オムニバス・シリーズ『黄昏讃歌』を含む全作品をOTOTOY独占で配信スタート!!

2006年に設立され、ライヴ・ハウスで活動している日本語パンクを中心としたバンドを取り上げてきたレーベル、月狼RECORDの全作品を、OTOTOY独占で配信開始!! すでに廃盤になっている『黄昏讃歌』シリーズの1、2に加え、2011年3月にリリースされた最新作『黄昏讃歌3』、レーベル・オーナー柳沢英則のバンドWHITE LOSER、HIBIKIのアルバムも配信しちゃいます。しかも、なんと全アルバムから1曲ずつフリー・ダウンロード可能(WHITE LOSERのみE.Pをフリー・ダウンロード)!! さらに柳沢英則による福島への熱い文章、ライヴ・ハウスの店長たちからのコメントもあります。ライヴ・ハウスに近い場所から、周りにいるかっこいいバンドたちを紹介する、熱い志しを持ったレーベル、月狼RECORDを大特集いたします。

月狼RECORDのオムニバス・アルバム

V.A. /黄昏賛歌

【配信形態 / 価格】
WAV / mp3 共にアルバム販売のみ 500円

【収録アーティスト】
WHITE LOSER、Ruffian、epoxy、SIGH、flatman、nobol、HIBIKI、weather、table、samadhi、roundinterval、kenny baker、Pello、zirconium

>>ぜんぶ (SIGH)のフリー・ダウンロードはこちらから


V.A. / 黄昏賛歌2

【配信形態 / 価格】
WAV / mp3 共にアルバム販売のみ 500円

【収録アーティスト】
The Radioactives、WHITE LOSER、God's Guts、エポキシー、Peach Fuzz、HIBIKI、WATER FALL、T.F.B. Sound Factory、Roundinterval、あぶらすまし、Zirconium

>>dragonfly (WATER FALL)のフリー・ダウンロードはこちらから


V.A. / 黄昏賛歌3 マジ盤

【配信形態 / 価格】
WAV / mp3 共にアルバム販売のみ 500円

【収録アーティスト】
WHITE LOSER、flatman、エポキシー、ユスフ、Waterfall、CUTHBARTS、Bottom TurN, SEIKI、passing truth drive、赤い疑惑、Mr.s Tanaka、カナデ、Material、quizkid、QUDOTEL

>>空へ (Bottom TurN)のフリー・ダウンロードはこちらから

V.A. / 黄昏賛歌3 本気盤

【配信形態 / 価格】
WAV / mp3 共にアルバム販売のみ 500円

【収録アーティスト】
SIGH、HIBIKI、三ケ田圭三&タカザット、GOUPIL AND C、Table、文化サロン、RadioActive、メラリンコック、herpesz with press tone、エスキモーズ、Jamie Squeeze、Aeroscream、WAS、inthenaMEoflove、Danny Echo

>>冬の女 (三ケ田圭三&タカザット)のフリー・ダウンロードはこちらから

柳沢英則(月狼RECORDオーナー)INTERVIEW

昨年、1000枚限定でリリースされた『黄昏賛歌3』がOTOTOYで独占配信スタート。このオムニバスをリリースしているのが月狼RECORD。2006年に立ちあげられた月狼RECORDは、とにかくライヴ・ハウスという現場の空気が強く感じられる作品をリリースし続けている。熱いライヴを繰り広げるWHITE LOSERのメンバーにして、レーベル運営者である柳沢英則の視点を通して具現化されている『黄昏賛歌』シリーズのオムニバスは、今のライヴ・ハウスをドキュメントした貴重なものだと思う。

WHITE LOSERやHIBIKIと単独音源もリリースしているが、柳沢氏がオムニバスというものに感じる可能性とはどういうものなのかを訊いた。そこにはライヴ・ハウスという現場への愛が溢れていたのだ。

インタビュー & 文 : 遠藤妙子

柳沢英則

自分の周りには凄くいいバンドが多いのにあまり知られていないことが歯がゆくて

――OTOTOYからの配信は、どういう気持ちでやろうと?

柳沢英則(以下、柳沢) : OTOTOYなら配信だけじゃなくて、こうしてインタビューも一緒に読んでもらえるし、より伝わりやすく形になるかなと。あと何より、以前から熊谷のシーンであったりインディーのレーベルなども特集しているし。「OTOTOYなら」っていうのはありましたね。

――作品やCDならではの良さと配信ならではの良さ、両方あるなら両方使うべきですしね。

柳沢 : そうですね。多くの人に聴いてもらうことが一番ですし。

――ただ、月狼RECORDは「作品」を大事にしている印象があったんですよ。それも含めて今日はどういうレーベルかってことを伺いますね。ではまずはレーペルを始めようと思ったきっかけというのは?

柳沢 : 僕は元々、渋谷のライヴ・ハウス、屋根裏で働いていて、そこに出ているバンドや自分がやっているバンドのシーンが面白いと思って、それを合わせて音源を作っていこうと思って始めました。自分の周りには凄くいいバンドが多いのにあまり知られていないことが歯がゆくて。知られるには、ライヴ・ハウスに来てほしいってだけじゃ中々難しいんですよね。やっぱりライヴ・ハウスに来る人は限定されちゃっているとこがありますから。新しいお客さんは中々増えなくて。つまり、どんなにいいライヴをやっていてもバンドを知る機会がないんですよね。

――じゃあ、レーベルを立ち上げた動機は、自分のバンド、WHITE LOSERの音源を出したいからではなく。

柳沢 : 勿論、自分のバンドも出せたらいいなとは思っていましたけど、それがきっかけではないです。

――それよりも周りのいいバンドを知ってもらいたかったと。

柳沢 : そうです。今もそうですね。

――じゃあ、レーベル・カラーがありきという感じでもなく。

柳沢 : ええ。レーベル・カラ―は特に意識したことはないです。

――でもかなりカラ―が出てますよ(笑)。

柳沢 : 出てるとは思うんですが(笑)、こだわってなくて。それよりも、まずは当時働いていた屋根裏や自分の周りのバンドをどう切り取りとるか。知られていないっていうとバンドに失礼かもしれませんが、そういうバンドこそ多くの人に聴いてもらいたいと思って。

――わかります。私もライヴの企画をやっているんですが、お客さんが出演バンド全てを知っているんじゃなく、知らないバンドが必ずいるような組み合わせを考えています。

柳沢 : それは僕もよくわかります。ホントに、こんなにいいバンドなんだからもっと知られてほしいって気持ちは僕もいつもあって。

――レーベルのビジョンはそういうところにあるんですか?

柳沢 : 各々のバンドに多くの人が興味を持ってほしい、そして多くの人がライヴに来てほしい、その為に始めたレーベルなんです。多くの人の前でイベントをやりたいって目標のようなものはありますが、そんなに大きなビジョンがあるわけではないかもしれません。むしろビジョンやレーベルのカラーはこだわっていなくて。一つ一つが積み重なって、その都度で実現できる何かを見つけて広がっていけばいいなって感じで。

――さっき「レーベルのカラーが出てますよ」って言いましたが、『黄昏賛歌1』、『黄昏賛歌2』の収録バンドは、日本語で熱くて土着的な感じのするバンドが多いと思ったんですが。

柳沢 : そうかもしれませんね。

――月狼RECORDを立ち上げたのは2006年ですよね。当時は日本語パンクと言われるものが下火になって、洋楽の影響が強いエモやポスト・ロックなどのバンドが増えてきた時期だと思うんです。そういう中で月狼RECORDに日本語のバンドが集まったのは、当時のシーンや背景と、何か関係ありますか?

柳沢 : ずっとバンドをやってきて、そこまでシーンについては考えてなかったんですけど…。シーンという言葉を使うなら、僕は最初、メロコアのシーンから生まれたオムニバスに影響は受けていて。自分たちの周りのカッコいいバンドでオムニバスを作って安い価格で売っていて、そういうのがいいなって。eastern youthの『極東最前線』のオムニバスを聴いて、そこで初めて知ったバンドもたくさんいて。音楽そのものにも影響を受けましたが、そのやり方っていうか、知らないバンドを知るきっかけを作ってくれたことに凄く影響を受けて。だから当時のシーンからの影響とは違うのかもしれませんが…。

――むしろシーンから外れちゃってるバンド、って言うのは失礼かもしれませんが(笑)、柳沢さんがカッコイイと思ったバンドは、意識はせずともそういうバンドが集まっているのかもしれませんね。

柳沢 : そうかもしれません。ホント、日本語じゃなきゃダメとか、そういうことにこだわりはないんで。

みんなが楽しみながらやらないと続かないと思う

――とにかくいいバンドを知ってほしい、その為にはオムニバスだっていうことですね。オムニバスって形にこだわりがあるというか、柳沢さんは聴き手としても作り手としてもオムニバスが好きなんでしょうね。

柳沢 : ええ。自分もオムニバスで知ったバンドはたくさんいますし、オムニバスがきっかけでライヴ・ハウスに行く人もいるだろうし。逆にライヴ・ハウスに行ってる人がライヴ・ハウスにあまり出ないミュージシャンを知ることができたり。そういう発見がいいですよね。僕自身、面白いって思ったバンドをオムニバスで知って、自分の企画に呼んだり。そういう繋がりの最初になり得るのがオムニバスだと思うんです。そういうのが一番面白いところで。それなのにオムニバスってちょっと軽く扱われたり。いや、軽いっていうのは手に取りやすいってことだからいいんですけど、多くのバンドが思いを込めて作ったものは、絶対にいいものなんです。あとやっぱりオムニバスを作るのは面白いんですよね。大変でもあるんですが(笑)。

――大変ですよね(笑)。『黄昏賛歌3』は30バンド収録ですもんね。凄い(笑)。

柳沢 : 30バンドも集めたんで、制作に3年ぐらいかかったんですよ。最初に楽曲が来たバンドと最後に楽曲が来たバンドで、3年ぐらい時間差があって(笑)。

――3年前に楽曲を出したバンドがやり直したいって言ってきたら…?

柳沢 : いいよって言いますね。まぁ、それでまた3年かかったら困るけど(笑)。そのへんは融通利かせているつもりで。やっぱり今の状態で録り直したいって思ったら、それはバンドの気持ちを優先しています。

――柳沢さんもバンドをやっているから、気持ちはわかりますしね。

柳沢 : そうなんですよね。

――で、『黄昏賛歌1』、『黄昏賛歌2』は、さっき言ったように日本語で熱いタイプのバンドが多くて、作品としてガッツリとカラーがあるものだった。それが『黄昏賛歌3』ではバンドの数も多くてバラエティに富んでますよね。

柳沢 : いいなと思う人達をどんどん誘いまくったんで(笑)。方向性とかを定めるより、カッコイイって思ったらどんどん誘って。30バンド収録したいってことだけは決めていたんで、ならば無茶してやろうって(笑)。

――それだけ周りには面白いミュージシャンが多かったってことですよね?

柳沢 : 勿論です。それが第一前提です。だからバンドがいなくて悩むことはなかったですね。どんどん誘いたい人が増えていったぐらいで。だって本当にいいバンドは多いですし。で、確かにこれまで出した2枚がまとまった感じの作品でもあったんで、『黄昏賛歌3』はたくさん集めてお祭りみたいにやりたいって思ったんです。僕自身もバンドとレーベルを長く続けてきたって自負もあるし、ずっと続けているバンドも多いですから。

――ええ。だから面白かったです。これまでは月狼RECORDって頑固なレーベルかと思ってたんですけど、『黄昏賛歌3』を聴いて、頑固じゃなくてやりたいことをどんどんやっちゃうレーベルだし、柳沢さんも無茶な人ではあるかもしれないけど(笑)、ナチュラルにやってるんだなって。

柳沢 : そうですね。無茶ですけど(笑)、ずっと自然にやっていて。

――因みに『黄昏賛歌3』で最初に曲を持って来たバンドって?

柳沢 : SIGHですね。SIGHはかなり前に曲をもらっていたんで、待たせちゃいましたね。でも友達だから(笑)。

――そのへんは友達ということに甘えて(笑)。

柳沢 : はい(笑)。いや勿論、友達だからってことじゃなく、SIGHも最初は音がカッコイイと思って、それから友達になったんで。どのバンドもそうなんですけど、最初は音楽を知って、それから友達になるんです。

――それも柳沢さん自身がバンドをやっているってことが大きいかもしれませんね。バンド同士だからこその関係が築けたと。

柳沢 : かもしれません。打ち上げとかで呑む機会もあるんで。結構、酔っぱらうんですよ(笑)。それからどんどん仲良くなって。ライヴで一緒になる機会も多いですし。

――敢えて聞きますが、ぶっちゃけ慣れ合いになったりしません?

柳沢 : 大丈夫です(笑)。

――作品の話からちょっとズレますが、ライヴやイベントで、バンド同士が友達だと内輪ノリの危惧も出てきますよね。それはどう考えてやっていますか?

柳沢 : 内輪ノリは避けたいですが、でも例えばライヴで友達同士が対バンになったりすると、お客さんも「このバンド達は仲がいいんだな」って、そういう空気を楽しめる人がいるんじゃないかって思うんですよ。バンド同士が楽しかったら自分も楽しくなるっていうお客さんはいると思うし。ライヴ・ハウスって、初めて一人で行く人は緊張すると思うんです。僕はそこでバンドが楽しい雰囲気を出して、人が入りやすい場にしていきたい。そういう意味で9月に高円寺二万電圧でやる「赤い線を越えて19」という自主企画イベントも、自分の司会でバンドを紹介したりするつもりで。こういう思いでやっているバンドってことを話そうかなって。そうやったら楽しいと思うし。

――あー、そうですよね。実は私は今のライヴ・ハウスはフレンドリー過ぎるんじゃないかって思ってたんです。ま、私は年齢もいってるし世代的な感覚なのかもしれないけど。でもこの前、あるハードコアのバンドの人と話をして、私が今のライヴ・ハウスは緊張感がなくなったって言ったら、「それはあなたがライヴ・ハウスに慣れているからであって、どこの場所にも初めて来て緊張してる人はいるんだよ」って。その緊張感も大事ではあるけど、緊張している人も入れる場じゃなきゃダメなんですよね。

柳沢 : ですよね。そう思います。

――その人の言葉で、ハードコアのバンドという、いわば緊張感を与えるバンドだからこそ初めてのお客さんのことも考えていることに、私はちょっと反省して。初めて来たお客さんが次も来ようって場にすることが大事なんだって。

柳沢 : 僕も、知らない人達に知ってほしいわけで。だから繋がっていくことですよね。初めてで緊張している人が、そのライヴが楽しかったら次も来る、そして自分でバンドや企画を始める人も出てくるかもしれない。僕もそうでした。結局、みんなが楽しみながらやらないと続かないと思うんですよ。楽しければ続けていけるし。だから楽しいことを一回一回やっていくだけで。

僕がやっていることって「繋がりを作る」ってことなんだと思います

――『黄昏賛歌3』はジャンルや世代もバラバラですよね。柳沢さん自身がきっと影響を受けているであろうSEIKI(NAHT)さんに対しては、緊張したんじゃないですか?(笑)

柳沢 : SEIKIさんやTableなど、昔から好きだった人達が参加してくれて。SEIKIさんはNAHTの頃からホントに憧れていて。自分が20歳の頃、スゲェ怖くて、話しかけられなくて(笑)。で、誘う時にメールしたら、返信が凄く優しくて。でも今でもやっぱり緊張しますけどね(笑)。

――緊張するのは当たり前で、その緊張を勇気を出して超えれば繋がれるっていうね。

柳沢 : うん。SEIKIさんは昔から海外のバンドを呼んだり、活動にも憧れて影響を受けましたし。向かっていくエネルギーがある人に憧れます。自分もそうなれたらいいと。

――前2作はライヴ・ハウスの匂いがプンプンしたものでしたが、3作目は必ずしもライヴ・ハウスにこだわっているバンドだけじゃないですよね?

柳沢 : ええ。バンドを集める時、そこにもこだわりなく。さっき言ったようにお祭り的な作品にしたいと思ったので。いろんなミュージシャンが同じようにいるってことを見せたかったんで。でも、今、制作中の『黄昏賛歌4』は、またライヴ・ハウスでガッツリとやっているバンドを多くしていくつもりですけど。

――次は45組収録するそうですが。ホントに凄い(笑)。

柳沢 : やるって言ったからには(笑)。実はまだ半分の20組ぐらいしか決まってないんですけど、やります(笑)。一つのシーンとして考えて作るんじゃなく、いろいろなバンドがバーッと飛び出してくるような作品にしたいと思っていて。

――これだけ収録バンドが多いとカタログ的な受け取られ方もするかもしれませんが?

柳沢 : 別に構わないんです。だって内容が良ければいいわけだし。それに実際、いろんなバンドがいますし。それを知ってほしい。

――なるほど。やっぱりライヴ・ハウスに勤めていたっていうのは大きいんでしょうね。何よりも現場を知ってほしいっていう。

柳沢 : はい、そうだと思います。

――考えてみたら、最近のオムニバスってジャンルの的を絞ったものだったり、カバー集やトリビュートだったりが多いけど、『黄昏賛歌』のシリーズのようなドキュメント的な作品は少なくて。とても貴重だと思います。

柳沢 : ドキュメントっていいですよね。現場をパッケージしたいって気持ちはありますね。だから変な言い方ですが、僕は元々パンクやハードコアが好きで、でも自分が作るオムニバスの中にはそんなに好みじゃないジャンルのバンドも収録しているんです。勿論、そのジャンルは苦手でも、バンドそのものはカッコイイと思ったからですが。だから、オムニバスを作る時、自分の好みに全て当てはまらなくてもいいんです。だって実際に現場にはそういうバンドがいるわけだし、そのバンドを好きになる聴き手は絶対にいますから。そういう機会を作りたいんです。そうやってバンドを好きになる人が増えることが嬉しいんです。

――うんうん。柳沢さんって自分がバンドをやっているから、表現者としてのこだわりをオムニバスにも出しているのかと思っていたんですが、ホントにライヴ・ハウスという現場を愛してるんですね。

柳沢 : ライヴ・ハウスにはカッコいいバンドがいて、その現場は楽しいんですが、まだまだ伝わっていないっていうのが実感です。人に伝わっていくような形で世の中に出していけば、ライヴ・ハウスももっと面白くなっていくはずだし。やらないよりはやったほうが絶対にいい。自分の活動も自分の人生も。

――地方のバンドもいますよね。福島のライヴ・ハウス、いわきソニックとも以前から繋がりは深いようですね。

柳沢 : ソニックは以前からライヴに呼んでくれたり、ホント、仲間ですね。

――昨年の『黄昏賛歌3』のリリースは震災とぶつかってしまって。

柳沢 : やっと発売って時に震災が起こって。それでもリリースできたんですけど、CDどころじゃないって時期で。それで、5月にソニックにライヴに行ったんです。「来てくれ」って言って頂いて。やっぱりいわきのバンドも仲間ですし、今回の配信もいわきのバンドを聴いてほしいっていう気持ちが強くあって。レーベルとしてはいわきのバンドも知ってもらいたいし地方のバンドも知ってもらいたい、そういうアプローチはしていきたいです。

『黄昏讃歌3』

――地方との繋がりはインディー・レーベルだからこそかもしれないし。バンドとしてもツアーに行くと繋がりを実感するでしょうし。

柳沢 : バンドをやっていて良かったことの一つに、全国各地に友達ができることがあります。それは活動していく上でもそうだし、震災などがあって、被害の多かったとこに友達がいるとより考えるきっかけになるんです。友達がいるってことをきっかけに、いろいろなことに考えが広がりますから。

――Less Than TVの谷口(順)さんの言葉で印象的なのがあって。「アンダーグラウンドは縦じゃなく横を見るものだ」って言葉。横を見れば、もう、日本中のアンダーグラウンドが繋がっていけるかもしれない。

柳沢 : ええ。そうやって考えると面白いことも考えられる。いつかデカいイベントもやれるかもしれない。そういう意味での野望はありますね。

――ところでレーベルは柳沢さん一人でやられているんですか?

柳沢 : 一人です。でも例えばイラストを描いてくれる人はやっぱり人と人の繋がりで、エポキシーってバンドの人が漫画家さんを紹介してくれたり。運営は一人でやってますが、協力してくれている人はたくさんいて。

――今回のOTOTOYの配信にしてもそうですが、各々が自分のやれることで繋がっていくっていうね。

柳沢 : ええ。だから、僕がやっていることって「繋がりを作る」ってことなんだと思います。オムニバスというのはそれが最もわかりやすくてやりがいがあって。

――バンドとリスナーを繋げて、そしてライヴ・ハウスにも繋がって。

柳沢 : そしたらもっと面白くなるはずです。

――ぶっちゃけ頓挫しそうになったことは?

柳沢 : 疲れたなって時はありますけど。そういう時は休みます(笑)。ちょっと頭から切り離してポーッと休んで。すると絶対にまたやりたくなりますからね。

――でもそろそろ自身のバンド、WHITE LOSERのフル・アルバムも出したいんじゃないですか?

柳沢 : 単独作は出したいし、オムニバスに入っているバンドの単独作も出せたらいいなとは思います。でも、もうちょっと先ですね(笑)。

――これ以上、無茶させたらダメですね(笑)。で、9月とちょっと先ですがイベントもあるそうで。

柳沢 : WHITE LOSER企画で2001年からやっているイベントなんですけど、ホントに面白いと思います。今回は、結構、激しいバンドの中にタテタカコさんも呼んだんですが、意外な面白さ、意外だけど繋がっているっていう発見ができるんじゃないかと思います。

インタビューアーの遠藤妙子と共に

月狼RECORD所属の実力派バンド、HIBIKI

HIBIKI / カゼニサケブ

HIBIKIの1st full album!HIBIKIの生み出すドラマティックな世界観を持つ楽曲は静から動へ流れて行き、聴く者の心に雨のように降り注ぐことでしょう。eastern youthやNUMBER GIRL等の日本語ギター・ロック好きには、必聴の本気の8曲入りアルバム! 是非HIBIKIのドラマティックな世界にあなたも触れてみてください。

【配信形態 / 価格】
WAV / mp3 : 単曲200円 / アルバム 1600円

>>鏡のフリー・ダウンロードはこちらから

全曲日本語歌詞で力強くも切なく歌い上げるバンド、WHITE LOSER

WHITE LOSER / サラバ純情街道

1999年結成。都内は新宿LOFT/東高円寺二万電圧/初台wallを中心に活動する3ピース日本語パンク・バンド! 日本語詩をパンク・ビートに乗っけて真っ直ぐにロックしているライヴ・バンドである。全曲に渡って日本語歌詞を用いながらも力強く、そして切なく歌い上げるボーカルがグッド! 7月にはロフト・プロジェクト(新宿ロフト、下北沢シェルターを経営)のインパクト・スタジオ・レコーディングにて杉山オサムをエンジニアに迎えて2曲入りシングルを制作予定。

【価格】 単曲200円 / アルバム 600円

>>シングル未収録曲「BEAT」のフリー・ダウンロードはこちらから

LIVE INFORMATION

2001年から開催し11年の歴史がある「赤い線を越えて」。タテタカコをSPECIAL GUESTに迎えて、19回目を東高円寺二万電圧にて開催!

WHITE LOSER企画「赤い線を越えて19」
2012年9月22日(土)東高円寺二万電圧
OPEN/17:30 START/18:00
ADV/2000 DOOR/2500
ACT : WHITE LOSER / タテタカコ / waterfall(from青森) / BAD ATTACK / 頭響虐待 / 人工楽園

WHITE LOSER GIG 2012
2012年6月8日(金)@武蔵境STTATO
2012年6月17日(日)@東高円寺二万電圧
2012年6月29日(金)@小岩bushbash
2012年7月31日(火)@東高円寺二万電圧
2012年8月22日(水)@渋谷チェルシーホテル
2012年9月23日(日)@いわきソニック

WHITE LOSER MY SPACE

月狼RECORD

2006年にWHITE LOSERにより設立されたインディーズ・レーベル。熱い想いを持った気の合う仲間たちと好きな音楽をやる! 情熱と確固たる信念を持ってシーンに殴りこみ発信!! 始動以降、勢力的に活動を続け、記念すべき第一弾としてオムニバス『黄昏賛歌』をリリース、1000枚を完売させる。第二弾のHIBIKI『カゼニサケブ』に続き、青春 VS シリーズ第一弾、WHITE LOSER vs samadhi『感情8号線』を発表。2008年9月に1年間の沈黙を破りオムニバス『黄昏賛歌2~巷の握り拳~』、WHITE LOSER『さらば純情街道EP』を同時リリース。2011年3月にはタワーレコード限定で、オムニバス『黄昏賛歌3』を発売!今後も勢力的に活動し、青春を駆け抜ける!!

info

月狼RECORDでは所属バンドや黄昏賛歌4の参加バンドも募集していますので連絡お待ちしています。他にもチケットの予約やイベントの出演依頼などもこちらにお願い致します。

月狼RECORD
huskerbu@i.softbank.jp

>>柳沢英則による福島への想い、各ライヴ・ハウス店長からのコメントはこちらから