高橋健太郎のOTO-TOY-LAB――ハイレゾ/PCオーディオ研究室――
【第11回】iFI-Audio「Retro Stereo 50」

Retro Stereo 50

iFI-Audioから面白いパッケージが発売された。nano iDSDやmicro iDSDのヒットで急速に名前を知られるようになったiFI-Audioは、デジタル・オーディオを得意とするメーカーという印象が強い。ところが、先頃、日本発売されたRetro Stereo 50は文字通り、レトロスペクティヴな雰囲気を漂わせたプリメイン・アンプ。同時発売されたRetro LS3.5はこれまたクラシカルなルックスのブックシェルフ・スピーカーなのだ。

しかも、開発意図を聞けば、Stereo 50はイギリスのLEAK社が1950年代に作っていたStereo 20という真空管アンプを、Retro LS3.5は1970年代に英BBCのモニター・スピーカーとして開発されたLS3/5Aを意識して、開発されたものだという。こうしたヴィンテージ・オーディオ機器の良さを引き継ぎつつ、当然ながら、デジタル・オーディオへの備えも万全。Stereo 50の搭載DACはiFI-Audioの単体DAC製品と同じく11.2MHzのDSDにも対応している。

さらには、フォノ・イコライザーも備えているので、ターンテーブルも接続すれば、アナログ・レコードも聴ける。コンパクトな真空管式のプリメイン・アンプで、アナログ・レコードも11.2MHzのDSDもたやすく聴けるというのは、快適なオーディオ・ライフを生み出しそうだ。世界を見回しても、他に例を見ない製品コンセプトに思われる。

製品のプロトタイプは、じつは昨年暮れのOTOTOY DSD SHOP 2014にも参考出品されていた。そこから発売まで意外に時間がかかったが、ようやくRetro Stereo 50+Retro LS3.5のパッケージを借りて、多角的なテストをすることができたので、以下、そのレポートをお届けしよう。

iFI-Audio(AMR)の技術陣は、そうしたヴィンテージな名機にも深く親しんできた人達なのだろう

じつを言うと、Retro Stereo 50の開発にあたって、意識されたというLEAK社のStereo 20というアンプを僕は長年、所有している。これは1950〜70年代に一世を風靡したイギリスのアンプ・メーカーであるLEAK社が1955年に発売したモデルだ。EL84という真空管をプッシュプルで使ったパワーアンプで、同社のVarislopeというプリアンプとセットで販売されていた。20年程前に僕もそのセットをイギリスのヴィンテージ・オーディオ・ショップから輸入。内部のコンデンサーなどを自分で交換するなどしながら、使ってきた。現在はプリアンプのVarislopeは使用していないが、Stereo 20の方はプライヴェート・スタジオの階下にあるアナログ・レコードを聴くための部屋で、使い続けている。

LEAK社 Stereo 20

同様に、Retro LS3.5の開発にあたって、意識されたというBBCモニター、LS 3/5Aも僕には親しみ深いスピーカーだ。これはロジャース、ハーベス、スペンドールなど幾つかのメーカーから発売されていたが、三十数年前、僕が初めて買った高級スピーカーは、ロジャースのLS 3/5Aだった。そのサウンドに魅せられて、以後、オーディオの道にはまりこんだと言ってもいい。

LS 3/5Aは20年くらい使用し、LEAK Stereo20とともに使っていたこともあるが、現在は手放してしまっている。が、現在、LEAK Stereo20とともに使っているジム・ロジャースのJR150というスピーカーは、LS 3/5Aの開発者だったジム・ロジャースが設計したもので、LS 3/5Aをダブル・ウーハー化して、アルミ製のキャビネットに入れたようなスピーカーだ。サウンド的には、やはりLS 3/5Aの流れを汲む伝統的なブリティッシュ・サウンドだ。

ジム・ロジャース JR150

そこで、借りてきたRetro Stereo 50+Retro LS3.5のパッケージも、そのStereo 20+JR150が置いてある主にアナログ・レコードを聴くための部屋に持ち込んで、比較試聴をしてみることにした。

プライヴェート・スタジオの階下にあるその部屋は六畳間の和室で、アナログ・レコード用にトーレンスとレガのターンテーブルが置いてある。プリアンプは韓国のSTELLO社のDP-200。10年程前の製品だが、フォノ・イコライザーと24bit/192khzまでのDAC、さらにはADコンバーターも内蔵しているので愛用している。フォノ入力をAD変換して、24bit/192khzまでのデジタル信号として出力できるので、アナログ・レコードをデジタル録音したい時には、このプリアンプにデジタル・レコーダーを繋ぐだけで良いのだ。

CDプレーヤーとしては、LEXICONのRT-10というユニヴァーサル・プレイヤーが置いてあるが、普段のリスニングはそのAES/EBU出力をSTELLO DP-200に入力して、STELLOのDAコンバーターで24bit/192khzにアップサンプリングして聴いている。

借りてきたRetro Stereo 50+Retro LS3.5のパッケージはイギリスから届いたばかりの新品のようだったので、2、3日エージングのために電源を入れっぱなしにして、かなり音量を出して、鳴らしたりもした後、テストした。ちなみに、A級動作するRetro Stereo 50は、上面がかなり熱くなる。普段から電源を入れっぱなしにするのは、ちょっとはばかられる。

リアン・ラ・ハヴァス『BLOOD』

まず、Retro Stereo 50のアンプとしての実力を知るために、CDプレイヤーのアナログ出力を聴いてみることにした。試聴音源は先頃発売されたリアン・ラ・ハヴァスの『BLOOD』にした。

最初に普段使っているオーディオ・セットで、CDプレイヤーのアナログ出力を使って、『BLOOD』を聴いてみる。LEAK Stereo 20を使ったこのセットは、真空管アンプらしい倍音の出方が美しく、高域のきらめきやふわっとした空気感に魅力がある。現代のオーディオに比べても、SN比こそ少し落ちるものの、レンジの不足などは感じられないし、何より質感が好ましい。リアン・ラ・ハヴァスの『BLOOD』でも、ヴォーカルやギターのリヴァーブ感がとても奇麗だ。

さて、次にスピーカーはJR150のまま、アンプをRetro Stereo 50に換えて、同じようにCDプレイヤーのアナログ出力を聴いてみた。つまり、アナログのアンプ部のみが、STELLO DP20+LEAK Stereo 20からRetro Stereo 50に代わった形だ。

聴いてみると、なるほど、LEAK Stereo 20に近い音がする。Retro Stereo 50はパワー管にEL84XというEL84のハイグレード版を使っているようだが、まさに真空管アンプらしい倍音を感じさせる音であり、気品ある英国的な香りもする。ゆえに、JR150というスピーカーとの相性もバッチリだ。

今回の試聴で使用した機材群

比較してみると、LEAK Stereo 20の方が中域に厚みと艶がある。Retro Stereo 50の方がフラットな印象だ。しかし、前者は50年以上前のヴィンテージ・アンプであり、現代アンプでは使われないようなオイル・コンデンサーや大きな出力トランスを載せているのだから、独特の味わいがあるのは当然だろう。Retro Stereo 50の方がSN比が良く、定位もピタリと決まる。逆に、LEAK Stereo 20の方が立体的な音場感がある。

iFI-Audioのようなメーカーがこんなアンプを製品化したのには驚くばかりだが、もっとも考えてみれば、iFI-AudioのバックグラウンドはAMR(Abbingdon Music Research)というハイエンド・オーディオ・メーカーだ。AMRは以前から高級な真空管アンプを作っている。決して、デジタルだけが得意なメーカーではなかったのだ。Retro Stereo 50の外観は、マランツのM7やロジャースのカデットといった伝説的な真空管アンプを思い起こすものがあるが、たぶん、iFI-Audio(AMR)の技術陣は、そうしたヴィンテージな名機にも深く親しんできた人達なのだろう。

抜けの良さでRetro Stereo 50が勝ったという印象

佐野元春『BLOOD MOON』

価格を考えてみると、Retro Stereo 50は実売価格が16万円(税別)のようだ。LEAK Stereo 20の状態の良いものを手に入れようと思ったら、20万円くらいはするだろう。プリアンプのSTELLOのDP-200は当時の販売価格が30万円台だった。と考えると、Retro Stereo 50はかなり手頃な価格だ。しかも、この16万円台のプリメイン・アンプはフォノ・イコライザーとDACも載せているのだ。

次はそのフォノ・イコライザーをテストしてみることにした。レコード・プレイヤーはトーレンスのTD250、カートリッジはLINNのK9。これで同じように、STELLO DP20+LEAK Stereo 20とRetro Stereo 50でのアナログ・レコード再生を比較した。試聴音源としたのは、先頃発表された佐野元春のニュー・アルバム『BLOOD MOON』。24bit/96khzのマスターからカッティングされたという重量盤のアナログだ。

iFI-AudioはiPhonoという単体のフォノ・イコライザーも作っている。Micro iDSDなどと同じサイズのコンパクトなフォノイコだが、感度設定も細かく、さらにはRIAA以外のイコライザー・カーヴも選べるなど、7万円台という実売価格を考えると、他にはなかなか見当たらない製品だ。一度、単体でテストしたことがあるが、シルキーな高域を持つスムースなサウンドが印象的だった。たぶん、Retro Stereo 50に搭載されているフォノ・イコライザーもiPhonoの技術を引き継ぐものだろう。

Retro Stereo 50リアパネルのPhono部分

佐野元春の『BLOOD MOON』をRetro Stereo 50で聴いてみると、ソリッドでスピード感のあるバンド・サウンドが、アナログ・レコードらしい厚みと弾力感を持って、展開する。アンプをSTELLO DP20+LEAK Stereo 20に換えてみると、少し地味なサウンドになり、抜けの良さでRetro Stereo 50が勝ったという印象になった。これは間違いなく、Retro Stereo 50に搭載されたフォノ・イコライザーの実力だろう。より高級なMCカートリッジでの試聴もしてみたくなった。

これはもう設計から完全にオリジナルな思想に基づくものと言っていい

Retro Stereo 50のアンプとしての実力は十分に分かったので、スピーカーをRetro LS3.5に換えてみる。和室の出窓部分に、インシュレーターをはさんで置いてみた。サイズは小型スピーカーの代表とされるLS 3/5Aと比べても、さらに小さい。しかも軽い。エンクロージャーの素材に竹を使っているため、通常の木製のそれよりもはるかに軽量なのだ。

長年、ロジャースのLS 3/5Aを使っていた僕から見ると、LS 3/5Aとの共通点はあまり多くない。設計的には完全に別の思想に基づいたものだ。LS 3/5Aは密閉型で、エンクロージャーの鳴きを抑えるために重量を与えているし、フェルトなどでのダンピングも行っている。対して、Retro LS3.5は軽量の竹製のエンクロージャーで、後面に細いスリット型のバスレフポートを備えたバスレフ型だ。

LS 3/5Aのウーハーはポリプロピレン製だが、Retro LS3.5のウーハーはペーパー・コーン。そして、ツイーターとのクロスオーバー周波数が10khzと非常に高い。ツイーターはホーンを備えたソフトドーム型で、ウーハーを含め、自社開発したものだという。これはもう設計から完全にオリジナルな思想に基づくものと言っていい。

Retro LS3.5

僕がLS 3/5Aを使わなくなった理由は、小さな密閉型にエンクロージャーに入れられたポリプロピレン・ウーハーがダンス・ミュージックのキック・ドラムのようなスピード感のある低音再生には追いつかないことが分かったからだった。ロックやジャズやクラシックを聴いている分には最高の音色なのだが、ヒップホップやハウスやテクノを聴くとなると、そこがネックになる。密閉型のエンクロージャーでダンプされたポリプロピレン・ウーハーは、少しコンプレッサーがかかったような癖のある減衰感を持ってしまい、それがどうしても気になって、LS 3/5Aにさよならを告げたという経緯がある。

そのあたりの低音再生の感触を見るために、OTOTOYから配信されているドーニクのデビュー・アルバム『ドーニク』を聴いてみることにした。Mac BookのAudirvana2で再生し、Retro Stereo 50のUSB入力に入れる形だ。ドーニクはロンドン在住のシンガー / プロデューサーだが、彼のスピーディーな打ち込みのトラックをRetro Stereo 50+Retro LS3.5のセットは難なく再生する。ポリプロピレンよりも癖がなく、反応の早い新開発のペーパー・コーンをウーハーに使い、細いスリット型のバスレフ・ポートを備えているRetro LS3.5は、LS3/5Aが苦手だった音源も問題なく再生するようだ。ジャンルを選ばない、現代的なスピーカーだと言っていいだろう。

続いて、OTOTOYから24bit/48khzのハイレゾで配信されているダイメ・アロセナの『Nueva Era』を聴く。ダイメ・アロセナはキューバの女性歌手だが、二十代前半とは思えない深い歌声を持つ。このデビュー作はUKジャズの要人が多数参加。キューバ音楽の伝統と現代ジャズを融合しつつ、ブルージーでもあり、トランシーでもある独自の音楽世界を生み出している。

僕は普段からiFI-Audioのmicro iDSDを愛用しているので、Retro Stereo 50のDAC部には信頼感がある。『Nueva Era』はすでにいろんなリスニング環境で聴いているアルバムだが、Retro Stereo 50+Retro LS3.5でもまったく違和感なく、素晴らしいサウンドが堪能できた。ヴォーカルもバックのパーカッシヴな演奏も瑞々しい。低域の骨格もスピーカー・サイズを考えると驚くほどしっかりしている。

Retro LS3.5はツイーターのクロスオーバー周波数が10kHzと非常に高いので、フルレンジのような低域から高域までの繋がりの良さがある。10kHz以上を受け持つソフトドーム・ツイーターの繊細さはLS 3/5Aに通ずる部分もある。今回の試聴ではスタンドを使用しなかったため、やや設置位置が低いという問題があったが、専用スタンドを使用するなりして、セッティングを詰めれば、さらに良くなるのも間違いないだろう。iFI-AudioのDACの瑞々しさ、Retro Stereo 50の真空管アンプ部が醸し出す空気感も、ダイメ・アロセナの音楽にぴったりで、これは印象深い試聴体験になった。

iFI-Audioは、面白い会社だと思わずにはいられない

さて、最後に11.2MHzのDSDを聴いてみることにした。11.2MHzに対応したUSB DACはESS SABRE社のDACチップを使用したものが多いが、iFI-Audioは一貫してバー・ブラウン社のDACチップを使用している。バー・ブラウン社のDACチップは本来のスペックでは11.2MHzの再生は不可能のはずだが、iFI-Audioは独自のプログラミングでそれを可能とする使い方をしているようだ。これによって、低価格のnano iDSDから全てのDACで11.2MHzのDSDが再生可能にしているのがiFI-Audioで、Retro Stereo 50のUSB-DAC、そしてmicro iDSDではさらに、その上のDSD512(22.6MHz~24.6MHz)にまで対応している。将来的にさらにハイスペックなDSD音源が商品化されても、対応できるポテンシャルを持っているのだ。

試聴音源はSuaraの「キミガタメ / 君のかわり」。11.2MHzと24bit/96khzのフォーマットで配信されているので、両方を聴いてみた。この2曲はピアノとギターだけをバックに、2015年に再録音されたもの。乃木坂のソニー・スタジオで、鈴木浩二氏をエンジニアに迎えて、レコーディングされている。鈴木さんはマスタリングが専門職と思っていたが、生楽器と歌の録音も素晴らしいのが分かる。

ギミックのないストレートな録音だが、それだけにスタジオのアンビエンスがよく分かる。とりわけ、11.2MHzで聴いてみると、音の消え際までが恐ろしくリアルで、シンガー、プレイヤー、エンジニアがそれぞれ繊細な感覚をはりめぐらしているのが手に取るように伝わる。Retro Stereo 50+Retro LS3.5のセットは空気感の表現力に富むので、こうしたアコースティックなサウンドを11.2MHzのDSDで楽しむにはもってこいだろう。

もう一度、価格を確認すると、Retro Stereo 50の実売価格が16万円(税別)。Retro LS3.5の実売価格が14万円(税別)。セットでも28万円(税別)というのは、親しみやすいパッケージだ。とりわけ、フォノ・イコライザーも11.2MHz対応のDACも備え、クラシカルなデザインの魅力にも富むRetro Stereo 50は、恐るべきコスト・パフォーマンスだと思う。

Retro LS3.5は同価格帯に幾つかのライバルがあるし、好みに応じて、違うスピーカーを組み合わせても、Retro Stereo 50は十分にその能力を発揮するだろう。パワーは25w+25wに過ぎないが、真空管アンプのスピーカー駆動能力は高いので、トランジスタの100w級のアンプを凌駕するに違いない。だから、能率の低いブックシェルフ型スピーカーも十分に鳴らすのではないかと思われる。

Retro LS3.5は能率が90dbと高めなので、他のアンプとの組み合わせでも問題ないし、小型なのでデスクトップ・スピーカーとしての使用も可能だろう。ただし、軽量ゆえに、設置にあたっては、重量のある堅い土台の上に、インシュレイターを使って置くなど、ある程度、神経を使った方が良さそうだ。そして、Retro Stereo 50+Retro LS3.5のセットで使った場合は、昨今のオーディオ製品にはなかなか見られなかった、家具の中に馴染むデザイン・プロダクトとしての魅力も感じられると思う。こんな製品をぽんと送り出してくるiFI-Audioは、面白い会社だと思わずにはいられない。

(text by 高橋健太郎)

高橋健太郎のOTO-TOY-LAB アーカイヴス
第1回 iFI-Audio「nano iDSD」
第2回 AMI「MUSIK DS5」
第3回 Astell&Kern「AK240」(前編)
第4回 Astell&Kern「AK240」(後編)
第5回 KORG「AudioGate3」+「DS-DAC-100」
第6回 M2TECH「YOUNG DSD」
第7回 YAMAHA「A-S801」
第8回 OPPO Digital「HA-1」
第9回 Lynx Studio Technology「HILO」
番外編 Lynx「HILO」で聴く、ECMレコードの世界
第10回 exaSound「e-22」

Retro Stereo 50で聴いてみよう

Dornik / Dornik

ロンドン在住のシンガー / プロデューサー。ジェシー・ウェアと様々なツアーを周り、彼女の推薦もあって名門レーベル、PMRと契約。ディスクロージャーやジェシー・ウェア、ジェイ・ポール、ジュリオ・バッシュモア等UKの今のシーンを揺るがすアーティストが多数所属するレーベル、PMRに所属。

Daymé Arocena / Nueva Era(24bit/48kHz)

ビリー・ホリデイ、エラ・フィッツジェラルドを継ぐキューバの秘宝。ジャイルス・ピーターソン、ピーター・バラカンが絶賛する超大型新人ジャズ・シンガー、ダイメ・アロセナ超待望のデビュー・アルバム。

Suara / キミガタメ / 君のかわり(11.2MHz dsd + 24bit/96kHz)

『Net Audio Vol.19』誌(2015年7月18日発売)の企画で、現在考えられる最高峰のスペックとして注目が高まるDSD11.2MHzでのレコーディングに挑戦したSuara。同レコーディングにて収録した「キミガタメ」と「君のかわり」のDSD11.2MHz音源が配信リリース。サイキックラバーのIMAJO(Gt)、今井隼(Pf)をサポートに迎えた、少人数のアコースティック編成。レコーディング・エンジニアには鈴木浩二(ソニー・ミュージック・スタジオ)、プロデューサーには有村健一(フィックス・レコード)を迎え、乃木坂のソニー・ミュージック・スタジオにPyramix System(MassCore+Horus)を持ち込み行われた。

>>特集ページはこちら

仕様

iFI Retro Stereo 50

■ワイヤレス・インプット
Bluetooth (aptX)×1

■デジタル・インプット
USB (DSD512/768kHz/2xDXD)×1
Coaxial (192kHz)×1
Optical (192kHz)×1

■アナログ・インプット
Phono(MM/MC Low/MC High/Line 3)×1
Line 1×1
Line 2×1
3.5mm(share with Line 2)×1

■アウトプット
Loudspeaker Output×1
3.5mm Headphone Output×1
6.3mm Headphone Output×1
出力 (Music)>25×25w (majority Class A)

■デジタル・セクション
PCM : 768/705.6/384/352.8/192/176.4/96/48/44.1
DSD : 512/256/128/64 24.6/22.6/12.4/11.2/6.2/5.6/3.1/2.8
DXD : 768/705.6/384/352.8kHz

■電源
AC 100V-240V

■サイズ
300×153×226mm(W×H×D)

■重量
5.8kg

iFI Retro LS3.5

■能率
90dB/2.83V/1m

■周波数特性
60Hz – 20KHz

■ドライバー
4.5インチ (115mm) ペーパーコーン・ワイドバンド/ 1.1インチ (28mm) シルクドーム・ツイーター

■クロスオーバー
0kHz アコースティック・クロスオーバー, ワイドバンドドライバーと高速反応ツイーター使用によりエレクトリックドライバー未使用

■エンクロージャー
ソリッドバンブーエンクロージャー+トランスミッション・ライン・ポート

■サイズ
146×268×226mm(W×H×D)

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筆者について
BB (Reviewed by Kentaro Takahashi)

本名:高橋健太郎プロデューサー、ジャーナリスト、選曲家など。高橋健太郎 文筆家/音楽制作者 評論集「ポップミュージックのゆくえ〜音楽の未来に蘇るもの」がアルテスパブリッシングから発売中。http://tinyurl.com/2g72u5e twitterアカウントは@kentarotakahash

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