ライヴ・バンドと言われるバンドはたくさんいるけれど、その中でものライヴは抜群に楽しい。誰もがすぐに覚えてしまう親しみやすい楽曲と、糸井重里に勝るとも劣らない言葉のチョイスで、人の心を引きつけ動かす歌詞。そして、思わず吹き出してしまうボーカル酒井泰明のMC。
数年前に渋谷屋根裏で初めて見たとき、ステージ上には使用するわけでもないのに、ビニール傘が3つ置いてあった。その事に特に触れるわけでもなく演奏は終わった。心の中にはその奇妙な光景がずっと残ったままだった。それから数年たって、酒井さんに会う機会があったので、その事を聞いてみたら「心に残るライヴをしたいから」だって。確信犯! 僕はにしてやられていたのだ。
近年ののライヴに遊びにいっても、彼らの態度は少しも変わっていない。印象的なフレーズや歌詞、そしてパフォーマンスは、繰り返し思い出されてにやけちゃう程強烈。『Live At Shibuya O-Nest April21,2007』はそんなライヴがそのままパッケージされた配信限定の代物。楽しくないわけがない。つまりめちゃくちゃ楽しいってことだ。ゲスト・ギタリストには、Venus Peterの石田真人が参戦し、のスペシャル・4人編成。
5月から3ヶ月連続で開かれるモールス祭りと、LIVE音源の配信を記念して、事前に抜群のユーモア・センスを伝えたい! と思い、酒井さんにお願いしてプロモーション・ビデオを制作してみた。モールス祭り前夜祭のつもりで、ライブ音源と一緒にどうぞ。
プロモーション番組を作ってみました ! ! !
VOL.1 森の動物達と一緒に暮らすための会話講座〜入門編〜
ライヴ音源を聴いてみようと思います ! !
ゲスト・ギタリストに石田真人(Venus Peter、Ocean)を迎えて開催された第14回モールスまつりの模様を収めた、配信限定ライヴ・アルバム。これが本当にライヴ音源? と思ってしまう完成された音作り…かと思えば、次の瞬間にはエモーショナルの塊のような生々しいバンド・サウンドへと変化! 10分を超える演奏の「インドラの網」からは、張り詰めた空気を感じとることができます。ライヴならではの高揚感がコンパイルされた一枚。これを聴いてモールスまつりへ行こう!
モールスまつりがあります !
他にもいろいろありますね ! ! !
moools ! ! ! !
1997年、酒井泰明、内野正登に有泉充浩が加わり、活動開始。以降下北沢、渋谷周辺の都内ライブ・ハウスを中心に精力的なライブ活動を展開。モデスト・マウス、フォーク・インプロージョン、ディアフーフ、プラス/マイナス、ヴァーサス、、fOUL、友部正人、あぶらだこ、など国内外、メジャー/インディ、ジャンルを問わず幅広いライン・ナップとの共演を果たす。2002年より自主企画「モールスまつり」を立ち上げ、キャルヴィン・ジョンソン、ザ・マイクロフォンズ、ラヴ・アズ・ラフター、リトル・ウィングス、ザ・マジック・マジシャンズ、ブラッドサースティ・ブッチャーズ、スパルタローカルズ、キセル、、ビヨンズなど、国内外の様々なアーティストをゲストに迎えている。酒井、有泉はインストゥルメンタル・グループ、カバディ・カバディ・カバディ・カバディ、内野はtoddle、Swarm’s Armのメンバーとしても活動しており、有泉はレーベル(セヴン・イー・ピー)を2002年に立ち上げ共同主宰している。