Ferri、退廃的な電子音と相まった美しすぎる3rdアルバムーーKASHIWA Daisuke、森大地を迎え鼎談掲載

左から、森大地、Ferri、KASHIWA Daisuke

音楽とは「総合芸術である」という持論のもと、映像、舞踊を組み込みながら世界観を楽曲へと投影するスタイルをベースとする女性音楽家、Ferriが3rdアルバム『noth』を完成させた。身体全体を震わせるビート、ピアノの美しい旋律、儚く繊細でありながら逞しさも持ちわせたFerriの歌声は、母親が歌う子守唄のようでさえある。本作には、ükaとyuki murata(anoice)、Geckoがゲスト・プレイヤーとして参加。さらに森大地(Aureole / kilk records)がプロデュース&アレンジを、KASHIWA Daisukeがミックス&マスタリングを、cellzcellarがミックスを手掛けている。OTOTOYでは本作をハイレゾ配信するとともに、森大地、KASHIWA Daisuke、Ferriを迎えて行った作品について迫る鼎談を掲載する。

電子音と美しい旋律が織りなす甘美な3rdアルバム

Ferri / noth

【配信価格】
ALAC、FLAC、WAV(24bit/48kHz) : 単曲 199円(税込) / まとめ価格 1,800円(税込)
AAC : : 単曲 199円(税込) / まとめ価格 1,500円(税込)

【収録曲】
1. sideB
2. reflection
3. hide and seek
4. part of me
5. airy region
6. secret
7. my secret birdcage
8. eding story
9. telluric
10. ring
11. Reflex – KASHIWA Daisuke (reflection remix)

INTERVIEW : Ferri × KASHIWA Daisuke × 森大地

1stアルバム『a broken carousel』(2012年)、2ndアルバム『∞』(2014年)に続き発表される3rdアルバム『noth』は、これまで以上にビートを強く意識せざるを得ない作品だ。過去作においては電子的な音の断片が寄り集まってリズムの幹が作られていた印象だったが、今作は1本の太いビートの大木となり、ピアノやストリングス、ベースやギターといった楽器が枝葉を広げ、鮮やかで瑞々しい果実のような楽曲たちを実らせている。快楽的な音作りと共に「hide and seek」や「ending story」等、ヴォーカリスト・Ferriの表現力を最大限に活かすストイックなサウンドも同居した今作について、プロデュース・アレンジを行った森大地(Aureole)、ミックス&マスタリングを担当したKASHIWA Daisuke、そしてFerri(Vo.Key.Programing)の3人にお集まり頂き、その制作過程を語ってもらった。

インタヴュー : 岡本貴之
写真 : 赤司憲壕(abc pictures)


Ferri / hide and seek (official music video)

リミックスに関しては原曲の真逆にいきたいというのが常にある(KASHIWA)

ーー『noth』制作のアイデアはいつ頃からあったのでしょうか。

Ferri : 前作の2ndアルバム『∞』を終えたくらいから曲の断片というか、前作のキャラクターを引き継いだ曲とかがあって、そこからどんどん作っていきました。

森大地(以下、森) : どこらへんから作りだしたか僕も覚えていないくらい、すんなりと気付いたら3rdの制作に入っていましたね。確か「ending story」を最初に作った記憶がある。

Ferri : たぶん「ending story」「telluric」が最初ですね。

森 : ああ~そうか。「ending story」という曲が、アシッド・フォークっぽく感じていて。“このかんじは新鮮でいいな”と思ったんです。どうせ携わるなら変化したFerriでやりたいなというのはあって。「ending story」からどんどん新しいFerriで見せていければいいんじゃないかなって思いました。「sideB」なんかは今までとは違うという象徴のような曲だと思うし、「reflection」のベース・フレーズとか、今までの“エレクトロニカのFerri”だと、まずなかったフレーズなんですけど、これまでと違うFerriを聴かせるにはいいフレーズなんじゃないかなって。そういう、タブーをどんどん破っていきたいなというのが僕の中ではあったんです。

KASHIWA Daisuke(以下、KASHIWA) : 確かに、僕も「reflection」のベースは1番最初に耳に入ってきたしインパクトがあったので、リミックスをやるときもこの曲のベースを活かしたものを、というのが軸になって進んで行きました。僕は今回、割とビートの強いものを僕が担当しています。例えば「sideB」「reflection」「part of me」「airy region」とか。前半に固まっていますね。僕とcellzcellarさんがやった曲って、音質がはっきり違っていて全然質感が違うので(笑)。すごくわかりやすいなと思いました。

森 : 今回僕は、KASHIWAさんとcellzcellarさんの2人に評価されるようなプレッシャーもありました(笑)。ミックスってもうバラバラにされて自分のやっていることがばれるので、恥ずかしいんですよ(笑)。

KASHIWA : 見えちゃいますもんね(笑)。混ざっちゃうとわからないけど。

森 : 今回の作り方というのが、週に1回リハーサルスタジオに個人練習で入って、その2時間で1曲ずつ作っていった感じなんですよ。元のピアノと歌だけとかシンセと歌だけとかいう状態をもらって、そこからスタジオに入ってビートやシンセなどを加えて。それを一度持ち帰って別の環境で聴いて、気になるところを次のスタジオの2時間のうちの最初の20分くらいで修正して、次の曲に取り掛かる感じで。

KASHIWA : 最初に曲をもらって感じたのは、意外にシンプルだなって。今までの森さんの音を聴いているとすごくタイトで押し出しの強いトラックが多いんですけど、それが割と余計な音を加えずに核の部分だけで構成されているというか。

ーーKASHIWAさんが「reflection」をリミックスした「Reflex」が最後に収録されていますが、この選曲はKASHIWAさんご自身が?

Ferri : 何曲か、当時出来ていた曲をお渡しして、その中から選んで頂いたんです。

KASHIWA : じつは「hide and seek」がこのアルバムの中では好きで、ベスト・トラックだと思っているんですけど、これって最初の方にはなかったですよね?

Ferri : そうですね、最後の方に出来た曲です。もともとピアノと歌であったんですけど、アレンジは最後の方にやったので。

KASHIWA : たぶん「hide and seek」を聴いていたら、これをやっていたかもしれないです。でも最初の段階だったので、「reflection」の印象的なベースのフレーズを使いたいなと。アルバムの世界観に関しては、1st、2ndと聴いてきてちょっと予想がつくというか、「たぶんこういう方向性だろうな」っていうのは見えていたので、逆にそっちじゃない方向に振りたかったというのがあったんですよね。同じ感じでリミックスしちゃうと、2ndで僕がアレンジで2曲ほど関わらせて頂いた曲とあんまり変わらなくなるなと思って。リミックスに関しては原曲の真逆にいきたいというのが常にあるんです。

ーー実際、全然違う曲のようになっている印象です。

KASHIWA : ちょっとジャズっぽいというか、割と軽い感じの雰囲気の曲にしました。自分の中ではすごく冒険をしていて、例えば声のピッチを割と派手に上げて子供っぽい声にしたりとか、ミックスに関しても、普通ドラム・ベースって真ん中にいるんですけど、それをL-Rで振っちゃったりとか。割とスピーカーで聴くことを意識して、それまでのアルバムの流れと違うものを楽しんでもらえるようなリミックスを意識しました。

コンセプトは“現代のテクノロジーを手にしたシルバー・アップルズ”(森)

ーーアルバムの全体像、『noth』というタイトルはどのタイミングで出てきたのでしょうか。

Ferri : コンセプトはもともとあったんですけど、タイトルは最後に付けました。前作は“世界の終焉を見届ける双子の姉妹の物語”というテーマがあったんですけど、今回は表と裏だったり月と太陽だったり陰と陽だったり、その絶妙なバランスのどこかをこのアルバムで作りたかったんです。コンセプトとしては、「sideB」の歌詞を作ったあたりからかなり固まっていて。「sideB」というのはテープとかレコードで言うところのA面B面、ファミコンで言うとA面から裏面に入っていくみたいな感じというか。そこから抜けられなくなるような感覚、起きているけど夢の中、眠っているけど起きているような不安定な空気感をメロディや歌詞にしたくて。曲によっては表の世界、裏の世界という感じで作って行きました。それで、“both”“none”の狭間みたいな造語で『noth』というタイトルにしたんです。


Ferri / sideB (official music video)

ーーそういう話を森さんと話しながら、音のイメージに結びつけていったんですか?

Ferri : いや、あんまり言ってないですね(笑)。音は音という感じで。コンセプトは私の中にあれば良いので。基本的には一緒にスタジオに入って、「この音とこの音どっちが良い?」って聴いて「こっち」って決めたりとか、アルバム全体のコンセプトというよりは曲の完成度を重視してましたね。

森 : 2ndまでは、アレンジありきで曲を完成させていったんですけど、今回はいい曲が多かったので、声や曲そのものを生かしたアレンジを考えていった方がいいだろうなって。後は、KASHIWAさんとある意味共作アレンジみたいな曲もちょっとだけあります。

Ferri : 「part of me」の前半とか。KASHIWAさんファンだったら気付くんじゃないかなって思います。KASHIWAさんファンの私としては思うんですけど。「この音KASHIWAさんが使いそう」って。

森 : でも、KASHIWAさんが派手にアレンジ自体も変えて返してくる曲で、1つも異論がある曲はなかったよね?

Ferri : うん、なかった。「KASHIWAさんならこうくるかー」って(笑)。

KASHIWA : Ferriさんの音源なんで、まあダメだったら戻せばいいし(笑)。とりあえずいいと思ったらやってみようと。

Ferri : 今回は、客観的に森さんとKASHIWAさんのコラボレーション的な感じを一歩引いて見ていると楽しくて。この化学反応がおもしろいなって。

ーー音作りの面でいうと、これまでのFerriさんの作品とは違うアプローチを試みようというのは最初からあったんですか?

Ferri : 結構、どういう風にするかっていうのはかなりの時間を割いて話した気がします。スタジオに行っても曲を作っても「何か違うね」ってなって、「結局どういうアルバムにしたいの?」っていうのをすごく話し込んだ記憶がありますね。まずアレンジの途中で森さんがなんかしっくりこないという曲が最初の方にあって。

森 : もはや、1stとか2ndみたいな延長で作るのって、答えが見えていて簡単に作れたと思うんですけど、どうせ自分がやるなら自分が“これイケてるよ”って言えるようなものにしたいですし。今の自分がやりたいものと今のFerriがやりたいもの、世界観で一致する作品にしたかった。

KASHIWA : 今作だけじゃなくて、Aureoleの作品もそうですけど、僕は森さんの毎回攻めてる姿勢が好きで。今おっしゃったように、1stとか2ndの世界観で作るのってそんなに難しいことではないし、そっちの方向性を選ぶ方がアーティストとしては楽なんですよね。でも、やっぱり常に変化とか新しいものを求めて冒険して行くことが、アーティストにとって大事なことだと僕は思っているんですよ。それが音にすごく出ていてカッコイイと思いました。だから僕もミックスをするときに、単純に耳触りが良くて歌が耳に入ってきてなんとなく流して聴くようなものじゃなくて、クラブとかでバキバキの曲が流れている中でフッとこのアルバムの曲が挟まれていたとしても、絶対に負けないものにしたいと思ったんです。だから森さんがやりたいと思っていることを、もっとダイレクトにミックスで表現することができたらいいなというのはやりながら思っていました。

森 : どうせなら、「今回も良かったね」と言われるよりは、感動とか驚きとか衝撃を受けてもらうことを求めちゃうんですよね(笑)。

ーーAureoleのアルバムにしてもそうでしたけど、ここ最近の森さんのモードが結構アッパーな方向にあったんじゃないかと思うんですが、そういうところがこのアルバムにも反映されているのではないですか? 「sideB」や「ring」といった曲にそんな印象を受けましたけど。

Ferri : 「ring」もこれまでにない感じですよね。私は結構そういうアイデアがおもしろくて。私は、本当に昔から決まった曲しか聴かなかったりするんですけど、森さんは色んな音楽を聴いていて、私が絶対思いつかないような音を持ってくるのでおもしろくて。「sideB」を1曲目にするのも、結構冒険ではありましたよね。

森 : 僕の中で作ってる途中で勝手に決まったコンセプトは、“現代のテクノロジーを手にしたシルバー・アップルズ”なんですよ(笑)。シルバー・アップルズっぽいベースとかシンセだなって思ったので。そのトラックをFerriが歌ってるような。そんな風に僕は曲ごとに楽しんじゃった感じなんですけど、カラーは自然と統一された部分はあると思います。

Ferri : 森さんは、“エレクトロニカのFerriじゃなくていい”っていうのはずっと言ってて、私もそれはすごいアグリー(賛成)だったので。作るときは、結構J-POPを意識して曲を森さんに渡してこういうアレンジになって返ってくる感じだったので、エレクトロニカは頭の中から外そうと思っていましたね。

KASHIWA : 僕が今作やkilk records自体に感じるのは、何かしらのムーブメントを起こそうという、起爆剤的なものを散りばめてどんどんリリースしていると思うんですよ。ちょっと攻めすぎかなっていうくらいにやっているのはそういう意図があるんじゃないかなって。だから「sideB」に関しても、意表をつくというよりは何かしら新しい流れを発信しているというか。シーンの中で新しい何かを起爆させたい、流れを作りたいという意思を森さんの中から感じるんですよね。そういう姿勢は僕は大好きです。

森 : それは光栄です、ありがとうございます。

終わるために始まって始まるために終わる(Ferri)

ーーFerriさんがイメージしたコンセプトに準じて曲順も決めて行ったんですか?

Ferri : いや、今回はそうしなかったです。曲自体の物語をばらけて作ったので。なので今回は聴いた感じで並べて、最後は森さんがfixした感じです。あんまりストーリーで並べてはいないですね。

ーー「ending story」で一旦終わってから「telluric」で次の展開に行っているようにも聴こえますが。

Ferri : ああ、それは個人的には“気付いてもらえましたか”って感じなんですけど(笑)、ここの2曲は2ndから繋がっていて、私の中では風景がコマ割りみたいになっているんです。終わるために始まって始まるために終わるというのが「telluric」の歌詞に入っているんですけど、「ending story」は終わりゆく世界で。じゃあ本当に死んじゃったのかな? というのが「sideB」なんです。どこの世界にいるのか自分がわからなくなってしまって、死んじゃったと思ったらじつは生きてた、という物語を自分の中で作っていたので、「ending story」「telluric」の2曲はそういうイメージが強い曲です。「telluric」は地球が足元から“ゴゴゴゴ…”って感じですよ、とか森さんに伝えていました(笑)。

森 : 「telluric」ってビート系の曲なんですけど、2ndでKASHIWAさんがやった「subliminal affirmation」が僕の中では結構ショッキングで(笑)。今ここでドラムン・ベースっぽいのが来たかっていうのがすごくクールに感じて。さっきのKASHIWAさんの話じゃないですけど、今この時代の流れでこれ来たか、“勇者来たか”みたいな。

一同 : (笑)。

森 : あの曲ってビートがすごく印象的で、その後のコッテル、Aureole、Ferriって自分がやった作品に意識下で影響があった気がするんですよね。

KASHIWA : あれは僕も気に入っていて、ヴォーカル・トラックを聴いたときに、Goldieの「Mother」を思い出して、ドラムンベースを意識して作ったんです。Ferriさんの声自体が、ああいうトラックと相性が良いんですよね。アコースティックなものより、退廃的な電子音との相性がいい気がしていて。だから今回のアルバムもそういう意味では完成度は今までで1番高い気がしているんですよ。統一感というか一体感というか。

Ferri : うん、それは私もそう思います。

森 : 2ndってゴシックな感じが全面に出ているんですけど、今回は退廃的な音は使っても曲の雰囲気としてのゴシックさは極力なくそうと決めていて。Ferriにとってゴシックさというのは武器ってほどでもないなと。もっと開放的でクラブ的なものとも相性は良いと思っていたので、そこは排除しました。でもどうだろう? 「telluric」とかはもしかしてちょっとゴシックっぽいかな。

Ferri : この曲だけ若干残っていますね。2ndの後に作ったから。でも2ndとは異質な感じというか、前回が黒なら今回は違う色にしたかったというのがありました。

KASHIWA : 所謂、クラブ・ミュージック的な楽しみ方もできるアルバムですよね、ビートを楽しむというか。結構ミックスするときもヴォーカルを前に出しすぎないようにというオーダーをFerriさんから頂いていて。最初はヴォーカルを大きめにしてたんですけど、歌ってる本人がそう言っているんだからいいやって(笑)。

Ferri : (笑)。どうしても、ミックスの方はヴォーカルを大きくしてくださるので。むしろ楽器の一部みたいに上手に溶け込む方が落ち着くかなって。

森 : 「my secret birdcage」は唯一、僕がアレンジしたとは言えない曲で。僕がやったのは色々入った音を消してほぼアコースティック・ギターだけにして間奏のシンセをちょっと入れただけですね。

Ferri : このアルバムでは異色な感じですよね。ükaさんのすごく綺麗な声があるから完結していると思います。ükaさんとcellzcellarさんは1stから一緒にやっていてükaさんとは2ndでも双子の姉妹の物語を一緒に歌わせてもらったんですけど、この曲はcellzcellarさんの娘さんとükaさんの共通点に感じるものがあってメロディを作りükaさんに歌詞を書いてもらったんです。それを2人で歌ってcellzcellarさんにギターを弾いてもらいました。

ーー9月18日には北とぴあドームホールで初のワンマン・ライヴが行われますが、どんな内容になりそうですか?

Ferri : 初めてのワンマン・ライヴなので、1番緊張するのが私なんですけど(笑)。なるべく生演奏にしたいですね。このアルバムからと、もちろん1st2ndからの曲もやります。“ライヴアレンジ・森大地”で。

森 : ヒューマンビートボックスを入れようと思っています。それと、聖歌隊のCANTUSさんにも出演していただく予定なので、ヒューマンビートボックスとの相性もおもしろいかなって。

KASHIWA : それはおもしろいですね。

Ferri : どうなるのか、全然想像がつかないんですけど、楽しみにしていてほしいです。

ーー改めて、Ferriさんにとって『noth』はどんなアルバムになったのでしょうか。

Ferri : 1作目が好きだった人も、2作目が好きだった人も、3作目はもっと好きでしょうというくらい気に入っていて。普通に自分のアルバムじゃなくても車の中で聴いています。結構聴きやすいアルバムになったと思いますけど、KASHIWAさんの音のつぶの世界の配置感とか、cellzcellarさんのイメージを膨らませる感じとか、音に集中して2人の違いを聴いてもらうのもマニアな方には楽しんで頂けると思います。それと森さんの“ここにこの音入った!?”っていうギターとかもたまに散りばめられているので、そこを探して行くのもおもしろいと思います。是非聴いてみてください。

LIVE SCHEDULE

Ferri初となるワンマンを開催

Ferri ʻnothʼ Release Party
2016年9月18日(日)@北とぴあドームホール
時間 : 開場 16:30 / 開演 17:00
料金 : 前売 2,000円 / 当日 2,500円
※お子様は1000円でご入場いただけますが、演出の都合上会場が暗くなったり、照明や音響がお子様には刺激が強い場合もございますので小学生以上を推奨いたします。
出演 : 森大地 / 穴田 貴也 (cello) / 坂口昴平(viola) / 櫻井響 / 富山宏基(Vn) / 中澤卓巳(Dr) / Yuki Murata(Pf) / 横山渉(B) / Cantus / Gecko(Syn)
Dancer : 奥野美和・鈴木清貴・ハラサオリ・森田 裕稀
音響 : 大津友哉
舞台監督 : キノシタシンタロウ(ESC)
VJ : VJ parade

RECOMMEND

Ferri / ∞(インフィニティー)

Ferriの約3年ぶりとなるセカンド・アルバム『∞(インフィニティー)』。前作とは比べものにならないほどスケールの大きい仕上がりとなったのは、彼女自身がやりたいことを徹底的にやり切った証だろう。森大地(Aureole)、KASHIWA Daisuke、cellzcellar、Yamato Kasai(Mili)、Takahiro Kido、AJYSYTZ、Yuki Murata、ükaら数多くのアーティストが参加。

>>特集ページはこちら

KASHIWA Daisuke / 9 Songs

グリッジ・ビートと耽美な音使いを自在に行き来した、エレクトロニカを提供しているKASHIWA Daisuke。自身の創作活動はもちろん、作家、リミキサー、マスタリング・エンジニアとしても活動し、2013年にはアニメーション映画への音楽提供を果たした。多方面で飛躍的に活動する彼が、このたび『9 songs』をリリース。明治、花王のCM等に楽曲を提供しているヴォーカリスト、pianaを大々的にフィーチャリングした本作。その中身は、柔らかくも透明感溢れる歌声とエッジの立ったリズム・セクションが絶妙にグルーヴした、まさに彼的な“歌モノへの新たな挑戦”が垣間見えるサウンドとなっている。

>>特集ページはこちら

Aureole / Spinal Reflex(24bit/48kHz)

kilk recordsを主宰する森大地が率いるAureoleが、2年9ヶ月ぶりとなる4thアルバム『Spinal Reflex』をハイレゾ配信。これまでの「内向的な心の中の音楽」から「感覚を刺激する外へ解き放たれた音楽」へ。バンドとしての肉体感とグルーヴにうごめく作品へと大きな進化を遂げた。

>>特集ページはこちら

PROFILE

Ferri

福岡出身、東京在住の女性音楽家。

幼少よりバレエ音楽に親しみ、大学は音楽と舞踊のさらなる飛躍のために単身渡米。6年間LA、NYで声楽、舞踊を学ぶ。帰国後、歌唱活動をはじめ音楽制作をスタート。音楽とは「総合芸術である」と言う持論のもと、映像、舞踊を組み込みながらその世界観を楽曲へと投影する独自のスタイルをベースとしている。多くの作品へのゲスト参加や他のアーティストとのコラボレーションも行っていて、ソロ活動にとどまらない広い活動を展開。2012年、kilk recordsより『a broken carousel』をリリース。低音からファルセットまで自在に操る歌唱力と、女神のようだと称される。歌声、そして森大地のプロデュースによる刺激的かつ儚い美しさのある楽曲は国内外問わず、多くの評価を得ている。新作『∞』では森大地、KASHIWA daisuke、cellzcellar、MiliのYamato Kasai、Takahiro Kido、AJYSYTZなどとコラボレーションし、攻撃的でありながらも透明感のある美しい楽曲がFerriの新たな世界を作り上げている。

Ferri Official HP

o

 
 

インタヴュー

その男、天才につき──折坂悠太、この世と別世界を繋ぐ歌声、ライヴ音源をハイレゾ独占配信
[CLOSEUP]・2017年08月10日・その男、天才につき──折坂悠太、この世と別世界を繋ぐ歌声、ライヴ音源をハイレゾ独占配信 新しい才能が世の中に羽ばたく。折坂悠太のことだ。独特の歌唱法にして、ブルーズ、民族音楽、ジャズなどにも通じたセンスを持ち合わせ、それをポップスとして消化した稀有なシンガー。そんな彼が、彫刻家・平櫛田中の旧邸にて収録したライヴ・レコーディング音源『なつのべ live recording H29.07.02』をリリース。OTOTOYでは本作のハイレゾ版を8月23日より独占配信、発売日に先駆けて予約スタートする。そして折坂悠太へ初めてとなるロング・インタヴューを敢行した。その歌い方、歌詞の描き方、折坂の歌への向かい合い方とともに、ぜひその才能の片鱗を目の当たりにしてほしい。 平櫛田中の旧邸にて収録の音源、ハイレゾ独占配信折坂悠太 / なつのべ live recording H29.07.02'【配信形態】WAV、ALAC、FLAC(24bit/48kHz) / AAC単曲 250円(税込) / まとめ 1,000円(税込) 2017年8月23日(水)より配信スタートになります。配信日に先駆けて予約販売もスタート。>>ハイレ
by ?
callme、挑戦的なパフォーマンスが冴えわたる6曲入りEPをリリース
[POWERPUSH]・2017年08月13日・挑戦的なパフォーマンスで「今」を感じる2017年夏ーーcallme、最新シングルをリリース 3人組ガールズ・ユニットのcallmeが今年2作目のシングル『One time』をリリースした。ポップに振り切った前作『Bring you happiness』のカラーは踏襲し、歌唱少なめ& ダンスが映える表題曲「One time」、この夏のアイドルイベントやフェスでも話題となった、超攻めの1曲「Way I am」、そして3人それぞれが制作を担当した楽曲も含め、全部で6曲も新曲がうまれた。CDは各盤ごとに収録曲が異なるが、配信ではすべての曲が収録されたEPタイプでのリリース、OTOTOYではもちろんハイレゾ・通常と配信中。 新陳代謝のごとく次々に新曲を作り出す意味、そして、制作の裏話から気になる共同生活のこと(!)まで南波一海がインタビュー。 【まとめ購入者対象】抽選でポスタープレゼント!callme / One time -EP-'【配信形態】24bit/48kHz ALAC / FLAC / WAV / AAC【価格】単曲 540円(税込) アルバム 1,800円(税込)【Track List】01. One t
いまはもの作りが楽しくてしょうがないーー鈴木茂や伊賀航らも参加、南壽あさ子が作り上げた最高傑作の2ndアルバム
[CLOSEUP]・2017年08月09日・いまはもの作りが楽しくてしょうがないーー鈴木茂や伊賀航らも参加、南壽あさ子が作り上げた最高傑作 2017年に活動5周年を迎えたシンガー・ソングライター南壽あさ子が、ヤマハ移籍第1弾となる2ndアルバム『forget me not』を完成させた。絵本作家・酒井駒子による描き下ろしジャケットも印象的な本作は、南壽自身が初めてセルフ・プロデュースした作品性の高いアルバムに。リード・トラックとなる「勿忘草の待つ丘」、「八月のモス・グリーン」はロサンゼルスでヴォーカル・レコーディングとミックスを敢行、エンジニア / プロデューサーとしてグラミー賞を12回獲得しているラファ・サーディナがレコーディング&ミックスを担当するなど、サウンド面においてもこだわり抜いた作品となっている。プレイヤーには、鈴木茂や伊賀航など名うてのミュージシャンたちが参加。南壽あさ子史上最高傑作と言っても過言ではない本作をハイレゾ配信とともに、南壽へのロング・インタヴューを掲載する。 ヤマハ移籍第1弾となる2ndアルバムをハイレゾ配信南壽あさ子 / forget me not【通常盤】'【配信形態】WAV、ALAC、FLAC(24bit/96k
by 西澤 裕郎
あらゆる周りの環境にビビットに感化された、竹上久美子の最新作配信開始
[CLOSEUP]・2017年08月08日・ゆっくり、しかし着実に船を漕ぎ出す──あらゆる周りの環境にビビットに感化された、竹上久美子 このインタヴューのなかで「幼少より音楽に囲まれた環境で育ち、職業としての“音楽家"を意識する前に、呼吸や排泄と同じように作曲を開始した」と語ってくれた竹上久美子。自然と音楽をつくり続けていた彼女が6年ぶりとなるフル・アルバムを完成させた。京都の片隅で粛々と制作された今作『Slow boat』は、オーヴァーグラウンドとアンダーグラウンドの垣根を自由に飛び越え、ルーツ・ミュージックを主軸に、USインディ / オルタナ / プログレ / チルウェイヴなどの絶妙なフレイヴァーを散りばめた渾身のアルバム。今回はOTOTOYでの配信とともに、竹上久美子へのインタヴューを掲載する。 様々なジャンルのフレーヴァーを散りばめたアルバム竹上久美子 / slow boat'【配信形態】WAV、ALAC、FLAC(16bit/44.1kHz) / AAC単曲 230円(税込) / まとめ 2,300円(税込) 【収録曲】''1. Good bye, girl2. many many many3. roundabout4. FESTIVAL
【祝! カクバリズム15周年企画第1弾】角張渉×谷ぐち順レーベル・オーナー対談&カクバリズム作品レヴュー
[CLOSEUP]・2017年07月27日・【祝! カクバリズム15周年企画第1弾】角張渉×谷ぐち順レーベル・オーナー対談&カクバリズム作品レヴュー カクバリズム設立15周年記念! 2002年の3月にYOUR SONG IS GOODの1st7inch single『BIG STOMACH, BIG MOUTH』をリリースし、それ以降もシーンの最前線に立ち続けている“メジャーなインディ・レーベル”カクバリズム。15周年を迎えるにあたり、OTOTOYでは4つの企画とともにお祝いします! まず第1弾企画として設立15周年を迎えるカクバリズム代表である角張渉と、今年25周年を迎えるLess Than TV主宰の谷ぐち順のアニバーサリー対談を敢行! 長年シーンを支え、共闘してきたふたりが思う“インディ・レーベル”とは…… を語ってくれています。そしてさらに、さらに〈オトトイの学校 村詩野音楽ライター講座〉より、これまでにカクバリズムからリリースされた楽曲のレヴューをお届け! 8月には第2弾インタヴューも掲載予定! カクバリズムを昔から知っている方、最近知った方、そしてカクバリズムを知らなかった方もこのページを見ればカクバリズム通に?! >>15周年をたど
diskunionからの刺客〈第3弾〉──発酵業界に名乗りをあげる人力ミニマル楽団“東京塩麹”とは?
[CLOSEUP]・2017年08月02日・発酵業界に名乗りをあげる人力ミニマル楽団“東京塩麹”とは?──ディスクユニオンからの刺客〈第3弾〉 人力サラウンド楽曲や、ミニマル × ジャズなどで新たな音楽の可能性を追求する、人力ミニマル楽団“東京塩麹”。まず目につくのが“東京塩麹”という、そのバンド名! さらに塩麹を然した食品サンプルを入れたビンに音源のダウンロードコードを入れた“ビン詰め音源”『21世紀の塩麹』の発売や人力 Remix ライヴなどなど、なにやらよくわからない活動もしているという。この東京塩麹ってバンドは一体何者なんだ?! 実はこの東京塩麹、2016年に開催されたディスクユニオン主催による初の本格的オーディション〈DIVE INTO MUSIC.オーディション2016〉の合格者なんです。これまでunizzz…、ペドラザとインタヴューを行ってきた〈DIVE INTO MUSIC.オーディション2016〉特集も今回で第3回目、そして最終回です。オーディション合格者として8月9日(水)に1stフル・アルバム『FACTORY』をリリース、OTOTOYでは今作を1週間の先行ハイレゾ配信! さらにリード曲「Tokio」を8月10日(木)までの1週間
by 岡本 貴之
Yun*chi、ミニ・アルバム『Canvas*』リリース記念リミックス・コンテスト開催!
[INTERVIEW]・2017年08月02日・未来を自由な色で描こう! Yun*chi、『Canvas*』リリース記念リミックス・コンテスト開催 2年ぶりのミニ・アルバム「Canvas*」をリリースしたYun*chi。ナチュラルな雰囲気を身にまとった新ビジュアルにも注目です。OTOTOYでは本作のリリースを記念してリード曲「今僕のいる場所が理想と違っても」のリミックス・コンテストを開催! 本日から8月30日(水)まで作品を募集します。グランプリはOTOTOYで期間限定フリーDLをおこないます。詳しくは応募要項をチェック! 2年ぶりのミニ・アルバム!Yun*chi / Canvas*'【配信形態】WAV / ALAC / FLAC / AAC【配信価格】(税込) 単曲 257円 まとめ購入 1500円【Track List】 ''01. 今僕のいる場所が理想と違っても / 02. HIMAWARI* / 03. Trendy Night* / 04. Kare Kano* / 05. Again* / 06. Seaside In Dream* / 07. Thank U* 「Canvas*」リリース記念リミックス・コンテスト応募要項応募用素材はこちらY
ローレル・ヘイロー、『DUST』を語る
・2017年07月17日・ホコリには特定の場所や原点がない──ローレル・ヘイロー『Dust』を語る 〈Hyperdub〉からリリースされたローレル・ヘイローのニュー・アルバム『Dust』。新たな境地へと達した感のある作品で、キュートなエレクトロ・ポップ、電子音響、さらにはフリー・ジャズやアフロ・パーカッションなどがゆるやかに結びつき、アルバムを構成している。穏やかな表情でいながら、その背景に広がるイメージはよくよく見てみると奇怪、さまざまな要素のプリコラージュで構築されている。そんな濃密でいながら、軽やかなポップさも持っている質感のアルバム。まぁ、とにかくいい塩梅のアルバムなのだ。これがあまり日本で話題になっていないのは正直どうかと思うぞ! ということでOTOTOYではローレル・ヘイローの貴重なインタヴューをここで公開。ハイレゾ配信中の『Dust』、いまからでも遅くはないのでぜひとも聴くべきではないかと思いますぞ。いや、とにかくその音響の世界観は気持ち良いのです。 ハイレゾ版はCDと同様のライナーノーツ付きで配信Laurel Halo / Dust(24bit/44.1kHz)'【Track List】01. Sun To Sola
by 河村 祐介