2012年11月、渋谷クアトロでのワンマン・ライヴを成功させた、東京青山発のポップ・ロック・バンド、bananafish。OTOTOYでは、彼らの2ndフル・アルバム『SYNCHRONIZE』を、先行フル試聴&先行配信開始。UKロックを軸に、様々なジャンルの音楽を取り込み、独自の進化を遂げた、彼らの新機軸という作品になっている。2014年1月には赤坂BLITZでのワンマン・ライヴという、バンドとしての勝負に出たbananafish。その熱い想いをOTOTOYは、引き続きがっつり追っていく予定だ。まずは、本作を作るために通ったという埼玉山奥のスタジオ「ネバーランド」で、メンバー全員へのインタビューを決行。なんと、12月には真冬のネバーランドから生ライヴをUstream中継する予定だ!! 10月末から行なっている路上ライヴ、そしてネバーランドからのUstreamを経て、どのような成長を見せるのか。その後に繋がっている赤坂BLITZまでの道を、ぜひ一緒に追いかけてほしい!!

2ndフル・アルバムを一週間先行配信


bananafish / SYNCHRONIZE

【配信価格】
wav 単曲 200円 / まとめ購入 1,800円
mp3 単曲 180円 / まとめ購入 1,500円

【Track List】
1. シンクロナイズ / 2. エスケープ / 3. ラバーソウル / 4. エリミネーター / 5. シャンパンビスケット / 6. 雨のメロディー / 7. 夜明け前 / 8. シルビアに花束を / 9. レディースナイパー / 10. またどこかで


赤坂BLITZ ワンマン・ライヴ決定!!


bananafish 2nd Album “SYNCHRONIZE”
Release ワンマン・ライヴ


2014年1月25日(土)@赤坂BLITZ
open / start : 18:00 / 19:00
チケット : 3,500(ADV/+D)


【チケット一般発売】2013年10月26日(土)~
チケットぴあ : 0570-02-9999 (Pコード:210-745)
■ローソンチケット : 0570-084-003(Lコード:73548)
■e+ : http://eplus.jp

INTERVIEW : bananafish

自らレーベルを興し、昨年1stアルバム『SCROLL』をリリース、11月3日には渋谷クアトロでのワンマン・ライヴを成功させ、昨年末のOTOTOY主催〈OTOTOY AWARD 2012〉では『Member's Choice Award』準グランプリを獲得する等、目覚ましい活躍を見せたbananafish。次なる目標として掲げた赤坂BLITZワンマン・ライヴへ向けて、11月20日に2ndアルバム『SYNCHRONIZE』をリリースする彼らが曲作りの為に通ったという埼玉県の山中にあるスタジオ「ネバーランド」にてインタビューをおこなった。昨年以降メンバーの脱退もあり、バンドにとって決して平坦な道のりではなかったはずだが、新ドラマー尾頭裕文の加入は彼らにとってポジティヴな変化となったようだ。現在のバンドの状態を聞くと共に、所謂“D.I.Y精神”だけでは生み出せないであろうbananafishの音楽の魅力に迫るべく、今回は『SYNCHRONIZE』全曲解説をお願いした。心機一転の新作に、メンバー全員が手応えを感じてるようだ。

取材・文 : 岡本貴之

左から、中西出大、赤芝栄亮、尾頭裕文、角川明

このバンドはみんなが向いている方向が1つしかない

――まず、昨年の1stアルバム『SCROLL』リリース、11月の渋谷クアトロでのワンマン・ライヴあたりから、ここまでを振り返って貰えますか?

角川明(Guitar・以下角川) : クアトロのワンマン・ライヴまでの流れはおかげさまで大成功だったんですけど、その後メンバーの脱退がありまして。ただもちろんそれによって活動がブレることはなく、武道館を目指していくという姿勢は変わらなくて。そこでメンバーを募集をしたところ、ヒロ(尾頭 裕文)が加入することになったんです。彼は最初から本当に馴染み方がすごかったんですよ。「あれ? 前からいたんじゃないの?」っていうくらい。
尾頭裕文(Drums・以下尾頭) : そうですね。思ったより早く馴染みましたね。
赤芝栄亮(Vocal&Guitar・以下赤芝) : 1ヶ月でもう2年位一緒にいるみたいな(笑)。

――尾頭さんはこれまでどんな活動をしていらっしゃったんですか?

尾頭 : 自分のリーダー・バンドをやっていたんですけど、活動休止になりまして。その後ちょうどいいタイミングで(bananafishと)出会った感じですね。このバンドはみんなが向いている方向が1つしかないので、必然的にそこに気持ちが向かうしかないというか。馴染みやすいというか、やりやすいんですよね。
角川 : バンドを一緒に続けて行くには、結局は人間性だと思うんですよね。家族みたいになっちゃうわけだから。第一印象でそういうフィーリングが合った感じでした。

角川明

――ただ、赤坂BLITZライヴが決定しているバンドに入ってくるには相当自信が必要ですよね?

角川 : 自信はあるんですよ、ヒロは(笑)。
尾頭 : まあ、そうっすね。
一同 : ははははは!
角川 : いや本当に、ドラムの腕前は文句なしです。

――中西出さんはベーシストとして尾頭さんの印象はいかがですか?

中西出大(Bass) : 初めて一緒に音を出した時から一番しっくりきたんですけど、後で飲みながら話したら同じ音楽が好きなことがわかって。フィーリングも近いし、腕は文句ないし。だからヒロが加入して僕が一番楽をしているというか、楽しんでますね。自分が曲を聴いてこうしたいな、という同じ方向にヒロもいるんです。

――赤芝さんはどんな印象でしたか?

赤芝 : めっちゃよかったですよ。練習とライヴはやっぱり違うんですけど、ライヴでも安定してたし、僕は手数が多いバンドが好きなんですけど、ヒロはすごく多いし。
尾頭 : そう? 抑えてるんだけどな(笑)。
赤芝 : それがめっちゃ良かったですし、楽しかったですね。

――サウンドはどのように変化しましたか? 僕はライヴを見て、結構ハードになった印象でしたけど。

角川 : 簡単に言うと、カッチリ上手いんですよ。今までの曲を演奏しても、「あ、こういう曲だったんだ」というような発見がありましたね。過去の曲が全然違う表情を見せてくるような。
赤芝 : 他のパートのフレーズがクッキリ聴こえてくるようになりましたね。
中西出 : もし、ハードになったっていう印象があるとしたら、いままでは押すところを上げることはできていたと思うんですけど、ヒロは引くところでちゃんと凹ませてくれるんですよ。だから波の上下のレンジが広くなったからじゃないかと思います。
角川 : (インタビュアーに)他にライヴを見て感じたことはありますか?

――ボトムがしっかりした分、角川さんのこれまでオブリ中心だったギターのバッキングが落ち着いた印象はありました。

角川 : ああ、なるほどね。
赤芝 : ああ、確かに。
角川 : 今まではギターで(バンドの音を)色々飾らないと弱かった部分を感じていて。そうしなくても成立するようになったんですよ。
中西出 : ヒロのビートだけで曲のノリがある程度成立しちゃうから、逆に引く方が良いなって事なんじゃない?
角川 : うん。でも意図的にそれをやめようとしてやってるんじゃなくて、自然にそうなったイメージです。

踏まれても踏まれても立ち上がっていく気持ちのことなのかな

――では、アルバム『SYNCHRONIZE』について聞かせて下さい。まず、これまで同様タイトルは“S”から始まりますね。

角川 : bananafishは一貫してSなんで(笑)。ただ、今回のアルバムについては1枚目の『SCROLL』で“巻き込んだ”人達と“共鳴する”という意味で『SYNCHRONIZE』というコンセプトを作りました。

――今日、インタビューをしている埼玉県の「ネバーランド」で曲作りをしていたんですか?

角川 : そうです。このネバーランドがなかったら、『SYNCHRONIZE』はないってくらい、ここの環境感が音になっているんです。都内のスタジオだったらこうならなかったですね。
尾頭 : うん、絶対アレンジが変わってたと思います。多いときはほぼ毎週通ってましたね。行き帰りを入れると本当に早朝から深夜まで。だから、俺が早く馴染んだのってここのおかげなんですよ。
角川 : なにも邪魔されなくて集中出来たんです。自然だらけだし最高でしたね。

尾頭裕文

――では『SYNCHRONIZE』の全曲解説をして頂きましょう。まずシンセのイントロが印象的な1曲目「シンクロナイズ」。

角川 : たぶん、『SCROLL』からだいぶ変わったという印象だと思うんですけど、やっぱり1枚目を越えたいという気持ちがあって。そういう意味でわかりやすく変化を表すことが出来た曲だと思います。元々自分はそんなにギターにこだわってなくて、曲を表現する上でシンセで代用できるんであれば、それでいいと思ってます。
赤芝 : 歌詞はライヴを意識して、サビの部分で「カモンカモン~」ってわかりやすくして、お客さんが手を挙げてるような一体感を浮かべて作りました。これまでbananafishのスタンスを表した曲のタイトルってなかったんですけど、そういう曲になりましたね。
角川 : この曲は、『SYNCHRONIZE』の中で一番時間がかかった曲なんですよ(笑)! 去年から骨組みがあったんですけど、ヒロが加わったことで出来た象徴的な曲ですね。
尾頭 : 本当、ボツになりそうだったんですけど、最後の最後にできたんですよ。
中西出 : これ、迷宮入りしかけて、みんなでトボトボ帰る車の中で、ヒントを得てできたんだよね。
角川 : 急成長した曲だよね。それが表題曲に一気に登りつめることがあるんだっていう(笑)。

――2曲目は「エスケープ」。得意の高速ギターリフですね。

中西出 : 楽曲の大きな流れとしては前作の延長線上にありつつ、こう変わりましたよっていう曲ですね。
角川 : お客さんがワ~ってなるリフを作りたいなって思ってたときに、これはいけるぞっていうのが出てきて、一気に作った感じです。
中西出 : リフとシンセと、ヒロのビートがキモだよね。
角川 : それと、バンド史上初の女性コーラスが入った曲なんですよ。amamoriさんっていう女性アーティストなんですけど。Bメロの部分で、開ける感じが欲しくて。なんとなくamamoriさんの声があればいいなってイメージで。バンド初の試みでした。

――歌の世界は赤芝さん得意のストーリー性のある歌詞ですね。

赤芝 : 曲作りをしている時は、適当な英語で歌ってるわけですけど、録音した音を家で聴いてたら映像が浮かんできて。犯人が警察に追われているっていう、ルパン三世と銭形警部みたいな(笑)。イタチごっこみたいな歌詞にしようと思って。言葉の組み合わせも考えて作りました。
尾頭 : うちらは洋楽がすごい好きなんですけど、全然ひけをとらないなと思うし、世界で戦える曲だと思います。
一同 : おぉ~!!
尾頭 : 大きなフェスに出てやっても勝てる曲だと思いますし、大好きな曲です。

――この〈ノンレム睡眠 レム睡眠〉という語感は何回聴いても残りますね。

一同 : ははははは!
角川 : あんまりないよね、こういう歌詞(笑)。
赤芝 : 面白い言葉を並べるのがいいなと思いまして(笑)。
角川 : この曲はPVも公開する予定です。

――「ラバーソウル」はニューウェーブ、ニューロマンティック的な音の印象ですけど、これは中西出さんの嗜好じゃないですか?

中西出 : ああ~、そうだと思います(笑)。
角川 : 実際、(中西出)大の反応が一番よかったです(笑)。
中西出 : これは僕の一番のお気に入りで。最初にカドが持ってきた時に「これ、売れるよ」って(笑)。
一同 : ははははは。
中西出 : デモで聴かせてもらった段階で全箇所でベースのやるべき役割が見えて、あとはそれを弾くだけっていう感じでした。

――歌詞は全部赤芝さんですけど、曲作りはどう分担しているんですか?

角川 : 曲の根幹は俺と赤芝が作ってて、それをバンドに持ってくる感じなんだけど。この曲はオレもメロディを書いた珍しい曲なんだよね。基本は俺が作ってくる曲はオケを全部作ってくるんですよ。それをスタジオで何度もやってるうちに赤芝が歌を出してくるようなやり方をしているんです。でもこの曲は構成の段階からこんなメロディが乗るだろうなと思ったんで書いたんですけど、赤芝的には最初からメロディが出来てるから、それを歌うのに抵抗があったみたいで。
赤芝 : そうですね。自分のメロディじゃないんで、どうやって歌詞を乗せたら良いかわからなくて。
角川 : だから、bananafishとしては珍しい曲なんですよ。

――歌詞については、どんな思いがあるんでしょうか?

赤芝 : 小さい頃から思い描いていた夢を今でも持ってる人達の背中を押すような曲が書けたらいいなと思っていたんです。僕らも赤坂BLITZワンマン・ライヴっていう目標があって、そこに突き進む自分達のことも歌ってるんです。
角川 : 後半は特にbananafishのことについて歌ってるんじゃないかな? って思っています。
赤芝 : 「ラバーソウル」はビートルズのアルバム『Rubber Soul』から来ていて、直訳したら“ゴムの魂”ですけど。ゴムって、力を加えると何倍にも伸びるわけじゃないですか? bananafishにとっては赤坂BLITZという目標を決めたときに、何倍もの力を発揮して立ち向かっていく、という意味を込めてます。あと、『Rubber Soul』って本当はゴムの靴底って意味ですから、それは雑草精神というか、踏まれても踏まれても立ち上がっていく気持ちのことなのかな、とも思ってたんですよ。
角川 : うん。まさにこの曲は今のbananafishのテーマ曲だと思ってます。

一時期内向的な歌詞ばかり書いてる時期があって

――続いて4曲目「エリミネーター」。これも珍しくオールド・ロックな雰囲気ですね。

角川 : 曲自体は以前ミニ・アルバムにも収録されている曲なんですけど。次の「シャンパンビスケット」が変わった曲なんで、間に入れたくて。
赤芝 : これは一番最初はテンポが速かったんですけど、丁度その頃出たストーンズのアルバム『A Bigger Bang』の1曲目の「Rough Justice」を聴いて、あ、こういうのいいなと思って作ったんです。まあ曲は全然似てないですけど(笑)。
角川 : 一番最初の最初はブラーの「Song2」(『Blur』収録)のリフみたいなのを作って、赤芝に渡したんだけど。そしたら全然違う曲になって…。
一同 : ははははは!
角川 : そこからまた違う曲になって行ってるから、構成が結構謎なんだけど、俺はこの曲は秀逸だと思うんですよ。
中西出 : わかるわかる。一番ヘンテコだけど、紹介するのにはわかりやすい。

――「シャンパンビスケット」についてはまず歌詞の意味を教えて下さい。

赤芝 : フランスの方々がシャンパンにビスケットをつけて食べるという習慣があるらしくて。それを僕は知らなかったんですけど、このタイトルありきで歌詞を書きました。
中西出 : 「シャンパンビスケットって知ってる? 大ちゃん?」ってすごく嬉しそうに言ってきました(笑)。
一同 : ははははは!

赤芝栄亮

――サウンドはディスコっぽくて、ギターのオリエンタルなリフが良いですね。

角川 : この曲も前からあったんですけどね。ギターのリフは赤芝がなんとなくイメージがあったのを、俺っぽく弾いたんですけどね。bananafishっぽいかもしれないですね。

――次の「雨のメロディ」はストレートなアレンジが意外だったんですが、これはメロディがすごくいいんで、演奏がシンプルになったんでしょうか?

角川 : はい、そうですね。
尾頭 : まさしくその通りです。
角川 : 全部をゴチャゴチャにするのは嫌いなんですよね。メロディを聴かせたい時にギターが後ろでゴチャゴチャしたくないというか。
尾頭 : この曲も結構時間がかかってるんですよ。やっぱりメロディが良いなとみんな思ってて、でもこのままやったら普通過ぎるから変なことしようと思ったんですけど、上手くいかなくて。それで原点に戻ったら、「あ、これが一番良いね」ってなったんですよね。赤芝の声で充分bananafishのカラーっていうのは出せるんで、無理してサウンドで変わったことをする必要ないよね、って。
角川 : このメロディのよさもbananafishの売りなんで。アルバムの中でもここから3曲が連作というか、また違う世界に入っていくんです。この3曲は『SYNCHRONIZE』の中でもこだわってますね。

――次の「夜明け前」はアコースティックな曲ですね。

角川 : この曲も実は前からあったんですけど。3人で曲作りしてて、大がドラム叩いたりしてたら出来た曲なんですけど。絶対入れたい曲だったんです。これは好きな人は好きな曲なんだよな~。わからない人にはまったくわからないという(笑)。
一同 : ははははは!
赤芝 : ツーコードだしね。

――歌詞は内向的な感じですが。

赤芝 : 一時期内向的な歌詞ばかり書いてる時期があって。ある日夏の夜に公園に行ってベンチに座りながら暗闇を見てたときの気持ちを書こうとしたんです。絶望しきってる感じというか。その時のニュアンスが反映されていますね。

――次は「シルビアに花束を」。これもミドルテンポのアコースティックな曲ですね。

角川 : これは俺が書いて赤芝に渡して、割とすぐできたんじゃないかな。J-POPっぽさがあるような気がするけど。

――最初と最後にドラムのソロ的なプレイがありますね。

角川 : それはもう、UKっぽい雰囲気ですね(笑)。コールドプレイとか。

このD.I.Y精神でどこまで行けるのかという、先駆けになりたい

――次の「レディースナイパー」はbananafishの真骨頂といった感じの曲ですよね。

角川 : ははははは。これは完全に新しい曲です。赤芝の曲なんですけど、こういう世界観ていうのはなかなか出せないんじゃないかなって。確かにすごくうちららしいんじゃないかなぁ。
中西出 : うん、そうだね。

――僕はアルバムの収録曲のタイトルだけ見たときにまず、この曲が一番bananafishらしいと思いました。

一同 : ははははは!
角川 : なんか追っかけてる歌詞が多いよね? チェイスしてる感じが。
中西出 : チェイス系(笑)。
赤芝 : 最後、主人公が死ぬんですけどね(笑)。

中西出大

――赤芝さんはそういう小説が好きなんでしたっけ?

赤芝 : 村上春樹が好きで。いつの間にかどっかに行っちゃう女の子とかをよく描いていて。それと、アメリカン・ニューシネマの影響があって、「明日に向かって撃て」「イージーライダー」とか。ああいう映画って主人公がいきなり死んだりするじゃないですか。それを見たときに、自分が思ってることを最後まで思い続けるのって難しいのかなって。それが印象的で、自分の歌詞の世界に持ってこようと思ってるんで、よく主人公が死んじゃうんですけど(笑)。

――赤芝さんの歌詞は主人公がいる架空の物語と、内向的な自分を出すという、2本立てになっていますけど、それは意識して書いてるんですか?

赤芝 : はい、それは意識してます。内向的な自分を出せる曲調ってあるんですよね。

――そういった意味では最後の「またどこかで」という曲も脚色されていない歌ですね。

赤芝 : これは本当ストレートに、なんのひねりも入れずに書いた曲です。

――これはアルバムのラストらしい曲ですね。

角川 : そうですね。これは割と意図した所があって、赤坂BLITZのライヴを念頭に置いて、こういう曲を作ろうよというイメージがあって作りました。

――その赤坂BLITZライヴまでに、路上ライヴを毎週やっていくという宣言がありましたけど、もう既にやっていらっしゃるんですか?

角川 : そうですね、やってます。通行人の方にも振り向いてくれる方が結構いらっしゃって。もっとやりたいなって思いました。

――新宿駅の南口のあたりって、結構ストリート・ミュージシャンが多い通りですよね?

角川 : 混んでますね(笑)。あとどうしても途中で止められたりしちゃうのは残念ですけど。
中西出 : やってると、外国人の方が足を止めてくれるんですよ。うちらの曲に反応してくれますね。
角川 : これからも毎週、木曜日か金曜日の夜にやりますんで!

――他には赤坂BLITZに向けて何か決まっていることはありますか?

角川 : PVが3本、それまでに発表されるので是非見てほしいです。

――赤坂BLITZワンマン・ライヴに関しては、昨年11月に発表したわけですから、1年越しの実現なわけですけど。BLITZのキャパはクアトロでの集客の倍以上ということになりますが、いかがですか?

角川 : そうですね。bananafishは基本的にこのD.I.Y精神でどこまで行けるのかという、先駆けになりたいっていう気持ちはあるので。ここは俺達が挑まなくてどうすんの? というところで。色々ありましたけど、「やるぞ!」と。そしてやるからには成功させます。あとは、大きいステージだからこそできる仕掛けも考えていますので、楽しみにしていて欲しいですね。『SYNCHRONIZE』を聴き込んで赤坂BLITZに来てくれれば、絶対楽しめるライヴになると思います!

2013年12月11日(水)極寒の山の中から生ライヴをUstream中継決定!!

10月より毎週路上ライヴを行なってきたbananafishが、真冬の野外ライヴを決行!! ライヴ場所は、『SYNCHRONIZE』の制作に大きな影響を与えたという、埼玉山奥のスタジオ、ネバーランド。赤坂BLITZでのワンマンを目前に、12月の山奥から気合いを入れたライヴをお届けします。その様子は、OTOTOY TV♭にて生中継。OTOTOYのスタッフも一丸となって、彼らの気合いをお届けいたします!!

真冬の野外生ライヴ!!!

bananafish スペシャル野外ライヴ in 埼玉県ネバーランド~極寒の山の中でライヴします~

放送日時 : 2013年12月11日(水) 20:00〜21:00
出演 : bananfish

チャンネル : TV♭

LIVE INFORMATION

TOREMONO×STAR PINE'S CAFE presents [踊る人たち]
2013年11月19日(火)@吉祥寺STAR PINE'S CAFE

Music Puzzle vol.2
2013年11月29日(金)@代々木Zher the ZOO

狩野七夏レコ発“FULLCOURSE ROCK PARTY ”~ナナフェス!!!!!!!~
2013年12月8日(日)@高円寺CLUB MISSION'S

bananafish 2nd Album “SYNCHRONIZE” Release ワンマン・ライヴ
2014年1月25日(土)@赤坂BLITZ

Profile

bananafish

UKロックを軸に様々なジャンルの音楽を取り込み、独自の進化を遂げ続ける東京青山発のポップ・ロック・バンド。2012年1月の青山月見ル想フでのワンマン大成功~TOKIO、森山直太朗、coccoらの作品を手がける映像監督、西川修司氏プロデュースによる「シンデレラハンター」「朝焼け」のPV公開と、現在進行形で人気度、注目度ともに急上昇中のロック・ポップ・バンド、bananafish。同年11月に行われた渋谷クアトロでのワンマン・ライヴも大成功に終わり(動員人数約450名)、渋谷・新宿限定で発売した1stフルアルバム『SCROLL』が好評を博し、2013年1月に全国リリース。音楽情報サイト“OTOTOY”主催のOTOTOY AWARD 2012で『Member's Choice Award』準グランプリを獲得するなど話題を呼び、完全自主レーベルでは異例の2000枚のセールスを記録。2013年5月よりGOODWARP、N.Y&Bicycle、ビーチ・バージョンと共に共同企画『それでいい』を4ヶ月連続で開催。全4回で延べ500人を動員。同年11月20日に2nd Full Album『SYNCHRONIZE』のリリースが決定。2014年1月25日(土)に赤坂ブリッツでのワンマン・ライヴが決定。耳に残るアーシー・ボイス、変幻自在のギター・リフ、ギターとベースの演奏アプローチの対比から観客を巻き込む圧巻のライヴ・パフォーマンスが定評を得ている。

>>official HP

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インタヴュー

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