かなくたって良い。これがなんなのかなんて考えなくていい。ただただ爆音で、音の渦にのまれてほしい。この音源がなんなのかは、あなたが音の渦に呑み込まれて乾涸びたあとに、じっくり以下のインタビューを読めば良いのだから。 ってことで、乾涸びた皆様のために、OTOTOY編集長でありバンド・Limited Express
by JJ
90年代USグランジ難破船が時代を辿り着いた先──新時代を告げるグランジ大型船、ニトロデイが横浜から出港
[CLOSEUP]・2017年07月12日・90年代USグランジ難破船が辿り着いた先は──新時代を告げる“ニトロデイ”という名の大型船が出港 新時代の到来だ。昨年の12月に〈RO69JACK 2016 for COUNTDOWN JAPAN〉で他のバンドとは明らかな異彩を放ち優勝を果たしたロック・バンド、ニトロデイ。結成わずか1年足らずでの優勝という実績からもバンドの非凡な才能がひしひしと感じられる。なによりもこのバンドの最大の特徴はその若さと、いまの時代や流行を無視した音楽性だ。メンバーは現役高校生が主で、その高校生たちが鳴らす音楽は90年代のUSオルタナをルーツにした、いわゆるグランジである。現役高校生がグランジというだけでも興味を持っていただけるはずだが、インタヴューを通じてバンドの頭脳であるヴォーカル、小室ぺいのルーツや現況が見えてきた。大型新人、ニトロデイのインタヴューをぜひお楽しみください。 Nirvana meets NUMBER GIRLな国産グランジ! ニトロデイ / 青年ナイフEP'【配信形態】ALAC、FLAC、WAV(16bit/44.1kHz) / AAC【配信価格】単曲 250円(税込) / アルバム 600円(税込)【
by JJ
サイケデリック・トランスで踊り狂えるアイドルーーMIGMA SHELTER、1stシングルをハイレゾ配信&メンバー個別インタヴュー
[CLOSEUP]・2017年07月08日・サイケデリック・トランスで踊り狂えるアイドルーーMIGMA SHELTER、メンバー個別インタヴュー掲載 BELLRING少女ハートの後継グループ・There There Theres、“柳沢あやの”のソロ・プロジェクト・CLOCK & BOTANなど、挑戦的なグループを輩出している事務所AqbiRecが手がける“サイケデリック・トランスで踊り狂える”6人組アイドル・ユニット、MIGMA SHELTER(ミグマ・シェルター)。エスニックな楽曲でライヴ会場をざわざわさせている彼女たちの初音源を、OTOTOYでは7月8日(土)よりハイレゾ配信。前回のメンバー初インタヴューに続き、今回はメンバーの個別インタヴューをお届けします! 2017年台風の目となるか? 要注目です!! >>メンバー全員への初インタヴューはこちら>ヨネコ「神になりたいと思いながらやっています」>アマリ「燃え尽きて終わりたい」>コテジュン「ライヴ・アイドルの頂点を目指したい」>ミミミユ「武道館でライヴをしたい」>セイセイ「サイケデリック・トランスに限らず取り入れたい」>コマチ「明るく盛り上げていきたい」>>初インタヴューはこちら'' BELL
by 西澤 裕郎
祝フジで来日! エイフェックス・ツイン過去名盤一挙配信開始!
・2017年07月07日・フジロックいく人も、行かない人、これぐらい聴かなきゃ! エイフェックス・ツイン過去名盤一挙配信開始! え、エイフェックス・ツインったら、コレでコレもんでしょう、え、聴いたことないの? とか言われちゃうマスト音源満載の過去音源が一挙OTOTOYでも配信開始です。具体的に言うと名門〈WARP〉に残してきたエイフェックス・ツイン名義の1990年代から2000年代初頭にかけての作品群。しかも、7月に行われるフジロックでは、2日目、7月29日(土)のヘッドライナーとしてひさびさの来日ライヴ! ということで、この作品群とともに、かなりの駆け足でそのキャリアでおさらいします。また今回の過去作配信開始に合わせて、これまでOTOTOYで配信していた2010年代の作品(ハイレゾ配信)にライナーPDFが付属するようになりました(すでに購入済みという方はアプリや再ダウンロードでどうぞ)。そして今回配信を開始した過去アルバム4作品もライナーPDF付きでお届けします。またアルバム未収録の、1990年代のシングルたちもロスレス形式で配信開始です。 WARP移籍までのエイフェックス・ツイン(面倒なら読み飛ばしちゃっても!)とりあえず抑えて
by 河村 祐介
遅刻魔、自信がない、人と関わるのが苦手──自分の殻からハミ出したアイドル・HAMIDASYSTEM
・2017年07月07日・遅刻魔、自信がない、人と関わるのが苦手──自分の殻からハミ出すアイドル、それが、HAMIDASYSTEM 「今の自分からはみ出すために、新しいシステムを作ろう。」という想いから結成された3人組アイドル・グループ、HAMIDASYSTEM。内気で自信が持てないメンバーのアイドルらしからぬ性格と、ポップな楽曲・激しいダンスが絶妙なギャップを生み出している。そんな彼女たちが、結成から半年の集大成となる1st mini album『START THIS SYSTEM!』をリリース。7月15日リリースの今作を、OTOTOYでは一足お先にハイレゾ音質で聴けちゃいます! さらにMP3音源は無料配信! こちらは1ヶ月の期間限定配信なので、ダウンロードはお早めに! 今回のインタヴューではネガティヴな言葉の中からも、結成に至るまでの経緯や直近の目標、そして遠い未来のことまで語ってもらった。ぜひ『START THIS SYSTEM!』と共にお楽しみください。 デビューから半年間の集大成! HAMIDASYSTEM / START THIS SYSTEM!'【配信形態】WAV、ALAC、FLAC(24bit/48kHz) /
by JJ
【連続特集】第1弾、THE 夏の魔物「魂の共鳴」とは?ーー泉茉里&麻宮みずほが語る全員で作りあげたEP
[CLOSEUP]・2017年07月05日・【連続特集】第1弾、THE 夏の魔物「魂の共鳴」とは?ーー泉茉里&麻宮みずほが語る全員で作りあげたEP ロック・フェス〈夏の魔物〉の主催者・成田大致によって結成されたペンライトをふれるロックンロール・バンド、THE 夏の魔物が、7月12日にVAPより『シン・ マモノボンバイエ EP』をリリース。前山田健一作曲による「シン・魔物BOM-BA-YE ~魂ノ共鳴編~」、DOTAMAがラップで参加した「RNRッッッ!!!」、麻宮みずほ作詞の「ハジメまして」など全5曲を収録。シン・マモノBAND(Gt.越川和磨、Ba. えらめぐみ、Dr.中畑大樹、Key.ハジメタル)によるバンド・スタイルでレコーディングされた本作に迫るべく、2週に渡り特集を敢行!! 第1週目は、メンバーの泉茉里と麻宮みずほへのインタヴューをお届けする。 THE 夏の魔物、メジャー・シングルを7月12日より配信開始THE 夏の魔物 / シン・マモノボンバイエ EP'【Track List】''1. シン・魔物BOM-BA-YE ~魂ノ共鳴編~2. RNRッッッ!!!3. マモノ・アラウンド・ザ・ワールド4. ハジメまして5. 恋しちゃいなびびっど
by 岡本 貴之
宮良牧子の約9年ぶりソロ・アルバムをハイレゾ配信
[INTERVIEW]・2017年07月05日・沖縄県石垣島出身のシンガー・ソングライター、宮良牧子の約9年ぶりソロ・アルバムをハイレゾ配信 沖縄県石垣島出身のシンガー・ソングライター、宮良牧子。2005年のデビュー以降、日本郵政の第1弾コンピレーションCDのテーマソングや、NHK連続ドラマ小説「ゲゲゲの女房」サウンドトラックへの参加、そして、 ’12年秋公開映画『ペンギン夫婦の作りかた』では主題歌を担当するなど活動の場を広げている。約9年ぶりにリリースされたソロ・アルバム『シチヌウムイデ』は、新録曲に加え、タイアップ曲、カヴァーなど12曲が収録。金子飛鳥、富岡"GRICO"義広、窪田ミナら豪華な参加ミュージシャンも本アルバムに華を添え、ハイレゾ音質で聴くべき名盤に仕上がった。 宮良牧子 / シチヌウムイデ'【収録曲】01. あん美らさ / 02. 月酔唄 / 03. MOTHER / 04. 赤い爪 / 05. 夏の思い出 / 06. 手紙日和 / 07. 虹の彼方に~Over The Rainbow / 08. ヌチグスイ / 09. MOTHER ~夕焼けの庭 ver.~ / 10. あがろーざ / 11. 花筏 ~Shetland Air~ /