人間が感じられなかった知覚を引き出したいーーニューメディア・アーティスト後藤英の帰国ツアーを密着レポ

ヨーロッパで数多くのアート関係の賞を受賞し、世界の最先鋭を走り続けるフランス在住のニュー・メディア・アーティスト、後藤英。エレクトロニカ、テクノやアンビエントを基調とした楽曲とロボットやボディースーツなどのテクノロジーを融合させるなど先鋭的な表現方法を探り続けている後藤が、1997年~2014年まで日仏をまたぎ録りためた音源をまとめたアルバム『CsO』をリリース。その発売を記念し、帰国ツアーを2016年3月22日(火)に渋谷WWWで開催。世界的に活躍する映像クリエイターであるアントワーヌ・シュミット、ルシオ・アリーズ、テンパトリック・ドアンが同アルバムの楽曲を元に映像作品を作成、後藤のサウンドとエレクトロニック・アートスペクタクルを繰り広げた。OTOTOYはその様子を密着レポート。芸術の可能性を感じる一夜を追体験してほしい。

1997年~2014年まで日仏をまたぎ、録りためた貴重な音源をハイレゾ配信

後藤英 / CsO(24bit/44.1kHz)

【配信形態】
24bit/44.1kHz(WAV / ALAC / FLAC) / AAC

【配信価格】
24bit/44.1kHz : 単曲 453円 / まとめ購入 2,916円(税込)
AAC : 単曲 324円 / まとめ購入 2,376円(税込)
※5〜8曲目はまとめ購入のみとなります。

【Track List】
1. Continuum
2. BodyJack
3. CsO
4. o.m.2 – g.i. – p.p.
5. Duali-First Section
6. Duali-Second Section
7. Duali-Third Section
8. Duali-Fourth Section

 


ドキュメンタリー・レポート

2016年3月22日(火)、渋谷WWW。作曲家 / ニューメディア・アーティストとして活動する後藤英のアルバム『CsO』発売に伴ってイベントが開催。エレクトロニック・ミュージックをベースとした彼の音楽と3人のクリエイターによる映像を組み合わせたパフォーマンスが行われた。

現在パリに在住する後藤は、通常イメージされるところの“ミュージシャン”とは少し異なる存在と言っていいだろう。もちろん作曲家ではあるのだが、彼にはニューメディア・アーティストという大きな一面がある。“ニューメディア・アート”とは技術的発明を利用して、新たな芸術表現を生み出そうという試みのこと。後藤はこれまでボディースーツやロボットを用いたパフォーマンスなど、テクノロジーと自身の音楽を融合させる活動を行っている。

そうした彼の経歴を踏まえると、CD作品、つまり音のみという形でリリースされた『CsO』が少し特殊なものであることがわかる。そもそも今回の音源はパフォーマンス用に制作された楽曲であり、本来はダンサーが装着するモーション・キャプチャー・システム、インタラクティヴに反応する映像などを伴って表現されていた音楽である。

それらのテクノロジー要素をすべて取り払って後藤英の音楽そのものにフィーチャーしたのが今作なのだが、彼はそこからまた一歩進み、視覚的な音楽表現を模索する新たな試みを行った。それが今回行われたテンパトリック・ドアン、ルシオ・アレセ、アントワーヌ・シュミットという3人の映像作家とのコラボレーションである。イベントの狙いについて、まずライヴ直前に話を聞いた。

ーー今作『CsO』の収録曲は、もともとパフォーマンス用に作曲された音源だと伺っています。それをなぜ今回は音のみの作品として発表しようと思ったのでしょうか。

後藤 : CD化の話を頂いて興味を持ちだしたっていうのがきっかけとしてはあるんですが、少し別の方向から見てみて、違うものを発見してみたいという興味があったんです。

ーーパフォーマンス抜きで音楽を見つめてみたいという思いがあった、と。今日はその音源にさらに映像を組み合わせようというイベントですが、この3人の映像作家とコラボレーションしようと思った理由は?

後藤 : 3人にコンタクトを取ったのは「音と映像の関係性」という視点を持って活動していたからです。世界で活躍している人ばかりなんですが、有名かどうかは選択の理由に全然関係がなかったですね。コンセプトとかそういう話をする前に、まず各自に作品を聴いてもらって、そのなかから独自に曲を選び、自由に発想してもらいました。そのあと意見を交換したりして、最終的に作品がまとまりましたね。

後藤英


ーー「音と映像の関係性」というと?

後藤 : 音と映像のお互いの相互作用というか、ちょうどその2つの中間点を探すということですね。中間には確かに形があると思うんだけど、それは見えないものなんですよね。でもその見えない部分をどう表現するかっていうことに非常に興味があるんです。難しいんですが、これは映像だけの分野の人でも成立しないですし、または音と映像を並行という形で活動している人でも成立しない。

ーー今回の試みはいわゆるミュージック・ビデオやVJというものと全然違うものなんしょうか。

後藤 : ある意味ではミュージック・ビデオなんです。ただ根本的なアイデアは違いますね。どちらかと言えばオーディオ・ヴィジュアル・パフォーマンス。そのようなものと考えてもらったほうがいいかもしれません。

ーー後藤さんはこれまで、映像に限らず「音と視覚」という観点で活動していますよね。それを通してどのような効果を期待していますか?

後藤 : これまで人間が感じられなかった知覚を強く引き出したいんです。人間が感じてはいるんだけど曖昧なものを刺激したい。例えば“踊る”っていう行為にはすでに明確な形があって、観客と表現する側との間で、そのような形で楽しみたいという思いが共通の意識としてある。そうしてパフォーマンスが成立しますよね。でも今回のイベントの場合は、その共通の意識がもっともっと曖昧で小さな種のようなもの。パフォーマンスを通して、少しでも感じる小さな種を100倍くらいの大きな花として咲かしたいんです。

インタヴュー : 西澤裕郎 / 文 : 鴬巣大介

この日はまずライヴの前に3名の映像作家によるプレゼンテーションの時間が設けられた。ここで3人の経歴、これから投影される作品のコンセプトなどが通訳を通して語られていく。会場には20代から60代と幅広い層の音楽好きや、アートの文脈で後藤を知る者などが多くつめかけ、出演者に対して積極的に、ときには英語で直接質問を投げかけていた。

今回映像を伴って演奏される後藤の楽曲は「BodyJack」「CsO」「Continuum」の3曲。いずれも20分程度の長尺であり、エクスペリメンタル、アンビエントといったジャンルの気風を帯び、共通してものものしい雰囲気を携えている。3人は曲に対してそれぞれどのようなアプローチをしたのだろうか。

左から、ルシオ・アレセ、テンパトリック・ドアン、アントワーヌ・シュミット

テンパトリック・ドアン「Body Jack」ミニマル・テクノ × SF世界

テンパトリック・ドアン(Patrick Defasten)
ベルリン、ドイツに在住のカナダ人アーティスト。デジタル・アニメーション、グラフィックス、短編映画、ライブ・オーディオ・ビジュアル・コンサートやインスタレーションのコンテンツを作成している。デザイン、映画、建築を学ぶ。彼の映像作品は幾何学的な抽象、ノン・ナラティブなデジタル美学が組合わさった形に基づいている。ソニック・リサーチ・セルAUDITのメンバー。

まず初めに後藤とともにステージに立ったのは、カナダ出身でベルリン在住のパトリック。彼が表現するのは「BodyJack」だ。ミニマル・テクノ的なクリック音の反復でスタートした楽曲に徐々に高周波のようなビートが上乗せされていく。それにあわせ、ステージ上のスクリーンにはサイバーかつSF的な世界観が展開。金属パーツのようなメタリックな物質が数多映しだされ、それがリズムにあわせて集合、離散する。3Dアニメーションやグラフィック・デザインなどを手がけているという彼の映像は非常にデジタルかつ幾何学的であり、事前のプレゼンテーションでウェブ・デザインからの影響を受けていると語っていたのにもうなずけた。

ルシオ・アレセ「Continuum」アンビエント × クラゲが漂う水中

ルシオ・アレセ(Lucio Arese)
建築家、ピアニスト、作曲家、グラフィック・デザイナー。思慮深く、個人的な方法で画像、動画や音楽との結合による可能性を探っている。2008年よりビデオ撮影を始め、映画監督としてのキャリアをスタート。 彼の作品は、ワンドットゼロ・アドベンチャー・イン・モーション、アルスエレクトロニカ、SIGGRAPHなど多くの世界的に重要なデジタルアートのフェスティバルにて展示されている。 その他、バイエルン放送やIdNマガジン、カンヌ映画祭などでも作品は発表されている。イタリア、クネオに在住。

続く「Continuum」は、先ほどとはテイストが一変。リズムが一切なく、不穏ながらも静謐な空気感を保ったまま、14分にわたり微細な変化を続けていくアンビエント的な楽曲。そこに映像を投影するのは、イタリアの小さな街クシオからやってきたルシオ。彼はかねてより“水中”をテーマにした作品の制作を構想しており、この楽曲がその表現したい世界観にマッチしていると感じたという。ビデオでは深海のなかに多数のクラゲが浮かび、どこか神秘的な空間が表現され、次第に生命の源へと時間を遡っていくかのような印象を受けた。前述したような音楽でありながら、ストーリー性が浮かび上がってくるのが不思議だ。視覚が音の印象に影響を与えているとも言え、映像が完成した後に音楽を制作したと聞かされても、なんら違和感がなく感じた。

アントワーヌ・シュミット「CsO」実験的楽曲 × 粒子の生命体

アントワーヌ・シュミット(Antoine Schmitt)
インスタレーション・アーティスト。音楽、ダンス、建築、文学、映画などの芸術フィールドにも関与している。主にプログラミングにより自身の芸術を展開。彼の作品は、国際フェスティバルのトランスメディア、アルスエレクトロニカ、ユネスコ、ビダ5.0、CYNETart、メディする@テラ、インタフェランスなどで賞を受けている。また、ポンピドゥー・センター(パリ)、現代美術館リヨン、シエナCAC、Sonar(バルセロナ)、ヌイ・ブランシュ(パリ、アミアン、メッツ、ブリュッセル、マドリッドで)などで展示されている。パリに在住。

最後に登場したのが、後藤と同じくパリに住むアントワーヌ。彼が表現するのは“器官なき身体”を意味する「CsO」という作品だ。3曲のなかで1番実験的な楽曲で、ヴォコーダーを通した詩を朗読する音声をメインに、サイレンなどを取り込み、ホラー映画のような空気を感じさせる。対するアントワーヌのアプローチは数千、数万の白く小さな粒子が渦を巻きながら、流れを作り、さまざまな形を形成していくというもので、これはタイトルからイメージを得たと言う。暗黒の背景をバックに、白い粒たちが正方形をかたどると、その枠のなかの色が一層黒みを増して見える。その粒子が意志を持つかのように飛び交い姿を変えるさまは、外側から物体を蝕む蛆虫のようにも受け取れた。そうした薄気味悪さを終始漂わせ、ようやく音楽にリズムが生まれだすと、終盤には微生物にも見える生命体の輪郭を描き出す。それがジタバタとその身を動かすし、テキストを叫び声のような形で読み上げるサウンドも相まって、人間のどろどろとした部分、愚かさのようなものを映しだしているかのように感じられた。

さて、音楽と映像の相互作用は我々になにを知覚させたのか。この日ステージ上の実験で求めようとしたその答えは非常に曖昧で形を成さないものである。後藤の表現スタイルは冒頭でも述べた方法であるがゆえに、ともすれば難解であると拒絶されかねない。しかしながら彼はそれを踏まえたうえで、事前のプレゼンテーションにて「いわゆる“わかりやすい表現”とは、楽しむ要素が事前に互いで共有されているということ。ある意味それは楽しみ方を強制されているとも言える」と語る。

この言葉を汲み取ると、抽象的でよくわからないとされるものは、楽しみ方がまだ一般化されていないものだとも言い換えることができる。この日繰り広げられたのは、簡単に何かのジャンルに仕分けできるような、そんな窮屈さとはかけ離れたパフォーマンスであった。とは言え筆者自身、ああでもないこうでもないと雲を掴むような鑑賞でありながら、自分なりに何かを導き出そうとする作業には純粋な楽しさを覚えたのも確かだ。

後藤は自身のパフォーマンスに関して「いま僕たちがやろうとしていることは、何かを主張したいっていうよりも、見たものをそのまま感じてほしいということです」と続ける。この心境に至ったのも、フランスでの経験によるところも大きいだろう。彼は事前のインタヴューで「(フランスでは)パフォーマンスに対してすごい反応をしてくれるんです。決して各自に専門知識があるとかではなくて、何か決まった楽しみ方がなくても、それぞれが好きなように理解してくれる」とも話してくれた。

アートに対して何にも縛られず自分なりに接すること。そしてそこから得られる楽しさや喜び。この日、後藤英が3人の映像作家と共に表現する過程で浮かび上がったのは、芸術に向き合うそんな姿勢であった。

文 : 鴬巣大介
写真 : 大橋祐希

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PROFILE

後藤英

ニューメディア・アーティスト、作曲家。 時として、斬新なエレクトリカル・ミュージックとボディスーツを用いたパフォーマンスでテクノロジーを融合する。それら作品の完成度は国際的に評価され、特にヨーロッパを中心に世界中のアート・コンテスト、フェスにてこれまでに多くの賞を受賞している。音楽、芸術、科学、哲学すべてにおいての深い造詣を前衛的に表現する日本屈指のニュー・メディア・アーティスト。2016年3月に2枚組CDアルバム『CsO』とサウンド&レコーディングマガジンへの執筆の集大成である書籍『Emprise』を同時発表。現在はパリを活動拠点としている。

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