Anrietta from Novel Sounds INTERVIEW

荘厳なアンサンブルの中にフレッシュな感性を持ち込む新世代がまたひとつ登場した。彼らの名はアンリエッタ。エレクトロニクスも取り入れたアンサンブルによる、シガー・ロスの『Takk…』あたりを思わせる重厚な音作りと、女性ヴォーカルがじっくりと歌い上げていく様は、ヨーロッパ及び日本のポスト・ロックからの素直な反響を感じさせるものだが、それをたとえばアニメなどの視覚的なメディアを意識して鳴らそうとする感覚は、まさに今の世代ならではのものだろうし、実際に彼らのデビュー作『Memoraphonica』は明確な情景描写を備えた作品に仕上がっている。今回はこの気鋭のバンドからリーダーの板谷元気とヴォーカルのkokkoをお招きし、話を聞いてみた。

インタビュー&文 : 渡辺裕也

>>>「Grassky」のフリー・ダウンロードはこちらから(4/26〜5/2迄)

デビュー・アルバムの発売に先駆けて1曲先行フリー・ダウンロード!

Anrietta / Memoraphonica

透き通った歌声と幾重にも重なる音ので、美しい光景を浮かび上がらせる楽曲が特徴のAnrietta。造語によって紡がれた物語は聞く者を魅了し、平均年齢23歳と若いながらも、その確立された世界観が様々な方面から評価されています。5月2日のファースト・アルバムから1曲先行フリー配信開始。

【Track List】
01. Aqua / 02. lost seasons / 03. On the way across the rainbow / 04. Latency / 05. amaranthine / 06. Heart sound travels / 07. Grassky / 08.thaw / 09. Story of circle


作る才能とは別で、聴く才能っていうのもあるんでしょうね(kokko)

——ジャケットのイラストがサウンドのイメージとすごくマッチしているように感じましたが、このイラストを描かれたのは?

kokko : これは伏臣武さんという方に描いていただいたものなんです。わたしがCD屋さんで見かけたジャケットにすごく気に入ったものがあって、それが伏臣さんの手がけたものだったんです。それ以外にも私が写真や絵で気に入った作品を10枚くらい集めてメンバーに見せたんですけど、みんな伏臣さんのものがいいと言って。それで連絡してお願いしてみようということになったんです。
板谷元気(以下、板谷) : 画面の情報量が多くて、色彩豊かなところがすごくいいと思ったんですよね。それに僕らの音楽も情景描写的な部分があるので、そことも合うんじゃないかなと思って。
kokko : でも、このジャケットができたのはもうすごく前なんですよ。去年の6月だっけ?
板谷 : レコーディングを始める前にもう頼んじゃったんだよね(笑)。音はデモ状態のものを聴いてもらって。だからずいぶんお待たせしてしまったんです。

左から、yuuki nemoto、itaya genki、kokko、JP、kawasaki maiku

——その最初のデモ楽曲はどのようなものだったのでしょう。その当時から現在の音楽性と繋がるものを作っていたんですか。

板谷 : 僕がDTMを使ってレコーディングなり打ち込みなりをやっていたのもあって、バンドとしての方向性はその時からぼんやりとありました。ただ、僕が歌モノの音楽に取り組みだしたのはこのバンドが初めてなんです。その前はちょっと即興音楽っぽくて、いまよりずっとアンビエントな感じのバンドをやっていたので、しっかりとデモから曲を作るようになったのはこのバンドからですね。現在は最初に想定していたものよりうたが前面に出たものになってきています。ちょこちょことメンバー・チェンジもあったんです。最初からいたのは僕とドラムの根本で、その当時は別の女性ヴォーカルがいて。その3人でまずデモ音源を1曲作って、そこからメンバーを募集し始めたんです。
kokko : 私は元々お客さんとしてアンリエッタのライヴによく行ってたんです。JPくんが高校の先輩だったので、そういうつながりで。前に歌っていた方はもう少しふわっとした声をしていたんですけど、私は輪郭がはっきりした歌い方をするので、徐々に歌がはっきりと聴こえる感じになっていったと思う。

——作品を聴かせて頂いて、目指したい音楽性が明確にあるバンドだなと感じたのですが、実際のところはどうでしょうか。

板谷 : 好きな音楽からの影響は沢山あると思います。あと、ライヴの後にお客さんや対バン相手から「あれ好きでしょ? 」みたいなことをよく言われるんですよね。たとえばシガー・ロス、モグワイ、マトリョーシカ、ワールズエンド・ガールフレンド、スパングル・コール・リリラインなんかがそうですね。あとは菅野よう子とか。

——菅野よう子とも言われるんだ?

板谷 : はい(笑)。僕がもう大好きなんですよ。特にメロディ作りにおいてはすごく影響を受けていると思います。世界観にも通じるものがあると思う。

——菅野よう子さんの作品にはアニメと密接に絡んだものも多いですよね。その辺はどうですか。

板谷 : 確かにアニメは僕の得意分野ですね(笑)。ただ、アニメからインスピレーションを受けて音楽を作ることはそんなにないかな。具体的なものから影響を受けるということ自体がそんなにないですね。そこから得た感動が創作のモチベーションに繋がることはあるかもしれないけど。ただ、僕らがやっている音楽は、アニメや映像の中で使われても違和感のないものだと思うし、実際にそういうものにしたいと思っています。あと僕にとって最初に大きかったのが、中3の時に聴いたバンプ・オブ・チキンだったんです。そこからの流れにスーパーカーがあって、そこからシガー・ロスを経て、エレクトロニカなんかを聴くようになって。だから、聴いてきた音楽の変遷はけっこう自然な感じだと思う。あえて聴くものを絞り込んでいたところはあって。
kokko : 逆に私は、シガー・ロスと同時にメロコアとかを聴いてたんですけど(笑)。あまり沢山の音楽を聴かず、ひとつのアルバムを買ったらそれをずっと聴いているようなタイプです。だから音楽のことはあまり詳しくない(笑)。

——気に入った音楽にとことんのめり込むタイプなんだ。

kokko : そうですね。自分のなかに取り込んじゃうまで聞き込む感じです。たとえば椎名林檎の『加爾基 精液 栗ノ花』がそういうアルバムで。あのごちゃっとした感じをちゃんと消化させるのって、実際すごく時間かかると思うんです。YUKIの『PRISMIC』とかもそうかな。そう考えるとエレクトロニックな音楽が好きみたいですね。今やってる音楽に通じているものもあるのかもしれない。

——一方の板谷さんは、クリエイターになりたいという気持ちがもともと強かったから、そのために聴いていた部分もあるということなのかな?

板谷 : そうですね。影響を受けたい音楽を絞って聴いてきたというか。めちゃくちゃいいんだろうなと思うものでも、聴いたら自分がぶれるなと思ったものは避けてきたところがあって。

バンドをやる上での共通点は持っている(板谷)

——けっこう潔癖な方?

板谷 : そうですね(笑)。最近はむしろ取り入れたい要素が増えてきた感じはあるんですけど、その前の軸を固めるための時期にいっぱい聴いても、きっと消化できないだろうなと思ってたので。それで自分の進みたい方向のライン上にあるものをチョイスしてきたところはあります。

——では、その板谷さんの軸にある音楽がどういうものなのか、教えていただきたいです。

板谷 : ちょっと質問の意図とは違うのかもしれないですけど、僕はなによりもメロディのセンスを養っていきたかったんです。というのも、いい曲の根本ってそこにあるんじゃないかなと思ってて。少なくとも僕が曲を作る上ではそこが一番重要で。
kokko : 私たちも彼のそこを信頼してやっていますね。そういえば私がバンドに入ったばかりの時、元気さんがとにかく沢山の音源を渡してくれたんですけど、実は2年経った今でもまだ聴ききれていなくて(笑)。だから、私たちの音楽を聴いて「~ぽいね」と言われても、私はそれを知らないことが多いんですよね(笑)。きっと音楽って、作る才能とは別で、聴く才能っていうのもあるんでしょうね。
板谷 : (笑)。そういうそれぞれの聴き方なんかも含めて、やっぱり僕はバンドでやりたいという気持ちがすごく大きかったんですよね。最初はインストのポスト・ロックを聴いて、ここに歌が入ってきたらもっと楽しいなっていう発想から始まったんですけど、例えばそこに「新しいジャンルを自分たちで作っていこう」みたいな考えはなくて、それよりも普遍的でありたいという気持ちの方が強いんです。いい意味での大衆性がほしいというか。いわゆる名曲と呼ばれるものって、やっぱりメロディがすごくいいし、わざとらしいこともやってない。きっとそういうものだったら、たとえばJポップしか普段は聴かない人にでも引っかかるものを感じてもらえるんじゃないかなと思って。

——メロディもそうですが、みなさんの楽曲はすごく厚みのあるアレンジが加えられているので、そっちへのこだわりもきっと強いのだろうと思っていたんですが。

板谷 : 自分にとってのサウンドとメロディのバランス感覚があって。メロディがポップすぎると質感的にJポップ寄りになるし、かといってサウンドが濃すぎるとコアな音楽ファン向けになってしまう。できれば僕は自分が作ったものを、自分が通過してきた音楽と同じように聴いてもらいたいんです。

——では、板谷さんから見て普遍性を持っていると感じる作品をなにかひとつ教えてもらえますか。

板谷 : そうだな。たとえばシガー・ロスなんかは、サウンドがすごく壮大でアンビエントだけど、一発聴いただけでいいなと思えるものがある。そういうものを目指したいなと思って。

——じゃあ、そのシガー・ロスの中でも最も好きなアルバムは?

板谷 : 『アゲイティス・ビリュン』かな。

——あ、そうなんですね。僕はきっと『Takk…』なんだろうと思ってました。

板谷 : 確かに今回のアルバムはかなり『Takk…』寄りなサウンドですよね(笑)。僕が最初に聴いたシガー・ロスのアルバムは『Takk…』です。個人的にあのアルバムはものすごくポップだと思っていて。
kokko : 私は『Takk…』が一番だけど、それと並行して私もメロコアと聴いてたからなぁ(笑)。

——今の音楽活動のなかで、そのメロコア的なものから引き継いでいる部分はなにかありますか。

kokko : ないですねぇ(笑)。とは言っても、やっぱりその中でもハワイアン6みたいな、ちょっとダウナーな雰囲気のものが好きだったから、ちょっとそこはつながってるのかもしれないです。
板谷 : だから、メンバーはみんな音楽の好みもバラバラなんですけど、このバンドをやる上での共通点は持っているんですよね。

——今日のお話を聞いて、現在のアンリエッタは板谷さんの指向性がかなり強く出ているように感じました。今後それが他のメンバーによって大きく変わっていく可能性はありますか。

板谷 : どうだろうなぁ。今後挑戦していきたいと思っていることは沢山あるんですけど、やっぱり楽曲にとって一番大切なメロディやコード感のセンスがきちんとあることは前提だと思ってて。そこさえしっかりしていれば、どんな音楽をやっても自分たちのものにできると思うんです。まだそういう域に達しているとは思っていないので。

——まずはもっと根本のソングライティング・スキルを高めていきたいということですね。

板谷 : そうですね。かといってあんまりごちゃごちゃしたものにはならないと思いますけど(笑)。
kokko : 私ももっといろんな歌い方に挑戦していきたいし、そういう曲を元気さんに沢山作ってもらいたいです(笑)。
板谷 : 今回のアルバムは一貫した質感をもたせたかったし、実際にそうできたと思うんです。だからここからはもっと歌を前に出して、バラエティのあるものを目指したいですね。それに、今回の1枚目を経て次に取り組むものは、最初からアルバムを作るという目標を持って臨むことになりますよね。僕らが目指したいのはやっぱりそこにあるので。

LIVE INFORMATION

『The Sound Of Fury Tour 2012』
Novel Sounds インストア・イベント
2012年4月27日(金)@HMV大宮ロフト
Live : Bertoia(小編成) / Anrietta / us
OPEN / START : 18:30

RECOMMEND

Sigur Rós / INNI

2008年11月、突如発表された活動休止宣言の直前に、ロンドンの伝説的会場アレクサンドラ・パレスで行われた2公演のライヴを音源化! ここ日本へも複数来日し、絶大な人気を得るも、08年末にバンドは無期限活動休止を発表した。

>>>Sigur Rósの特集ページはこちら

Meme / alku ringo

茨城の3人組バンド、Meme(ミーム)のデビュー作にしてとてつもない大傑作。これほど空気を変える力のある音楽は、そうそうお目にはかかれない。サウンドも歌声も全てが破格の美しさ。アルバムの冒頭を飾る「poploop」で見せる、歌ものとしての素晴らしさと遊び心溢れるカラフルなサウンド。

>>>Memeのインタビュー特集はこちら

Bertoia / Snow Slide / Under Water

ロングセラー・デビュー・アルバム『MODERN SYNTHESIS』より人気曲「Snow Slide」と、1年ぶり待望の新曲「Under Water」をカップリングした配信限定ダブルA面シングル。

>>>Bertoiaの特集はこちら

PROFILE

Anrietta
2009年結成。kokko(Vo.)、genki itaya(Gt./other)、maiku kawasaki(Gt.)、JP(Ba.)、yuuki nemoto(Dr.)の5人によるドリーム・ポップ・バンド。透き通った歌声と幾重にも重なる音の層で、美しい光景を浮かび上がらせる楽曲が特徴。造語によって紡がれた物語は聞く者を魅了し、平均年齢23歳と若いながらも、その確立された世界観が様々な方面から評価されている。

Anrietta official HP

o

 
 

インタヴュー

その男、天才につき──折坂悠太、この世と別世界を繋ぐ歌声、ライヴ音源をハイレゾ独占配信
[CLOSEUP]・2017年08月10日・その男、天才につき──折坂悠太、この世と別世界を繋ぐ歌声、ライヴ音源をハイレゾ独占配信 新しい才能が世の中に羽ばたく。折坂悠太のことだ。独特の歌唱法にして、ブルーズ、民族音楽、ジャズなどにも通じたセンスを持ち合わせ、それをポップスとして消化した稀有なシンガー。そんな彼が、彫刻家・平櫛田中の旧邸にて収録したライヴ・レコーディング音源『なつのべ live recording H29.07.02』をリリース。OTOTOYでは本作のハイレゾ版を8月23日より独占配信、発売日に先駆けて予約スタートする。そして折坂悠太へ初めてとなるロング・インタヴューを敢行した。その歌い方、歌詞の描き方、折坂の歌への向かい合い方とともに、ぜひその才能の片鱗を目の当たりにしてほしい。 平櫛田中の旧邸にて収録の音源、ハイレゾ独占配信折坂悠太 / なつのべ live recording H29.07.02'【配信形態】WAV、ALAC、FLAC(24bit/48kHz) / AAC単曲 250円(税込) / まとめ 1,000円(税込) 2017年8月23日(水)より配信スタートになります。配信日に先駆けて予約販売もスタート。>>ハイレ
by ?
callme、挑戦的なパフォーマンスが冴えわたる6曲入りEPをリリース
[POWERPUSH]・2017年08月13日・挑戦的なパフォーマンスで「今」を感じる2017年夏ーーcallme、最新シングルをリリース 3人組ガールズ・ユニットのcallmeが今年2作目のシングル『One time』をリリースした。ポップに振り切った前作『Bring you happiness』のカラーは踏襲し、歌唱少なめ& ダンスが映える表題曲「One time」、この夏のアイドルイベントやフェスでも話題となった、超攻めの1曲「Way I am」、そして3人それぞれが制作を担当した楽曲も含め、全部で6曲も新曲がうまれた。CDは各盤ごとに収録曲が異なるが、配信ではすべての曲が収録されたEPタイプでのリリース、OTOTOYではもちろんハイレゾ・通常と配信中。 新陳代謝のごとく次々に新曲を作り出す意味、そして、制作の裏話から気になる共同生活のこと(!)まで南波一海がインタビュー。3人の日常も垣間見える話題も満載です。 【まとめ購入者対象】抽選でポスタープレゼント!callme / One time -EP-'【配信形態】24bit/48kHz ALAC / FLAC / WAV / AAC【価格】単曲 540円(税込) アルバム 1,800円(税込)【T
いまはもの作りが楽しくてしょうがないーー鈴木茂や伊賀航らも参加、南壽あさ子が作り上げた最高傑作の2ndアルバム
[CLOSEUP]・2017年08月09日・いまはもの作りが楽しくてしょうがないーー鈴木茂や伊賀航らも参加、南壽あさ子が作り上げた最高傑作 2017年に活動5周年を迎えたシンガー・ソングライター南壽あさ子が、ヤマハ移籍第1弾となる2ndアルバム『forget me not』を完成させた。絵本作家・酒井駒子による描き下ろしジャケットも印象的な本作は、南壽自身が初めてセルフ・プロデュースした作品性の高いアルバムに。リード・トラックとなる「勿忘草の待つ丘」、「八月のモス・グリーン」はロサンゼルスでヴォーカル・レコーディングとミックスを敢行、エンジニア / プロデューサーとしてグラミー賞を12回獲得しているラファ・サーディナがレコーディング&ミックスを担当するなど、サウンド面においてもこだわり抜いた作品となっている。プレイヤーには、鈴木茂や伊賀航など名うてのミュージシャンたちが参加。南壽あさ子史上最高傑作と言っても過言ではない本作をハイレゾ配信とともに、南壽へのロング・インタヴューを掲載する。 ヤマハ移籍第1弾となる2ndアルバムをハイレゾ配信南壽あさ子 / forget me not【通常盤】'【配信形態】WAV、ALAC、FLAC(24bit/96k
by 西澤 裕郎
あらゆる周りの環境にビビットに感化された、竹上久美子の最新作配信開始
[CLOSEUP]・2017年08月08日・ゆっくり、しかし着実に船を漕ぎ出す──あらゆる周りの環境にビビットに感化された、竹上久美子 このインタヴューのなかで「幼少より音楽に囲まれた環境で育ち、職業としての“音楽家"を意識する前に、呼吸や排泄と同じように作曲を開始した」と語ってくれた竹上久美子。自然と音楽をつくり続けていた彼女が6年ぶりとなるフル・アルバムを完成させた。京都の片隅で粛々と制作された今作『Slow boat』は、オーヴァーグラウンドとアンダーグラウンドの垣根を自由に飛び越え、ルーツ・ミュージックを主軸に、USインディ / オルタナ / プログレ / チルウェイヴなどの絶妙なフレイヴァーを散りばめた渾身のアルバム。今回はOTOTOYでの配信とともに、竹上久美子へのインタヴューを掲載する。 様々なジャンルのフレーヴァーを散りばめたアルバム竹上久美子 / slow boat'【配信形態】WAV、ALAC、FLAC(16bit/44.1kHz) / AAC単曲 230円(税込) / まとめ 2,300円(税込) 【収録曲】''1. Good bye, girl2. many many many3. roundabout4. FESTIVAL
【祝! カクバリズム15周年企画第1弾】角張渉×谷ぐち順レーベル・オーナー対談&カクバリズム作品レヴュー
[CLOSEUP]・2017年07月27日・【祝! カクバリズム15周年企画第1弾】角張渉×谷ぐち順レーベル・オーナー対談&カクバリズム作品レヴュー カクバリズム設立15周年記念! 2002年の3月にYOUR SONG IS GOODの1st7inch single『BIG STOMACH, BIG MOUTH』をリリースし、それ以降もシーンの最前線に立ち続けている“メジャーなインディ・レーベル”カクバリズム。15周年を迎えるにあたり、OTOTOYでは4つの企画とともにお祝いします! まず第1弾企画として設立15周年を迎えるカクバリズム代表である角張渉と、今年25周年を迎えるLess Than TV主宰の谷ぐち順のアニバーサリー対談を敢行! 長年シーンを支え、共闘してきたふたりが思う“インディ・レーベル”とは…… を語ってくれています。そしてさらに、さらに〈オトトイの学校 村詩野音楽ライター講座〉より、これまでにカクバリズムからリリースされた楽曲のレヴューをお届け! 8月には第2弾インタヴューも掲載予定! カクバリズムを昔から知っている方、最近知った方、そしてカクバリズムを知らなかった方もこのページを見ればカクバリズム通に?! >>15周年をたど
diskunionからの刺客〈第3弾〉──発酵業界に名乗りをあげる人力ミニマル楽団“東京塩麹”とは?
[CLOSEUP]・2017年08月02日・発酵業界に名乗りをあげる人力ミニマル楽団“東京塩麹”とは?──ディスクユニオンからの刺客〈第3弾〉 人力サラウンド楽曲や、ミニマル × ジャズなどで新たな音楽の可能性を追求する、人力ミニマル楽団“東京塩麹”。まず目につくのが“東京塩麹”という、そのバンド名! さらに塩麹を然した食品サンプルを入れたビンに音源のダウンロードコードを入れた“ビン詰め音源”『21世紀の塩麹』の発売や人力 Remix ライヴなどなど、なにやらよくわからない活動もしているという。この東京塩麹ってバンドは一体何者なんだ?! 実はこの東京塩麹、2016年に開催されたディスクユニオン主催による初の本格的オーディション〈DIVE INTO MUSIC.オーディション2016〉の合格者なんです。これまでunizzz…、ペドラザとインタヴューを行ってきた〈DIVE INTO MUSIC.オーディション2016〉特集も今回で第3回目、そして最終回です。オーディション合格者として8月9日(水)に1stフル・アルバム『FACTORY』をリリース、OTOTOYでは今作を1週間の先行ハイレゾ配信! さらにリード曲「Tokio」を8月10日(木)までの1週間
by 岡本 貴之
ローレル・ヘイロー、『DUST』を語る
・2017年07月17日・ホコリには特定の場所や原点がない──ローレル・ヘイロー『Dust』を語る 〈Hyperdub〉からリリースされたローレル・ヘイローのニュー・アルバム『Dust』。新たな境地へと達した感のある作品で、キュートなエレクトロ・ポップ、電子音響、さらにはフリー・ジャズやアフロ・パーカッションなどがゆるやかに結びつき、アルバムを構成している。穏やかな表情でいながら、その背景に広がるイメージはよくよく見てみると奇怪、さまざまな要素のプリコラージュで構築されている。そんな濃密でいながら、軽やかなポップさも持っている質感のアルバム。まぁ、とにかくいい塩梅のアルバムなのだ。これがあまり日本で話題になっていないのは正直どうかと思うぞ! ということでOTOTOYではローレル・ヘイローの貴重なインタヴューをここで公開。ハイレゾ配信中の『Dust』、いまからでも遅くはないのでぜひとも聴くべきではないかと思いますぞ。いや、とにかくその音響の世界観は気持ち良いのです。 ハイレゾ版はCDと同様のライナーノーツ付きで配信Laurel Halo / Dust(24bit/44.1kHz)'【Track List】01. Sun To Sola
by 河村 祐介
KUNIYUKI TAKAHASHI──インダストリアルの新たな響き
・2017年07月26日・KUNIYUKI TAKAHASHIのルーツにして、新たな側面をプレゼンする冒険的な新作──ハイレゾ独占配信 海外のハウス〜テクノ・シーンでも高い評価を受けるレーベル〈mule musiq〉。そのアーティスト・ラインナップは、現在でこそ海外シーンともシームレスなメンツが並ぶが、そのその設立当初から本レーベルを象徴するこの国のアーティストといえばこの人だろう。札幌のマエストロ、KUNIYUKI TAKAHASHI、その人だ。ジャズやソウルが豊かに溶け込んだディープ・ハウスを中心にしたこれまでの作品は、国内外で高い評価を受け続けている。そんな彼が、今回新作を発表するわけだが、そのサウンドはこれまでと趣向の違う質感を宿したものとなった。彼のルーツのひとつであるニューウェイヴやエレクトロニック・ボディ・ミュージック、インダストリアルといったサウンドを前面に出したプロジェクトとなっている。その名も「NEWWAVE PROJECT」。OTOTOYではこちらのハイレゾ独占配信をスタートする。サウンド・エンジニアとしての側面も持つ彼のそのサウンドの冒険をぜひともハイレゾで楽しんでいただきたい。 ハイレゾ独占配信KUNIYU
by 河村 祐介
筆者について
渡辺 裕也 (渡辺 裕也)

音楽ライター。自炊ブロガー。好角家。福島県二本松市出身。右利き。O型。

同じ筆者による他の記事