2015/03/12 17:03

【予約受付中】5年半ぶりの超オルタナティブ革命!!ーーLIGHTNING BOLTが世界一ヤバいアルバムとともにカムバック

アメリカ一小さい州、ロード・アイランドのプロヴィデンスから世界一の爆音を轟かす!! ブライアン・チッペンデイルとブライアン・ギブソンによるドラム&ベース・デュオ、ライトニング・ボルトが5年半ぶりのアルバムをシカゴの老舗インディ・レーベル、スリル・ジョッキーよりリリースする。オーディエンスで溢れるフロアの真ん中で演奏するゲリラ・スタイルのライヴ・パフォーマンスなど、アンダーグラウンド・ロックに計り知れないほどの革命をもたらしてきた彼らによる、ハードコアでヘヴィ・メタリックでアヴァンギャルドでトランシーな世界一ヤバいノイズ・ロック。これは脳天をダイレクトに刺激するオルタナティブ最極北だ。なにがなんでも聴いてほしい。

5年半ぶり、待望のアルバムを予約開始
LIGHTNING BOLT / Fantasy Empire

【配信価格】
WAV / ALAC / FLAC / AAC : 単曲 205円 / まとめ購入 1,543円

【Track List】
1. The Metal East / 2. Over The River And Through The Woods / 3. Horsepower / 4. King Of My World / 5. Mythmaster / 6. Runaway Train / 7. Leave The Lantern Lit / 8. Dream Genie / 9. Snow White (& The 7 Dwarves Fans) / 10. Where Are Your Kids?

アルバム予約のお客様には、「The Metal East」の先行ダウンロード代金がチャージされ、販売開始時にアルバム価格から先行ダウンロード料金を引いた料金がチャージされます。

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狂いに狂ったサウンドが鳴り続く

2014年5月の〈TAICOCLUB〉でのライヴも記憶に新しい、アメリカの最強デュオ、ライトニング・ボルトが実に5年半ぶりのアルバムをリリース。ドラムとベースのみという、編成ながら狂いに狂った音源、そしてライヴを見せてきた彼ら。今作はなんと初めてのスタジオ・レコーディング(!)ということで、より彼らの音像がダイレクトに伝わる作品となった。

Lightning Bolt - Dead Cowboy @ TAICOCLUB'14
Lightning Bolt - Dead Cowboy @ TAICOCLUB'14

1曲目「The Metal East」から、いきなりアクセルを思い切り踏みまくってきたベースラインで始まるイントロ。そこにドラムが入り込んで来る瞬間の段階からもう完全に頭は空っぽになり、後はひたすらに押し寄せる音の塊に身を任せるしかないだろう。相変わらず、本当にデュオの演奏なのかと思わせるような音の分厚さ、そしてそこはかとなく現れる繊細な表現には感服するしかない。ハードコア・パンクやノイズの暴力性とサイケやトランスの反復の快感を同時に体験出来るサウンドからは、それを体現するための知性もそこに感じることができる。圧巻は本編最後の曲である「Snow White(& The 7 Dwarves Fans)」だろう。11分を超えるこの曲。ここに至るまでに聴ききった脳細胞にトドメを刺すように、狂いに狂ったサウンドが鳴り続く様には圧巻せざるを得ない。

約1時間に及ぶこのアルバムを聴き終えた後やってくる開放感。気がつくとまたこのアルバムを再生したくなるだろう。"Empire Fantasy"=空想の帝国、すなわち、あなたの中にある固定概念を粉々に打ち砕くような音を体験したければ是非この作品に触れてみてほしい。(text by 高木理太)

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アメリカ一小さい州、ロード・アイランドのプロヴィデンスから世界一の爆音を轟かす、ドラム&ベース・デュオ。口の中に含んだマイクを使って呻くように歌いながらノン・ストップでひたすら叩きまくる、肉体の限界に挑戦しているかのようなブライアン・チッペンデイルの狂騒ドラムと、ひずみまくり、ゆがみまくり、ライト・ハンド奏法も織り交ぜたブライアン・ギブソンの超高速ファズ・ベースから生み出される、ハードコアでアヴァンギャルドでありながらもトランシーなノイズ・ロック。

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PROFILE

LIGHTNING BOLT

ライトニング・ボルトはドラム / ヴォーカルのブライアン・チッペンデイルと、ベースのブライアン・ギブソンから成るロード・アイランド州プロヴィデンスのノイズ・ロック・デュオである。バンドは1994年、当時、トリオだったメンバーが、ロード・アイランド・デザイン学校に通っていたときに出会い、結成された。バンドは1997年にロード・レコードと契約し、2年後にセルフ・タイトルのデビュー・アルバムをリリースした。ライトニング・ボルトはこれまでに5枚のフル・レングス・アルバムと多くのアナログ・シングルをリリースし、いくつかのコンピレーションに参加している。

ライトニング・ボルトはステージではなく、フロアで周りに観衆を集めて演奏するゲリラ・スタイルのライヴ・パフォーマンスを常としていることで知られている。バンドのサウンドは概してうるさく、アグレッシヴだが、作曲上の影響源としてフィリップ・グラスとサン・ラーを挙げている。ライトニング・ボルトはこれまでに3回、日本をツアーしている。

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[レヴュー] LIGHTNING BOLT

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