ザ・ミュージックのロブ・ハーヴェイと、ザ・ストリーツのマイク・スキナーによる、最新プロジェクトThe D.O.T.(ザ・ディー・オー・ティー)が遂に本格始動となった。来年の本格デビューを前に、既にSound Cloud上で発表している楽曲に新曲を2曲加えた今作『And That』。7月のフジロックでも超満員のオーディエンスを熱狂させるなど、お互いのバンド/プロジェクト終了後も衰えぬ人気の高さを証明している。彼らの今後の活動からは、一瞬も目を離すことができない!


The D.O.T. / And That

00年代UKミュージック・シーンを代表する2人による最強デュオ、The D.O.T. がプレ・デビュー・アルバムをリリース!

【販売価格】
mp3、wav 200円 / 1,200円

今最も注目を浴びるユニットが遂に動き出す

The Musicのロブ・ハーヴェイとThe Streetsのマイク・スキナー。2011年に各々の活動を終了させたその直後、彼らが再び、それもタッグを組んで活動を始めた。その名はThe D.O.T.。6月に発売したEP盤、フジロックでの初お披露目を経て、ついにプレ・デビュー・アルバム『アンド・ザット』が日本限定でリリースされた。実は10年以上の付き合いがある2人。The Streetsのラスト・アルバムでの共演から始まり今回のコラボレーションに至ったという。作曲にルールはなく、2人それぞれの手により思いのままに製作された楽曲たち。The Music後期の延長線上にあるダンス・ロックを根底に置きながらも、それぞれ今までのジャンルにとらわれない多種多様なアプローチを展開させている。爽快感のあるイントロと唸るようなビートが挑戦的な「And A Hero」から始まり、アラビアンな雰囲気漂う「You Never Asked」は女性シンガー、クレア・マグワイアと、ラッパーのダニー・ブラウンを迎えた。さらにミニマルなポップ・ソング「Shut Up And Keep Talking」、バンド・サウンドが前面に出されたバラード「Where I did go」といったように、バンドでもヒップ・ホップでもない試みが1枚に凝縮されている。

バンドやソロ・プロジェクト経験者が新たなスタートに出るとき、その背後についてくるものは必ず“これまでの自分”である。そんな“これまで”を意識せずに始めた“音楽を楽しむため”のプロジェクトであるThe D.O.T.は、プロとしての挑戦という以上に、彼らの素朴な音楽への愛を全身で感じさせてくれる作品だ。オルタナティブなバンド・スタイルというものは、もはや当たり前のように感じるが、彼らはきっと互いのジャンル、音楽へのこだわりを擦り合わせるためにこういった多彩なアプローチでアルバムを展開させたのではないかと思う。フジロック好きな”フジロッカー”として知られるロブ。本作を引っさげて、来年のフジロックも何らかの形で登場してくれるのではないだろうか。The D.O.T.という舞台で、ロブ独特のダンスを披露してくれるのではないかと楽しみにしている。(text by 梶原綾乃)

左からマイク・スキナー、ロブ・ハーヴェイ

RECOMMEND

The D.O.T. / Whatever It Takes EP

ザ・ミュージックのフロントマン、ロブ・ハーヴェイと、ザ・ストリーツことマイク・スキナーによるプロジェクト、ザ・ディー・オー・ティーの日本独自企画盤EP。

Flying Lotus / Until The Quiet Comes

最先端の音楽シーンにおいて、もはや誰もが認める中心人物として君臨するフライン グ・ロータス。ジャズやソウル、エレクトリック・ミュージックにおける過去の偉大な巨匠たちが抱いた野心やヴィジョンを共有し、それでいて、誰も見たことがない圧倒的な未来を描いてしまった最新作『アンティル・ザ・クワイエット・カムス』が遂にその全貌を現す。

>>>『Until The Quiet Comes』の特集はこちら

Gotye / Somebody That I Used To Know (feat. Kimbra) Remixes

今年全世界で最も売れている曲「Somebody That I Used To Know (feat. Kimbra)」のリミックス・アルバム。世界を代表するDJティエストや、アドロック(ビースティ・ボーイズ)等豪華リミキサーが参加。

PROFILE

The D.O.T.(ザ・ディー・オー・ティー)
ザ・ミュージックのフロントマン、ロブ・ハーヴェイと、ザ・ストリーツことマイク・スキナーによる、ニュー・プロジェクト。2011年のザ・ストリーツとしての最後の作品に3曲ボーカルとしてロブが参加し、その後のツアーも帯同するなど交流の深かった2人が、お互いのバンド/プロジェクトを終了させ、新たなプロジェクトを始動。2000年代のUKを代表する2人が迎える最新プロジェクトが遂に始動。2012年7月に出演したフジロックのレッドマーキーでのステージは、アルバム発売前にも関わらず7000人を越える超満員の観客を熱狂させた。10月に世界初リリースとなる、プレ・デビュー・アルバム『アンド・ザット』の発売が決定(CDは日本国内のみの発売)。今世界から最も注目が集まるプロジェクト。

o

 
 

レヴュー

《12ヶ月連続配信企画、第6弾》──goodtimes、新曲配信とともに彼らを捉えるべきライヴへ潜入
[CLOSEUP]・2017年08月16日・《12ヶ月連続配信企画、第6弾》──goodtimes、新曲配信とともに彼らを捉えるべきライヴへ潜入 突如、アーティスト写真もなく素性も知れない2人組ギター・ロック・バンドが現れた。彼らの名前は「goodtimes(グッドタイムス)」。まだほとんど情報がないにも関わらず、2017年3月より《12ヶ月連続音源配信》をOTOTOYで行うことになった。そんな思い切った企画をスタートさせた彼らによる第6弾音源「不満」を配信、そして今回は彼らのライヴに潜入。彼らのライヴ・レポートを掲載する。 goodtimes12ヶ月連続配信、第6弾goodtimes / 不満 '【配信形態】WAV、ALAC、FLAC(24bit/48kHz) / AAC【配信価格】250円【収録曲】''1. 不満 LIVE REPORT : 人生の一部を彩るもので得られる感覚に似ていた 今まで楽曲配信を毎月行い、ついに今作で第6弾となったgoodtimes。今回はその新曲「不満」のリリースとともに、彼らの楽曲の振り幅の大きさを肌で体感すべく、ライヴ会場へ潜入した。体感0距離のライヴで、人間同士の心がぶつかり合う様子が伺えた。 goodtimes
by 宮尾茉実
愛乙女☆DOLL、2タイトル同時リリースのニューシングル独占ハイレゾ配信
[REVIEW]・2017年08月15日・愛乙女☆DOLL、2タイトル同時リリースのシングルをOTOTOY独占ハイレゾ配信 7人組アイドル・グループの愛乙女☆DOLL(らぶりーどーる)が約1年ぶりのシングル『夜明け前、虹が差す』『光のシンフォニー』の2タイトルを同時リリース、OTOTOY独占ハイレゾ配信がスタートした。グループ新体制後初の作品をひっさげて、夏恒例でもあるアイドルイベント / フェスに続々出演中のらぶどる。もう夏も終わりに近づいてますが… メンバー全員から夏フェスへの意気込みコメントをもらいました! 2タイトル同時リリース!愛乙女☆DOLL / 夜明け前、虹が差す'【収録曲】1. 夜明け前、虹が差す2. Brand-New-World 3. 夜明け前、虹が差す (Instrumental)4. Brand-New-World (Instrumental) 【配信形態】24bit/48kHz WAV / FLAC / ALAC / AAC【配信価格】単曲 257円(税込) / まとめ価格 1,000円(税込)愛乙女☆DOLL / 光のシンフォニー'【収録曲】1. 光のシンフォニー2. Lion〜孤高の騎士〜3. 光のシンフォニー (
OPNによる映画『Good Time』のサウンドトラック・アルバムをハイレゾ配信開始!
・2017年08月15日・REVIEW : 鬼才、OPNが手がけた本年度カンヌ・サウンドトラック賞受賞OSTをハイレゾ配信 もはや2010年代の電子音楽を象徴する存在といっても過言ではない、ダニエル・ロパティンによるプロジェクト、ワンオートリックス・ポイント・ネヴァー(以下、OPN)。2015年のアルバム『Garden Of Delete』リリース以降の2年間も、オリジナルのアルバム・リリースはないものの、アノーニのアルバムをハドソン・モホークと手がけたり、FKAツイッグスとのコラボの噂などなど、その話題には事欠かない。そんなOPNの新作は、映画『Good Time』(日本は11月公開)のOSTとなっている。映画はNYで銀行強盗を企てる兄弟、その弟が逮捕され…… という、1文の映画紹介と、すでに公開されているトレイラーから伺い知ることしかできないものの、映画自体はおそらくかなりスリリング&物騒な内容ではないかと。またOSTとしての本作はすでに、本年度カンヌ・サウンドトラック賞受賞。すでにOSTとして高い評価を受けて話題になっている作品。さて鬼才OPNが手がけたOSTとは? OTOTOYでは本作をハイレゾ配信するとともに、CDと同内容
by 八木 皓平
【REVIEW】色彩をもたらす原風景の起源──haruka nakamura PIANO ENSEMBLEが築いた箱庭音楽の究極『光』
[REVIEW]・2017年08月08日・色彩をもたらす原風景の起源──haruka nakamura PIANO ENSEMBLEが築いた箱庭音楽の究極『光』 過去にはNujabesとも共作を果たし、ポストクラシカル・シーンのみならず多彩な活躍を続けるharuka nakamura。4th『音楽のある風景』(‘14)、LP+CD『CURTAIN CALL』(‘16)に続き、haruka nakamura PIANO ENSEMBLEの飽くなき挑戦の最高到達点ともいえるライヴ録音集がリリース。夕暮れを切り取ってきたこれまでのアルバムから、光そのものに焦点を当てた新作。静謐な序盤からクライマックスに向けて荘厳で壮大になっていく崇高な展開には息を呑むことだろう。そんなポストクラシカルの新たな名盤をOTOTOYでは独占ハイレゾ配信のスタートとともにレヴューをお届けする。 ポストクラシカルの新たな名盤をハイレゾ配信! haruka nakamura PIANO ENSEMBLE / 光'【配信形態】ALAC、FLAC、WAV(24bit/96kHz) / AAC【配信価格】 単曲 432円(税込) / アルバム 2,700円(税込)【収録曲】''01.
by 中の人
【REVIEW】ローザ・ルクセンブルグの過去作3タイトルがハイレゾ・リマスタリングによって再発!!
[REVIEW]・2017年08月07日・ハイレゾで生々しく蘇る、どんと活動初期の歌声──ローザ・ルクセンブルグの過去作リマスタリング再発!! どんと(Vo.Gt)、玉城宏志(Gt)、永井利充(Ba)、三原重夫(Dr)からなる伝説のロック・バンド、ローザ・ルクセンブルグ。短い活動期間ながら強烈なインパクトを残したそのバンドは後にボ・ガンボスをはじめとしたバンドへと枝分かれしていく。そんな彼らが残したオリジナル・アルバム2枚とラスト・ライヴを収録したライブ盤がこの度ハイレゾ配信用にオリジナルのアナログ・マスター・テープからリマスタリングが施された。中でもラスト・ライヴを収録した『LIVE AUGUST』に関しては、アナログLP3枚組の当時の構成を完全再現するため、CD再発以降の同タイトルのものと比較するとフェードアウトのタイミングなどの変更が施されるなど、今までこのアルバムを楽しんで来た人も改めてこのアルバムの魅力に気付けるような仕様となっている。OTOTOYでは今作を24bit/96kHz及びDSD 5.6MHz/1bitの2つのフォーマットで配信がスタート。レヴューと共に改めて、彼らが残したそのサウンドに触れてみてください。 86年リリースのデビ
by 岡本 貴之
【REVIEW】fhánaがTVアニメ「ナイツ&マジック」のOP曲を収録した12枚目となるシングル『Hello!My World!!』をリリース!!
[REVIEW]・2017年08月02日・自らの手で作り出す、「新しい世界」──fhána12枚目となるシングルのハイレゾ配信がスタート!! 4月にリリースしたシングル『ムーンリバー』の話題も冷めやらぬまま、fhánaが早くもニュー・シングル『Hello!My World!!』を発売。今回のシングルは7月より放送が始まったアニメ「ナイツ&マジック」のオープニング・テーマとして放送中。今回もアーティスト盤、アニメ盤の2つの仕様でリリースされており、それぞれ異なるカップリング曲を収録。OTOTOYでは今回のシングルも、もちろんハイレゾで配信開始! レヴューと共にお楽しみください。 2つの仕様で異なるカップリング曲を収録!!fhána / Hello!My World!!'【Track List】01. Hello!My World!!02. 君の住む街(アーティスト盤)reaching for the cities(アニメ盤)03. Hello!My World!! -Instrumental-04. 君の住む街 -Instrumental-(アーティスト盤)reaching for the cities-Instrumental-(アニメ盤)【配信形
by 純三
“ミスターシティポップス”から2017年、オニギリ・ユニバーシティ開校のお知らせ
・2017年08月03日・かせきさいだぁの新作──“ミスターシティポップ”からオニギリ・ユニバーシティ開校のお知らせ 1995年にアルバム『かせきさいだぁ』でデビューして以来、日本語ラップを援用しつつ、独自のサウンドを展開してきた、かせきさいだぁ。オリジナルとしては『ミスターシティポップ』以来、5年ぶりにリリースする5枚目のオリジナル・アルバム『ONIGIRI UNIVERSITY』。デビュー当時から、ヒップホップに影響を受けながら、いわゆるハードコアなヒップホップ・シーンともまた違った独自のポップなスタンスで作品をリリースし続けてきた彼らしい、本作もまたその名が示す通り、どこかユーモラスでポップな、そしてこの国のカルチャーのなかでしか生まれえないような“かせぎさいだぁ”ワールドを示している。さて、本作をレヴューと共にお届けしよう。 かせきさいだぁ / ONIGIRI UNIVERSITY'【Track List】01. Yes02. カンフーダンス03. CANDY POP04. BABY × 405. 常夏ココナッツ06. Chocco that I know girl07. さよならファンタスティカ08. ちょうどいい 〜Fee
by marvinkei
アイドル界にセンセーションを巻きおこせ! つばきファクトリー2ndシングルをハイレゾ配信
[REVIEW]・2017年07月26日・アイドル界にセンセーションを巻きおこせ!つばきファクトリー2ndシングルをハイレゾ配信 モーニング娘。'17やアンジュルムなどが所属するハロー! プロジェクト(ハロプロ)から、ハロプロ研修生内新ユニットとして2015年4月に結成、今年2017年2月にメジャー・デビューした9人組ユニット、つばきファクトリーの2ndシングルがハイレゾで到着! つばきファクトリーの「たくましさ・かわいさ・せつなさ」が注入された3曲は、この夏大注目の作品です! 最新シングルをハイレゾ配信!「就活センセーション/笑って/ハナモヨウ」つばきファクトリー'【配信形態】(24bit/96kHz) WAV / ALAC / FLAC / AAC【配信価格】(税込) 単曲 540円 【Track List】 ''01. 就活センセーション02. 笑って03. ハナモヨウ REVIEW : 就活センセーション/笑って/ハナモヨウ 今年2017年2月22日に、メジャー1stシングル「初恋サンライズ/Just Try!/うるわしのカメリア」のトリプルA面シングルでメジャー・デビューを果たしたつばきファクトリー。それから5ヶ月、待望の2ndシングルは