2016/08/22 15:08

ボナンザグラム『テアトルe.p.』全曲、フリー・ダウンロード!!

平均年齢23歳にして、全国ツアーや自主企画、ワンマン・ライヴなど自ら精力的に仕掛け続けるバンド、ボナンザグラム。清涼感のある伸びやかな歌声に、爽やかなサウンドが織り成す、グッド・ミュージック。今回OTOTOYでは、彼らのEP『テアトルe.p.』を、なんと、4曲全て無料配信! 更に、2012年10月18日に下北沢ERAで行われる「BONA FES.004」(w/ keytalk、dry as dust)のチケット・プレゼントも行います! 新たなサウンドに胸を打たれて下さい!

>>『テアトルe.p.』全曲フリー・ダウンロードはこちら(期間 : 9/6~12/31)

>> ボナンザグラムの『テアトルe.p.』についてつぶやいてみよう!!

ボナンザグラム / テアトルe.p.

平均年齢23歳、ヴォーカル田村の少年性を持った透明感のある歌声に絡む、時に爽やかに、時にエモーショナルなバンド・サウンド。ポップ・ロックとしての普遍性を備えたグッド・メロディ。ギミックや手法などに頼らない、シンプルながら誰の胸にも響くフレッシュなサウンドを、フリー・ダウンロードでお楽しみ下さい!!

1. テアトル / 2. ハートは絶え間なくブルー / 3. もうわかんない / 4. アンソニー(bonus)

価格 : mp3 / HQD 共にフリー!!

2組4名様を、「BONA FES.004」に無料招待!!

BONA FES.004
2012年10月18日(木) 下北沢ERA
open 18:00 / start 18:30
adv 2,300yen / door 2,800yen
w/ KEYTALK、dry as dust

プレイガイド(9/8~) e+ / ローソンチケット[78403]

「BONA FES.004」に、抽選で2組4名様をご招待!
件名に「BONA FES.004 招待券希望」、本文に氏名、年齢、住所、電話番号、をご記入の上、info(at)ototoy.jpまでメールをお送りください。当選者の方には、追ってメールにてご連絡します。
※あらかじめinfo(at)ototoy.jpからのメールを受信できるよう、設定ください。
応募締切 : 2012年9月30日24時まで

ポップ・ミュージックの王道を真っ直ぐにいく

20代でしか出せない、そして20代にしかハマらない、大人でも青年でもない、「少年」を持った声。爽やかなギター・サウンドに深みを持たせる、その声。ボナンザグラムのヴォーカル田村友昌は、類まれな「少年」を持った声の持ち主だ。あどけなく透明感のある声で歌われる、辛辣な歌詞。そのギャップは時に、言葉の強度や説得力を増す。SEKAI NO OWARIやOver The Dogsなどがその手法をフルに活用し、成功しているバンドとして挙げられるだろう。しかし、ボナンザグラムの詞は、必ずしも大きなメッセージや主張を押し付けるものではない(ようにみえる)。より日常に沿った、誰もが一度は体感したことのあるような、鼻にツンとくる、あの景色。まぶしいぐらいにロマンティックな言葉を歌に昇華させ、丁寧なアレンジが音楽として成立させる。文字や言葉だけでは気恥ずかしいようなことも、音楽になることで、堂々と伝わる。それは、ポップ・ミュージックとして実に正しい在り方ではないだろうか。

ボナンザグラムは平均年齢23歳のロック・バンド。自作のPVには、楽器屋やスタジオ、ペット・ショップ、ライヴ・ハウス、下北沢の街などを巡る、等身大の彼らがいる。特に格好をつけたり計算をすることなく、やや演技の混じった(しかし、それが見ている人にも伝わるような)姿は微笑ましく、リアルだ。田村はPVの中で、同年代のバンド、The SALOVERSのTシャツを着ている。そんなてらいの無さも、彼らの音楽のリアリティを加速させる。彼らはこの度、自主レーベルを立ち上げてのリリースとなる。手作りのPVに精力的に開かれる自主イベント、手打ちのツアー。多くの先人たちがそうであるように、彼らもまた、自分たちの足で自分たちの手の届くところからしっかりと音楽を届けている。

今回、無料で配信される4曲はどれも、ボナンザグラムの持つ「青さ」を存分に味わえる。伸びやかなギターに直線的なベース、叩いている姿が想像出来るような溌剌としたドラム。勿論、細かい音色やフレーズ、ギターやコーラスの重ね方、アレコレ考えたであろうキメなど細かいこだわりはあるが、一貫して、聞き手を置き去りにするようなものではない。決して悪い意味でなく「どこかで聴いたことのあるような」普遍性を携えている。気持ち良いぐらいにポップ・ミュージックの王道を真っ直ぐにいく彼らのサウンド。殆どの人が一度は通ったことのある音楽であり、知っている景色、匂い。鼻にツンとくるあの感じを思い出してみて欲しい。(text by 藤森大河)

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dry as dust / ノンフィクション

中尾憲太郎(クリプトシティ ex.NUMBER GIRL)プロデュースの3rdアルバム。ジャンルに捉われず、「ロック」という大きな括りの中での本物感を追求した作品。松永による歌詞はリアルで剥き出しな言葉で綴られ、「ノンフィクション」な楽曲が詰まったアルバム。

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KEYTALK / KTEP2

2012年のテ-マは攻めるKEYTALK! 更に我が道を猛進するダンサブル&キャッチー&テクニカルな近未来サウンドにブラッシュ・アップされたハイブリッド・ポップ・ミュージックの先には彼らがいる! 今までの活動で確立したKEYTALKサウンドと今後の彼らの未知なるサウンドの方向性の橋渡し的重要作品になるであろう2000枚限定4曲入りシングル。

your gold, my pink / TEENAGE RIOT

ニューウェイヴやオルタナティヴ、USインディー・ロックを匂わせながらもカラフルでドリーミーな遊び心の効いたメロディと対照的な個性のあるツイン・ヴォーカルが混ざり合って、生み出されるサウンドはまさにファンタスティック。デビュー・アルバムとは思えない程のバラエティに富んだ全7曲。聞けば聞くほど癖になる。この飛びぬけた変幻自在のポップ・センスは気にならずにはいられない。

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LIVE SCHEDULE

2012年9月12日(水) @下北沢SHELTER
2012年9月26日(水) @池下club UPSET(名古屋)
2012年9月28日(金) @新宿LOFT
2012年9月29日(土) @新宿Motion

PROFILE

2008年、大学在籍中に現メンバーで結成。平均年齢22歳。まだまだ結成間もない頃、某ラジオ局主催の大型オーディションで最終審査直前まで進出。その後ライヴ活動と自主での音源制作を本格化させ、2009年、会場限定のデモCDリリースに伴い、渋谷LUSHにてワンマン・ライヴを決行。200人近い動員を記録する。2010年には自主制作盤『シャボン』をリリース。ライヴ・ハウスのみでの販売にも関わらず、400枚以上のセールスを記録。併せて初の全国ツアーも行い、各地で成功をおさめる。2011年10月に、『グラムロック』のレコ発イベントを下北沢ERAにて行った。(w/ The Spring Summer、THE HILLS、flight egg)。2012年1月15日には、下北沢SHELTERにて自主企画イベント「BONA FES.002」を開催。(w/ SAKANAMON、きのこ帝国、QOOLAND)。7月8日には、新宿JAMにて自主企画イベント「BONA FES.003」を開催。(w/ THE NAMPA BOYS、田中茉裕、The Cheserasera)。また、10月18日には、下北沢ERAにて「BONA FES.004」を開催する。(w/ KEYTALK、dry as dust)。

>>ボナンザグラム HP

この記事の筆者

[レヴュー] ボナンザグラム

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