2014/10/24 18:10

透明人間になれる秘薬!? ——SHIT HAPPENINGの新作『透明人間e.p.』を配信! 限定ボーナス・トラックも!!

2009年の閃光ライオットでグランプリを獲得し、TOTALFATや [Champagne]等のバンド・ツアーに参加するなど、デビュー以降バンドとして着実に進化を遂げているバンド、SHIT HAPPENING。そのポップなメロディー・センスとストレートなバンド・アンサンブル、そしてアイロニカルな歌詞で着実にファンを増やし、今年の3月に渋谷club asiaでのワンマン・ライヴを成功させるなど、今後が非常な楽しみなバンドである。

そんな勢いの止まらない彼らによる新作『透明人間e.p.』はいままでのバンドの個性をより強め、そしてそのサウンドを確固たるものにした意欲作である。またOTOTOY限定のボーナス・トラックとしてリードトラック「透明人間」のアコースティック・ヴァージョンも収録。ギターだけとは思えないアンサンブルとシリアス過ぎない焦燥感は、まさしく彼らにしか出せない音であろう。是非本作とともにお楽しみいただきたい。

OTOTOY限定ボーナス・トラック、「透明人間」のアコースティックVerも収録!!
SHIT HAPPENING / 透明人間e.p.
【配信フォーマット / 価格】
ALAC / FLAC / WAV : 単曲 200円(税込) / まとめ購入 1,000円(税込)
mp3 : 単曲 200円(税込) / まとめ購入 1,000円(税込)

【Track List】
01. Ripple
02. Link
03. 透明人間
04. Apes
05. 透明人間(Acoustic Ver)OTOTOY限定トラック

SHIT HAPPENING - 透明人間
SHIT HAPPENING - 透明人間

彼らを“透明人間”ではなく、いまよりも更に存在感を示させることになるだろう

追い手に帆を上げるSHIT HAPPENINGの更なる加速。2009年に10代限定のロック・フェスティバルである閃光ライオットにてグランプリを獲得。その後は2011年にはファースト・フルアルバム『THIS MEMORY TO ME…』をリリースし、コンスタントにリリースを続ける。今年の7月にアルバム『Ironic』をリリースしてから僅か3ヶ月足らずというペースでリリースされた今作、『透明人間e.p.』はバンドの勢いを如実に表す快作となった。

前作から3ヶ月という短い期間のせいなのか、全4曲、約10分弱のこのシングルに収録された曲は全曲アップテンポなナンバー。疾走感溢れる曲のみがパッケージングされている。1曲目「Ripple」のイントロから思わず拳を上げたくなり、体内の温度はいきなりMAXまでもっていかれる。2曲目の「Link」は少し叙情的なアルペジオから始まり、サビで爆発するライブ映えしそうな1曲。3曲目、表題曲である「透明人間」はグッドモーニングアメリカ企画によるコンピレーション『あっ、良い音楽ここにあります。その四』にも収録された1曲で、4つ打ちを軸としたナンバー。一聴して残るサビの「とっとっとっ透明人間に~」のフレーズの気持ち良さとアイロニカルな歌詞が面白い1曲だ。最後の曲「Apes」は、ボーカルである小野崎の感情が爆発するような歌声と展開の多さが、2分半という短さを感じさせない曲となっている。

SHIT HAPPENING - 透明人間
SHIT HAPPENING - 透明人間

前作『Ironic』のツアーもまだ終わりを迎えてないこのタイミングでリリースされた今回のシングル。全曲に共通する、聴いてすぐにシンガロングやコール&レスポンス出来そうなキャッチーさと、畳み掛ける勢いは、ライブでフロアが涌き上がるのを容易に浮かばせる。彼らを“透明人間”ではなく、このシングルで、いまよりも更に存在感を示させることになるだろう。今作を聴いて、是非現場で彼らのほとばしるパッションを感じよう。(text by 高木理太)

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ライブ・シーンでめきめきと頭角を現し、アークティック・モンキーズなどに喩えられていた、切れ味鋭いギターとタイトなビート感、あるいは、昨今人気の四つ打ちダンス・ロック的なアプローチなど、これまでの彼らを印象付けて来たサウンドを磨き上げつつも、音の抜き差しのバランスや、静から動へと展開する爆発力など、よりスケール感を増した楽曲を響かせる本作。

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PROFILE

SHIT HAPPENING

2013年、新設レーベル『Good Shoes Record』に移籍。移籍後初のミニアルバム「GO WITH ME」をリリース。リリースツアーでは全国20カ所以上を回り、2014年3月に行われたツアーファイナルワンマン@渋谷clubasiaはSOLD OUTを記録し、大盛況の中幕を閉じた。2014年7月には、前作「GO WITH ME」から、よりキャッチーに、よりシンガロングできる要素を選び抜き、更に進化させたミニアルバム「Ironic」をリリース。8月の下北沢SHELTERワンマンを皮切りにリリースツアーをスタートしている。更に8月20日発売のグッドモーニングアメリカ企画『あっ、良い音楽ここにあります。その四』にも参加し、11月のTSUTAYAO-EASTでのグドモフェスにも参戦決定!そして、前作のリリースからわずか3ヶ月足らずという驚異的なスピードで4曲入りEPのリリースを発表したSHIT HAPPENINGは、シーンを射抜く存在となるべく走り続ける。

>>SHIT HAPPENING official HP

[レヴュー] SHIT HAPPENING

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