【GANG PARADE】テラシマユウカ、初インタヴュー「いつか死ぬけど、なあなあなまま生きていたくない」

POPから改名し活動中のアイドル・グループ、GANG PARADE。シグサワアオ、イヌカイマアヤの脱退を経て、10月2日の名古屋ワンマンで新メンバー、キャン・マイカが加入、10月6日には元SiSメンバー3名ーーテラシマユウカ、ユイ・ガ・ドクソン、ココ・パーティン・ココの電撃加入が発表された。そんな激動のGANG PARADEの改名後初となるアルバム(新メンバー3人を除く4人でレコーディング)をハイレゾ配信開始。新メンバー3人への初インタヴューを3回にわたり掲載する。7人体制でのお披露目ライヴは、11月13日(日)の新宿BLAZEワンマン。ぜひ本作を聴いて足を運んでみてはいかがだろう。

GANG PARADE改名後、初アルバムをハイレゾ配信スタート

GANG PARADE / Barely Last

【配信形態】
ALAC、FLAC、WA / AAC

【配信価格】
単曲 200円(税込) / まとめ 2,000円(税込)

【Track List】
1. sugar
2. crazy night
3. Barely Last
4. don't forget me not
5. ISSIN ITTAI
6. QUEEN OF POP
7. テヲノバス
8. this is love song
9. WE ARE the IDOL
10. Happy Lucky Kirakira Lucky

グループ史上最大キャパでのワンマン・ライヴ開催が決定

GANG PARADE OneMan Live『Barely Last』
2016年11月13日(日)@新宿BLAZE
時間 : Open 16:00 / Start 17:00
料金 : スタンディング 前売 3,000円(税込) 入場時にドリンク代別途必要
※会場内に女性専用エリアを設けます。
チケット一般発売中 : 受付URL イープラス
本公演に関するお問い合わせ : KM MUSIC 045-201-9999

INTERVIEW : テラシマユウカ

口数は少なくミステリアスな部分もあるけれど、心に秘めた闘志はメラメラと燃えている。テラシマユウカは見た目によらず強い気持ちを持った人物だ。BiSHのオーディションに落ち、渡辺淳之介推薦枠として新生BiSの合宿オーディションへ参加するも不合格。救いの手を差し伸べられて加入したBiS公式ライバル・グループSiSは、お披露目ライヴ翌日に活動休止という絶望のどん底に叩き落された。それでもテラシマは心折れることなく、活動を続けるために同じ境遇のメンバーとともに行動を起こし、GANG PARADEへの加入を手に入れ歩み始めた。そんなテラシマユウカにインタヴューで迫った。

インタヴュー&文 : 西澤裕郎
写真 : Jumpei Yamada

そこで動かないと何も変わらないと思った

ーーBiSの合宿オーディションでプロデューサーの渡辺淳之介さんと個人面談をしたとき、「自分を変えたい気持ちが強かった」と話していましたよね。

テラシマユウカ(以下、ユウカ) : そのときは浪人生で毎日予備校に行くだけの生活をしていて。高校も3年生から行かなくなって何もない日々を過ごしていたし、人と関わるのもあまり好きじゃなかったから、自分がどうしていきたいか見えなくなってしんどくなっちゃっていたんです。

ーー予備校に通っていたときは、どんな進路に進もうと考えていたんですか?

ユウカ : 薬学部を志望していました。薬剤師って安定しているし、それなりにお金ももらえるしと思って。でも、どこかでそのままじゃ嫌だなって気持ちもあって。

ーーそんな時にアイドルのオーディションをみつけたと。

ユウカ : Twitterを観ていたらBiSHのオーディションがあるのを知って。最初は応募する気はなかったんですけど、どこかで引っかかっていたので思い切って応募しました。書類審査すら通らないと思っていたので書類審査合格のメールが来た時にびっくりしちゃって。あと、一次面接を大阪でやってくれたので行きました。たぶん東京だったら行っていなかったと思う。

ーーじゃあ、絶対にアイドルになりたくて応募したってわけではない?

ユウカ : 人前に立つのが得意じゃないので、まさかアイドルにって感じでした。

ーーオーディションを受けた手応えはどうでしたか。

ユウカ : BiSHのオーディションのとき、ゴ・ジーラちゃんと一緒だったんですよ。自己アピールも歌も上手い金髪の子も一緒だったから私はダメだなと思って。アイドルって自分に自信がある子が応募するイメージだったけど、私はあまりないまま受けてしまったから。

ーーでも勇気を出してオーディションを受けたわけですよね。

ユウカ : そこで動かないと何も変わらないと思ったので。

ーー実際に行動を起こしたことで、なにか変わりましたか。

ユウカ : 今まですぐ諦めたりしていたんですけど、オーディションを受けてから、絶対に諦めたくないし、食らいつきたいと思うようになったのかなと思います。

ーー結果、BiSHのオーディションには落ちてしまいましたけど、BiSの合宿に推薦枠で参加することになりました。合宿に誘われた時はどういう気持ちでした?

ユウカ : 震えました。行くしかない!! と思って。

ーーちなみに、アイドルを受けていることは家族に話していたんですか?

ユウカ : BiSHの一次面談に合格してから話しました。最初、お母さんは「え!」みたいな反応だったんですけど「次、東京で面接がある」って言ったら「社会勉強になるから行ってき」みたいな感じで送りだしてくれて。合宿も最初は反対っぽかったんですけど、行きたいって言って行かせてもらいました。

ーーそこまで自分の意志を強く言うことは初めてだった?

ユウカ : そうですね。親とは学校のことも全然しゃべっていなかったし、喧嘩はするんですけど、自分の意志を伝えるってことは全然なかったから。

BiSに落ちたときを超える絶望感で…。合宿なんて霞むレベルでした

ーー今振り返ってみて、3泊4日のBiS合宿オーディションはどんな思い出ですか?

ユウカ : 美化されてるのかわからないんですけど、いい経験だったなと思っています。最初はニコ生のカメラに映っても全然アピールをしていなくて。そしたら1日目のニコ生投票の順位が結構下で… やばいなと思うようになって、ちょっとずつカメラにアピールするように頑張りました。

ーー結果発表で名前が呼ばれなかったときはどういう気持ちでしたか?

ユウカ : 最後プー・ルイさんの名前が呼ばれて「以上です」って言われたとき、あー終わった… って。涙すら出ないし、悲しいとか悔しいとかもなくて。しばらく無感情でした。「(BiSに落ちてしまったメンバーで)SiSをやります」って言われてもふざけんなよって感じだったし、部屋に戻って落ち着いてから自分は落ちたんだって受け止められて涙が出てきました。

ーーその涙はやりきったけどダメだったことの悔しさ?

ユウカ : なんだろうなあ。もっとやれたんじゃなかったのかなっていう想いと、落ちた原因を考えていたんだと思います。

ーーSiSをやろうと言われたことに対してはどういう思いでしたか?

ユウカ : ふざけんなよって思ったし、寄せ集め感があるなと思っちゃいました。でも、終わらせたくないっていう気持ちがやっぱり大きくて。

ーーどこの時点でSiSに入ることを決めたんですか?

ユウカ : 合格発表の日には「もうやろう」って心の中で決まって、翌日のBiS初ライヴに乗りこんでいきました。BiSのライヴを観ている時はすごく悔しかったですけど、ステージに上がった時はBiSには負けないぞって気持ちが強かったです。

ーーつまり、これからSiSが始まることに希望を持っていたってことですよね。

ユウカ : わくわくしてました。

ーーそんなSiSですが、初ライヴの翌日に活動休止の発表がされました。SiSが活動終了することはどの時点で知ったんですか?

ユウカ : ライヴが終わって打ち上げに行く予定だったんですけど、打ち合わせするからって事務所に連れて行かれて。そこに清水さんと坊主になった渡辺さんが現れて「SiSを続けられなくなりました」って言われました。え… って。

ーーまったく予想しないシチュエーションですけど、どういう感情だったんでしょう?

ユウカ : BiSに落ちたときを超える絶望感で…。合宿なんで霞むレベルでした…。

ーー他のSiSメンバーはどういう反応だったか覚えてますか。

ユウカ : ユイ・ガ・ドクソンが「これ、ドッキリですか?」って聞いていて、私もドッキリやろって思っていたんですけど、ドッキリじゃなくて。いろいろ通り越して「ウケるー」ってなっちゃった(笑)。

ーーまさに現実を受け止められない事態ですよね。

ユウカ : 「お、おう、おうおう…」みたいな。清水さんが続けさせてもらえるように頭を下げるみたいに言ってくれたんですけど、私とユイ・ガ・ドクソンは「それはもういいです」って話して。後日SiSのメンバーで集まって話したんですけど、私たちは渡辺さんと何かがしたいって意見が一致して、それでWACKに突撃して渡辺さんとご飯行けることになり、いろいろお願いして今に至ります。

4人が自分たちより大変なことをやってるので自分は絶対に弱くなれない

ーー絶望に陥ったけど、自分たちで行動を起こしたことがいまに繋がっていると。

ユウカ : 私もパリピ(ココ・パーティン・ココ)も地元に帰る気はないし、帰ったら終わっちゃうと思っていたから解散することは親に連絡しなかったんですよ。SiSの公式Twitterで解散が発表されて親が知ったみたいで、電話がかかってきたんですけど、私も状況を説明できなかったのでずっと無視していて…。

ーーでも、ずっと無視しているわけにもいかないですよね。

ユウカ : 私が電話に出ないから事務所に電話をかけて事情を聞いたらしくて。最初は「大阪に帰ってこい」って言われると思ったんですけど「あなたはどうしたいの?」って訊かれたから「私は渡辺さんと一緒に何かやりたい。今日会うからそのことしゃべってくる」って言ったら「そうか、頑張ってきてな」って。

ーー応援してくれたんですね。

ユウカ : それがすごく嬉しかったんです。

ーーユウカは、BiSHのオーディションの推薦枠だったけどBiSに不合格になってしまったり、救いの手を差し伸べられたSiSも活動休止になってしまったり、心が折れてもおかしくないことの連続だったと思うんですけど、それでも「やりたいんだ」と思えたのはなぜだったんでしょう。

ユウカ : BiSに落ちたときも、SiSが解散したときも「人生終わった」と思ったんですけど、このままの自分でいたくない気持ちが強かったから心が折れなかったのかなと思います。自分がこんなに熱くなれるんだってびっくりしました。

ーー闘争心を表に出さないだけで、メラメラした想いを秘めているんですね。

ユウカ : そこは出さないし周りにも見えてないから。遊び人さん(ギャンパレ・ファンの呼称)から「やる気なさそう」とか「辞めればいい」ってTwitterで書かれたりもして自己表現が足りてないのかなと思ったんですけど、そんなことはないです。

ーーギャンパレに入ることに対して、どういう気持ちでいますか。

ユウカ : 入るからには売れたい。絶対売れるぞ!! って気持ちです。

ーーそのために毎晩のように深夜練習をしているんですよね。

ユウカ : はい。でも、元々いる4人のメンバーの方が大変だと思うんですよ。4人のフォーメーションがいきなり7人になって。4人が自分たちより大変なことをやってるので自分は絶対に弱くなれない。

ーー最初、4人と顔合わせしたときはどんな状況だったんですか。

ユウカ : WACKで会ったんですけど、「あ、ほんものや!!」って思いました(笑)。ファンもいっぱいいる人たちなので、どうやって上手くやっていけばいいのかなって最初は思いました。

ーー川崎クラブチッタのイベントに新メンバー3人は見学に来ていましたけど、あのときは4人のメンバーと壁というか距離がありましたよね。そこからだんだん打ち解けてきました?

ユウカ : たぶん打ち解けてきたんじゃないかとは思っています。

ーー3人よりも少し前にキャン・マイカがギャンパレに加入しましたけど、いきなりダンスを完璧に踊りきりました。新メンバー3人のハードルも上がっていると思いますけどプレッシャーは感じていますか。

ユウカ : プレッシャーですね。私たちもできて当たり前みたいに見られると思うので。ギャンパレのダンスを練習し始めてマイカちゃんのすごさがわかったというか、見ているのとやるのでは全然違いますね。

私がいなきゃギャンパレは成り立たないって存在になりたい

ーーギャンパレに入って、やりたいことはありますか。

ユウカ : 今はまだギャンパレになりきれていないので、本物になりたいです。私がいなきゃギャンパレは成り立たないって存在になりたい。そのために、今いるメンバーにもオタクの人たちにもGANG PARADEの一員として認めてもらいたいです。

ーーここまで苦楽をともにしたきた2人に対しては特別な気持ちはありますか?

ユウカ : 言葉で表現しろって言われたら難しいんですけど、今までになかったような関係が生まれたというか、3人とも一気に人生が変わりましたからね。

ーー11月13日のお披露目ライヴに向けての意気込みを聞かせてもらえますか。

ユウカ : 今のギャンパレが大きくなっていくうえで、私たち3人がどう上手くやっていくかは重要だと思っていて。今は11月13日のことだけを考えて、BiSのオーディションを見てくれてた人も、もともとギャンパレのファンだった人も、どうやってもっと引き込めるかを考えて、とにかく新宿BLAZEをお客さんで埋めたいです。

ーーライヴではどんなことやりたいですか?

ユウカ : とにかく食らいついていって、ダンスも歌もフォーメーションもびしっと格好よく決めたいです。そこを7人でちゃんと見せつつ、自分のいいところを見せられるようにならないとと思っています。

ーー今日の写真撮影で新メンバー3人が絡んでいる場面がコントみたいでおもしろかったです。ドタバタしているし、うるさいし、笑い声が絶えない(笑)。

ユウカ : なんかおもしろさを求めてしまうんですよ(笑)。

ーーかっこいいとか、かわいいじゃないですもんね。

ユウカ : きっとオーディションの影響ですよね(笑)。

ーー基準がおもしろいかどうかになっちゃってますもんね(笑)。

ユウカ : ただ、真面目に生きようが、適当に生きようが、いつか死ぬけど、なあなあなままで生きていたくないんです。アイドルとしての自分をどう築きあげていくかはまだ全然考え中なんですけど、少しずつ積み上げていけたらと思います。

これまでの記事もチェックしておこう!!

新メンバー、キャン・マイカ 初インタヴュー



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初のメンバー個別インタヴュー



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>>>ユメノユア編「POPは自分の中ですごい大事な存在だから」
>>>ヤママチミキ編「プラニメがあったからこそ、POPができた」
>>>シグサワアオ編「人生の中での第三次性徴期っていうのかな」

GANG PARADEの音源をまとめてチェック!!

GANG PARADE改名後、初シングルを配信スタート!

GANG PARADE / WE ARE the IDOL

【配信形態】
ALAC、FLAC、WAV、AAC、mp3

【配信価格】
単曲 200円(税込) / まとめ 800円(税込)

【Track List】
1. WE ARE the IDOL
2. これはきっとaventure
3. WE ARE the IDOL(inst)
4. これはきっとaventure(inst)


GANG PARADE「WE ARE the IDOL」MUSIC VIDEO


POPの2ndシングルを配信スタート!

POP / QUEEN OF POP

【配信形態】
ALAC、FLAC、WAV、AAC、mp3

【配信価格】
単曲 200円(税込) / まとめ 800円(税込)

【Track List】
1. QUEEN OF POP
2. 走る!!
3. QUEEN OF POP(inst)
4. 走る!!(inst)


POP「QUEEN OF POP」MUSIC VIDEO


POPの1stシングルを配信スタート!

POP / Happy Lucky Kirakira Lucky

【配信形態】
ALAC、FLAC、WAV、AAC、mp3 単曲 200円 / まとめ 800円

【Track List】
1. Happy Lucky Kirakira Lucky
2. Alarm
3. Happy Lucky Kirakira Lucky(inst)
4. Alarm(inst)


POP「Happy Lucky Kirakira Lucky」PV


POP-Period Of Plastic2Mercy-の1stアルバム、堂々のリリース!!

POP / P.O.P

【配信形態】
ALAC、FLAC、WAV、AAC、mp3 単曲 200円 / まとめ 2,000円

【Track List】
1. Plastic 2 mercy(POP ver.)
2. pretty pretty good
3. fly away
4. who am I ?
5. UNIT(POP ver.)
6. NEON
7. Lonely lonely lonely
8. 3rd FLOOR BOYFRIEND
9. Daydream
10. Letter


POP「pretty pretty good」PV


プラニメ時代のシングルもチェック!!

>>>カミヤサキ(プラニメ)へのインタビューはこちら
>>>ミズタマリ(プラニメ)へのインタビューはこちら

LIVE SCHEDULE

Barely Last TOUR

■東京公演
2016年11月13日(日)@新宿BLAZE
時間 : Open 16:00 / Start 17:00
料金 : スタンディング 前売¥3,000(税込) 入場時にドリンク代別途必要
※会場内に女性専用エリアを設けます。
プレイガイド : イープラス(PC&携帯)
お問い合わせ : KM MUSIC 045-201-9999

PROFILE

GANG PARADE

2014年にプラニメとして活動開始。2015年、カミヤサキを中心にイヌカイマアヤ、ヤママチミキ、シグサワアオ、ユメノユアの4名を新メンバーとして迎え、ユニット名をプラニメから“POP”(ピーオーピー)に改名。ロック色の強かったプラニメ時代の楽曲から、POPとしての活動を経てアイドル然とした楽曲へと路線を変更。2016年6月、グループ名をGANG PARADEに再度改名。バリエーションに富んだ活動を行う。TIF2016をもってシグサワアオが脱退。

GANG PARADE Official HP

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筆者について
西澤 裕郎 (西澤 裕郎)

1982 年生まれ。ファンジン『StoryWriter』編集長。http://storywriter-magazine.com/

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