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大阪が誇る笑いと哀愁を背負ったグッド・シンガー、奇妙礼太郎。何度も高音質ライヴ音源を配信したり特集で彼のリリースを追いかけたりと、OTOTOYでも大プッシュ中の彼が遂にデビュー・アルバムをリリース! 彼の泣き声のような歌い声と発される言葉が際立つソロ・サイドと、幸福感とグルーヴ溢れる演奏でライヴではおなじみの面々、トラベルスイング楽団とのバンド・サイド、両方を収録する今作。ソロ・サイドには石井マサユキ(TICA)、井上富雄、GENTA、渡辺タカヒロがバック・バンドに参加。ゲスト・ミュージシャンに片寄明人(GREAT3 / Chocolat & Akito)や金原千恵子も迎えている。聴く者を確実に惹きつける彼の人間力溢れる歌声を、ソロ/バンド、両側の面からお楽しみください!
奇妙礼太郎の魅力を十二分に味わえるデビュー・アルバムにしてベスト・アルバム!!!
奇妙礼太郎 / GOLDEN TIME
【Solo Side】
1. 君が誰かの彼女になりくさっても / 2. 機嫌なおしておくれよ / 3. イルミネーション / 4. めまい / 5. 45回転 / 6. サン・トワ・マミー / 7. 天王寺ガール
【奇妙礼太郎トラベルスイング楽団 Side】
8. INTRO / 9. タンバリア / 10. 機嫌なおしておくれよ / 11. このすばらしき世界 / 12. NEWYORK / 13. オー・シャンゼリゼ / 14. ルージュの伝言(Bonus Track)
彼は天才か? それともただの変わり者か?
古くは上田正樹、最近ではEGO-WRAPPIN'など、ジャズやソウル、ブルースといった海外の音楽を積極的に取り入れ、自分たちの音楽に昇華させるテクニックには定評がある大阪のミュージシャンたち。その中でも最近、頭角を現してきているのが、精力的なライブ活動と類まれな個性でファンを増やしている奇妙礼太郎だ。

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奇妙礼太郎は、大滝詠一や山下達郎といった「海外のロック、ポップスをたくみに取り入れた日本語ポップス」に慣れ親しんだ人にはたまらない、ツボを押さえた曲作りとファンの予想を超えたパフォーマンスで熱心な音楽ファンの目と耳を楽しませてきた。そんな彼が先日発売されたシングル「機嫌なおしておくれよ」とこのファースト・アルバムで、より広い層へアピールすべく、新たなステップに踏み出そうとしている。
デビュー・アルバムの話に入ろう。このアルバムは彼の歌声とメロディ・センスにスポットライトを当てたソロ作品と、彼のライヴではおなじみのトラベルスイング楽団との競演作で成り立っている。ソロ・サイドはTICAの石井マサユキ、井上富雄らによるバンドをバックに、時に切々と、時に溌剌と歌う礼太郎の存在感が印象的。オープニングを飾る、別れた恋人への未練を吹っ切ろうとするかのようにエネルギッシュな歌を聴かせるバラード「君が誰かの彼女になりくさっても」をはじめ、楽器の数を絞ることで、そのキャッチーなメロディと確かな歌唱力を引き出した「機嫌なおしておくれよ」のニュー・バージョン。初期のアイズレー・ブラザーズやRCサクセションを思い起こさせる、パワフルでセクシーなファルセットが快感になるアップ・ナンバー「イルミネーション」、アコースティック・ギターを手にしみじみと歌いこむ「めまい」、「イルミネーション」の路線を踏襲しながら少年時代の音楽体験という対極的なテーマを朗らかに歌う「45回転」、ボブ・マーリーを髣髴させるルーツ・レゲエ風のアレンジを取り入れた「サン・トワ・マミー」が続き、アルバムの最後を飾るにふさわしい、弾き語りの余韻が気持ちいいバラード「天王寺ガール」で幕を閉じる。この作品を聴けば、彼が単なる個性派シンガーではなく本物の実力者であることが理解できるだろう。
一方、トラベルスイング楽団との競演作は、ジョン・コルトレーンに代表されるモダンなジャズのサウンドと、レイ・チャールズのようなセクシーでダンサブルなリズム&ブルースのアレンジを融合させた洒脱な世界観が魅力的だ。スカのエッセンスを盛り込みつつ、軽快なピアノとロックンロールでラフな歌い口の組み合わせが斬新な「タンバリア」、演奏とアレンジをさらに軽快にし、新しい表情を吹き込んだ彼の代表曲「機嫌なおしておくれよ」、ジャズ・ヴォーカルのようなしなやかな歌い口と音色を絞った伴奏がおしゃれなアップ・ナンバー「このすばらしき世界」「NEWYORK」、シャンソンの名曲を、シンプルな編成の伴奏とリズム&ブルース風の歌で奇妙ワールドに取り込んだ「オー・シャンゼリゼ」や、松任谷由美が手がけたジブリ映画の主題歌を、ブラジル音楽のエッセンスを加えた牧歌的なリズム&ブルースに生まれ変わらせた「ルージュの伝言」など、彼のファンは勿論、オールディーズのファンから渋谷系音楽のファンまで、幅広い趣味の人の琴線に響かせる彼の守備範囲を堪能できる。
デビュー・アルバムということが信じられない幅広い世界観と高い完成度。奇妙例太郎の奇妙な世界をあなたも覗きに来てほしい。気づいたころには彼の虜になってるだろう。
(text by 高野裕介)
OTOTOY独占配信! 奇妙礼太郎のバンド/ソロのライヴ音源を高音質で!
奇妙礼太郎トラベルスイング楽団 / LIVE at BASEMENT BAR 2011.01.22
【価格】
1)DSD+mp3 Ver.(約813MB)・1000円
2)HQD(24bit/48kHzのwav)・1000円
【ファイル形式】
1)DSD+mp3(約813MB)
2)HQD(24bit/48kHzのwav)(約371MB)
(全5曲収録)
DSDの聴き方はこちら
奇妙礼太郎 / 奇妙礼太郎 TOKYOTOWN LIVE 2011
【価格】
1)DSD+mp3・700円
2)HQD(24bit/48kHzのwav)・700円
【ファイル形式】
1)DSD+mp3(約768MB)
2)HQD(24bit/48kHzのwav)(約315MB)
(弾き語り全4曲収録)
DSDの聴き方はこちら
奇妙礼太郎DISCOGRAPHY
奇妙礼太郎トラベルスイング楽団 / 機嫌なおしておくれよ YOGURT&KOYAS REMIX ~Please make your feeling better~
関西が誇るグッド・シンガー奇妙礼太郎率いる、奇妙礼太郎トラベルスイング楽団。彼らの代表曲「機嫌なおしておくれよ」「Califolnia」をDJ Yougurt & Koyasが自ら志願しリミックス!! 後半4~8曲は京都の名物フェス「ボロフェスタ2010」でのライヴ・テイクを、笑い声もそのままに収録。ゆるいのに強く惹きつけられる。温かな奇妙礼太郎の歌声をお楽しみください。
奇妙礼太郎トラベルスイング楽団 / キング オブ ミュージック
圧倒的な歌声で人の度肝を抜き、のらりくらりとしたへらへらのMCで人を拍子抜けさせる奇妙礼太郎と、彼の声に寄り添いつつも時に彼以上に自由奔放にふるまうバンド、トラベルスイング楽団。彼らのファースト・アルバムがここに! でたらめなようで、歌うことには誰よりも真摯。にやり笑ったかと思えば泣きそうな顔をして歌う。奇妙礼太郎の魅力を存分に味わえるこの1枚を聴き逃すな!
V.A. / VELVET SONGS
七尾旅人、曽我部恵一、Chocolat & Akito、bird、Wyolicaら13組のアーティストが、様々なアプローチで歌い上げた、豪華カヴァー・アルバム。日本の良質なボップスを数多く送りだしたアルファ・レコードより、荒井由実、吉田美奈子、ガロ、ハイ・ファイ・セットら初期の作品にフォーカスをあてた、新しくも懐かしくもある一枚。
LIVE INFORMATION
祝! 奇妙礼太郎生誕35周年記念式典!
2011年9月12日(月) @心斎橋BIG CAT
奇妙礼太郎 ミニライヴ&サイン会
2011年9月16日(金) @TOWER RECORDS梅田NU茶屋町店 6Fイベント・スペース (※奇妙礼太郎ソロ)
奇妙礼太郎 GOLDEN TIME 発売記念ライヴ
2011年9月23日(金・祝) @代官山UNIT
奇妙礼太郎&松井くんと上田くんとサヨナラバイバイズ ミニライヴ&プレゼントお渡し会
2011年10月7日(金) @TOWER RECORDS難波店 4Fイベントスペース (※奇妙礼太郎ソロ)
2011年9月9日(金) 「9.9 KYKK 1万人が集まる夏の終わりの大宴会@神戸」@クラブ月世界
2011年9月18日(日) 「プリズム・ミュージック・ウェイブ'11」 @八尾プリズムホール
2011年10月1日(土) @福岡spiral factory
2011年10月8日(土) 「トヨロックEVE」 @豊田dope lounge / SON HOUSE
2011年10月9日(日) 「トヨロック」 @豊田スタジアム
2011年10月23日(日) 「ボロフェスタ」 @京都KBSホール
2011年10月23日(日) @十三ファンダンゴ
PROFILE
奇妙礼太郎
アニメーションズ、奇妙礼太郎トラベルスイング楽団、ALPS! などのボーカルとして活動中。泥臭くストレートで朴訥としたロックンロールから、ラブ・アンド・ユーモアなフォークまで歌い上げ、少し泣き声混じりの切ない歌声と、むき出しのソウルで人々を魅了する。
奇妙礼太郎トラベルスイング楽団
大根! 人参! ロックンロール! くよくよしようぜ! シナトラ気取りのフリークスとガラスのハートにワサビを塗りすぎた5名から10数名のキンキー・ミュージシャンズが、春の入学 & ファースト・キッス・シーズン、微熱なフォーエバー・ヤングスに贈る、ソフト問題児×ハード迷子な栄光のオープン・チャック・集団ダンス・ミュージック! 南コロンビアのチョコな路地裏から聞こえる薫り高いトランペット & ボーンにニューハンプシャーのファットな高級マンションからこぼれるスリンギーな鍵盤をシェイクした千客万来のビッグ・ダッチ&モブサウンズ! つかめグラミー賞4部門! 100万光年のファンタスティックな夜、あまりある情熱はたぶん太陽のわすれもの!
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The Flickers『WAVEMENT』インタビュー
[CLOSEUP]・2012年05月12日・
The Flickers INTERVIEW
ロックンロール〜ポストパンク・リヴァイヴァルから、その発展形としてのニュー・レイヴ、さらにはエレクトロ、そしてよりメロディを重視した80年代エレクトロ・ポップへの回帰。そんな2000年代をリアルタイムで経験し、その先で何を鳴らすか? The Flickersというバンドは、そんな音楽的な地平に立っているバンドである。そこで彼らが選んだのは、ガレージ・ロックのテンションで、焦燥と狂騒のダンス・ビートを鳴らすこと。特に、バンドの中心である安島裕輔にとっては、それこそが世界とつながる手段であり、その極端な性格が、そのままバンドの個性となっている。こういうバンドは、強い。昨年末に発表された1stミニ『WONDERGROUND』に続く、2ndミニにして初の全国流通盤『WAVEMENT』で本格的なスタートを切る3人に、これまでの活動と現在地を語ってもらった。
インタビュー&文 : 金子厚武
The Flickers / WAVEMENT「ガレージ・ロック・リヴァイバル×エレクトロ・ポップ」…期待の3ピース・ロック・バンドの2ndミニ・アルバム『WAVEMENT』が完成
きのこ帝国 デビュー・アルバム『渦になる』インタビュー
[CLOSEUP]・2012年05月11日・
個人的に、サイケデリックなバンドは大好きなのだが、近年のシューゲイザー・リバイバルと呼ばれるようなバンドでいいと思えるものは少なかった。では、その差が何なのかと考えてみると、それは音に必然性があるかどうかの違いなのだと思う。つまり、スタイルとしてではなく、思想が音になっているかどうか、そこがポイントなのだ。そして、きのこ帝国というバンドは、間違いなく思想が音になっているバンドである。現代の若者のほとんどがどこかに抱えているであろうある種の諦念が感じられる一方で、生きることに対する情念にも近い固執があり、その二つが摩擦を起こすことによって生まれるノイズこそが、きのこ帝国が生み出す音の正体なのだろう。だからこそ、きのこ帝国というバンドはスペシャルであり、こういうバンドこそが、誰かにとってのかけがえのない存在になる資格を持っている。デビュー・アルバム『渦になる』、ぜひ聴いてみてほしい。
インタビュー&文 : 金子厚武
待望のデビュー・アルバムが登場きのこ帝国 / 渦になる'【価格】''単曲200円 / アルバム1200円きのこ帝国が結成されたのは、2007年。同じ大学に通っていた、佐藤(Gt,Vo)、あーちゃ
オワリカラ『Q&A』インタビュー
[CLOSEUP]・2012年05月09日・
タカハシヒョウリ INTERVIEW
「まだ成長しているぞ」とは、画家のルノワールが亡くなる直前に言ったことばらしい。いやー、オワリカラも、確実に成長しているぞ。3月にライヴ会場限定販売の「さよなら女王陛下e.p.」を出してはや2カ月、3枚目のアルバム『Q&A』をリリース!『ドアたち』『イギー・ポップと讃美歌』よりもポジティブで、キャッチーで、「うた」と「ダンス」が際立ったアルバムとなっている。前回に続き、ボーカル&ギターのタカハシヒョウリにアルバムのキモ、彼にとっての「うた」とは、こころの奥底などを聞いた。見えてきたのは勇気と男気と器!?
インタビュー&文 : 福アニー
オワリカラ / Q&Aオワリカラのニュー・アルバムが完成! 歌とダンスが前面に押し出され、さらにスケールアップしたバンド・サウンドが展開されている。また共同プロデュースには、東京事変やフジファブリックなどを手掛けたレコーディング・エンジニアの井上うにが参加。より開かれたオワリカラが用意した解答編的マスターピース全11曲。1. GO / 2. ちぎってはなげる / 3. サバビアパンクロックパーティー / 4. さよなら女王陛下 / 5.
Tam Tam『meteorite』
[CLOSEUP]・2012年05月03日・
ダブ、レゲエの歴史的系譜に続く本格派バンド、Tam Tamがデビュー!!
新鋭現る。これこそミュート・ビートを出発点として30年に亘る変遷を辿っていった日本のダブ・バンドにおける最新形態だろう。ジャマイカでルーツを育み、クラブ・ミュージックを通過しながらダブ・ステップなどに派生していったのが現在のダブだとしたら、このTam Tamが鳴らすのはそうした最新のビート・メイカーからの反響をバンド・アンサンブルに加えつつ、オーセンティックなソング・ライティングを基調とさせたサウンド・コラージュであり、その最もポップな形を提示したのが、彼らのファースト・フル・アルバム『meteorite』だ。そう、なによりもこの『meteorite』というタイトルこそ、このバンドがダブ/レゲエの歴史的系譜に続く本格派であることを物語っている。すなわちそれはサイエンス・フィクション。詳しくはぜひ以下の鼎談に最後まで目を通していただきたい。
今回はバンドからフロント・マンの黒田さとみとベースの小林樹音に加え、本作のプロデュースを手がけたHAKASE-SUN(リトルテンポ、ex フィッシュマンズ)をお招きし、『meteorite』の制作
REVIVE JAPAN WITH MUSIC
[CLOSEUP]・2012年05月02日・
2011年3月11日以降、OTOTOYでは『REVIVE JAPAN WITH MUSIC』と題し、音楽やカルチャーに関わるもの達が、原発に対してどのような考えを持ち、どうやって復興を目指しているのかをインタビューで紹介してきた。
そして今回、自身のバンド、ASIAN KUNG-FU GENERATIONだけでなく、音楽フェス「NANO-MUGEN FES.」を主催、レーベル&音楽ウェブ・サイト「only in dreams」を運営、そして新聞「FUTURE TIMES」を敢行し、震災後、最も発言が注目されるミュージシャン後藤正文に遂にインタビューをすることができた。
僕自身も、バンドLimited Express (has gone?)や音楽フェス「BOROFESTA」、レーベル「JUNK Lab Records」、そしてwebメディア「OTOTOY」を行っていることもあって、彼は同志であり、彼の活動は、指標であった。特にTheFutureTimesは、2011年夏に創刊準備号、そして冬に創刊号が発行され、切り口が未来のエネルギー施策や未来への生活の提案等、批評や否定だけになっておらず、それこそ本企画『
Drakskip『それでも舵を取る –Steering Through The Storm-』配信開始&メンバー・インタビュー
[CLOSEUP]・2012年05月01日・
京都発インスト・バンドDrakskipの、3rd Albumが登場!北欧の民俗音楽を軸に、独自のアレンジを凝らした伝統曲やオリジナル・ソングを奏でるインストゥルメンタル・バンド、Drakskip(ドレイクスキップ)。この取材の話を受けて彼らのことを調べる中、2011年4月に表参道の路地裏で突如始まったストリート・ライヴのことを思い出していた。と思ったら、まさかの本人たちだった。なぜ1年前に一度見たきりの彼らのことを鮮明に憶えていたかというと、まずは鍵盤とバイオリンが合体したような謎の楽器だったり、12弦のギターだったり、ドラム・セットに見たことのない打楽器がたくさん付いていたりと、とにかく楽器が変わっていたから。また、老若男女問わず多くの人が路上で鳴る音楽に足を止める光景を、それまであまり見たことがなかったから。そして、人が多く忙しない表参道を、異国情緒ある街並みへと瞬く間に変えたから。
そんなDrakskipだが海外での演奏経験はまだなく、来たる7月にスウェーデンで行われる音楽フェス「Eileens Folkfest 2012」への出演が初となる。「ターニング・ポイントになる可能性が高い」と早くも予想す
JUN SKY WALKER(S)『LOST&FOUND』配信開始&インタビュー
[CLOSEUP]・2012年04月28日・
宮田和弥、森純太、寺岡呼人、小林雅之の4人が戻ってきた。そう書くと語弊があるかもしれない。なぜなら彼らは4人とも音楽を続けており、だからこそ今回の完全復活があったのだ。JUN SKY WALKER(S)は1997年に解散し、バンドに一度幕をおろしている。そして、2007年に期間限定の再結成を果たし、今回完全復活を遂げた。その裏には、東日本大震災という大きな天災と、それに伴う東北/北関東のツアーの影響があったという。
4人が集まり、JUN SKY WALKER(S)として各地のリスナーの前で演奏をした2011年。どれだけ自分たちが必要とされているのかを実感し、その役割を引き受けることを彼らは選んだ。そうした覚悟を持って、復活後に初めて作り上げられたオリジナル・アルバム、それが『LOST&FOUND』である。テーマになっているのは、原点回帰とも言えるロック。それは解散を経て、年齢を重ねたことによってしか出来ないロックだった。2012年のJUN SKY WALKER(S)が鳴らすロックについて、宮田和弥と森純太に話を伺った。
インタビュー & 文 : 西澤 裕郎
ジュンスカ完全復活! 待望のオリジナルアルバ
MAYA『Bluesy Maya in Hi-Fi』インタビュー
[CLOSEUP]・2012年04月25日・
期待のシンガーMAYA、ついにOTOTOYに現る!
まずは彼女の声に耳を傾けるところから始めてみてはいかがだろうか。詳しくは以下に掲載した本人の発言に譲るとして、このMAYAというアーティスト、ジャズ・シンガーとしての経歴も異色なら、その人となりからも実に濃厚なものを感じさせるのだ。この度リリースされる彼女の新作『Bluesy MAYA in Hi-Fi』もまた、そのタイトルの通りのブルースをテーマにして、彼女の内に秘めたキャラクターのひとつを少しずつ炙り出していくような生々しさを持った作品だ。ジャズという世界にどことなくアカデミックなイメージを抱いている方にこそ、ぜひ彼女のうたに触れていただきたい。
インタビュー&文 : 渡辺裕也
MAYA / Bluesy Maya in Hi-FiJAZZを基本にジャンル、言語スタイルにとらわれないオリジナリティーあふれる世界観が各方面で高く評価されているヴォーカリスト、MAYAの新作。女性の複雑な内面性をテーマに、ブルージーな曲を主体にノリのよいニューオリンズ・サウンドまでを収録した内容。オーディオ・プロデュースを評論家の林正儀氏が担当。収録は定評のあるランド
Anrietta『Memoraphonica』1曲先行フリー・ダウンロード開始&インタビュー
[CLOSEUP]・2012年04月24日・
Anrietta from Novel Sounds INTERVIEW荘厳なアンサンブルの中にフレッシュな感性を持ち込む新世代がまたひとつ登場した。彼らの名はアンリエッタ。エレクトロニクスも取り入れたアンサンブルによる、シガー・ロスの『Takk…』あたりを思わせる重厚な音作りと、女性ヴォーカルがじっくりと歌い上げていく様は、ヨーロッパ及び日本のポスト・ロックからの素直な反響を感じさせるものだが、それをたとえばアニメなどの視覚的なメディアを意識して鳴らそうとする感覚は、まさに今の世代ならではのものだろうし、実際に彼らのデビュー作『Memoraphonica』は明確な情景描写を備えた作品に仕上がっている。今回はこの気鋭のバンドからリーダーの板谷元気とヴォーカルのkokkoをお招きし、話を聞いてみた。
インタビュー&文 : 渡辺裕也
>>>「Grassky」のフリー・ダウンロードはこちらから(4/26〜5/2迄)
デビュー・アルバムの発売に先駆けて1曲先行フリー・ダウンロード!Anrietta / Memoraphonica透き通った歌声と幾重にも重なる音ので、美しい光景を浮かび上がらせる楽曲が特徴のAnr
SA.RI.NA『光-HIKARI-』インタビュー
[CLOSEUP]・2012年04月24日・
SA.RI.NA INTERVIEW
母親への想いを綴った「シングルマザー」が、2010年の有線放送でJ-POP年間リクエストの1位を獲得した女性シンガー、SA.RI.NA。自身も一児の母親である彼女は、地元横浜で自然と音楽に目覚め、レゲエをベースにしつつも、R&B、ソウル、ジャズなどを織り交ぜた楽曲で、様々な心の結びつきを歌い続けてきた。新作『光 –HIKARI-』からのリード・トラック「赤い糸 feat.ハジ→」も、すでにレコチョクの「クラブうたチャート」で1位を獲得し、女性を中心とした高い人気を実証している。
とはいえ、着うたや有線などとの接点が少ないリスナーにとって、まだまだ彼女の認知度は十分とは言えないかもしれない。僕自身、彼女のようなタイプのアーティストの取材をするのは初めてで、その内容は非常に新鮮なものだった。印象的だったのは、母親であるためライヴの回数が少なく、アーティスト写真を全面に出すタイプでもない彼女は、だからこそ自分自身に偽りのない音楽を作ることで、リスナーとの絆を作り上げてきたということ。また、取材中に“勉強”という言葉を何度も繰り返し、自身がプロの作家であるという意識が非常に高