2010年に5年振りのソロ・アルバム『pd』をリリースしたJimanicaが、Band SetでのLIVEを収録したDSD音源をリリース。ここ数年はフルカワミキへのリミックス曲の提供や、やくしまるえつこのシングル曲のアレンジなど、コンポーザーとしても活躍し、また、DE DE MOUSEWorld’s End Girlfriend、蓮沼執太などのバンドにも参加しているJimanica。その彼が昨年立ち上げたJimanica Band Setが、昨年11月に渋谷O-nestで行われたイベント「a place in the sun」に出演した際のライヴをDSDで収録。そのうち全6曲を配信すると共に、1曲目の「Free Me」を1/26からの1週間限定でフリー・ダウンロードを開始!

>>>「Free Me」のフリー・ダウンロードはこちらから(期間 : 2/2 15:00まで)

Jimanica Band Set / Show at Nest


【配信形態】
1) DSD+MP3
2) HQD

【価格】
各1200円(まとめ購入のみ)

【トラック・リスト】
01. Free Me
02. Enzo
03. Mr. C side
04. 76 Diplomas
05. White Neighbor 〜 Fu La Da Di Da

<member>
Jimanica(ds)、前田紗希 / Saki Maeda(ds)、田中啓介 / Keisuke Tanaka(bs)、河内肇 / Hajime Kawauchi(key)、ノンパレイユ / Nonpareille(cho)、山田杏奈 / Anna Yamada(cho)

【ダウンロードに関して】
windowsをご利用のお客さまは、標準の解凍設定、もしくは解凍ソフトによっては正常にファイルを解凍できない可能性がございます。その場合、お手数ですが別の解凍ツールを使用し、再度解凍をお試しくださるようお願い致します。7-zip(フリー・ソフト)での解凍を推奨しています。
※7-zip http://sevenzip.sourceforge.jp/
また、ファイル名が長く操作出来ない場合や、ダウンロードしたファイルに不備や不明点がありましたら、info(at)ototoy.jpまでお問い合わせください。

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Jimanicaの新しい側面を発見する

即興的かつ緻密なドラム、温もりを感じさせる電子音のテクスチャー、透明感があるようでどことなく垢抜けない声でハーモニーを織りなすヴォーカル/コーラス、そして地を這うように鳴らされるベース。閉じられた生態系の文脈に存在するこれら一つひとつの生命体が、ライヴという空間で交錯するとき、そこにはある現象が起きる。それはJimanica Band Setでのライヴでしか起こり得ない体験となる。誤解を恐れずに言う。それはファンクであると。2011年11月20日に渋谷O-nestで開催された「a place in the sun vol.14」で披露されたJimanica Band Setのライヴを瞬間密封したこのライヴ音源から感じられるのは、ミニマルにも関わらず、腰を直撃するようなファンクの躍動感、そして、ポップ・ミュージックにも通ずる親近感なのである。

このライヴの大部分を構成しているのは、2010年にリリースされた『pd』からの楽曲である。この『pd』は、新たに女性ヴォーカリストの山田杏奈を起用し、生演奏と電子音にヴォーカルという要素を融合させることによって、リズムに幅が増え、実験的ではありながらも、より生々しい体温を持ったポップ・ミュージックにフォーカスした作品であった。それはJimanica流の音楽におけるハーモニーへの新しいアプローチであったようにも思える。そして、そのリリース・ツアーを兼ねて編成されたバンド・セットによるライヴが収録されたこの音源にこそ、その『pd』という作品に、ひいてはJimanicaという人間が紡ぎだす楽曲に込められた秘密を解く鍵があるように思えて仕方がない。そして、その秘密を解き明かす鍵こそが、本作から聴こえてくるファンクのグルーヴに他ならない。あるいはこのような言い方も可能かもしれない。このグルーヴこそがJImanicaの楽曲を呼吸させている最たる要因であると。

そして、それを最も私に印象づけてくれたのがこの本作最後に収録されている「Fu La Da Di Da」である。一曲前の「White Neighbor」から連鎖するように始まるこの曲は、四つ打ちから変則的、即興的に万華鏡のように変化するドラムとリズミカルなコーラスに彩られ、ピーク・タイムへと進行していく。そして曲終盤にさらにカラフルな電子音が加わることによって、そのランダムなようで極めて反復的なリズムは加速し続ける。その電子音が加わってから、曲が終わるまでのわずか40~50秒の間がこのライヴ・アルバムの肝であるといっても過言ではないであろう。なぜならば、そこに彼の楽曲がより一層新鮮に聴こえる秘密、すなわち、グルーヴの源が隠されているからだ。

私はこのライヴ・アルバムこそがJimanicaの最新作であると位置づける。それは文字通りの最新作ではなく、このライヴ・アルバムというフィルターをさらに通すことによって、彼の音楽をまた違った、そして新しい側面から聴くことができる、という意味合いにおいてである。もちろん、だからこそ本当の最新作も待ち遠しい限りではあるのだ。(text by 坂本哲哉)

>>>Jimanicaの『pd』配信時のインタビューはこちら

Jimanica Works

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LIVE INFORMATION

SPIRAL RECORDS presents FIND MUSIC vol.1
2012年1月29日(日)@青山sprial
Shuta Hasunuma Spiral set

Shuta Hasunuma@渋谷Tower Records
2012年2月11日(土)@渋谷Tower Records
Shuta Hasunuma

Impact unknown vol.2
2012年2月17日(金)@Iriya Natteru House
Teruyuki Ohshima + Tsuneyasu Inoue + Jimanica

TPAM performing arts meeting in Yokohama
2012年2月19日(日)@KANAGAWA ARTS THEATRE、Middle Studio
Shuta Hasunuma × Ryouta Yamada

Tomohiko Gondoh produce "Euphobia001"
2012年2月23日(木)@SARAVAH Tokyo
Tomohiko Gondoh + Kan Takano、Kumorina and more

WEATHER presents Anna Yamada 1st album"Colourful"release party!!
2012年2月25日(土)@渋谷O-nest
Anna Yamada band set(Jimanica(dr) / Hajime Kawauchi(key) / Saki Maeda(key) / Keisuke Tanaka(bass) / Taro Sukegawa(g) / nonpareil(cho) / meilling(cho)) / ANIMA with Tatsuki Masuko(ROVO))、DJ : Taro Acida(DUB SQUAD)

L.E.D. presents "in the universe"
2012年3月4日(日)@渋谷O-NEST
DUB SQUAD、Jimanica Band Set、NINGEN OK(6F Floor Live)、 L.E.D.、ゆるマクロビ屋台"naturemian"

polylis 1st Release Party
2012年3月30日(金)@六本木SuperDeluxe
Jimanica band Set、GROUP、HB、polylis

PROFILE

Jimanica
15才よりドラムを始める。武蔵野美術大学映像学科卒業後、渡米。NYでフリーランス・ドラマーとしてマンハッタン、ニュージャージーを中心に数々のジャム・バンドやR&B、ヒップ・ホップのセッションに参加し、数枚のレコーディング作品を残す。2000年の帰国後、自身のユニットを結成し、クラブや野外フェスなど東京を中心に活動を開始。2005年ドラム・ソロ・アルバム『Entomophonic』(mao)をリリース。以降、ドラム+PCでのソロ・ライヴの他、多数アーティストと共演。2006年にd.v.dを結成、日本のみならずヨーロッパ、韓国、オーストラリアなど各地で公演を重ね、活動の場を再び海外にも広げる。2007年にAmetsub(PROGRESSIVE FOrM)とのデュオ・ユニットJimanica : Ametsubを結成。ミニ・アルバム『Surge』をリリース。近年はDE DE MOUSEやWorld's end Girlfriend、蓮沼執太などのバンドに参加。また古くからミシシッピ出身のブルース・シンガーSteve Gardnerのドラマーも務めるなど、まさにルーツ〜ダンス・ミュージック〜即興エレクトロニカまでを横断する。

Jimanica official HP

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"freedl"の最新アーカイヴ

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[FREEDL]・2009年07月31日・ フェラ・クティの魂はここにもある フェラ・クティが自身の作り上げた音楽を「アフロビート」と名付けてから40年以上、そのフェラが亡くなって10年以上の月日が経った今でもなお、アフロビートは世界中で支持され、受け継がれてきている。 先日のフジ・ロック・フェスティバルでは、フェラの実子シェウン・クティが父のバンドであるエジプト80を率いて来日公演を果たした。そしてフェラと並ぶアフロビートの第一人者トニー・アレンも今年新作を発表したばかりだ。彼らのようなフェラと直接的な関係で結ばれた者がアフロビートを現在まで引率しているのは確かな一方で、この音楽に魅了される若い世代のミュージシャンは、欧米そして日本でも後を絶たない。アフロビートのルーツを辿ると、どうしてもポリティカルな側面を避ける事は出来ないし、そこには苦い歴史も少なからずあるのだが、それ以上にこの音楽には他にはない享楽性、自由度の高さがある。フェラの意志はそのサウンドに宿る事で未だ求心力を保っているのだ。ジャリブ・アフロビート・アーケストラが演奏するのも、その名に冠している通りアフロビートだが、彼らはこのハイブリット・ミュージックを方法論として用いるのではなく
by 渡辺 裕也
筆者について
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