スティール・パンと歌と声と沢山の楽器と仲間と

スティール・パン奏者として自身の活動を続けながら、数々のバンドの作品に参加し、UA、原田郁子(クラムボン)、七尾旅人、知久寿焼(たま)ら著名アーティストとの共演でも知られる、唯一無二の女性アーティスト、トンチ。2012年3月にリリースされた「唄」にフォーカスを当てたフル・アルバム『おたから』も大好評の中、5月1日に六本木Super Deluxeで行われた「-ほとんどCD全部再現しますツアー 東京編-」でのライヴを高音質DSDで収録。MCやメンバー紹介(石橋英子、YTAMO、山本達久、須原敬三らが参加)も余すことなく収録した、臨場感溢れるライヴ・アルバムをOTOTOY独占で配信。フジロックの出演も控えた、彼女の貴重なバンド・セットでの一夜を追体験して欲しい。

photo by 大甲 邦喜


トンチ / おたから発売記念ライヴ-ほとんどCD全部再現しますツアー 東京編-

【配信形態】
1) DSD+MP3>>>DSDの聞き方はこちらから
2) HQD(24bit/48kHz)

【価格】
1) DSD+MP3 : 1,500円(まとめ購入のみ)
2) HQD(24bit/48kHz) : 1,500円(まとめ購入のみ)


※2012年12月31日迄の期間限定配信となります。

【Track List】
01. opening / 02. 米つぶ~うどん / 03. メンバー紹介~すもぐり / 04. 2002~たね / 05. おたから / 06. PO / 07. 生活 / 08. イナズマドン! / 09. MC / 10. アイヤ / 11. そっ / 12. ラニマノウ / 13. 布農族の歌

at Roppongi Super Deluxe 2012.05.01
トンチ・フルバンド・セット:
石橋英子 / YTAMO / カメイナホコ / 山本達久 / 波多野敦子 / 須原敬三 / 小島誠也 / rokapenis(VJ)

Photo : 大甲 邦喜
Recording & Mixing : Kentaro Takahashi
Director : Taiga Fujimori(GAKA / OTOTOY)
【ダウンロードに関して】
windowsをご利用のお客さまは、標準の解凍設定、もしくは解凍ソフトによっては正常にファイルを解凍できない可能性がございます。その場合、お手数ですが別の解凍ツールを使用し、再度解凍をお試しくださるようお願い致します。7-zip(フリー・ソフト)での解凍を推奨しています。
※7-zip http://sevenzip.sourceforge.jp/
また、ファイル名が長く操作出来ない場合や、ダウンロードしたファイルに不備や不明点がありましたら、info(at)ototoy.jpまでお問い合わせください。

解凍ソフト7-zipの詳しい使い方はこちらから

おたから発売記念ライヴ@六本木Super Deluxeライヴ・レポート

18番のウグイス嬢風アナウンスで幕を開けたトンチのライヴ。この日は、彼女初の“うた”のアルバム『おたから』をバンド・セットで再現するという貴重な一夜とあって、会場は満員。DJ BINGのかけるどこの国のものか分からないメロディのダンス・ミュージック。原色に彩られた会場。六本木SuperDeluxeに、彼女の持つ無国籍なムードを具現化したかのような景色が広がる。そこに花の冠を被った裸足のトンチが飄然と現れ、友人と話しているかのような、くだけた調子の関西弁を話し始める。即興やコンテンポラリーな音楽とも縁の深い彼女だけに、ともすれば小難しく高尚なものを観るような雰囲気になってもおかしくない状況を、躊躇なく壊す。リラックスしたムードに溢れる会場を、あたたかい光のようなスティール・パンの音色が差す。

作る過程が想像出来ないような展開に、取っつきやすいわけではないメロディやリズム。しかしながら、明らかにポップ。圧倒的に朗らか。確かな技術と個性的なキャラクターを持つメンバーたちが霞むぐらいに、中心で煌めきを放つトンチ。コロコロと変わる表情に、音楽と同化しているかのような喜びに溢れた動きは妖精のよう。どこか浮世離れした存在にすら見える。そこに存在していることに違和感を抱かせるような、圧倒的な無垢。

数年前、テキサスの野外フェスティバルでbjorkのライヴを観た。特に変わったパフォーマンスをしているわけではないのに、その一挙手一投足から目が離せなかった。表情の一つが、動きの一つが全て音楽している。音楽そのものがステージ上に存在していることの違和感。確かに目の前で起こっているにも関わらず、どこか現実感がない。トンチのライヴに、bjorkのそれと似た感覚を覚えた。

トンチの唄は、幼い子供が鼻唄で作ったようでもあり、現代音楽家が綿密に構築したようでもある。生活、そして人間の温もりが丸出しの唄は、あくまで日常に寄り添ったものであることは間違いない。私たちが日々体感しているような、愛すべき日常。しかし、同時に、まるで聴いたことのないような音楽にも聴こえる。馴染みがあるようでもあり、無いようでもある。世界が幾つかあるとして、どこかの世界では当たり前に存在している唄のような。

アンコールは「布農族の歌」。布農族(ブヌン族)とは台湾の原住民の一つで、独自のブヌン語を有す部族である。「布農(ブヌン)」とはブヌン語で「人」を意味する。人間の民族。トンチはあくまで、自分の思う混じりっ気なしの「唄」を唄い、音を鳴らしているだけだ。そこに、余計なフィルターや妙な狙いは無く、等身大のトンチという人間を表しているだけ。彼女のライヴ(live=生活)を体感し、改めて自らのライヴを顧みる。当たり前のことを改めて愛してみようと思えるような、素晴らしい一夜の体験。ラニマノウ。(text by 藤森大河)

トンチ、初のうたのアルバムも配信中

トンチ / おたから

【TRACK LIST】
1. 米つぶ / 2. すもぐり / 3. たね / 4. 2002 / 5. おたから / 6. PO / 7. 生活 / 8. イナズマドン! / 9. うどん / 10. アイヤ / 11. omake / 12. そっ / 13. ラニマノウ

【参加アーティスト】
石橋英子、オオルタイチ、山本達久、波多野敦子、須原敬三、YTAMO、カメイナホコ、ピカチュウ、小島誠也

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ひとりは、樺太アイヌの伝統弦楽器・トンコリの奏者であり、世界を見つめた斬新な音作りでアイヌ音楽の可能性を切り拓いてきたミュージシャン/プロデューサー。ひとりは、唄の道を歩み続けて55年、御年76歳にして現役、“絹糸の声”を持つ沖縄民謡界の女王として君臨する唄者。誰も想像しなかっただろう北と南の出会い。

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LIVE INFORMATION

2012年7月22日(日)@南池袋ミュージック・オルグ(東京)
OPEN 18:00 / START 18:30
TICKET : ADV 1800円 / DOOR 2000円 (ドリンク別)
LIVE : おにんこ!+河野円 / トンチ / DX-OPQ / Solid Afro

2012年7月27日(金)@フジロックフェスティバル(GYPSY AVALON)
LIVE : トンチ・ミニ・バンド・セット(カメイナホコ / 小島誠也)

2012年7月28日(土)@BAGUS(和歌山)

2012年7月29日(日)@旧グッケンハイム邸(兵庫)
OPEN 15:00 / START 15:30
TICKET : 学生(または22歳以下)3000円 / 一般 3500円 / 当日 4000円
LIVE : テニスコーツ / オオルタイチ+ウタモ&トンチ / BRAZIL+鈴木裕之+catchpulse / 三田村管打団?... and more!!
DJ : 金本武志(蒼月書房)

PROFILE

トンチ
小さい頃からピアノを習う。1998年からスティールパンを始め、2ヶ月後に訳も分からず発祥国トリニダードへ。 「上手くなったらチームに入れたるわ」と言われ日本でがんばる。2003年再びトリニダードへ。 約1年間、インベイダーズというチームに入り活動。 エクソダスのメンバーとカリブの国々でカーニバルの演奏ツアーをし… 帰国後、ソロ活動・作詞作曲・セッションや、 OOIOOや朝崎郁恵さんのレコーディングの手伝いやUAの演奏、クラムボン原田郁子とセッションを行う。

>>>トンチ official website

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レヴュー

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